2008年09月27日

ジュニアユース、決勝へ

今日は高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会の徳島県予選準決勝を
見るために、朝から徳島市球技場サブグラウンドへ行ってきた。気温が下がり、
風は秋らしくなったが、陽射しが強いので雲が切れると暑い。四国予選には
上位2チームが出場できるので、準決勝2試合は代表決定戦ということになる。

第一試合は川内中対プルミエール徳島SC。
川内中は徳島県U-15リーグでは2部に所属しているが、準々決勝で1部優勝の
徳島FCリベリモに3-1で快勝し、勢いに乗っている。今大会の台風の目だ。
対するプルミエール徳島は元大塚FCの関口泰章(関口ユースコーチの弟)が
監督を務める強豪で、上位進出の常連クラブ。昨年も決勝でヴォルティスの
ジュニアユースに完敗したものの、四国予選に進出している。

立ち上がりは個人技で上回るプルミエールが圧倒し、1分には7番の左CKから
こぼれ球を拾った7番が左からシュートしたが、クロスバーを越えた。

しかし川内中は4分、相手のバックパスを奪って左からシュートを放った。
これは左サイドネットを揺らしただけだったが、6分には10番のFW烏野が
右サイドで相手DFに競り勝ち、ドリブルからシュート。これが決まって
川内中が先制した。

プルミエールは7分に13番がゴール正面からシュートを放つがクロスバーの上。
その後は積極的なプレスとシンプルな速攻が身上の川内中がペースを握り、
9分には烏野が正面から強烈なシュート。これはプルミエールのGKが弾いた。
14分にも川内中のシュートをプルミエールのGKが体を張って防いだ。
15分には川内中の選手が左へ抜け出してGKと一対一の決定機を迎えたが、
シュートはポストの右へ外れた。

劣勢だったプルミエールは17分、相手のDFとGKの連係ミスを見逃さず、
矢野がボールを奪うと左から無人のゴールへシュートを決めた。
ここからはプルミエールが攻勢をかけ、21分には左スローインから4番が
シュートを放ったが、GKが弾き出した。その後も次々とロングシュートを
放って川内中ゴールを脅かし、26分には4番が左からいいクロスを入れたが、
ゴール前の選手はシュートできず。

スローインを受けるプルミエールの4番

対する川内中は28分、5番がスルーパスに反応して右から抜け出したが、
シュートはプルミエールのGKにキャッチされた。川内中は33分にもFKを
ゴール前へ放り込んで左からシュートを放ったが、クロスバーを越えた。

結局、1-1の同点で35分ハーフの前半を終了。内容的にも一進一退の好ゲームだ。
フィジカルやスピードなど個人の力ではプルミエールの選手が上回っているが、
川内中はチーム戦術が徹底されており、シンプルで効果的な攻めを見せている。

後半、まずは3分にプルミエールが相手のクリアミスからシュートを放つが、
これはGKの正面を突いた。その後は川内中が一気に攻勢をかける。
4分には6番の丸岡が左へ流れながら裏へ抜け出し、フリーでシュートを放つが、
プルミエールのGKがかろうじてボールに触り、枠外へ弾き出した。
しかし6分、丸岡が右から放ったループ気味のシュートがゴール左上に決まり、
川内中が勝ち越しに成功。

川内中の6番・丸岡のヘディング

7分には川内中の8番の左クロスに烏野がゴール正面で頭で合わせたものの、
この決定的なシュートはクロスバーを越えてしまう。それでも11分に丸岡が
右サイドで相手DFを抜き、右からクロスを入れると、これにニアサイドの
烏野がきれいに合わせてゴール。川内中が3-1とリードを広げた。

苦しくなったプルミエールはそこから反撃を見せるが、攻撃が遅いため、
なかなか相手の守備を崩せない。逆に川内中は22分、こぼれ球を拾って
ループシュートを放ったが、これはクロスバーの上へ。

そして23分、川内中は丸岡がスルーパスに抜け出したが、ペナルティエリアの
直前まで侵入したところで相手選手に倒されて転倒。頭を打って意識を失い、
担架で運ばれて行った(試合後に救急車で搬送された)。

5分間の中断の後、ゴール正面からの川内中のFKはクロスバーの上へ。
その後も川内中が攻め込むが、追加点はならず。

逆に34分、プルミエールはカウンターから弘田が抜け出して一対一を決め、
1点差に追い上げた。しかし反撃もここまで。川内中がリードを守りきり、
3-2で勝って決勝進出と四国予選進出を決めた。

続いて第二試合は、徳島ヴォルティスジュニアユース吉野川と
徳島ヴォルティスジュニアユースのヴォルティス下部組織対決。

両チームは昨年のこの大会でもグループリーグで対戦しているが、
このときはジュニアユースが7-0で吉野川を下した。1年ぶりの再戦は
四国予選進出を賭けた大一番。これは見逃せない。

ユニフォームの色は両チームのキャプテン(ジュニアユースはFW西岡、
吉野川はFW金泉)同士のじゃんけんで決められ、勝った吉野川は青を選択。

試合前に整列する両チーム

吉野川のスタメンは以下の通り。
GKは板東俊、DFは右から芦田、廣瀬、坂東、酒巻。
MFはボランチに坂本と小西、右に竹本、左に三浦。FWは金泉と板東泰。

対するジュニアユースのスタメンは以下の通り。
GKは三好、DFは右から芦田、近藤、米田、春木。MFはボランチに立岩、
右サイドに吉崎、左サイドに大和、トップ下に森脇。FWは西岡と宮井。

吉野川は立ち上がりから積極的に攻めて主導権を握る。
まずは3分、MF小西のパスにFW金泉が抜け出し、GK三好をかわしたが、
左から放ったシュートはゴール直前で相手DFにクリアされてしまった。
さらに、直後の左CKにDF坂東が頭で合わせたが、ポストの右に外れた。

ジュニアユースはFW西岡のポストプレーを起点に攻撃の組み立てを図り、
12分には西岡からフリーでパスを受けたMF大和が左でGKと一対一になった。
しかし吉野川のGK板東俊はシュートをみぞおちに受けながらもキャッチ。

先制してペースを握りたい吉野川は16分、DF芦田のロングフィードに
FW板東泰が右へ抜け出し、GK三好との一対一からシュートを放ったが、
これはポストの左へ外れた。

パスの出しどころを探す吉野川DF芦田

20分には裏へ抜け出した金泉を止めようとしてジュニアユースのDFがファウル。
しかし21分に金泉が自ら蹴ったFKはグラウンダーでGKの正面を突いた。

その後はジュニアユースが一方的に攻め立てる。22分には西岡が裏へ抜けて
GKと一対一になる決定的な場面を迎えたが、シュートはクロスバーを越えた。
さらに25分にはこぼれ球を拾ったMF吉崎がシュートを放つもGKの正面へ。
同じく25分にDF春木の左クロスから西岡がゴール前で粘ってシュート。
しかしこれもGK板東俊が弾いた。31分にもフリーの春木がこぼれ球を拾い、
一対一からシュートを放ったが、またも板東俊がスーパーセーブ。
33分には右クロスに西岡が頭で合わせたが、吉野川のDFが体を寄せて
西岡にフリーで打たせず、シュートはクロスバーを越えた。

結局、0-0で35分ハーフの前半を終了。両チームに先制のチャンスがあったが、
どちらも決めきれなかった。とくに吉野川のGK板東俊の活躍は見事だった。

活躍が光った吉野川のGK板東俊

後半の頭からジュニアユースの山田コーチが動いた。
トップ下の森脇に代えて桑島を投入。プリンスリーグで高校生にもまれて
戦ってきた桑島を中学生一人で止めるのは難しく、吉野川はどうしても
局面局面で数的不利を強いられることになる。

まずは開始10秒、吉野川の金泉がキックオフからドリブルで一気に攻め込み、
そのままシュートを放ったが、ポストの左へ外れた。

その後は桑島の加わったジュニアユースが一方的に攻勢をかける。
3分に吉野川のクリアミスからFW宮井がシュートを放つが、ポストの左へ。
同じく3分に吉崎が右からシュートを放つが吉野川のGK板東俊がセーブ。
しかし4分、DF芦田が右サイドからゴール前へロングボールを放り込むと、
大和がゴール左で合わせてジュニアユースが先制した。

さらに7分、ジュニアユースの選手が左から抜け出してシュートを放つと、
これがクロスのようにゴール前を横切り、詰めていた桑島がゴールを決めた。

苦しくなってきた吉野川は7分に竹本をベンチに下げて1年生の西岡を投入。
さらに11分には芦田に代えて1年生の美馬を右SHに入れ、西岡は右SBへ。
そして14分には小西が左SHへ、三浦がボランチへとポジションチェンジ。
18分には板東泰に代えて新藤を投入した。

それでもジュニアユースの攻勢は続く。19分にはゴール前でパスを受けた
桑島が抜け出すが、シュートはGK板東俊がセーブ。20分には右CKから
ファーサイドに西岡が飛び込んだが、ヘディングシュートは左に外れた。
吉野川はジュニアユースの華麗なパス回しに翻弄されて反撃もままならない。

25分、吉野川は坂本を下げて、一度退いた板東泰を再びピッチへ戻した。
(この大会ではいったん退いた選手の再出場が許されている。)
ジュニアユースも吉崎に代えて武田、春木に代えて入交を投入した。

とにかく点を取らないことには始まらない吉野川は28分、西岡をSHに上げ、
より攻撃的な3バックのシステムに移行する。しかし失点のリスクも増え、
ジュニアユースは31分にMF武田の右クロスに西岡が合わせて決定的な3点目。
これでほぼ勝負は決した。

ジュニアユースは33分、宮井に代えて中川を、大和に代えて西岡田を投入。
ロスタイム0分にはGKを三好から森に代え、同時に芦田を下げて鈴江、
西岡に代えて佐野を投入した。

ロスタイム3分、ジュニアユースは右サイドを崩して放ったシュートが
ポストに当たって跳ね返り、これをMF立岩がシュート。これが吉野川の
DFに当たってゴール右へ決まった。

4-0で試合終了。終わってみればジュニアユースが地力を発揮して快勝した。
吉野川は前半よく食らいついて互角の戦いを演じたが、最後は力の差を
見せられて完敗した。ただ、本当によく戦ったと思う。胸を張ってほしい。
このチームの試合をもう見られないのは残念だが、一人でも多くの3年生に
ユースに上がってきてもらって、また応援したいものだ。

そして勝ったジュニアユースは四国予選進出を決め、明日は決勝戦を戦う。
今年も四国予選を通過して全国大会に進んでくれることを期待したい。

第20回高円宮杯徳島予選結果
高円宮杯 第20回全日本ユース(U‐15)サッカー選手権大会徳島県予選 結果について

◎高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会徳島県予選準決勝
 2008年9月27日10時キックオフ
 (徳島市球技場サブグラウンド)=35分ハーフ

川内中 3(1−1)2 プルミエール徳島SC
     (2−1)

得点:川=烏野(6分、46分)、丸岡(41分)
   プ=矢野(17分)、弘田(69分)

◎高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会徳島県予選準決勝
 2008年9月27日11時45分キックオフ
 (徳島市球技場サブグラウンド)=35分ハーフ

徳島ヴォルティス    0(0−0)4 徳島ヴォルティス
 ジュニアユース吉野川  (0−4)   ジュニアユース

得点:徳=大和(39分)、桑島(42分)、西岡(66分)、立岩(69分)

(徳島ヴォルティスジュニアユース吉野川)
GK 板東俊
DF 芦田(→46分、美馬)
   廣瀬
   坂東
   酒巻
MF 坂本(→60分、板東泰)
   小西
   竹本(→42分、西岡)
   三浦
FW 金泉
   板東泰(→53分、新藤)

(徳島ヴォルティスジュニアユース)
GK 三好(→69分、森)
DF 吉崎(→69分、鈴江)
   近藤
   米田
   春木(→60分、入交)
MF 立岩
   芦田(→60分、武田)
   大和(→68分、西岡田)
   森脇(→35分、桑島)
FW 西岡(→69分、佐野)
   宮井(→68分、中川)


posted by ナカヲ at 13:26| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Soccer 2008-2/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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