2009年02月01日

サポーターズカンファレンス開催

徳島スポーツビレッジでJFAプレミアカップ徳島県予選決勝を観戦した後、
隣にある「あすたむらんど徳島」の子ども科学館内特別展示室へ移動して
サポーターズカンファレンスに出席した。昨年までは対話集会という名前で
3年間で計6回開催され、今回が7回目になる。

対話集会の案内 会場の子ども科学館

社長が交代してから初めての集会ということで、大勢のサポーターの参加が
期待されたが、集まったのは80名ほどで、思ったより少なく残念だった。

徳島ヴォルティスからは新田広一郎社長と中田仁司強化育成部長をはじめ、
計9名のクラブスタッフが出席し、社長と中田部長が正面のエンブレム前で
チーム作りについての説明や質疑応答などを行った。

開始前の会場の様子

質疑応答はいつも通り、伊藤営業部長の司会進行でチーム関係の質問と
それ以外の2部構成で行われ、予定を15分ほどオーバーして15時15分まで
2時間15分にわたって有意義な対話が行われた。
「6位以内目指す」 サポーターと対話集会

まずは新田社長から挨拶。
「昨年12月10日から代表取締役社長を務めている。
徳島市内の津田町出身で、津田小学校からサッカーをはじめ、津田中学校、
徳島商業高と高校まで徳島でサッカーを続け、順天堂大学へ進学した。
縁があって大学4年時が大塚製薬サッカー部の強化初年度にあたり、
声をかけてもらって大塚製薬で5年間プレーした。
その後、東京でスポーツイベント、セミナー等、サッカーだけではなく
幅広いスポーツ関係の仕事に15年間携わった。
今回、こういった形で徳島に帰ってくることになった。
徳島県外に出て自分の故郷・徳島が好きだと思えるようになった。
皆さんと一緒に大好きな徳島を盛り上げていきたい。」
「5年目のヴォルティスのスローガンは『KEEP GOING FORWARD -前進あるのみ-』
とした。過去3年間は皆さんの期待に添えない結果だったと感じており、
今年は立ち止まらずに前進していく。失敗を恐れずにチャレンジし、
クラブ一丸となって戦っていきたいと考えている。
皆さんのご声援をいただきたい。」
「チームに関して、詳しくは中田強化育成部長から話すが、
今年度はチームの強化にこれまでにない投資をしている。
今年度のJ2は3チームが昇格して18チームになるが、6チームごとにABCと
ランクを区切ったうちのAランクを目指していけるように準備している。
ぜひ皆さんのご声援をよろしくお願いします。ありがとうございました。」

続いて伊藤部長から、今日のカンファレンスのスケジュールと、
名称変更の意図についての説明があった。
「過去、『対話集会』という名前で案内していたが、
今回から『サポーターズカンファレンス』という名称に変更した。
今まで以上に皆さんから忌憚のない意見をいただくとともに、クラブ側からも
皆さんにいろいろ意見を伺い、より広く深いコミュニケーションを取りたい
という意図での名称変更であると理解してほしい。」

続いて中田強化育成部長から今シーズンについての報告、説明。
「昨年までは強化部長としてトップチームの強化に携わっていたが、
今シーズンから組織変更になり、強化育成部長として育成の方にも
携わることになった。今まではユースのカテゴリは育成普及の枠内だったが、
ピラミッド形式のトップチームの強化のところへ育成まで含めることになり、
強化育成という区切りにして、普及は別の区切りにした。
育成のコーチングスタッフも私の管轄下で指導していくことになる。」
「皆さんも今シーズンのチームづくりについて聞きたいと思うので簡単に説明する。
3年連続最下位のチームから脱却しないといけないので大改革した。
たくさんのメンバーが去り、たくさんのメンバーが入った。
実際に戦うのは選手なので、選手の質を高めるために大きな補強をして
チームを作っていきたいと思っている。社長から『強化に投資した』
という話もあったが、予算に応じてそれなりの選手を補強したつもり。
ただ、理解してほしいのは、最下位のチームなのでオファーを出したり
お金を積んだりしても、入ってくれるとは限らないということ。
それでも、TSVのグラウンドに階段席や屋根付きの見学スペースを作ったり、
食堂と観覧席の付いた建物を作ったり、ロッカールームにはシャワーだけでなく
風呂を作って交代浴で選手の疲労を取れるようにしたり、
そういったハード面の整備はできたので、それをアピールして
『ここでならプレーできる、苦しんでいる徳島のために頑張る』と
言ってくれる選手を集めてきた。J1のクラブで契約満了になって、
行くところがないから徳島に来た、というような選手はいない。
徳島の活性化につながるチーム作りをクラブともども目指しているので、
徳島を愛してくれるメンバーを呼んできたつもり。
『ちょっと弱いチームでやってやろうか』などという生半可な考えの選手は
一人もいない。そういう考えの選手から話もあったが、そんな選手は
ここで力を発揮できないので断った。ここでは移動も大変だし、
J1のトップレベルのような環境は整っていないので、やっていくうちに
ほころびが出てきて、チームにとってマイナスの要素も出てくる。
それでもしっかり自分の信念を持ってチームのために頑張れるメンバーを集めた。
彼らは今までもらっていたお金よりもずっと少ないお金で来てくれたと確信している。
だからこそ、ここで必ずいい成果を上げてくれるメンバーだと思っている。
新卒選手も、東海大、神奈川大という関東のチームで苦労している
メンバーを集めた。高校・大学サッカー界で飛びぬけた選手がほしいのは
当然だが、そういう選手はJ1のトップレベルのチームに行く。
それでも私はここで戦えるメンバーという目で見て、そういう人材が
今回は大卒で3人、高卒で1人になった。鳴門高校の石川選手は、
徳島ヴォルティス(筆者註:正確には大塚SS)のジュニア、ジュニアユース、
鳴門高校を経て、再びヴォルティスへ初めて新卒の地元出身者として
入団することになった。おそらく皆さんも知っていると思うし、
彼の小さい頃を見ていたコーチングスタッフもいて、彼らの話を聞くと
『まだまだプロでは・・・』という声もある。ただ、私は選手が可能性を
秘めているかどうかという目でずっと見ていた。彼が3月にTSVで
練習試合をしている時に見て、パッと見た瞬間に『こいつは違う』と思った。
何試合か見ているうちに、極端に言えば、ヴォルティスを背負ってくれる
人材になりうるのではないかと思うようになった。それがいつかは分からないが、
3〜5年後にしっかりとしたメンタルを持ってプロとして臨んでいれば
そうなるのではないかと思う。地元出身者は、他に大西選手、阿部選手、
林選手と計4人がいる。他のチームには徳島県出身で有名な選手もいるが、
彼らは年齢が高いので(徳島に戻って)プレーできても1〜2年かもしれない。
しかし、今いる徳島出身のメンバーは若く、これから10年はこのチームを
背負ってくれる逸材だと思っている。皆さんがより応援できるメンバーだと思うので、
そういうところにも目を配ってほしい。」
「チーム作りについては、すべてのポジションを補強した。
GKは3名が退団して4名が入団した。昨年の試合を見て問題点は
はっきりしていたと思うので、はっきりと変えた。それがプロの世界。
皆さんも応援している選手がいたと思うが、今シーズンに向けての
チーム構成に合わないと判断された選手は退団することになった。
中には何試合も出ている選手がいたかもしれないが、
それは今シーズンからの構想に入らなかったということ。
そして、今シーズンからの戦いに挑んでいけるメンバーが残り、
そこへ新たに、ここで戦えるメンバーを連れてきたつもり。
実際に練習を見たら分かると思うが、昨年までとは立ち姿が違う。
プロというのは見て違いが分かるくらいでないといけない。
昨年はセカンドとトップが隣のグラウンドで練習していたら、
見た目ではどっちがどっちか分からなかった。それは本来ありえないこと。
でも今年は一目瞭然のはず。体つきも大きいが、それ以上に立ち姿が違い、
プロとして姿勢がよく、貧弱な選手はいない。明確にメンタルが強い。
そういう意味でもグラウンドで選手を見てもらいたい。プレーの質も全然違う。
実際に徳島商業と練習試合をしたが、8-0だった。
高知キャンプで4日ほど前に高知中央高校と練習試合をしたが、8-0だった。
昨日は高知大と練習試合をしたが、45分で4-0、次の45分で6-0(筆者註:正確には5-0)、
最後に若い選手で変則的に30分を1本戦って1-1だった。
高知大も昨年の全国大会でベスト4に入っている強豪チームだが、
スコアだけではなく、それ以上に差が歴然としていた。
昨年は宮崎キャンプで鹿屋体育大に負け、J1チームのサテライトにも負け、
勝ち試合は記憶にない(筆者註:4戦全敗だった)。
つまり、最初から昨年とは違うということ。まだチームとして
コンビネーションは合わせていないし、戦術も浸透させていない段階だが、
個の能力だけで戦ってもそれだけの差があるということ。
十分に期待してもらっていい。先ほど社長からも話があったが、
18チームをABCに分けたうちのAランクを目指している。
昨年は(目標順位として)一桁という言葉を投げかけ、9位も一桁、1位も一桁、
という言い方をしていたが、どう見ても8〜9位という認識だったと思う。
そういう認識が我々も甘かった。中途半端に一桁(順位)、真ん中くらいでいい、
という考えではダメだった。我々は今年はAランクの上位を目指して
やろうと思っている。今年から3位までは自動昇格で入れ替え戦はないので、
最後は勝ち点や得失点差の微妙な争いになると思うが、チャンスがあれば
3位とか2位へ入り込みたい。ただ、優勝とは言っていない。
今シーズンはまずそこを目指して、思い切って、スローガンにあるように前へ行く。
そういうチームだと思って後押ししてほしい。
昨年の四国ダービーなど応援のすごいときは選手が自然に動いて行く。
今年のメンバーはその声援をさらに糧にする。
そういう経験者が多いので、毎試合糧にするはず。
なので皆さんもぜひピッチで『行け』という言葉を投げかけて応援してほしい。」

伊藤
「いつも通り、前半部分はチーム全般についての意見、質問を受け付け、
後半はそれ以外のこと、会社の運営やスタジアムの環境等について、
皆さんの知恵を借りたい。」


「3年連続最下位を受けて、上位を目指すのは大歓迎。
いきなり昇格するのはどうかという思いはあるが、J1で戦うことを
夢見ているので、ぜひ近いうちに実現させてほしい。」
「今、外国人枠が空いている。一人は入ると強化部長が言っていたと思うが、
その他はどういうメンバーを考えているのか、腹黒い人と思っているので(笑)
応えられる範囲で教えてほしい。」

中田
「腹黒い中田です(笑) 外国人の補強は考えているが、
今回加入したメンバーでも羽地や徳重、以前からの選手でも菅原、林、
石田、大島、若い大西 − 昨年ベストゴールに選ばれて、1ゴールだけで
天狗になっているが(笑)− がいるので、彼らと共存できる、
または彼らにないものを持った選手でないと補強にならない。
実際に一人は決まっていて、宮崎キャンプに間に合わせる予定で、
数日中には来日する。外国人選手はメディカルチェック等を受けて
正式に契約しないと何が起きるか分からないので、今は名前の発表は
さし控えたい。いろいろなところで噂が出ているようだが、
それが正解かどうか答えるのもやめておく。彼は184〜5cmで年齢はまだ若い。
皆さんの方がよく知っていると思うが(笑) 外国人枠は3人枠に加えて
今シーズンはアジア枠があり、DFペ・スンジン選手がそれに決まっている。
西河選手がレンタル移籍だったので、3年間徳島で培った力をレンタル元の
広島で発揮したいということで残念ながら抜けてしまった。
そこで名前も実力もあってハードな選手であるペ・スンジン選手を獲得した。
警告・退場の非常に多い選手なので、皆さんからも注意してほしい。
彼はアジア枠に入るので、外国人はあと3人登録できる。そのうち1人は
決まっていて、あと2人入れることが可能だが、今のメンバー編成を見て、
急きょ新たに外国人選手を入れる必要はないと判断している。
まず日本人レベルでのコミュニケーション優先で、慌てる必要はない。
ただ、実際に入れないというわけではなく、調査はしているので、
合う選手がいれば獲得の意思はある。ただ、背番号はそのために空けて
いるわけではない。新外国人選手が10番をつけるのはほぼ決まっているが、
9番が空いているのは別の理由による。昨年は林選手が9番をつけていたが、
怪我をしてしまったのでジンクスを避けるために本人の意思で9番は外してくれ、
1をつけて19番にしてくれ、という話になった。昔19番をつけていたようだ。
そこでいきなり9番が空いてしまっただけで、外国人のために空けて
いるわけではない。13番は、日本人のくせして縁起が悪いと言って
つけたがらない選手もいて、空いてしまった。もともとはここに入る予定の
日本人選手がいたが、12月末の最終交渉の末に、入団しないという答えが
返ってきてしまった。ここが今回の補強の100%でない部分。
無理して埋めようとせず、空いてしまった。昨年も最初はドゥンビア選手が
10番に決まっていたのに、彼が1月半ばにヨーロッパへ入団テストを受けに
行ってしまったため、対話集会の段階では10番が空いていた。
ところが彼がテストに落ちてやっぱり入団することになったので10番をつけた。
外国人選手を補強するという考えはまだ持っているが、外国人選手は
登録期間が決まっていて、3月の頭までに入れないと7月まで新しい外国人は
登録できない(昨年6月にドゥンビア選手の件でもめたのはその問題だった)。
外国人選手を取らないという考えではない。」


「過去4年間、前半から成績が振るわず、レンタル移籍の選手を数多く
取るという形をずっと繰り返してきた。今年も、もし前半の成績が悪かったら、
またレンタル移籍の選手を何人か連れてくるのか? 
この時期にキャンプでコミュニケーションを高めているのに、
途中からレンタル移籍の選手が入るとまた同じことの繰り返しになる。」

中田
「現状を私が見ている限りは、そういうことはもうないと思う。
昨年もレンタル移籍は少なかった。ほとんどが完全移籍で、レンタルは
西河選手だけ。キャンプの途中でレンタル移籍加入した登尾選手も、
形だけで実際は完全移籍だった。おそらく(レンタル移籍は)その前の年までが
多かったのでは? 昨年からはもうそれはなくなっていて、今シーズンも
それはないと思う。ただ、途中からのレンタルについては、外国人枠が
2つ余っているのと先ほど言った(入団しなかった)あと一人の日本人の部分、
この3人の補強は想定している。とはいえ、最初からそういう選手を入れると、
今のチーム作りは何だったのかという話になり、今の選手たちも
嫌な気持ちになってチームの和はどんどん乱れていく。
ただし、今のメンバーはプロというものを理解しているので、
それによって気持ちが乱れることはない。(筆者ツッコミ:どっちやねん!) 
それだけ去年と今年のメンバーは違うということをもう一度認識して、
グラウンドに来てほしい。」
「勝負ごとなので勝ち負けはあるが、実際にはチーム状態が昨年と
全く違うので、勝つ確率が高く、負ける確率が低い。
もしかしたら開幕5連敗するかもしれないが、その後はずるずる行かないような
チーム編成をしているし、新加入の選手はそんな弱いメンタルは持っていない。」


「今回の補強は素晴らしいと思う。こんなに期待できるのは初めて。
新しい外国人FW獲得の可能性にも触れていたし、わくわくしている。
ただ、ベテラン選手が多くなったので、51試合の長丁場で、とくに夏場は
体力的に不安を感じる。ベテランと若手に実力差があるのでベテラン主体の
チーム作りをすることになると思うが、夏場を見越してベテランより実力の劣る
若手をどんどん試合に起用して経験を積ませ、夏場にベテランの体力が
落ちてきたときに若手が代わりになれるようにしてほしい。
そういうことを中田強化部長と美濃部監督は話しているのか? 
それとも美濃部監督に好きなようにやらせているのか?」

中田
「私の代わりにやってください(笑) 今言った通りのことを考えて
チームを編成した。ベテラン選手が多いから不安ということだと思うが、
中堅もいて、若手もいて、どの年齢層の選手もまんべんなくいる。
昨年は24〜26歳が一番多かったが、ここで土台作りをして、残ったメンバーが
今の土台になっている。ベテランは30歳を超えたからベテランというのもあるが、
経験値を持っていて、24時間の私生活の中ですべてを見せてくれている。
それに土台の選手たちが引っ張られ、それを見た若手も引っ張られる。
ベテランが体力的に苦しくなった時に大卒・高卒の新人が出てくる。
ということは、現状でベテランの選手たちは力を発揮している。
51試合の長丁場で、5月の連休明けに疲労がピークに達するが、
その時までに若手がどれだけ育っているか、少ししか試合に出ていない
中堅選手がどれだけ我慢してチャンスを狙うか。プロという認識のもと、
チームは今、いい状態で回っている。ベテランと言っても、35歳の高桑選手は
GKなのでこれからまだ伸びる。海外でもファンデルサールのように
今から円熟味を増す選手がいる。羽地選手はまだ30歳。徳重選手は33歳だが、
彼は太るタイプでもないし、躍動感があってスピーディーなプレーをするので、
プロとしてまだまだやっていける。新人では、安藤選手は関東大学サッカー
リーグ1部の神奈川大学から来ている。ほとんど名前を知らないと思うが、
昨年1部に上がった大学で、安藤はその前年の2部ベストイレブンだった。
東海大の2名、大原、佐藤は昨年、関東大学サッカーリーグ2部でプレーして、
東海大は今シーズンから1部に上がる。3年前は1部だったが2部に落ちた。
つまり彼らは1部から落ちて、また1部に上げた4年生。この2人も昨シーズンの
2部ベストイレブンで、佐藤選手は後期で8試合連続得点、得点ランキング2位。
ただし、1位の選手はPKで4点決めていて、佐藤はPKを蹴っていないので、
流れの中での得点は佐藤が一番多かった。彼らは大卒なので即戦力に
近い状態での入団になる。プロの生活とプロのスピードにさえ慣れれば
どんどん入って行けるメンバー。もしベテランが疲れたとしても
彼らを使って回すことができるし、中堅の土台作りメンバーも
ベテランに代わって戦える。」
「移籍の補強選手に関しては、監督と私の相談のもと、監督の使いやすい
選手ということで監督から名前の出てきた選手を獲得した。
極論を言えば、私が獲得を指示した選手は一人もいない。美濃部監督が
『この選手どうかな?』と言ってきて、『その選手なら知ってるよ』
と答えるような感じ。私がマリノスにいた時には高桑がいたし、
セレッソにいた時には青山、徳重、羽地がいた。グランパスでは筑城、
青山、井上がいた(三木だけは違うが)。彼らは私が指導したメンバーでもあり、
私も彼らの実力は知っている。一方、新卒選手は私の判断で、
このチームに足りない選手、このチームで頑張れる選手を獲得した。
つまり、苦しんでいる選手の方がいいし、トップレベルで鼻高々になっている
選手は要らない。石川選手に関しても、Jリーグに関係のない高体連の
2種の代表候補に選ばれたが、私自身はそれを全く知らないで、
香留先生(鳴門高監督)に『あの選手は誰?』と聞いて獲得に至った。
新卒に関してはセンターバックとセンターフォワードという縦のラインで
補強した。ベテランの経験値を吸収して、彼らが2〜3年後には基盤に
なっていかないといけない。うまくいけば今年、ポジションを取るかもしれない。
この新卒の4人に関しては監督もあまり見ていないので、今行われている
キャンプで試しているところだが、監督からもいい評価を得ている。
そうなると外国人選手の補強は急務ではないし、練習試合でも力を見せている。」


「51試合のシーズンは厳しいが、そこへサテライトリーグが入ってくると
さらに厳しくなる。ただ、育成という面ではあった方がいいと思う。
また、ファンの目線から言えば、トップの試合に出られない選手の
プレーが見られたり、J1のチームと対戦できるのは非常に楽しみでもある。
スケジュール的に参加可能なのか、参加する意思はあるのか、を教えてほしい。」

中田
「昨年は前社長が出張で不在の間に書類を出して怒られたが、
話し合いの中では、経費もかかるのでバスで移動できる範囲なら
参加させてください、ということだった。今シーズンも、新社長とは
きちんと話ができていないが(笑)参加する。グループ分けも決まっていて、
昨年と同じく関西エリアだが、セレッソ大阪が西のグループに入って、
代わりに名古屋グランパスと同じグループになった。昨年はJ1のチームが
来るということで皆さんがTSVへ見に来てくれた。こっちから行かなくても
サテライトに参加すれば必ず1試合は徳島へ来てくれるので、今年も参加する。
我々もスカウトを送りだすよりも、スカウトの目で一緒にTSVで
見る方がいい。51試合の日程はきついが、登録選手が現時点で30名いるので
やりくりしつつ、苦しい時にはセカンドチームの選手も何名か登録する。
セカンドチームの選手にとってもサテライトリーグに出られて伸びるし、
チーム内の活性化につながる。皆さんが見る機会も増えるし、
いいことばかりだと思う。」


「過去4年間でヴォルティスは33勝99敗とかなり負け越している。
先ほどAクラスを目指すという話があったが、1勝1分1敗のペースなら
順位は真ん中くらいで勝ち点は70くらいになる。今年は最大勝ち点が153であり、
優勝チームの勝ち点は100を超えるはず。Aクラスに入るためには
25勝くらいがラインになるのではないかと思う。去年まではポカで
落とした試合もあったが、今年はメンタル面を強化し、1点の重みを
選手たちに浸透させて、できるだけホームで勝ち試合をたくさん
見られるようにしてほしい。」

中田
「Aランクに入るためには勝ち点85〜86を取ることを想定している。
実際にチャンスがあれば、プラス3勝で3位のラインに入れる。
1位なら勝ち点100を超えるが、今年は昨年の広島のような飛びぬけた
チームはないと思うので、100前後の勝負になってくると思う。」
「昨年のチームはプラン通りにできているときは強いが、
『え?』と思うようなポカがあった時にすべて負けている。
去年のメンバーはポカをした後に盛り返せるほどメンタルが強くなかった。
今年はポカがないメンバーという想定だが、もしあったとしてもその1失点を
挽回できるメンタルと実力を持っており、昨年より勝つ確率が断然高くなるし、
9月の四国ダービーで見せたような快勝を1試合だけでなく何試合も
見せられるメンバーだと確信している。」


「先日、一軍と二軍を分けて戦うというアイデアを四国放送にメールした。
ホームゲームでもっと勝ってほしいので、一軍はホーム専用にして、
アウェイには二軍で中東のチームのように徹底的に守る、という選択肢は
考えられないのか? 今年はベテランが多いという話もあったし、
若手はサテライトや練習試合では得られないものを公式戦で得られる。
二軍でも連係を深めて戦えば、勝てないけど負けないという戦いは
できるのではないか? ほとんど試合に出ずに戦力外になった選手もいるので、
もっと若手に出場機会を与えてほしい。『補強』と言っているが、
既存の戦力に1〜3割を補うのが補強であって、2/3も変わっていたら
新チームだと思う。3年連続最下位なのでそういうことも考えてほしい。
補強について景気のいい話があったことは知らなかったので、今年は
違うのかもしれないし、もちろん3位争いをするようなことになったら話は別だが。」
「去年、愛媛戦で1万1千人集まったが、今年もいろいろな方法で、
平均5000人くらい集めてほしい。観客2000人などという試合がないように。
無料券がたくさん配られても、『自分は有料で見に来ているのに無料の人が
たくさんいるのは腹が立つ』などと言うサポーターはいないと思う。」

中田
「一軍、二軍制はルール上できない。直近5試合に出場している選手を
6人以上使わなければいけない。ナビスコカップでメンバーを入れ替えているのも、
全員を代えているわけではない。」
「若手の出場機会については、プロの世界なので、公式戦だけではなく
日々のトレーニングがチャンス。出場のチャンスは自分でつかむもの。」
「入れ替え人数が多いことについては、既存の選手ではレベルが上がらない、
あるいは今年の構想に合わないと判断したため。選手のレベルが低いから
3年連続最下位、嫌なら替えるしかない、ということ。」

新田
「プロのクラブなので、提供する商品は試合。質のいい試合をすることが大事。
より多くの方に試合を見に来ていただくため、いい商品になるようにいい素材を集めた。
決して景気のいい話ではなく、たくさんのお客様に来ていただけなければ
この強化は続けていけない。そのくらいのつもりで今年やっていくので、
皆さんの力をお借りしたい。クラブとしてもさらに頑張り、
一人でも多くの方にスタジアムへ足を運んでいただき、よりよいクラブを作っていきたい。
知恵を貸してほしい。チームの成績も平均より上の順位を目指すし、
観客もJ2クラブの平均は7000人だが昨年のヴォルティスは3800人と少ないので、
努力していきたい。一度は足を運んでもらえる機会を作っていきたい。」


「これまでヴォルティスの存在意義は徳島の活性化だということでやってきて、
これからもそういう方針で行くと思うが、地域の活性化と言っても
漠然としていると思う。社長やスタッフはどう考えているのか。
ただ単に『地域の活性化』ではなく、もっと分かりやすく具体的に教えてほしい。
また、それを表現するのは選手だと思うので、選手が『地域の活性化』を
どう考えているか、スタッフや指導者が選手にどんなふうに伝えているのかを
聞かせてほしい。」

中田
「まず一番はトップチームが試合に勝つこと。昨年までは負け試合が
多いということが話題になったり、負けることで不満が出たりという
コミュニケーションだったが、それでも関心があるということ。
これからは勝つ試合のことが話題に上るように強くならないといけない。
勝つことで皆さんの笑顔が多くなる。家庭でのコミュニケーションにも
笑顔が増える。プロスポーツでの活性化はそれが一番だと思う。
選手もそれをポカリスエットスタジアムで表現してくれれば活性化の
一つになるし、サッカー教室で小学校などを訪問して地域の人たちと
ふれあうことで笑顔を増やし、地域に貢献している。」
「徳島は自然が豊富で、海なら鳴門の渦は世界的に有名、
夏は人が作り出す阿波踊りが世界的に有名。我々はプロスポーツのサッカーで
皆の夢を活性化したい。勝つことが活性化につながるというのは我々の宿命。
渦の中に皆を巻き込んで、皆で活性化させていきたい。」

新田
「具体的な話で、昨年はホーム21試合で平均3800人が集まったが、
徳島県で3800人が一堂に会するイベントはなかなかない。
チームが強くなって、一日でも早くJ1に上がれるようなチームになって
皆さんがたくさん集まれば、それが活性化になると思う。
今回、組織変更で育成部門を育成普及部から強化育成部に変えたのは、
より多くの徳島県で生まれ育った選手をトップチームに上げていきたい
という狙い。強いトップチームがあって、そこに多くの徳島県出身選手がいる、
そこにたくさんの方が集まる、これほど活性化できることはないのではないか
と考えている。」


「トップチームの補強は期待できると思っている。
J1に上がるという戦い方ではなく、J1で戦えるような戦い方をしてほしい。
上がってすぐ落ちてしまうようなJ1昇格では苦しい。」
「育成について。セカンドチームが今所属している四国リーグには、カマタマーレ讃岐や
今年から愛媛FCの下部組織になる愛媛FCしまなみが入っている。
しかし、強いチームは讃岐くらいで、レベルが低く、育成にならないのでは?
と不安に思う。トップチームの若手選手が試合に出られないなら、
セカンドチームをJFLに上げるために、セカンドに入れるというような
構想はないのか?」

中田
「土台をしっかりキープできないと上がってもすぐ落ちてしまうので、
我々も土台をしっかり作りたいという狙いがある。J1に行けたら
また土台の確認をして、そこでレベルを上げる。J2での戦い方、
ということは我々も考えていない。皆さんに喜んでもらえる攻撃的な
サッカーをしたい。昨年もイケイケで、後ろでボールを回していても
見ていて面白くないので、極端に言えば何点取られてもいいから1点を取りに行け、
というような感じでやった。今シーズンも同じように、アグレッシブに
攻めて攻めて攻めまくる。その中で、昨年はポロっとした失点が尾を引いたので、
今年はDFラインとGKをしっかり補強した。昨年は倉貫が途中から
加入して一人で頑張っていたが、彼の負担を軽減できるようにした。
そういう戦い方でJ1でも戦えるんじゃないかと思っている。」
「育成とセカンドについては、まだそこまで規模の大きな球団ではないので、
JFLへ上がりたいという願いはあっても、本当にJFLへ参入するなら
補強なり予算なり(コーチングスタッフを増やすとか、トレーナーを置くとか)
が必要になる。我々がそういう規模のクラブになった時には
そういうふうにしていきたい。それが来年か? 今年か? と聞かれても、
ちょっと答えられないが、その準備の段階にあるのは確か。」


「厳しい質問になるが・・・去年の成績を見て今年は大改革をし、
選手が大幅に変わった。ベテランの実力のある選手も獲得したが、
ひとつ変わっていないのは監督。美濃部監督を今年も留任させようとした
一番の理由は? もし今年の成績が去年と同じようなものになり、
いい選手を集めたのに結果が出ず、チームがバラバラになるといった
最悪の事態になったら、クラブの上層部としては監督を途中で解任する
ということは想定の中にあるのか? それともいったん任せたからには
どんな結果になろうが美濃部監督で行くのか? もし今は言えないというなら
それでも構わないが・・・」

中田
「言いましょうか?」


「どこまで美濃部監督とともに行く覚悟があるか。
監督一人の責任ではないにしても、これだけのメンバーを集めて
去年並みの成績だったら私個人としては許せない。社長や中田強化部長は
そういう最悪の事態になったときにはどう動くつもりでいるのか?」

中田
「そういうことを考えること自体、私は好きではない。
そうはならないということでやっており、最初から最悪のことばかりを
考えているのではない。ただ、現状でそういう可能性があるのは確か。
もしチームがバラバラになるなら、別の人に監督をやらせても同じこと。
昨年、美濃部に監督をさせて、厳しいシーズンになるというのはこちらも
分かっていた。その苦しさを知っている監督が、今年このメンバーで戦ったら、
よりいっそうのパワーアップになる、という判断をした。
どうして美濃部を選んでいるかと言えば、彼もいろいろな苦労をしている。
プロの世界なので結果が最下位なら当然、監督は解任になるが、
このクラブは3年連続最下位で3年連続監督が変わっており、
今年も同じことをすればまた同じ結果になる。今シーズンの戦いはすでに
昨シーズンから始まっており、美濃部との話し合いの中で彼が戦いやすく、
彼の構想に合った選手を集めてきた。これで本当にダメならプロの世界なので、
プロとしての判断をせざるを得ない。ただ実際にそういうことを伝える必要はない。
我々は行くしかないのだから。もしそうなったらそう判断するしかない、
というのが回答。当然、チームがボロボロになれば監督もボロボロなので
続けることはできない。監督が解任される時は、その1ヶ月も2ヶ月も
前から兆候は出ていて、クラブはその時点で判断していると思う。
それはどこの世界でもそうであって、仕方のないこと。
今回は監督の戦いたいメンバーを集めてきたので、それで結果が出なかったら、
その結果を見て判断することになる。その判断は私を含めての話になるが、
私はクビになりたくないので必死に立て直すだろう。」
「先ほど、補強に失敗して背番号が空いた話をしたが、それは他のクラブが
徳島に選手を出してくれなくなってきたということ。この不景気で各チームとも
縮小傾向にあり、ヴェルディなどはチーム自体がつぶれそうなのに、
J2最下位の徳島が活発に補強に動いて、ふたを開けてみたら驚くようなメンバーが
そろっている。これ以上、徳島に選手が入ると本当に強いチームになってしまう。
もうあそこには選手を出したらまずい、と他のクラブに思われてきた。
強化部長の会議では私に視線が集まる。だから腹黒いと言われるのか?(笑) 
前向きにやるので、前向きに応援してほしい。」

新田
「組織のトップがころころ変わると、決していい状況にはならないと
私は思っている。中田強化育成部長、美濃部監督が今年のチームを
受け持つので、ある程度信頼してやってもらいたいと思っている。
皆さんもぜひ前向きな言葉で盛り立ててほしい。過去は変えられないが、
未来は皆で作っていきたい。」

(会場拍手)


「今回、社長を見るのは初めてだが、なかなか男前だと思う。
結果がすべてであっても、美濃部監督と社長と中田部長には辞めないでほしい。
この3人がいなくなったらかなり辛い。羽地が戻ってきたことはすごくうれしい。
また応援しに行くので結果が出るように頑張ってほしい。」

中田
「ありがとうございます。」


「サテライトに今年も参加するという話があったが、
昨年初めてサテライトに参入して、何試合か見に行った中で日程が気になった。
昨年は徳島だけ日程がなかなか決まらず、徳島が最初の試合をしている時期に
他のチームはすでに何試合か消化していて、徳島だけ最後に慌てて
消化したような形になった。最後のガンバ大阪とのホーム&アウェイは
10日間くらいの間に続けて行われた。しかも11月にもなると、
出場している選手はもはや活躍しても残りのJ2リーグ戦には出られそうにない。
結果的にサテライトの最終戦に出た選手のほとんどは戦力外になった。
育成のことを考えても、春や夏など早めに開催してほしい。」

中田
「サテライトの日程に関しては、運営の方で競技場が取れるかどうか
という問題もある。強化の方では、私が他のチームにいたときから
お願いはしているが、組みこめないことがある。仕方ないということになる。
我々も本当は3月から6月くらいまでに終わらせてほしいと思っている。」
「ガンバとの試合に関しては、ガンバがACLに出たりして試合が続き、
ガンバ側の都合で開催できなかった。契約満了の通達期限である11月30日などに
試合をしても意味がないので、中止にしようという話もしたが、
Jリーグから規定上、中止にはできないと言われた。」
「育成のことを考えたら11月末にサテライトの試合をする意味はない。
ただ、翌年のことを考えたら、そこへいろいろなスカウトが見に来るので、
(契約満了選手の)お披露目のような感じになる。秋口の練習試合は
いろいろな人が見に来るし、私も行くことがある。それがたまたま
サテライトの試合だったというような位置づけ。今シーズンはそういう日程に
ならないように改善していきたいとは思っている。」

伊藤
「ここからはチーム以外のテーマで、残り40分、休憩を挟まずに引き続き行う。」


「昨年、社長が就任会見の時に『将来的には下部組織に所属する地元の選手が
たくさんトップで活躍するようなチームにして、親近感を持ってもらう』
という話をしていたかと思うが、私もそういうチームになってほしいと思う。
ただ、現状はなかなか厳しいという気がする。正月に全国高校サッカー大会に
出ていた徳島商業の主力の選手は、ヴォルティスのジュニアユースを出て、
ユースに上がらずに高校に行った選手たち。今回トップチームに入った石川選手も
ジュニアユースを出て、ユースには行かずに高校から入団している。
高校でまた違う指導を受けるのもいいとは思うが、やはりJリーグのクラブなので
ジュニアユースからユース、場合によってはセカンドを挟むかもしれないが、
それからトップへ上がっていくというような一貫した指導ができればいいと思う。
ただ、現状ではジュニアユースの選手があまりユースに上がってくれていない。
選手から見ても、その保護者から見ても、ユースにはそこまでの魅力がない、
高校のサッカー部の方がいいと思われているのではないか? 
そのあたりの改善策について、クラブ全体のビジョン、あるいは強化育成部として
具体的にどうしていくつもりなのか? を教えてほしい。」
「チームの情報発信について。先週もTSVで練習試合があったし、
合宿中にも練習試合があったが、その結果がホームページに載ったり
載らなかったりして、載っていても以前のように出場メンバーが
掲載されておらず、得点者だけだったり、得点者も載っていなかったりする。
平日の練習試合などは見に行けない人も多いと思うので、
より多くの情報を出してもらえれば、どの選手がどんな使われ方をしているとか、
そういったところを想像しながら新しいチームに対して期待を持てると思う。
選手の名前を出さないのは何か意図があるのか?」

中田
「ユースに上がらないという問題は、ひとつにはユースに魅力がないということ。
魅力のないところに選手が行きたくないならそれでいいのでは? 
チームを愛していたら来るはず。愛されるようなチームを作るのが先か、
愛してやるのが先か、となったら、私は愛してやるのが先だと思う。
どんなに弱かろうが、皆さんはこうして応援してくれている。
ジュニアユースの選手がユースに上がらないのは、高校に魅力があるから
であって、それはいいと思う。ただ、下部組織の選手である以上は、
愛していたらユースに上がって、ユースで頑張ってほしい。
そこまでの組織がユースに確立できていないのは確か。
もうひとつは、徳島市立高や徳島商業高は指定校になっている。
声をかけられた選手はそのまま入学できてしまう。それは本人にとっても
親にとってもいいこと。その制度を使って高校側が選手を取っている。
ユースに魅力を感じないから高校に行くならそれでもいいし、
ユースに魅力を感じるなら残ればいい。それは本人が考えること。
私はチームを愛してくれる選手をかわいがり、どんどん育てる。
もちろん上手な選手がいた方がいいし、残ってくれという話もしていると思うが、
本人が高校に行くならそれは仕方ない。その方が本当に徳島ヴォルティスを
愛して、育ってくれると思うし、もしトップに上がらなくても、
大学や社会人に行ってまたこのチームを愛し、スタンドやグラウンドへ
足を運んでくれると思う。石川選手の年代でも、徳島商業の選手権の
メンバー16人中8人がジュニアユースの出身、徳島市立高でもレギュラーの4人、
鳴門高校でもレギュラークラスで3人がジュニアユースの出身。
彼らが皆ヴォルティスにいたら四国ナンバーワンになれる。
ただ、本人がどこに魅力を感じるかという話。今後はヴォルティスを
愛している選手にできるだけ上へ上がってほしい。」
「セレッソ大阪でユース統括責任者をしているとき、近くにガンバ大阪があって、
12月26日が最終選考だった。セレッソは20日が最終選考なので、
合格者は全員ガンバの選考を受けに行ってしまい、ガンバの選考に落ちたら
セレッソに入ってくれる。そこで合格者には『3日後に入団を決めなければ、
ガンバの選考に落ちても入団は認めません。セレッソを愛していないと
思いますので』と言った。すると、トップレベルの10人のうち、
4番手、6番手、7番手、8番手くらいの選手がセレッソに来てくれた。
その年のジュニアユースはガンバを破ったし、その中の2人は今年
トップチームに昇格した。私は実際にそういう経験をしてきているので、
それでいいと思う。徳島ヴォルティスを愛してくれる選手に優先権を与えたい。
ただ、それは私が育成部長になった今からの話。育成のスタッフにも
そういうふうに伝えている。私の仕事は育成コーチングスタッフを育てること。
彼らが子どもたちをどう見るか、現在セレクションも実施しているが、
そういう目で見るようにと言っている。本当はジュニアユースから
ユースには上がってほしいが、そういうビジョンを打ち立てていかないと
いけないと考えている。」
「情報については、今回のキャンプもそうだが、ポジションが決まっていない。
例えば麦田選手を右のフォワードで使ったりしている。
ポジションをシャッフルしながらやっているので、
まだメンバーの細かいところまで出さなくていいという判断で、
監督も出していないのではないか。これから宮崎キャンプに行くと
チームを固めていくので、そこではメンバーも出ると思う
(筆者註:全く出ていないし、結果すら掲載されていない試合もあるが・・・)。
また、開幕戦やその次の対戦相手などはどんどんスカウトしてくるので、
たまには情報を隠したい時もある。嘘は書かないので、書いていないときは
出さないという意図だと思ってほしい。我々は情報を出したいのだが、
それを他のチームのスカウトに知らせたくないということもある。」

新田
「ユースに上がる時に他の高校へ行ってしまう件は私も理解している。
強化部長の話にもあったが、組織が変わったのでユースからトップに
上がる可能性は増えると思う。そこがひとつの魅力になる。
課題はあると思うが、それを解決しながらやっていきたいと思う。」


「来場促進ということで、キョーエイやフジグランでチラシ配布を行っているが、
Jリーグの発表では来場者の平均年齢は上がってきており、
徳島の来場者も結構年齢層が高いと聞いた。キョーエイなどはファミリー層が
ターゲットであり、一方で小学生向けにはサッカー教室などを実施しているが、
その間の層に対するアプローチがあまりないように思う。
具体的には高校生や大学生、社会人の若い層など、体力があって
熱く応援してくれる人たち。彼らに対するアプローチはどう考えているのか? 
また、全般的にどういった層をターゲットにして集客努力をしていくのか?」
「去年の四国ダービーでは1万人以上を集客したし、7千人を集めた試合もあった。
その際に、徳島はクルマ社会なので、行き帰りが渋滞したり、
駐車場がいっぱいになったりした。もし今年昇格を狙うような状況になれば
さらに来場者は増えると思うが、それに対するインフラ整備などは
どう考えているのか? チームによってはスタジアムから30分くらい離れた駅まで
バスを走らせているところもある。徳島ではナイターの帰りに公共交通機関がないから
バスを出しているくらい。徳島市内とか他の地域からスタジアムまでバスを出す
ということは考えているのか?」

新田
「不勉強な部分が多々あって答えられないかもしれない。
来場促進については、ターゲットを絞ることよりも、現在の来場者に
一回でも多く、一人でも多く連れて、来てもらえるようにということから
始めようと考えている。広くマスメディアで、ファミリー層に絞って、
ということではなく、現在の3千人程度のファンに一人ずつ連れてきて
もらえば6千人になる、というやり方で広げていきたい。」
「駐車場等のインフラ整備に関しては、当然やって行かないといけない部分だが、
現状のスタジアムの状況では約3500台が駐車できる。平均乗車人数は2人強なので、
7千人来なければインフラ整備をするという話はしづらい。
まずは一人でも多く来場者を集めて、そういう状況になってから対応していく。
スタッフもいろいろなアイデアを持っているので、それと一緒に進めていきたい。」


「まず、2人に後ろを振り向いてほしい。
ヴォルティスのエンブレムのついたフラッグがしわくちゃな状態で
飾られているのは非常に恥ずかしいし、情けない。
事情があってそうなっているのかもしれないが、
それが会社の気持ちの現れだとするなら、改善してほしい。」
「プレーをしているのは選手なので、何かがあれば矢面に立たされ、
負けると罵声を一身に受けている。その選手たちをカッコ良く見せるのは
会社の役目だと思う。ピッチ以外のいろいろなイベントにも参加したが、
選手がカッコ良く見えたり、大切にされていたりという感じではない。
それはサポーターに対しての姿勢でも同じ。お互いの歩み寄りも
必要なのだとは思うが。チームは選手が変われば変われるけれど、
会社は今いる人たちの心が変わらないと変われないと思うので、
今シーズンはよろしくお願いします。」

新田
「おっしゃる通りだと思う。そこまで配慮できていなかったのは
私の責任だと思う。より良い形でクラブを発展させていきたいので、
皆さん、そういう意見があればぜひ声をかけてほしい。
選手の件に関しても地域に皆さんに愛される形でやっていきたいと思う。
ご指導お願いします。」


「今、Jリーグウイニングイレブンというゲームをしていて、
2009年の春か夏に出るものには今のメンバーが入ると思う。
ゲームでは自分で勝手に『渦潮カルテット』というのを作っているが、
それをゲームでなく実際に地域のケーブルテレビでも見たいと思う。
今でなくても構わないが、J1に昇格した時にでもヴォルティスチャンネルを
作ってほしい。」

新田
「検討させてください。」


「選手を大幅に補強して変わってきたと思うが、これから観客も
どんどん増えていってほしい。西部、阿南、淡路島からもたくさん来てほしい。
そのような少し離れた地域への営業はどういうふうにしていくのか?」

新田
「巡回指導ということで、毎日のように各学校を回っている。
ホームタウン活動ということで、昨年は50回以上、今年も100回くらいは回るつもり。
ホームタウン以外も県下の各地を回っている。
また、11郡市のサッカー協会でもタウンミーティングに一緒に回っている。」


「今年マスコットキャラクターを作ると聞いた。選手は年とともに入れ替わるが、
マスコットは基本的にずっと使っていくものなので、
すだちくんのように愛されるキャラクターになってほしい。
どういう使い方をして、どういうキャラクターになるのか、教えてほしい。」

新田
「デザイン等、まだ作っている段階。
Jリーグの中でもマスコットキャラクターは各チームが持っているが、
よりクラブを身近に感じていただけるようなものとして、
グッズ等の展開を含めて検討したいと思っている。デザインは検討中。」


「このキャラクターにはスタジアムでしか会えないとか、
街中でも会えるとかいうのは?」

新田
「広く皆さんに見ていただける機会を作っていかなくてはいけないと
思っているので、スタジアム以外でも会える。今、皆さんがボール君を
いろいろな場所で見ていると思うが、ボール君か新キャラクターか、
といった感じになる。」


「例えば、個人的なイベントにそのキャラクターに来てもらうような交渉は可能か? 
例えば私が結婚するとして、ヴォルティスが好きだから結婚式にキャラクターに
来てもらえるとか。」

新田
「人がたくさん集まる場所に顔を出して知ってもらうということは
やっていきたいが、個人的なところまではなかなか難しいと思う。
ある人には対応して別の人には対応しないということも出てきてしまうので。」


「スタジアムに出店している飲食店が減ってきて、貧弱な感じがする。
食事面を強化してほしい。一昨年まではぶっかけそばの店があったが
撤退してしまい、現在は『CHA-CHA HOUSE』と『ちー坊』が
孤軍奮闘しているような状況である。たまに『新鮮なっとくしま号』が来るが、
その時以外は期待できない。」

新田
「スタジアムに来て何かを食べるということも大事だと思うので、
ぜひ検討していきたい。アメリカの大リーグではスタジアムで
ホットドッグを食べるのを楽しみにしている人もたくさんいると聞くし、
いい形で作っていければと思う。」


「徳島ヴォルティスというブランドをもっと皆さんに知ってもらうために、
メディアをもっと積極的に利用してほしい。四国放送の『ゴジカル!』
という番組があるが、シーズンが始まって水曜日の試合だったら5時過ぎに
スタジアムから試合前の様子や選手のインタビューなどを中継してもらえば、
まだスタジアムに足を運んでいない人たちの発掘になると思う。
そのあたりをヴォルティスの側から積極的に働きかけてほしい。」

新田
「ちょうど一昨日に四国放送と打ち合わせをしたところ。広く知ってもらうために、
今まで日曜日の23時55分から5分間流していた情報番組を、
もっと多くの人に見てもらえる時間帯にしたいという話を進めている。
それとあわせて『ゴジカル!』で選手の紹介をしてもらうなど、
いろいろな形で連動していきたいと思って打ち合わせをしている。
選手も新しくなったので、たくさん見てもらって覚えてもらえるように
していきたい。」


「スタジアムのメインスタンドから見たとき、バックスタンドの下の壁は
むき出しのコンクリート。その上にみすぼらしくスポンサーの幕が風に舞っており、
イメージが悪い。テレビで見るととくに思う。スタジアムは県の所有物だと
思うので県と協議した上で、壁を青に塗ってしまえないか? 
本当はスポンサーの幕の下にサポーターの横断幕を掲出するした方が
見栄えが良く、かっこいいスタジアムが演出できると思う。
それが無理ならペンキで青に塗ることはできないか? 
ペンキだけ用意してもらえれば、塗る作業はボランティアを募集すれば
10〜20人は集まると思う。」
「私はゴール裏かメインで見ているが、たまに芝生席へ行く。
天気のいい日は芝生で寝転がって見るのも気持ちがいい。
いずれはバックスタンドにも席ができるといいが、現状はあれでいいと思う。
ただ、バックスタンドで一番困るのはトイレと売店が遠いこと。
トイレは仕方ないとしても、売店はゴール裏とバックスタンドの間だけでなく、
バックスタンドの中央の階段か、閉鎖している出入り口の階段のところか、
またはアウェイゴール裏の近くでも構わないので、増やせないか?
もし無理ならバックスタンドを巡回する売り子を何人か配置するとか。
四国ダービーのときは売店に行列ができて役に立っていなかった。
来場者数に合わせて臨機応変に対応できるようにしてほしい。
ローソンとの提携があるのかもしれないが、協議して改善してほしい。」

新田
「スタジアムをブルーに染めるということで、メインスタンドにブルーの
幕を張ったりしている。今の提案のようなことができれば素晴らしいと思う。
借りている立場なのでどこまでできるか分からないが、
少しでもヴォルティスのチームカラーがスタジアムの中で目立つような形で
検討していきたい。」
「バックスタンドの状況にもよるが、利用しやすいように改善できる部分は
検討していきたい。」


「地域の活性化とは具体的には勝つことだという話が先ほどあったが、
J2の18チームすべてがJ1を狙っているので、その中で本当に勝てるのか、
どうやって勝とうとしているのか?」
「鳴門のスタジアムに人を集めることで徳島の中は活性化するかもしれないが、
もうひとつ、徳島を全国へ発信したり、全国の中で徳島としての自信を
付けることができればと思っている。徳島の中ではヴォルティスは
ブランドかもしれないが、全国レベルではブランドでも何でもないと思う。
ただ、ヴォルティスの名前を使えば全国へ発信できる。ヴォルティスの
ユースに魅力がないのは、徳島の中でのヴォルティス・ユースでしかないから。
徳島で一番になりたい人は行くが、全国へ飛び出していきたい中学生は
県外へ行く。地域の活性化のためには、ヴォルティスだけが強くなっても
しょうがないと思う。もっと徳島を全国へ発信したり、自信をつけさせたり
といった活性化を、ヴォルティスを使ってやっていけるようにと考えてほしい。」

中田
「すべて全力を出して、手を抜かないで勝ちに行くということ。
全力を出すことで、見ている人がワクワクドキドキする。
そういう戦い方で勝ちに行く。いい恰好をして勝つような横綱相撲はできない。
上位になれば今まで以上にマスコミも取り上げてくれると思う。
それで全国に発信する回数が増えれば、少しずつブランドとして
全国に出ていけると思う。ユースに関しても、徳島ヴォルティスだけが
強ければいいということではなくて、いろいろな高校が切磋琢磨しながら
強くなって、選手権に出て活躍すれば地域の活性化になるし、
ヴォルティスのユースが全日本ユースやクラブユース選手権に出場して
上位を狙えるなら、それはブランドにもなるし、全国にも発信できる。
先ほど言ったように、愛してくれる選手でやっていかなければいけないというのはある。
極端に言えば、徳島商業に行きたい選手を無理やりユースに上げたら
選手もかわいそう。行きたいところでやるのがいいと思う。
ただ、ヴォルティスのジュニアユースにいる選手ならユースに上がってほしい
ということを我々が積極的にお願いして、それでも行きたいところが違うなら、
違うところで頑張れ、頑張ってプロになれ、というような送り出し方をしていこうと
思っている。下部組織は、誰もがプロになれるわけではないので、
サッカーだけではなく人間形成を一番に考えている。スポーツを通じて
スポーツ指導者が選手を立派な社会人に育てていく。違う仕事に就いても、
子どもを連れてスタジアムに見に来るようになってもらえればいい。」
「明日の夜7時から四国放送のラジオに監督が出演するので、
その時に監督が現状を話すと思う。私の話以上に現場での感じ取り方を
聞いてもらえると思う。」

新田
「全国に発信という話があったが、私は軸はやっぱり徳島だと思う。
まずは徳島を活性化させ、元気にさせること。県民80万人の徳島県で
これだけのチームが作れる、ということが、結果として日本全国に発信され、
日本を元気にできればいい。軸はやっぱり徳島。」


「ボール君は今でも人気があるので継続させてほしいが、かわいいマスコットを
早く作って着ぐるみで各地を回ったら、家族連れのファンが増えると思う。
とくに阿南ではヴォルティスの知名度が低く、なかなか話題にも上らないので、
ぜひ着ぐるみで回ってほしい。」
「テレビ局との提携の話が出たが、毎試合スタジアムに来ているのは
北島ケーブルテレビくらいで、テレビ鳴門もあまり来ないし、
ケーブルテレビあなんも当然来ない。ケーブルテレビ局と提携して、
15分枠でもいいので、ヴォルティスの紹介番組を作ってもらえたら、
各地域の方に少しでも知ってもらえるのでは?」
「私はJリーグに参入するまでヴォルティスをほとんど知らなかったが、
4年前に初めて行われたJ2のホームゲームを無料チケットで見に行ってハマった。
そういう人もいると思うので、もう少し無料チケットを配ってはどうか?」

伊藤
「マスコットの着ぐるみ作成はやっていけると思っている。」
「ケーブルテレビは北島だけ熱心と聞いているが、それ以外については
話が進んでいないので、できるだけやっていけるようにしたい。」
「無料チケットについては、引き続き十分に検討してやっていきたい。」


「去年は神戸とプレシーズンマッチがあって、この時期には発表されていたと思うが、
今年は企画しているのか?」

中田
「徳島県サッカー協会から本年度は浦和レッズと対戦する予定だと言われていたが、
浦和の監督が交代したため、結果として実施できなくなった。
ゲルト・エンゲルス前監督からはOKが出ていたが、監督が代わって、
プレシーズンマッチの2日前にヨーロッパ遠征から帰ってくるため、
2日後では厳しいという判断になった。サッカー協会からは『来年度、
徳島と優先的に実施しようとレッズからは言ってもらっている』と聞いている。
鳴門のスタジアムが赤く染まると期待していたが(笑) いや、青に染めないと(笑)」


「チームの公式ホームページがしょぼい。いくつか気になるところがある。
まず、ニュース中心の内容で、選手やスタッフの日々の状況を伝える
コンテンツがなく、魅力に乏しい。二つ目に、誤字が多い。
三つ目に、ホームページがリニューアルされたのは一昨年くらいだと思うが、
それ以前のデータが全くない。他のチームのホームページを見ると、
昔の選手の顔写真が載っていたりするのだが、そういうものが徳島にはなく、
寂しい感じがする。最後に『CLUB VORTIS』の会員専用ページだが、
ログインしてポイントを見る程度になっている。せっかく会員特典として
書いているのだから、もっと充実させてほしい。」

新田
「ホームページについても、より楽しんでもらえるように調整している。
情報についても、スタッフのブログなど、より臨場感のある情報を
提供できるように調整しているので、もうしばらく待ってほしい。」


「今は100年に一度の大不況ということで、どこのスポーツ球団も
経営的に厳しいと思うので、できるだけ経営基盤を強くして、
100年も200年も先までヴォルティスがクラブとして残るようにしてほしい。
今は非常に厳しい経営状態で、今年は赤字なのではないかと思うが、
長いスパンで経営基盤を強化することも次の社長の仕事の一つだと思うので、
頑張ってほしい。」

新田
「2008年度は赤字ではない見込み。
おっしゃる通り、クラブが存続しなければ意味はないが、そうは言っても
今の現状で存続する意味はあるのか、というところもある。
そのあたりをより良い形にしていきたい。今の徳島ヴォルティスは
営業収入が6億6千万円くらいで、J2の平均が10億円、J1は30億円。
Jリーグは経済戦争という部分もある。100年の大不況の折、
これをスポンサー収入で賄うわけにはいかないので、一人でも多くのファンに
支えてもらう必要がある。ヨーロッパ等でのクラブの健全な運営スタイルは、
入場者の収入で選手を獲得していく形であると言われている。
今のヴォルティスはファンクラブを含めて約7000万円くらいなので、
それをもっと増やしていきたいと思っている。」

伊藤
「今日は長時間にわたり − 私は長時間とは思わなかったが −
25の質問をいただき、ありがたく思っている。最後に新田社長から
あらためてお礼と挨拶をさせていただきたい。」

新田
「本日は貴重な意見をいただき、ありがとうございました。
私は初めてだったので、きちんとした回答ができなかった部分もあったと思う。
ただ、前を向いていい形で皆さんと一緒によりよいクラブを作っていきたいと
考えているので、今後ともご支援よろしくお願いします。今年は本当に
より明るい話題を皆さんとともに作っていきたいと思っているので、
今後ともよろしくお願いします。本日は本当にありがとうございました。」

(会場拍手)


posted by ナカヲ at 16:48| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Soccer 2009-1/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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