第二試合は高松北高(香川)対桐蔭学園高(神奈川)。
桐蔭学園は前回大会まで3年連続でベスト4に入り、3年前には準優勝も
経験している強豪中の強豪。シード校でないのが不思議なくらいだ。
対する高松北は、過去に花園で一度しか勝ったことのない香川県の代表校。
四国の学校なので、ワンサイドゲームは覚悟の上で高松北の試合を選んだが、
予想通り、力の差は明らか。立ち上がりから高松北のタックルが桐蔭学園の
力強い突破に全く通用せず、あっという間に点差が開いていく。
しかし高松北もよく粘り、前半16分にはSO長谷がハイパントを蹴り込んで、
相手FBのキャッチミスを誘った。こぼれ球をCTB徳田がインゴールで
抑えてトライを挙げ、長谷がコンバージョンゴールも決めて7点を返した。
さらに守備でも次第にタックルが決まり始めたが、それでも力の差は歴然。
結局、桐蔭学園が前半に6トライ1ゴール、後半にも6トライ3ゴールを挙げ、
68-7で快勝した。相手キッカーがもっと上手なら点差はさらに開いただろう。
高松北、健闘及ばず/全国高校ラグビー
四国勢はすでに昨日、新田高(愛媛)と高知中央高がいずれも大量失点で
初戦敗退を喫しており、2回戦に勝ち上がったのは貞光工のみとなった。
四国の他のチームの分まで、貞光工には頑張ってもらいたい。
第三試合は第二グラウンドへ移動して、長崎北高対秋田中央高を観戦した。
長崎と秋田というレベルの高い県の代表同士の激突で、好試合が期待される。
前半19分までに秋田中央が2トライ2ゴール1PGを決めて17-0とリードしたが、
そこから長崎北が反撃に転じ、24分にトライとゴールを決めて7点を返した。
さらに長崎北はロスタイムにもチャンスを迎えたがスローフォワードで逸機。
後半はまず秋田中央が5分にWTB鈴木智の今日2本目となる独走トライで
24-7とリードを広げたが、長崎北も17分までに2トライ1ゴールを返して
19-24と追いすがる。点差は5点。これで勝負は全く分からなくなった。
しかしその後は秋田中央が長崎北の攻めをしのぎ、2回戦へ勝ち上がった。
第四試合はメインスタジアムへ移動し、江の川高(島根)対東京高を観戦。
前半は江の川がやや優勢で、11分に相手のインゴールへキックを蹴りこみ、
これを抑えようとした東京の選手が転んだため、絶好の先制機を迎えたが、
江の川の選手はボールを弾いてノックオン。惜しいチャンスを逃した。
ずっと攻められていた東京は16分にCTB新井が走り込んで先制トライを決め、
5-0とリード。江の川も25分に中央の好位置からWTB渋谷がPGを決めて
2点差まで追い上げたが、ロスタイムのチャンスはトライにあと一歩届かず、
3-5と2点ビハインドで前半を終了。
後半4分、東京はキックのボールを拾ったWTB栗田が左へトライを決め、
10-3と突き放した。しかし江の川もキックチャージから敵陣深くへ攻め込み、
東京の守りに苦しめられたものの、12分にSH茂野がペナルティキックから
自らボールを持って飛び込んでトライ。ゴールは外れたが、8-10と追い上げた。
さらに24分、江の川はやや左寄りでペナルティをもらい、逆転PGを狙ったが、
これは無情にもポストの右へと逸れて行った。その後、江の川の最後の攻撃も
東京の守備にじわじわと押し戻され、結局、そのまま東京が逃げ切った。
今日のラグビー観戦で、今シーズンのスポーツ観戦は最後になる予定だが、
接戦が多くてとても楽しめた。そして何より、貞光工の勝利に感激した。
徳島県代表の全国大会での勝利を見たのは生まれて初めてだったから。
(2年前の城東高の勝利は仕事で見られず、その前は生まれていなかった。)



