蓮の花を眺めながら鳴門・大塚スポーツパークのオロナミンC球場へ行き、
昨日開幕したばかりの全国高校野球選手権徳島大会を観戦した。
第一試合の開始は9時30分だったが、入場券の発売開始は8時30分過ぎ。
アマチュアスポーツでは仕方ないとはいえ、早く行ったのでやや待たされた。
オロナミンC球場は毎週のように見ているが、試合を見るのは約2年ぶり。
今日の徳島は朝方こそ曇り空だったが、次第に陽が射して暑くなってきた。
オロナミンC球場のバックネット裏席はほとんど屋根がかかっていないので
上の方の通路か、柱の陰などに避難しないと大変だ。
徳島大会の出場校は33チームなので、1回戦は1試合だけ。ほとんどのチームは
2回戦からの登場となる。今日の第一試合はその2回戦で、城北高対城ノ内高。
城北はこの大会で昨年まで5年連続初戦敗退しており、今年は6年ぶりとなる
初戦突破を狙っている。対する城ノ内は登録選手がわずか11人しかおらず、
そのうち3年生はバッテリーを組む2人だけ。他の選手は全員が1〜2年生で、
若さあふれる「さわやかイレブン」だ。
先制したのは城北。2回表に死球の走者をバントで送ると、二死二塁から
二塁ゴロを城ノ内の二塁手が後ろにそらしてしまい、無安打で先制した。
城ノ内も3回裏、二死二塁から三遊間へ内野安打を放ったが、二塁走者が
三塁を回って一気に本塁を突き、タッチアウト。
城北は5回表にも七番・坂東が安打で出塁し、送りバントがエラーを誘って
無死一三塁のチャンスを作ると、九番・森がスクイズを決めて1点を追加。
しかし城ノ内はその裏、ライトフライを城北の右翼手が落球していきなり
無死三塁という大チャンスをつかむと、八番・川端が投手の前へスクイズ。
タイミング的には本塁でアウトの打球だったが、城北の捕手はあきらめて
ホームベースを空けており、投手が捕手に送球したもののセーフとなった。
城ノ内はさらに川端をバントで二塁へ送り、相手のパスボールで一死三塁の
チャンスをつかむと、一番・加統がライト前へ同点タイムリー安打を放った。
追いつかれた城北は6回表、2本の安打で一死一三塁という絶好の勝ち越しの
チャンスを迎えたが、後続が城ノ内の大澤投手に打ち取られて得点できず。
城ノ内も8回裏、一番・加統と三番・木下がいずれも今日3本目の安打を放ち、
一死一三塁という絶好の勝ち越し機を迎えたが、四番・尾崎のセンターへの
浅いフライで三塁走者の加統が本塁を突き、タッチアウトでダブルプレー。
諸条件を考えれば多少を無理をしてでも本塁を突くべき場面ではあったが、
ここはミスなく守った城北の勝ち。
これで気を良くした城北の中堅手・瀬尾は、直後の9回表に四球の走者を
バントで送った二死二塁のチャンスで、左翼線へ勝ち越しの二塁打を放った。
試合の流れとはそういうものだ。
9回裏、城ノ内も一死から安打の走者を出し、10人目の選手を代走に送った。
ここで城北の捕手が一塁へ送った牽制球が乱れ、一塁走者は三塁へ進んだが、
送球時に審判に当たったためインターフェアという判定で一塁へ戻された。
昔はよく「審判は石ころ」などと言ったものだが、今は違うのだろうか?
その後、城ノ内は四球と送りバントで二死二三塁という一打逆転サヨナラの
チャンスを作ったが、今日3安打の一番・加統まであと一人というところで
最後の打者が内野ゴロに倒れ、2-3で敗れた。
どちらが勝ってもおかしくない、実力の拮抗したなかなかの好試合だった。
城北の次の相手は昨年の覇者・市立鳴門工業高。苦しい戦いになりそうだが、
頑張ってほしい。
城北、6年ぶり勝利 城ノ内、堅守に阻まれる
○2009年7月12日・全国高校野球選手権徳島大会2回戦
徳島・城北高|010010001|3
城 ノ 内 高 |000020000|2


