2009年07月20日

今年2回目のサポカン開催

今日は鳴門・大塚スポーツパーク アミノバリューホール視聴覚室へ行き、
徳島ヴォルティスの2009年第2回サポーターズカンファレンスに参加した。

サポーターズカンファレンス受付

2006年9月に始まったこの会合も今回で通算8回目。新田社長が就任して
2回目の開催になるが、前回は就任後1ヶ月余りでの開催だったこともあり、
社長もまだ様子が分からなかったのだろう。今回からいろいろな部分で
リニューアルがなされていた。

まず、会場の机のレイアウトが変更され、社長らと参加者が向き合う形から
社長を含め参加者全員がお互いの顔を見て話し合えるロの字の形になった。

会場レイアウト(開場直後)

また、受付で参加者に進行スケジュールと現在の成績などが書かれた紙と
アンケートを兼ねた質問/意見記入用紙を渡し、最初にその用紙に質問や
意見を記入してもらう時間を設けたうえで、司会の伊藤営業推進部長が
それを眺めながら話題を振っていくというスタイルになった。

参加者の忌憚のない意見をできるだけ多く聞く場、という基本的な趣旨は
今までと変わっていないが、より望ましい形にリニューアルしたようだ。

質問/意見用紙と会議資料

まずは伊藤営業推進部長から開会の挨拶があり、事前申し込みの約40名と
当日の来場者約10名を合わせて50名ほどが参加しているとの報告があった。

続いて、参加者が「質問/意見用紙」に記入する時間が15分ほど取られた。
観戦のきっかけ、情報入手経路、交通手段などの簡単なアンケートのほか、
チームに対する質問・意見、ヴォルティスファミリー(会場に来る人から
気にかける人まで、ヴォルティスを愛する皆さん)を拡大するための意見、
そしてその他に書きたいことを自由に記入する欄も設けられた。

質問/意見用紙に記入する参加者たち

質問/意見用紙が回収された後、徳島ヴォルティス株式会社からの出席者、
新田代表取締役社長、富本取締役、大塚運営担当(以上、前方テーブル)、
福島事業部長をはじめ事業部のメンバーが、順に伊藤部長から紹介された。
なお、中田強化育成部長は飛行機の遅れで到着が30分ほど遅れるとのこと。

クラブスタッフの席

続いて、新田社長が挨拶並びに現状報告を行った。
新田「あらためましてこんにちは。3連休の大変忙しいところ、集まっていただき、ありがとうございます。今回は今年第2回目のカンファレンスということで、皆様の意見をいただきながらクラブとしてより発展していきたいと思っている。今日の会議では、私どもとしては、皆様の意見を頂戴してクラブの運営に役立てていくと同時に、今日のこの機会を踏まえて今一度皆様と進むべき方向のベクトルを合わせて、より良い方向へクラブとして進んで行きたいと思っているので、長時間になるかもしれないがよろしくお願いします。」
「現状は皆様ご存じのとおり、28節を終えて8位、11勝9分8敗ということになっている。今シーズン当初の目標であった6位にはまだ及んでいないが、この6位以上という目標を目指して残りのシーズンも戦っていきたいと考えている。おかげさまで大きな怪我人もなく順調に来ているが、どうしても夏場の連戦の中でチームとしても選手の疲労が出てきているのは仕方のないことと思う。他のチームも同じ状況なので、その中でより良い結果を求めていけるようにクラブとしても前向きにやっていきたいと思っている。」
「観客動員に関しては、(1試合平均)4,500名ということを今シーズン当初に目標として掲げたが、ホームゲームを全26試合中14試合終えて、現状は延べ人数で49,951名、平均で3,568名となっている。昨年に比べれば平均で200名程度増えており、しかも14試合のうち平日の試合が今年は5試合と、昨年の3試合から増えている中で200名増えているので、皆様のおかげと感謝している。ただクラブとしてはまだまだいろいろな形で、スタジアムに足を運んでくれる方を増やしていけるようなことをしていきたいと思っている。3,568名が多いのか少ないのかと言えば、皆様ご存じのとおり、J2の昨年の平均が約7,000名、J1の平均が約19,000名、また今シーズンのJ2も平均6,000名強で推移しているので、まだまだクラブとしても努力をしなければいけないと考えている。」
「いろいろ課題等もあるが、今日は皆様の知恵、意見をいただき、よりクラブとして努力していきたいと考えている。今回はこういった形で座席の配列をちょっと変えたり、事前に用紙に記入してもらったりと、若干、方法を変えた。これまで対話集会という形でやってきて、質問できた方とできなかった方がいたと思うので、そういったことを踏まえて、ここに集まった皆様の意見を十分に頂戴したいということで、また皆様と一緒にいろいろな議論をさせていただき、より良い方向に進んで行きたいということで、形式を若干変えさせてもらった。いろいろまた意見をいただければと思うのでよろしくお願いいたします。」

中田強化育成部長がまだ到着しないため、当初予定の順番を繰り上げて
先に四国ダービーのDVDが上映された。これは8月1日の四国ダービーへ
向けての先日の記者会見等の席上で、プレスの人たちに見てもらったもの。
これまでの四国ダービーの歴史を映像でつなげたもので、JFLの時代の
林選手らのゴールから今年4月の石田選手らのゴールまで映っていた。

DVD上映が終わったところで中田強化育成部長も予定通り会場に到着し、
さっそく挨拶とチームの現状報告を行った。

中田「こんにちは。飛行機の故障で出発が遅れたので、今着くことになり、申し訳ありません。現状、8位で勝ち点42、11勝9分8敗、得点35、失点34、得失点差+1という数字になっている。今シーズン当初は私自身も18チーム中のAランク、6位以内を目標にして、やってきた。現状8位なので私自身は全く不満だらけ。やはり目標に向かってやっているので、その数字に近づく、もしくはその中にいなければならないと思っている。ただ実際、ここ2試合連敗したことで8位になったが、それまでは5位、6位という時期もあったし、やはり目標に近づいたのでクラブとしてもそこから落ちることなくAランク以上をキープしながら、チャンスがあれば3位以内というところを目標にして戦いたいと思っている。皆さん、3年連続最下位から何を言っているのかと当初から思っているのではないかと思うが、これが現実の数字だということ理解していただければありがたい。」
「実際、選手も(昨年から)入れ替えながら戦ってきて、ようやくチームとして少しずつ方向性が見えてきた。プロなので結果が伴わないと何を言っているんだと言われるかもしれないが、サッカーのチームというのは生き物なので、成長する時もあれば成長が止まる時もある。ただ、成長を落とすことはありえないので、ぜひ成長を続けて、残り試合で3位以内という目標へ近づけて行きたいと思っている。実際にJ1のガンバ大阪や浦和レッズのように層の厚いチームでも負ける時は負ける。その中でどういう負け方をしているのか、中身があるのか、日程の問題なのか、いろいろなことを考えながら戦っていかないと、やはり真のプロとは言えないのではないかと思う。我々はアマチュアの球団ではないのでプロという認識の下、やっていかなければいけない。本当は結果がモノを言う。ただ、3年連続最下位、昨年は美濃部監督の下で最下位だったので、当然のように監督交代という図式になるが、実際には基盤がないとどんな監督がやっても一緒。ガンバの西野監督も今は長期政権でやっているが(以前は基盤作りから始めた)。ビジョンを持って物事を進めて行かないと、足元をすくわれたらすぐに代えないといけないということばかりになる。我々としては一足飛びにJ1に上がって、J1で優勝して、ACLに出て、アジアのチャンピオンになって世界へ行こうというのは夢かもしれないが、今はその目標へ向かっての第一段階にヴォルティスはあると思っているので、そういった意味で今年一年は本当にスタートを切っている年というふうに思ってもらえればありがたい。」
「実際、配布している紙の右の方(に掲載された今シーズンの戦績表)を見ると、ホームで●は2つだけ。前回、このカンファレンスで、ある方が『ホームで一軍を使ってアウェイで二軍を使ったらいい』とおっしゃって、その時はルール上不可能という説明をしたが、選手は今シーズン、ホームで本当に頑張っている。実際に△のところは負けの試合もあったと思うし、○のところは本当は△だったが勝ちに結びついているという試合もある。●は気の緩みであったり、先日の水戸戦はいろいろな問題も多々あってそうなったが。」
「私自身が昨年の今頃、いろんな形で選手にオファーを出した時に『徳島で頑張ってほしい。徳島の皆さんにプロサッカーリーグを、そしてその感動や躍動感を知ってもらいたい』という話を選手にした。以前にも言ったが、徳島は自然の豊かな町で、自然が生み出す鳴門の渦潮があり、人が作り出す阿波おどりがあり、そして子どもたちや皆さんに夢を与えるサッカーのJリーグというプロスポーツがある。今シーズンに関しては、今これだけの成績を残しているので私も少しだけ偉そうなことが言えるが、負けが続けば皆さんは私をガンガン追及してくるだろう。今、監督が交代しているチームもあるが、そのチームのサポーターの皆さんは怒り心頭だと思う。それは我々も十分に分かっているし、そうなった時にはまたいろいろな意見交換をしてもらえれば、その時にきちんと質問に答えていこうと思っている。」
「ただ、今は本当にいい数字が前向きに現れているので、ぜひこの成績を続けて今シーズンを本当にいい形で終わりたい。チャンスがあれば11月頃に盛り上がり、本当に夢を形にできるのではないかとも思っている。選手やコーチングスタッフは多少入れ替えたが、彼らが本当に今ここで頑張ってくれているということはやはり数字にも現れていると思う。また、TSVのグラウンドに来れば分かるが、すごく明るい雰囲気にもなっている。スタジアムでも皆が躍動感のあるプレーをして、あきらめずに最後の最後まで戦い、監督が退席になってどうしようかと思った時にはペットボトルの力のおかげで点が入ったりとか(注:セレッソ戦の後半ロスタイムに美濃部監督がペットボトルをピッチに投げて退席処分を受けた後、同点に追いついた)面白いサッカーにもなり、いろいろなパフォーマンスを見せていると思う。スタジアムに友達などを誘って来てもらえれば、まだこれから何かが起きると思うので、ぜひそういう楽しみを持って徳島ヴォルティスを見てほしい。以上が、現状の今シーズンの流れ。」

伊藤「さきほど記入に協力してもらった『質問/意見用紙』のひとつ目の項目、『チームに対する質問・意見』では多くの方が『補強はあるのか?』とくに『フォワードの補強はあるのか?』という質問を記入している。これに関して強化部長から。」

中田「先ほど言ったように順位も良かったので、チーム活性化を求めたいと思って、補強の第一段階としてセレッソ大阪の柿谷曜一郎選手をレンタル移籍ではあるが獲得した。この経緯も皆さんに知ってもらいたい。今のうちの選手の中で、徳重選手のアシスト、得点はチームに欠かせないが、彼の年齢は35歳。35歳のおっさんが頑張っている。ただし、似たタイプの選手がいないので、そういう選手がチームとして必要と思っていた。当初我々は(獲得候補の)リストを作っていたが、セレッソ大阪の柿谷選手がその中にいた人材なのは確か。ただ、我々のチームに来てくれるかと言えば疑問符がついた。彼はU-17(のアジア選手権)でMVPも取っている選手なので。ただ、新聞等では、遅刻したとか、クラブ内で不満分子のようになっているとか報道されていた。彼はセレッソのジュニア、ジュニアユース、ユース、トップと上がってきて、16歳でトップ契約をしている。高校も途中で通信制に変え、プロとして生活し始めた。彼はトップレベルでずっと生活してきたので人間形成がまだできていなかった。そこだけが彼の遅れていた部分だった。ただ、サッカーに関しては天才。ぜひ皆さん、TSVに来て練習を見てほしい。スタジアムでのパフォーマンスもすごいが練習のパフォーマンスはもっとすごい。もう彼が今、このチームの中心になっている。それも彼がこのチームに合わせてくれている。それをたった19歳の『小僧』がなし得てしまう。実際にチームに合流して初日にウォーミングアップをして、紅白戦を始めて2分後にはスルーパスを受けて単独ドリブルでいとも簡単にGKと一対一で得点してしまう。実際、鳴門のスタジアムで2点取っているが、それと似たような感じの得点をいとも簡単に決めてしまう。だからあの(J2での得点の)場面もいとも簡単に決めてしまった。彼は、練習でやっていることを(試合の)グラウンドで簡単に現わしてくれる選手。よく練習ではうまくいくけど試合ではうまくいかない、練習では見たこともないようなシュートが試合では入ってしまう、というケースがあるが、それは偶然でしかない。偶然ではないことをするというのが天才に近いと私は思う。天才というと語弊がある。彼の場合は感覚。ボールを取られないためには何をしたらいいか、ということが彼の体には染みついている。教わってできるということではない。その柿谷がなぜここに来ることになったかというと、私自身がセレッソでトップのコーチを2年間していた時に彼は小学校5〜6年生だった。その後、私が育成総括責任者という立場(今の育成部長みたいな感じ)で見ていた時には中学1〜2年生だった。もう中学2年生の時には高校生の練習に参加させており、当時のセレッソユースの高校生に対して赤ん坊を扱うようにプレーしていた。その年代から一つ二つも飛びぬけてしまっていて、たぶん周りのコーチングスタッフもどうしていいか分からなかった。そこで一番大事な人間形成の面でも、少しずつ彼に対して何も言えなくなっていったというのが実態。また、セレッソ大阪のグラウンドのある環境も、工業地帯の近くであまりよくなかった。パチンコ屋もたくさんあるし、誘惑も多いところなので、そこへ流れる場合もある。そこでセレッソに香川や乾が入ってきて、自分の居場所が少しずつなくなってきたときにどうしていいか分からなくなった。ただ、人間としてダメなことはダメだということをちゃんと判断しなければいけないと思うし、たまたま私もそういう状況で彼の心までよく分かっているので、ここではそいういうことは許さない。また、彼も私自身のことをある程度信頼してくれている。それらが一致して彼がここに来て活躍するようになったというのが現状。」
「皆さん、FW、FWと書かれているが、うちにはFWはたくさんいる。・・・(皆さんの)その笑いの意味はすべて分かっている。物足りないということ。今、実際に新人の佐藤選手がデビューしてからすごく頑張った。その後怪我をしたが、今ようやく復帰しようとしていて練習にも合流している。佐藤選手が今後どれだけ頑張れるか、ということも我々の期待の一つである。ただ、今後ここから成長するために、順位を上げたい、先ほど言った3位という数字に近づけたい、ということなら皆さんの思う通り(FWの補強が必要)だと思っている。実際、外国人選手に関してはいろいろリストもある。リストというようなかっこいいものではないが、何人かこういう選手がいたらいいなあ、というのはある。日本人選手に関しても同様。ただ、来シーズンから契約形態が変わり、移籍金撤廃という形でFIFAルールにのっとったやり方になる。今の日本のルール上では20歳から30歳までの選手の移籍には移籍金がかかる。30歳を超えると移籍金はゼロだが、20歳では年俸×7〜8倍、あとは違約金制度もある。例えば年俸1千万円の選手で係数が7倍なら移籍金は7千万円になる。7千万円を相手チームに払って、1千万円を選手に払うので8千万円かかる。ただし、1千万円では来ないのでそれに上乗せすると、20歳くらいの日本代表レベルの選手になれば1億円という数字が出てくる。移籍金が撤廃になるということは(より少ないお金で選手を)獲得できる。ただし、我々にはそのお金がどのくらいあるのか? したがってお金のある球団がこれからいい選手をどんどん獲得していき、お金のない球団はどんどん選手が取れなくなる。そういう問題が今、この時期に出ている。今までは11月30日に『あなたの来年の年俸はこれだけです』という提示をしていたので、提示後に行われる試合は12月のリーグ戦1試合+天皇杯だけだった。その時期にはもうある程度(翌年の契約について)判断できるので提示できていた。ただ、FIFAルールにのっとると8月1日にそれを提示しないといけない。『来年の1月にあなたとはもう契約しません』ということを半年前に伝えないといけない。となるとその半年間、選手にやる気があるかと言えば疑問符が付く。だからここで2年契約、3年契約といった複数年契約を、とくに絶対残ってほしい選手には提示する。そこで複数年契約するにもお金があるのか? という話になる。だから今は、移籍関係が非常に揺らいでいる時期である。選手もこのまま残った方がいいのか、自信のある選手は単年契約にしてどこかに引っ張られるのを待つか、といったことを考える。ただ、これはクラブと選手の話であり、その間に代理人という存在もいる。代理人は選手がクラブを渡り歩くたびにお金が入ってくるので、選手を回していく策を考えている。そういったわけで本来だとこの時期は移籍市場がどんどん動くのだが、今は新聞を見ても(移籍情報は)ものすごく少ない。我々がほしい日本人選手に(外国人選手はちょっと別だが)ぜひ来てくれと言っても、なかなか出ようとしないというのはそういう事情もある。ただ、お金がないからダメということではない。お金のあるチームは(浦和レッズが今一番お金があるが)レギュラークラスに対しては1億円近くどんと出し、若い選手には数百万円くらい出している。しかし浦和クラスになると一千万円から三千万円くらいの間で、試合に出ていない選手がたくさんいる。そうすると今度はそういった選手を持て余して、代理人が(他のチームに)回してくる可能性があり、そこで我々が二千万円くらいの選手をうまくディスカウントして獲得できる場合もある。ということで、今は非常に揺れ動いている時期であり、我々がチーム力を上げるために補強しようとしても、相手が慎重でうまくまとまらないというのが現状。その隙間をかいくぐろうとはしているが。また(先ほど、来シーズンの年俸提示の期限は)8月1日と言ったが、今年に関してはもう契約に関して物事が動いているということもあって、2ヶ月間の猶予期間があり、10月1日(が期限となっている)。ということは、我々は今年だけは9月30日までに(来シーズンの年俸を)提示する。だから我々も、本当に残ってほしい選手、このチームに絶対に必要な選手については、やはりお金のあるところに引き抜かれる可能性があるので、複数年契約していかないといけない。来シーズンの構想、チーム作りを考えたとき、引き抜きをされて3人、4人と持って行かれたら大変なことになる。(選手獲得の)お金を増やすためにはいろいろな策があると思うので、皆さんもご協力お願いします。」

新田「J1・J2含めて見た中で、ヴォルティスは決して資金的に潤沢なクラブではないと思うが、過去4年間、安定した経営をしてきたことが、今後規則が変わる中では強みになってくる。J2の中ではチャンスがある、とクラブとしては考えている。」

A「ありがとうございます。我々がFWが手薄と言ったのは、今年チームが好調なだけに、点が取れなくて負けてしまうのは非常にもったいない、点が取れたら勝てるのにドローに終わってもったいない、という部分もあってのこと。我々にとっては、去年いた彼(ドゥンビア)の存在が未だに尾を引いている部分がある。あまりヴォルティスに興味がない人でも名前を知っているような外国人が一人はほしい、というのが個人的な希望。去年、彼の活躍を見て発狂するくらい熱くなったサポーターも身近にいるので、チームの象徴のような外国人が一人いたら、初めて練習を見に行った人でも興味を持つのではないか。それが集客につながる。外国人、日本人を問わず、ボールを持つことで見ている人間がわくわくする(柿谷選手や徳重選手は今、そういう役割をしていると思うが)、そんなスター、絶対的なエースが一人、今ほしいというのが私の希望です。」

中田「私もほしいと思っている。今の順位で満足と思ったらおそらくここから落ちて行く一方なので、これで満足するのではなく、もっと上を、J1を目指していかないといけない。ただ、今はなかなか移籍市場が動かない。名前のある外国人選手、たとえばドゥンビア選手を今、連れ戻すには5億円が必要。彼はスイスリーグでほとんど途中出場でありながら得点王になり、今、フランスに行くかどうかという話が出ているが、移籍金や違約金で5億〜6億円は必要と聞いている。社長、買い戻しましょうか?(笑) 彼がレイソルから来たのは、レイソルで3人枠から外れてしまったという経緯がある。たぶん活躍するとは思ったが、コートジボワール代表になったのが(クラブにとって)運のつきだった。その時に私はもう駄目だな、と思った。ひとつ、彼がいろいろなクラブからオファーを受けるたびに前所属チームとして「徳島ヴォルティス」という名前が出るのはいいこと。ただ、彼が抜けた直後から17試合勝てなくなった。それだけ一人の選手に特化して(チーム作りをして)しまうと、(抜けた時に)立て直しがきかなくなる場合がある。我々はまだ基盤、土台を整備しないといけないということで、今年はスタートした。そういう選手はほしいが、プロの世界ではお金があればいい選手を取れるが、ないということで・・・。」
「今回来てくれた選手の年俸も、本来もらえるはずの額、前所属クラブでもらっていた額では全くない。ただ、一番大きかったのはハード面、TSVの施設が整備されて、天然芝2面、人工芝1面、クラブハウスに加えてサウナ、風呂、水風呂、食堂棟までできたこと。福島事業部長に撮影してもらった写真をカラーコピーして持って回ったが、それを見た選手が『田舎だから何もないと思っていたけど、これだけあるんですか。これなら集中してサッカーできます』という印象を持ってくれたのが大きかった。今度はチーム力を今の順位以上に上げていけば、来シーズンはもっと徳島ヴォルティスをそういう目で(移籍先の候補として)見てもらえるようになり、もっと質の高い選手に来てもらえるようになると思っている。」
「今、攻撃のところの・・・何を口ごもっているのか、ニュアンスで分かってもらえれば。一生懸命ディスカウントで(獲得しようと)頑張ろうと思っている。ただ、皆さんにも知っておいてほしいのが、外国人選手を新たに登録するには、7月15日から8月12日までの間に登録しないといけない。そして日本人選手は8月26日までに登録しないと、新たな期限付き移籍はできない。それ以降はルール上不可能。それを分かっていただければ、私が今日遅れた理由など・・・あまりそういうことを言ってはいけない(笑) ただ、これは確定していないことなので、一生懸命頑張っていることだけ分かっていただけたらと思います。」

伊藤「何となく感じ取っていただけたらと思います(笑) 引き続き強化関係では、ベテランがそろそろ疲れているのではないか、若手をもっと起用すればいいのではないか、という意見が次に多かった。」

中田「そうですね。ベテランはバテバテ。今年は過酷な日程をこなしていて、今で約28試合、ベテラン選手はほぼ全試合に出場している。だからここから若手選手、新人選手にチャンスが巡ってくる。私自身も言っているが、一番最初の段階は5月の連休で、この時期にチャンスがやってくる。とくに大卒の3人にはチャンスが訪れるので頑張りなさいと言っていた。次に(チャンスが来ると)言っているのがこの夏で、8月はバテてくるし警告累積(による出場停止)もある。ここ2試合負けていることもあり、おそらくいろいろな意味で活性化を図るべきと私は思っている。監督もそろそろそういう(新しい)力を入れていかないといけないと思っている。若手が駄目だからということでは全くない。今年は本当に怪我人が少なく、(チーム全体の)レベルが上がっている。実際に今までいた選手でも、石田祐樹などはそうだが、練習で頑張らないと試合で使ってもらえないという意識で練習しているからどんどん伸びている。それは全員がそうであり、ちょうど今からチャンスが出てくると思うので、若手がそこで踏ん張れれば新たにレギュラーの座を獲れると思っている。」

伊藤「『サテライトの試合で活躍している選手を使わないのはなぜか? 大島、井上、等』と書いていただいているが?」

B「TSVまで見に行っていないので申し訳ないが、新聞等に載っている結果で、得点者としてよく大島の名前を見る。それなのにベンチ入りもしていないので、ちょっと見てみたい。個人的に大島選手が好きというのもある。コンディション等はどうなのか、美濃部監督の好みもあるかもしれないが、意見を聞きたい。」

中田「サテライトで結果を残したから即、試合に出られるというわけではない。その時は力を上げていても、まだベテラン選手、レギュラークラスの選手の方がチームにもフィットしているので、いきなり交代で起用しても(活躍できるとは限らない)。とくに今年のチームは何人も入れ替わったので、まだ作り上げている段階であり、あまりころころ選手を入れ替えるとチームとしての土台がなくなる。監督の好き嫌いというのはあるが、それはどこの世界でも同じ。日本代表の岡田監督がJ1得点王の石川直宏選手を選ばないのと同じ。また、試合を見ている方は分かると思うが、今のヴォルティスは同じシステム、同じメンバーで戦っているわけではなく、対戦相手に応じてメンバー編成やシステムを変えている。実際に相手によっては調子のいい選手でも外すことがあり、そうやっていろいろなことができるようなバージョンを作り上げているところ。現在、2連敗しているので、これからそういう選手を使ってみようかという話は出てくると思う。」

伊藤「続いてもチーム関係で、『今年の目標はAクラス入りということで変わりませんか』」

中田「Aクラス、6位以内は私自身も最低ラインと思っているので、今は8位で大変申し訳ないと思う。今日のこのカンファレンスの時に6位であれば私ももう少し偉そうに言えたが、結果が伴っていないと偉そうに言えない。さらに成長し続けて4位、5位、6位を目指す。そのためにまず第一段階の補強を行った。これからもかみ合えば補強していきたい。また、先ほど言った若手がそろそろ出てくるので、新しいチームになっていく。そういう目で見てもらえれば7月、8月は面白いと思う。ただ、次はアビスパ、湘南と直接当たるし、その中で結果を残さないといけない。選手の組み合わせとシステム変更と若手の起用、そしてチャンスがあれば補強もする。楽しみなチームです。」

伊藤「その他、トップチーム関係で質問などあれば・・・」

C「気に障る話かもしれないが、いろいろな人と話をしているとヴォルティスを好きでないという人も中にはいる。その理由を聞くと、試合自体が面白くないとのこと。私の周りには少なくない。また、徳島ヴォルティスという名前がついている割には徳島の宣伝、徳島を全国に知らしめることができていない、という話も聞いた。私の個人的な分析だが、客が増えていない理由もそこにあるのではないかと感じた。そういう声に対して新田社長はどう思うか?」
「今年は成長していると中田部長もおっしゃったが、何が変わったのか、サッカーに関しては全くの素人である私にも分かりやすく説明してほしい。」

新田「試合が面白くないとおっしゃっている方は、今シーズン何試合かご覧になってそう感じられたのか? 昨年よりも今年が面白くないと? 実際、いろいろな方がいらっしゃって、いろいろな意見があるのは当然とは思う。ただ、理解してほしいのは、強化の話とも連動するとは思うが、徳島ヴォルティス株式会社のメイン商品はホームゲームであり、ホームゲームでいい試合をするのが一番。そのために今年は重要な要素としてなるべくいい選手を集めて最大限いいチームを作るということでスタートした。鶏が先か卵が先かの話ではないが、まずいい商品を作ってたくさんお客さんに来ていただき、そのうえでもっといいチームを作っていきたい、という考えを持っている。それでも今、試合が面白くないと感じられている方がいらっしゃるなら、試合そのものだけでなくスタジアムの雰囲気も含めて、より満足してもらえるようにクラブとして努力しなければいけないと私は考えている。」
「徳島をもっと発信したいと私も思っているが、クラブが徳島ヴォルティスの名前を出していくのではなかなか広がっていかない。サポーターの皆さんも含めて、本当に地域の中でいいクラブができてはじめて、いろいろなところで紹介されたりして広がっていくものだと思う。私は一番最初に皆さんの前でも話したと思うが、『徳島ヴォルティス』というブランド自体を価値あるものにしていきたい。それは皆さんと一緒になって作っていきたい。それができてはじめて広がっていくものであり、のべつまくなしに徳島という名前を出せば広がるというものでもないと考えている。」

伊藤「チーム関係であと2点ほど紹介したい。『石川選手の近況について』という質問をいただいている。」

中田「石川選手は、我々としては『揉まれて来い』ということで、パラグアイの4部リーグ、日本で言うJFLくらいのレベルのリーグに所属する湘南ベルマーレの日系人が作っているチームに、我々も一人参加させてくださいということで派遣した。環境はそれほどいいところではなく、グラウンドがデコボコだったり、遠征のバスがパンクしたり、そういう悪条件の中でたくましく育って行けばという思いがある。先日、リーグ戦が終わり、ほとんどの試合に右のサイドバックで出場していた。8月26日がJリーグの後半戦の登録期限になるので、それに合わせて戻す予定にしている。ただ、彼からメールが届き、『このまま徳島に帰っても試合に出られない環境であれば、もう少しここに残ってやらせてほしい』と言ってきている。徳島空港へ向かう時は半分泣いていたのに、すごく大人になったと感じている。あとは我々のチームとしての考えもあるので、延長するのか戻すのかはこれから決めたいと思っている。ただ、そういうふうに成長していることがメールの文面からも分かるし、たまに岡田強化担当へ電話もかかってくるが、意欲的に取り組んでいるようだ。」

伊藤「来シーズン、ユースやセカンドからの昇格予定はあるか?」

中田「難しい質問ですね。私自身、今シーズンは育成部長ということで育成も見させてもらっている。ジュニア、ジュニアユース、ユース、セカンドチーム、トップチームと全カテゴリの中で見て、セカンドチームの中からトップへ昇格する選手がいるかというのは、今現在ではクエスチョンという感じ。ユースの選手に関しても全く一緒。一番の問題は先ほど言った移籍の問題で、今はどのチームも悩んでいる。我々としても能力のあるユースの選手はぜひ育成して伸ばしていきたい。石川選手のように(育成のために海外へ)出していくことも考えている。ただ、ユースの選手の場合は、本人の意思がプロ志向である選手に対して、昇格できるかどうかの結論をずっと引き延ばしてしまうと、大学へ進学するのか、社会人へ行くのか、という次の進路のこともあるので、今、平田育成チーフと話をしながら、煮詰めているところ。そして、今シーズンはクラブユース選手権への出場が決まり、この大会が7月末に行われるので、我々はその大会を最終的な昇格の判断基準にしたいと思っている。今までは愛媛との対戦(四国予選)で負けてその大会に出場していなかったので、(予選が終わる)6月にはある程度話をしていた。とくに大学進学の場合は推薦なども入ってくるので。」
「ジュニアユースは選手権に出場できないが、西岡田選手はU-15日本代表にずっと入っているし、山口博也くんもU-14で(Jリーグ強化トレーニングメンバーに)ずっと入ったりしているので、いい素材がいるのは確か。そういう選手をプロという位置づけまでどう育成できるか、ということで、私は上目線で引っ張り上げろ、ということを育成のスタッフに言っている。育成なので、皆さんは育てると思っていると思うが、ではどこまで育てたらプロなのか、というのが分からない。育成のスタッフにもプロを経験している人はいるので、我々はプロにならないといけないくらいのレベルから育成を見て、すくい上げていく。そして足りないところはどんどん練習させる。そして最後は下から押し上げてやる、ということを私はスタッフに言っている。一番面白いのは柿谷曜一朗で、彼はすでにトップレベルの選手で、上から目線ではなく上に来ていた。そのために人間形成の教育がなされなかった。センスというのは教えても絶対に身につかないので、そこへ近づけるように我々が『プロではこういうことをやっている』ということを伝えるが、ユースの年代とジュニアユースとジュニアでは伝え方の感覚が違う。言うことはたぶん同じだが、小学6年生と高校3年生では体格が違うし、中学生は1年生から3年生まで成長期が(人によって)バラバラなので、その年代にあった言葉でのコーチングや練習方法を採用しないと絶対に上には伸びていかない。そういうふうに育成部門もプロ球団としてプロを育てるという考え方を持っている。ただ、ジュニアに関しては今年で終わってしまう。ジュニアも全日本少年サッカー大会に出場するので、そこでぜひ頑張ってもらって、ジュニアユースに上がってきてもらえれば、と思っている。」

伊藤「他にも『今年はよく頑張ってくれている。ありがとう』というようなご意見も多数いただいているし、『頑張ってJ1に行こう』と力強い字で書いている方もいることを伝えさせていただいて、チーム関係はいったん終了する。当然、いただいているご意見には会社の方で目を通すが、あらためて返事をするのは難しいのでご了承いただきたい。」

新田「育成に関して補足しますと、今年から育成と強化を合わせて中田強化育成部長が見るようになっている。これは中長期の中で地元・徳島出身の選手をいかにトップへ上げていくか、先ほど看板選手がほしいという話もあったが、やっぱり地元で育った選手がチームの中心になれるように考えてやっていきたいと思っている。それには10年くらいかかるかもしれないが、トップ登録選手の中で過半数を徳島出身の選手が占めるようにするために、今、何をすべきかという方向でやっている。」

伊藤「続いて、ヴォルティスファミリーを拡大するために、ということで、大きく分けてグッズ関係とスタジアムグルメについて意見をいただいている。」

D「最初はホームしか行っていなかったが、アウェイにも行くようになって、そこでしか食べられないスタジアムグルメが結構目につくようになった。徳島でしか食べられないものをもっとスタジアムで目につくようにしてほしい。」
「ひいきの選手ができてくると、その選手のグッズ、背番号入りのグッズがほしくなってくるので、今後そういうものが増えてくるのかどうか。」

伊藤「ありがとうございます。今、ご意見をいただいているが、せっかくの場なので、スタジアムグルメとして何がほしいか思いつくままに教えてほしい。できるかできないかは分からないが、とりあえず(挙げてほしい)。」

新田「グルメに関しては、出店してもらっているお店との話し合いの中で、できるできないというのは出てくる。今までにもこういう話はいただいていて、全く動いていないわけではない。何かを作りたいとは我々も思っている。今回、スタジアムグルメとは少し違うが、たい焼きを作らせてもらった。そういうものをもう少し増やしていきたいと思っている。何かご当地グルメのアイデアがあれば教えてほしい。」

E「その前に出店費用が高いから出せないという話を聞いたが・・・。」

新田「出店費用はたぶんJリーグの中でも非常に安い方。ヴォルティスのホームゲームは、皆さんもたぶん理解していると思うが、入場料やその他のものがたぶんJリーグの中で一番安い。当日券は別にしてファンクラブ会員で見てもらえば、ほぼ一番安い設定になっている。本来ならばそこでしっかり売り上げを確保してそれを選手の強化につなげていかなくてはいけないのだが、まずはたくさん来てほしいということがあるので、ハードルは決して高くしていない。」

F「スタジアムの食べ物として、ベタな意見かもしれないが、今話題の徳島丼はどうか。徳島ラーメンの具をご飯に乗せただけとは聞いている。以前、ぶっかけラーメンの店(注:徳島ぶっかけそば 道麺)があったが、お店自体がなくなってしまったのでスタジアムで見かけなくなった。麺類はゆでる時間がかかるので、客数をさばけないと聞いたことがある。ご飯ものなら炊飯器で炊いておけば可能だと思う。」

新田「まさに徳島丼が話題になった時に、できないかと話をしていたが、夏場に生卵を落とすのが大丈夫かという問題も出てくる。麺類に関しては、徳島ラーメンはスープの廃棄の問題があってなかなかスタジアムでは扱いづらいというのが現状。おっしゃるようにご飯ものなら可能性はあると思う。」

G[今、ゴール裏の売店でキュウリの浅漬けを売っている。そういうものでもいいと思う。もちろん名物であってもいいが、地元の農家の方と協力して地元産の野菜を使ったお店を出すとか。また、フィッシュカツやちくわももっと分かりやすい形で販売してほしい。今はこまごましていて何がどこにあるのか分かりにくい。屋台のようになっていて、一個一個がどこにあるのかが分かりづらいし買いづらい。ここに徳島名物の○○があります、というのをもっと明確にしてほしい。」

新田「ありがとうございます。どこのお店に何があるのか分かってもらえるように、表示を改善する話も検討はしている。地元産で言えば、冬場なら金時イモを焼くだけでもいいのでは、という話も出ているので、素材を生かして何かできればと思っている。」

伊藤「ちなみに今、時計台広場周りで出店しているお店からは、一回につき5,000円を場所代としていただいている。これが高いのか安いのかという話になると、私としては決して高くはないと思っているが、やはりその日の売上等にもよるので、今後、考えていかないといけない。できる限りスタジアムあたりで買い物をしていただけると我々としてもありがたい。」

H「選手の意見を入れた食べ物、例えば徳重選手だったら徳重丼とか、ファビオ弁当とか、選手のお薦めのメニューで作ってもらったら、『これは徳重選手がお勧めしていた弁当だ』ということで徳重選手のファンが食べるというようなことも期待できる。」

伊藤「ありがとうございます。それは何が好きか聞いてみる(笑) 十分考えてみる。」

I「これもベタな意見だが、今回の四国ダービーのときでも出るとは聞いているが、恒常的なものとして徳島バーガーをまた検討してほしい。」

伊藤「ありがとうございます。徳島バーガーと言ってもお店によって中身が違うとは聞いているが、皆さん、徳島バーガーと名のついたバーガーは食べていますか? 逆に徳島バーガーの中でもどこのどういうものが美味しかったというような情報があれば、そこへお願いに行くなどの方法もあると思うので、この場に限らず、また情報をいただきたい。とりあえず8月1日は出る。グルメ対決も勝たなくてはいけないと思うので、数に限りはあるが、ぜひ積極的に購入してほしい。」
「食べ物の話ばかりするとお腹がすくので、次はグッズ関係に行きたい。実はメガホンはもうやめたらどうかという意見を久々にいただいた。私は初年度あたりからこういう立場でやってきて、当初はメガホンはサッカーにそぐわないという意見をよくいただいたのを記憶している。今まではうちの一番の売れ筋商品であるということで理解をいただいてきたが、実は現状でも結構売れている。別にこの場でやめるかどうかを決めるわけではないが、せっかくなので『メガホンはなくてもいい』という方、単純にイメージだけでいいので手を挙げていただいたら・・・(あまり挙がらない)・・・ありがとうございました。ご意見として頂戴します。」
「続いてもグッズ関係だが、また後ほどクラブマスコットお披露目というプログラムがあり、我々としては8月1日に合わせてマスコット関連のグッズの販売も一部準備はしている。それも含めて、こんなグッズがあったらいいとか、これは高いとか安いとか、意見があればどうぞ。」

E「選手の背番号のタオルマフラーがぜひほしい。」

伊藤「ありがとうございます。ちなみに何番がよろしいですか?」

E「7番で。」

伊藤「運営部のみなさん、7番、オーダー入りましたのでお願いします(笑)」

J「ネクタイ。(今年発売された)1本をずっと着用しているので、今度は夏用とか、冬用でも新しいデザインのものがあればありがたい。」

K「小さい子どもを持つ親から聞いた話で、大人はキャラクターもののシャツはなかなか着ないが、子どもなら着ても問題ないし、人目に触れる機会も多いので、シャツとか衣類関係は子ども向けのものをぜひ発売してほしい。」

L「小さいサッカーボールで、エンブレムが入っていて、サインをもらえるようなものがあればいい。」

M「男性はネクタイがあるので、女性向けにピアスか何かがあるとうれしい。女性がふだん身につけられるような、ヴォルティスのエンブレムのついたものがほしい。」

N「キャラクターを全面的に押し出すなら、ぬいぐるみとか人形を作ってもいいと思う。もしくは企業の開店祝いに営業用の着ぐるみがあってもいい。」

伊藤「いろいろ出していただいてありがとうございます。意見として頂戴します。とくに女性が身に着けるものなど、今まであまり話題に上らなかった意見も出たし、ネクタイも引き続き次のバージョンを考えていけたらと思う。これに関しても、また随時おっしゃっていただけたら、やれることからやっていきたい。」
「他にもご意見を多数いただいている。『チケットの種類を増やしたらどうか』という意見をいただいた。この件についてお話をいただけたらと思うが・・・。」

O「一般的にはファミリーチケットなどがあると思う。いろいろあると思うのでまた考えてもらって・・・。」

伊藤「現状のファンクラブ会員について、個人会員は3万円、2万円、1万円、1千円のコースで引き続き募集しており、今月末が締切となっている。実はこれは5年間、同じような内容で皆さんにご協力いただいている。このファンクラブ会員(個人)に関して、何かこの場で思いつく意見があればいただきたい。」

P「会員用のホームページを充実させてほしい。」

伊藤「会員特典の充実ということでいいですか?」

P「はい。」

Q「会員の件だが、今は毎年更新しても得することがない。2年目でも3年目でも同じというのではなく、長く入っていると特典があるようなシステムにすると、長く続ける人も出てくると思う。」

伊藤「貴重なご意見をありがとうございます。早く入っていただいた方に対する特典は毎年用意しているが、継続会員特典はなかったので今後十分検討していく。」
「他には、支払関係の手続きについては、口座振替で年会費をいただくなど、その都度検討はしているので、また意見をいただきたい。」
「もうひとつ、このたびお伺いしたいのですが、今は(一般会員は)1万円でチケットを10枚つけている。これをどうするかが思案のしどころで、一番皆さんに汎用的に入会してもらっているコースだが、Jリーグからはその仕掛けはあまりお勧めしないとずっと言われている。1万円の一般会員の中身についてどう思われるか、教えていただけたら・・・ここに来られている方は皆、2万円以上なのかもしれないが。」

R「今は1万円、2万円、3万円と個人会員の金額設定があるが、全くなじみがなくて最初に入る方にとっては、いきなり2万円では高い気がしてしまうと思うので、1万円という手ごろな金額設定の会員もあった方がすそ野は広がるような気がする。」

伊藤「ありがとうございます。私もそう思います。ぶっちゃけて話すと、(1万円より)もっと安い方がすそ野が広がるのではないかと思っていないこともない。例えば3,000円でファンクラブ会員になって、会員証と会報誌と特典をもらえるが、その代わりチケットは会員割引で買える、というような仕組みをたいていのクラブは採用している。1万円の会員に入ってチケットを10枚もらえるなら、1枚1,000円で購入しているような感覚になる。それが多くの方の利用方法だと思う。いつでもお越しいただけるチケットを10枚渡すというのもJリーグ的には異例のこと。そのあたりを毎年考えているというのが現状。何が言いたいかというと、そろそろ他のクラブにならった方がいいかとも思っていて、あとは前売り券を安く購入していただくという方法も考えている。来季から即、そうするというわけでもないが、検討はしているので、引き続きご意見をいただける場があればと思っている。」
「まだまだご意見をいただいており、十分紹介できていないが、時間が来てしまった。この後のプログラムとして、3時45分からマスコットのお披露目をポカリスエットスタジアムの正面付近で行う。繰り返しになるが、ご意見にはすべて目を通して、とくに十分紹介できていないがすぐに取り組めるような意見も多数いただいているので、形にできるものから取り組みたいと思っている。最後にまとめとして新田社長からご挨拶かたがたお願いします。」

新田「本日はお忙しい中、ありがとうございました。いろいろな形でいろいろな貴重な意見をいただいたので、これをクラブとしてもしっかりと受け止めながら、よりよいクラブ運営に努めていきたいと思っている。最初に中田部長からも話があったが、我々は大きな夢を持ってやっていきたいと思っている。中期・長期の中で大きな夢に向かっていく。今年やらなければいけないことを明確にしながら、J1昇格であるとか、Jリーグのチャンピオン、アジアチャンピオン、世界へ向けて徳島からやっていけるように、皆さんと一緒に積み上げていけたらと考えているので、今後ともよろしくお願いします。そういった意味でも、最後に話題に上った入場料収入というのが一番大事なクラブの財源になると考えている。景気の変動の中で、当然広告収入等は大きな部分を占めるが、広告収入に頼る経営というのが一番不安定であり、やはり多くの方に支えていただいてはじめてクラブというのは成り立っていくと思っている。今日来てくださっている皆さんも含めて、ファン、サポーターの皆さん方を一人でも多く作れるように、我々としても努力していきたいと思っているので、お力添え、ぜひよろしくお願いします。シーズン後半になるが、今後ともまたよろしくお願いします。ありがとうございました。」

13時にスタートして、14時58分まで、1時間58分にわたる会合だった。


posted by ナカヲ at 15:10| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Soccer 2009-2/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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