2006年01月28日

めでたくない入替戦行き

今日はラグビーのトップリーグ・チャレンジシリーズ最終節を観戦するため、
近鉄花園ラグビー場へ行った。
第一試合はホンダヒート(トップウェスト2位)と
九州電力(トップキュウシュウ2位)の対戦。
ともにNTT東日本(イースト2位)に勝っており、
今日の試合に勝ったほうが2位グループのトップということになる。

試合は立ち上がりからホンダのペースで進み、
いつものようにバックス陣のロングゲインからトライを積み重ねる。
その後、九州電力もトライを1本返して、22-7で前半を折り返した。

九州電力CTBナイサン・グレイは元ワラビーズ

後半に入ると九州電力がリズムを取り戻し、必死の追い上げを見せたが、
ホンダも取られたらきっちりと取り返し、なかなか点差は縮まらない。
結局、ホンダが39-26で勝ち、昨年に続いて2位グループのトップを確保した。

この結果、2位グループの順位は、ホンダ、九州電力、NTTの順となり、
来月11日に行われる入替戦で、ホンダはリコー(トップリーグ11位)と、
九州電力はセコム(同10位)と、NTTはワールド(同9位)と
それぞれ対戦することになった。

NTT対ワールドはかなり力の差がありそうなので、
このグループから昇格チームが出るとしたら、ホンダか九州電力だろう。
ただ、ホンダの対戦相手・リコーは、トップリーグ開幕以来、
入替戦に皆勤出場しており(もちろん全勝)、戦い方を心得ている。
また、九州電力もトップリーグで35トライを挙げたセコムの攻撃力を
抑えきるだけの守備力は持っていないと思うので、
結局は例年通り、上位チームがそろって残留するのではないだろうか。

さて、続く第二試合は、近鉄ライナーズ(ウェスト1位)と
コカ・コーラウエストジャパン(キュウシュウ1位)の対戦。

ライナーズは日本IBMビッグブルー(イースト1位)に完封負けしており、
一方のコカコーラは先週、IBMに競り勝っている。
その結果、IBMが2位以内を確定させ、来年度のトップリーグ昇格を
決めてしまったため、今日の対戦では残り1つの自動昇格枠を争うことになる。

コカコーラは勝てば1位となり、来月から開幕する日本選手権への
出場権を手にすることができる。また、勝てなかった場合でも、
引き分けもしくは7点差以内の負けならトップリーグ昇格に必要な
2位以内を確保できる(トライ数によっては21点差以内の負けでも可)。

一方、ライナーズはすでに1位になる可能性が消滅しており、
2位に入るためには、この試合に22点差以上で勝つか、
8点差以上で勝って4トライ以上を取り、なおかつ相手を3トライ以下に
抑えなければならない。かなり厳しい状況だが、可能性がある限り、
あきらめるのはまだ早い。

試合開始。まずは風上のコカコーラが2分にPGで先制するが、
ライナーズも12分にタライアのトライで逆転。
前回の駒沢の試合で狭いインゴールエリアを突き抜けて
トライを取り消されてしまったタライアだったが、
今回は思う存分回りこんでのトライだった。
ゴールも決まって7-3。

その後は一進一退の攻防が続いたが、終了間際の36分、
ついにコカコーラが逆転トライを奪い、10-7で前半を折り返した。

気合あふれるプレーを見せたライナーズWTB西尾 コカコーラの司令塔SO渕上のキックオフ

後半に入ると風上のライナーズが優位に立つかと思われたが、
コカコーラもしっかりと守り、逆に8分にトライを奪って15-7と突き放した。
これでライナーズは4トライの獲得が至上命題となる。
(3トライ以下の場合は22点差以上で勝たなければならないが、
ここから30点以上を挙げて3トライ以下ということはまずありえない。)

ライナーズは敵陣深くに攻め込みながら、コカコーラの堅い守りの前に
なかなか最後の一線を超えられなかったが、20分にようやくトライを返す。
残り時間は20分。2トライを奪うには十分だ。

しかし、その後もコカコーラの守りをなかなか突破できず、
最後は逆襲を食らって自陣深くに押し込まれ、失点を防ぐのがやっと。
結局、そのまま時間が経過し、コカコーラが15-12で勝利を収め、
日本選手権出場と来年度のトップリーグ初昇格を決めた。
トップリーグへの新チーム参入は2年前のIBM以来のこと。
おめでとう、コカ・コーラウエストジャパン!

ファイナルスコア

敗れたライナーズは、地域リーグ1位の3チームの中で最下位に終わり、
来月開催されるトップリーグ最下位チームとの入替戦に回ることになった。
トップリーグ最下位は、史上初の11戦全敗を記録した福岡サニックスブルース。
この両チームは、2年前の第1回トップリーグ最終戦で対戦し、
「勝てば入替戦に望みをつなぎ、負ければ自動降格」という厳しい条件の中で、
38-35という歴史に残る死闘を演じている。

その試合で敗れて地域リーグへ降格したサニックスにとっては、
(今では自分たちのほうが上の立場とはいえ)絶好の雪辱の機会だ。
しかも会場は地元・博多の森球技場。公式戦で一度も勝てずに
シーズンを終えるわけにはいかないから、気合は十分だろう。
激しい試合になりそうだ。


posted by ナカヲ at 18:47| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Rugby Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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