2009年12月13日

高橋健史のPK2本で辛勝

今日は神戸総合運動公園陸上競技場(神戸ユニバーシアード記念競技場)へ
関西府県サッカーリーグ決勝大会の一次ラウンド第2日の2試合を見に行った。
曇り空で時々太陽が顔を出すが、気温は昨日よりかなり低い。

キックオフ時刻の20分前にはスタジアムに着いたが、入場口は開いておらず、
どこから入っていいのか分からなくてスタジアム前を半周する羽目になった。
結局、関係者入口から事務所の前を通ってスタンドへ上がった。

この大会は、関西2府4県の各府県リーグ上位2チームが関西リーグ2部への
昇格を賭けて争うもので、一次ラウンドは12チームが4グループに分かれて
総当たりのリーグ戦を行う。

そして各グループ1位が決勝ラウンドへ進み、トーナメント形式で優勝を争う。
優勝チームは関西リーグへ自動昇格し、準優勝チームは関西リーグ2部7位
(今年は三菱重工神戸)との入れ替え戦に勝った場合のみ昇格できる。

神戸総合運動公園の大会案内板では「社会人府県リーグサッカー決勝」の
表示が「補助競技場」の方に貼られていたので、会場が変更になったのかと
思ったが、実際には当初の予定通り、メインスタジアムでの開催だった。

大会案内板では補助競技場に

第一試合は関学クラブ(兵庫県1位)対守山侍2000(滋賀県2位)。
関学クラブはこれが初戦。対する守山侍2000は初戦で大和クラブに4-1で
勝っており、この試合に勝てば(PK勝ちでも)決勝ラウンド進出が決まる。

関学クラブのスタメンは以下の通り。
GKは原田。DFは右から太田、金子、岡田、青戸。
MFは右から新保、木村、千葉、佐伯。FWは金尾と北野。

対する守山侍2000のスタメンは以下の通り。
GKは木屋尾。DFは右から奥村、明石、木下、吉田周。
MFはボランチに山内と植西、右に山本、左に大角、トップ下に渡辺。
FWは井上のワントップ。

前半は立ち上がりから関学が一方的に攻め込み、守山は跳ね返すだけ。
関学は7分、左からのパスを受けたFW北野が正面からフリーでシュートを
放ったが、GKにセーブされた。

守山は15分頃から徐々に反撃し、大きく裏へ蹴り込んではチャンスを窺う。
18分にはMF山内が右寄りからシュートを放ったが、ポストの左へ外れた。
一方の関学はボールポゼッションで上回り、ドリブル突破でゴールを狙う。
20分にFW金尾が正面から思い切って狙ったロングシュートはポストの左へ
外れた。そして24分、守山はMF大角のスルーパスにFW井上が抜け出し、
GKとの一対一を決めて先制した。

守山MF大角のプレスをかわす関学DF金子

しかし関学も31分、MF佐伯が左から思い切りよくミドルシュートを放つと、
これを守山のGK木屋尾がキャッチはしたが、勢いに押されて体勢を崩し、
ボールを持ったままゴールラインを越えてゴールの中へ入ってしまった。
副審からのアピールで得点が認められ、関学が1-1の同点に追いついた。

関学は36分にも佐伯が正面左寄りからシュートを放ったがGKがキャッチ。
そのまま40分ハーフの前半を終了。どちらかと言えば関学が押し気味だが、
スコアは1-1。守山にも十分に勝機はある。

よく守った守山のGK木屋尾

後半も関学が攻め込み、8分には右クロスがDFに当たって角度が変わり、
ニアサイドで佐伯がオーバーヘッドで合わせたが、クロスバーを越えた。
11分にはゴール前で波状攻撃を仕掛けたが、守山の守備陣に跳ね返され、
最後はこぼれ球を右コーナー付近で拾ったMF千葉がドリブル突破して、
右の角度のない位置からシュートを放ったものの、サイドネットへ。

さらに14分には金尾が正面左寄りから放ったシュートが右ポストを直撃し、
跳ね返りを拾った北野のシュートも跳ね返されたが、波状攻撃を続けると
ついに守山の選手がファウルを犯し、PKを獲得。これを15分にMF新保が
GKの動きを見極めてゴール右へ蹴り込み、関学が勝ち越した。

関学はさらに17分、MF木村が左サイドから最終ラインの裏へパスを送り、
北野が飛び込んだが、飛び出したGKとの一対一はGKに押さえられた。
その後は1点を追う守山が反撃に転じ、19分には裏を狙ったパスに井上が
正面左寄りへ抜け出したが、飛び出してきたGKと一対一になって放った
シュートは左サイドネットを揺らしただけ。関学も25分、右クロスに正面で
フリーの金尾が合わせたが、クロスバーの上へ。

関学はロスタイムに入るとコーナー際で時間を稼ぎ、ロスタイム2分には
FW向が相手のミスに乗じてボールを奪うと、右からシュートを放ったが、
GKにセーブされた。

結局、そのまま試合終了。80分間で勝った関学が1試合を残して勝ち点で
守山に並んだ。最終節は勝ち点を1点でも上積みすれば(PK負け以上で)
決勝ラウンド進出が決まる。もう試合のない守山は、関学が大和クラブに
4点差以内で負けるのを期待するしかなくなった。

第二試合はFC大阪(大阪府1位)対ヤンマー尼崎(兵庫県2位)。
FC大阪には元徳島ヴォルティスのMF高橋健史とMF岡本竜之介がおり、
さらにはテクニカルディレクター兼任選手でDF辻本茂輝も在籍している。
徳島ヴォルティスサポーターとしては気になるクラブだ。今日も徳島から
何人かサポーターがやってきていた。

ヤンマー尼崎はヤンマーの社員クラブ。第1戦をPK合戦で落としており、
この試合に敗れれば一次ラウンド敗退が決まってしまう。逆にFC大阪も
今日の試合に80分間で敗れると、勝ち点がヤンマーに届かなくなるため、
一次ラウンド敗退が決まってしまう。当然だが、どちらも負けられない。

FC大阪のスタメンは以下の通り。
GKは近藤。DFは右から上田、泉谷、山本、池松。
MFは右から菅野、高橋健、岡本、辻村。FWは羽畑と栢木。
ちなみに、辻本の姿は見当たらなかった。

両チームのスタメン

対するヤンマー尼崎のスタメンは以下の通り。
GKは21番。DFは右から13番、24番、9番、8番。
MFは右から14番、7番、15番、19番。FWは11番と18番。
胸と尻に「やんまー」とひらがなで書かれたユニフォームはユニークだが、
緑のシャツに黒の背番号なので、見づらいことこの上ない。

円陣を組むヤンマー尼崎のスタメン

前半の立ち上がりは大阪が攻め込み、2分にFW羽畑のパスにMF菅野が
右へ抜け出してシュートを放ったが、GK21番にセーブされた。さらに4分、
DF上田の右クロスに羽畑が頭で合わせたが、これもGKにセーブされた。

ゴール前を固めるヤンマー守備陣

大阪は大会前に大規模な戦力補強を行ったためか守備陣の連係が拙く、
たびたび危険な位置でボールを奪われてはピンチを招く。ヤンマーは8分、
FW18番が右からシュートを放ったが、GK近藤がセーブし、こぼれ球も
自ら押さえた。

大阪はその後、守備面の不安も影響したか、攻撃面でもチャンスがあまり
作れなくなる苦しい展開。25分には左クロスにファーサイドの羽畑が頭で
合わせたが、左ポストを直撃したボールはGK21番に直接キャッチされた。
しかし大阪は26分、敵陣ペナルティエリアの左寄りでMF高橋健が倒され、
PKを獲得すると、これを27分に高橋健が自らゴール左へ決めて先制した。

これで再び勢いを取り戻した大阪は29分、MF岡本の右CKにニアサイドへ
走り込んだDF山本が合わせたものの、GK21番がセーブ。さらに32分には
高橋健が正面右寄りから左へスルーパスを送ると、これに羽畑がフリーで
抜け出したが、GKとの一対一から放ったシュートはポストの右へ外れた。

中盤で攻撃を組み立てるFC大阪のMF高橋健

そして前半終了間際の38分、ヤンマーは左からドリブルで攻め上がると、
DFを抜き去ってそのまま同点のゴールを決めた。大阪もロスタイム2分、
岡本の右CKにゴール正面で山本が頭で合わせたが、クロスバーの上へ。

CKのキッカーも任されたFC大阪のMF岡本竜之介

1-1で前半終了。選手個々の技術では上回る大阪だが、チームとしての
連係ではヤンマーに後れをとり、思わぬ苦戦を強いられている。

後半に入っても流れは変わらず、いきなり1分、DF間のパスをヤンマーに
カットされて18番に正面からシュートを打たれたが、これはGKの正面へ。
ヤンマーはさらに8分、左から攻め込んでシュートを放ったが、GK近藤が
何とかポストの右へ弾き出した。

その後、ようやく守備が落ち着いてきた大阪は22分、DF池松の左クロスに
ファーサイドの羽畑がボレーで合わせたものの、クロスバーの上へ外れた。
しかし33分、大阪はペナルティエリアの右寄りで高橋健が倒されてまたも
PKを獲得すると、これを34分に高橋健自らゴール左へ決めて勝ち越した。

勝ち越しのPKを決めて喜ぶFC大阪

さらに36分にはヤンマーのMF7番が大阪のFW松園を倒して一発退場。
これで大阪の勝利は濃厚と思われたが、ヤンマーも最後まであきらめず、
終了間際のロスタイム4分には、右CKにファーサイドの選手が合わせて
ふわりと浮かせたシュートが枠を捉えたが、これはGK近藤がキャッチ。

そのまま試合終了。大阪が競り勝って決勝ラウンド進出へ一歩前進した。
次節の紀北蹴球団戦で勝ち点を1でも獲得すれば(つまりPK負け以上で)
決勝ラウンド進出が決まる。逆にヤンマーは一次ラウンド敗退が決定した。

とはいえ、FC大阪は元Jリーガーや関西学生リーグ出身の実力派選手を
多数抱えながら、チームとしての連係に難があり、攻守にミスを連発した。
今日の試合も内容的には互角で、PK2本に救われて白星を拾った感じだ。
このままでは関西リーグ昇格は厳しそうなので、連係を向上させてほしい。

◎第44回関西府県サッカーリーグ決勝大会一次ラウンド第2日第1試合
 2009年12月13日11時45分キックオフ
 (神戸総合運動公園陸上競技場(ユニバー記念競技場))=40分ハーフ

関学クラブ    2(1−1)1  守山侍2000
(兵庫県リーグ)  (1−0)   (滋賀県リーグ)

得点:関=佐伯(31分)、新保(55分)
   守=井上(24分)
警告:関=佐伯(35分)、千葉(38分)、岡田(62分)
   守=渡辺(75分)

(関学クラブ)
GK 原田36
DF 太田19
   金子3
   岡田23
   青戸2
MF 新保32
   木村8
   千葉7
   佐伯17
FW 金尾28(→68分、向13)
   北野4

(守山侍2000)
GK 木屋尾1
DF 奥村4
   明石5
   木下13
   吉田周20(→72分、平野7)
MF 山内25
   植西14(→70分、池田30)
   山本18
   大角27
   渡辺21
FW 井上10(→78分、吉川15)

◎第44回関西府県サッカーリーグ決勝大会一次ラウンド第2日第2試合
 2009年12月13日14時キックオフ
 (神戸総合運動公園陸上競技場(ユニバー記念競技場))=40分ハーフ

FC大阪     2(1−1)1  ヤンマー尼崎
(大阪府リーグ)  (1−0)   (兵庫県リーグ)

得点:大=高橋健(27分、74分)
   尼=?(38分)
退場:尼=7番(76分)

(FC大阪)
GK 近藤1
DF 上田17(→73分、川口26)
   泉谷27
   山本25
   池松24
MF 菅野8
   高橋健10
   岡本14
   辻村18
FW 羽畑20
   栢木9(→50分、松園16 →79分、高橋亮6)

(ヤンマー尼崎)
GK 21番(→40分、1番)
DF 13番
   24番
   9番
   8番
MF 14番
   7番
   15番
   19番
FW 11番
   18番


posted by ナカヲ at 23:58| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Soccer 2009-2/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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