2009年01月18日

初の屋内ラグビー観戦

今日はホームズスタジアム神戸でラグビーのトップリーグ最終節を観戦。
ホームズスタジアムでサッカー以外の球技を見るのは初めてだ。

ホームズスタジアム神戸の外観

また、ラグビーを屋内型のスタジアムで観戦するのも今日が初めてで、
かなり違和感があった。ただ、試合中には雨が降っていたようなので、
屋根のあるスタジアムで良かった(試合前も試合後も雨は止んでいた)。

社会人スポーツの常で、各チームとも受付ブースを出していたが、
ヤマハ発動機ジュビロは選手実演の分かりやすいルールガイドを配布し、
これがなかなかの出来だった。

ヤマハ発動機ジュビロのブース

また、クボタスピアーズと神戸製鋼コベルコスティーラーズはマスコットの
着ぐるみも来ていた。ヴォルティスのスタッフにもぜひ参考にしてほしい。
個人的には、クボタのはアリだが、神戸製鋼のはナシだ。

スタジアムのマスコット(左)、クボタのマスコット(右) 神戸製鋼のマスコット

また、バックスタンド側には消防車と消防署絡みのマスコットも登場。
子どもが実際に消防車の運転席に乗って写真を撮れるとのことで好評だった。

消防車とマスコット

第一試合は9位の近鉄ライナーズ対6位のクボタスピアーズ。
どちらも残留は決まり、プレーオフに進める4位以内の可能性は消えたので、
6位までに与えられる日本選手権出場権を賭けた戦いということになる。
クボタは4トライ以上で勝てば他の試合の結果に関わらず6位以内が決まる。
近鉄は4トライ以上、8点差以上で勝ち、なおかつ他会場の結果次第という
非常に厳しい条件を課せられているが、望みある限り戦うしかない。

近鉄ライナーズ対クボタスピアーズ ビジョンでスタメン発表

前半はクボタが押し気味で、まずは3分にSOドゥラームのPGで3点を先制。
7分にNo.8ケフがシンビンとなるも、14分にドゥラームが右からPGを決め、
6-0とリードを広げる。

近鉄はマイボールのラインアウトをほとんど奪われて苦戦を強いられるが、
自陣インゴール目前で何度もボールを取り返し、トライだけは許さない。
そして17分、ようやく訪れたチャンスにSO重光が左から抜け出してトライ。
自らゴールも決めて7-6と逆転に成功した。

ラインアウトはクボタの完勝

しかしクボタは34分にかなり距離のある正面からのPGを決めて9-7と逆転、
さらに前半のラストプレーで近鉄SH金がペナルティでシンビンとなり、
これで得た左寄りからのPGも決めて12-7と突き放した。

ハーフタイムには、スタジアムのマスコットが急に倒れるという芝居で、
消防署のマスコットとクボタのマスコットがAEDを使った救命処置の
手順を実演するパフォーマンスがあった。

AEDを使った救命救急の実演

後半の立ち上がりは、数的優位に立ったクボタが一気に敵陣へ攻め込み、
2分に正面からPGを決めて15-7、5分にはラインアウトから右へ展開して
最後はFB柴原が右にトライ。ゴールも決めて22-7とさらにリードを広げる。
クボタはその後も12分と22分にドゥラームがPGを決めて、28-7とした。

トライの表示

近鉄は27分にCTBマイレーがトライしたかに見えたが判定はノックオン。
31分に金がトライを挙げ、重光のゴールも決まって14-28と追い上げたが、
反撃もここまで。クボタがトライ数で下回りながら28-14で勝利を収めた。

ファイナルスコア

バックスの力では近鉄が上回っていたが、FW戦とセットプレーは完敗。
そして自陣で犯したペナルティをことごとくPGに結び付けられてしまった。
敗れた近鉄は、4年ぶりのトップリーグで過去最高の9位でシーズンを終了。
復活への足掛かりとしてはまずまずのシーズンだったのではないだろうか。
上位8チームには全敗、下位5チームには全勝ということで、良くも悪くも
実力通りの結果が多かった。来シーズンは6位以上を狙いたい。

クボタは勝ったが、「4トライ以上」という条件をクリアできなかったため
(というより、PGばかり狙っていて、最初からクリアする気がなかった)、
この時点でNECグリーンロケッツに抜かれて日本選手権出場は第二試合の
ヤマハ発動機ジュビロの結果次第ということになった。ヤマハの勝ち点が
1点以下ならクボタ、2点以上ならヤマハが日本選手権出場だ。

ちなみに、この試合で笛を吹いた藤レフリーは、すぐにプレーを止めるので
見ている方としてはあまり面白くなかった。日本のトップの試合を裁くなら
そのあたりは改善してほしいものだ(第二試合の相田レフリーは良かった)。

第二試合は4位・神戸製鋼コベルコスティーラーズ対5位・ヤマハ発動機ジュビロ。
神戸製鋼はすでに日本選手権出場を決めており、プレーオフに出場できる
4位を確保するためには、この試合で引き分け以上か、負けても7点差以内で
なおかつ4トライ以上を挙げる必要がある。

一方のヤマハ発動機ジュビロは、勝ち点差4以上をつけて神戸製鋼に勝てば
4位に入れるが、もし敗れた場合は7点差以内でなおかつ4トライを挙げないと
7位に転落して日本選手権出場すらかなわないというスリリングな状況だ。

まずは5分と13分に神戸製鋼のFBデルポートが正面からのPGを決めて
6-0とリードしたが、ヤマハも22分に裏へのキックをCTB三角が左寄りで
押さえてトライを奪うと、27分にはFB五郎丸が左寄りにトライを決めて
10-6と逆転した。しかし五郎丸のキックはどちらも失敗。

ヤマハは35分に自陣でペナルティを繰り返し、FLソーンがシンビンとなったが、
ゴールライン目前での攻防を何とかしのぎきり、10-6とリードして前半終了。

ラインアウトの攻防

しかし後半は立ち上がりから数的優位に立った神戸製鋼が一気に反撃し、
1分に連続攻撃で左右に展開して最後は左寄りにPR平島が逆転のトライ。
デルポートのゴールも決まって13-10とした。

ヤマハも8分に左寄りでPGを得たが、これを五郎丸が右に外してしまう。
神戸製鋼も16分にデルポートが今日初めてPGを外したが、19分のPGは
右寄りからしっかりと決めて16-10。

その後はヤマハの反撃が続いたが、肝心なところで必ずミスやペナルティで
ボールを失い、チャンスを潰し続ける。そして後半の残り時間もあとわずか。
ヤマハは2トライを挙げれば4トライとなって逆転で4位に滑り込めるが、
残り時間から考えて2トライは絶望的な状況だ。せめて1トライ1ゴールで
逆転勝ちして、勝ち点を4にしなければ日本選手権にすら進めない。

しかし終了間際の39分、ヤマハは自陣深くで回そうとしたボールをこぼし、
これを神戸製鋼PR山下が押さえてトライ。ラストプレーのホーンが鳴り、
デルポートのゴールが決まって23-10となったところで試合終了。

神戸製鋼が試合巧者ぶりを遺憾なく発揮し、13459人を集めた一戦を制した。
敗れたヤマハはプレーオフ・トーナメント出場の4位以内に入るどころか、
日本選手権にすら出場できない7位に終わってしまった。


posted by ナカヲ at 17:13| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Rugby Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。