2009年12月19日

高円宮杯、初戦は競り負け

今日は高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会1次ラウンドの
第1戦を見るために、鳴門・大塚スポーツパークへ行った。晴れているが、
気温が非常に低い。

第一試合は、球技場で行われるグループEの愛媛FCジュニアユース対
SC岐阜VAMOSを観戦した。やはり四国勢の戦いぶりは気になるものだ。

球技場に掲げられた大会幕

2年前とは違って、今年は各チームとも声出しサポーターが少なかったが、
愛媛はトップチームと同じサポーター団体が太鼓を持参して駆けつけた。
また、岐阜は父兄による応援のようだったが、横断幕を複数用意していた。

愛媛の横断幕 SC岐阜VAMOSの横断幕

メインスタンドのすぐ眼の前に両チームと審判・スタッフのためのテントが
設置されていたが、屋根が高いのでメインスタンド最上段からでもピッチの
一部が隠れてしまう。無料試合とはいえ、困ったものだ。

ピッチの一部がテントの屋根に隠れる

愛媛のスタメンは以下の通り。
GKは濱村。DFは右から曽根田、佐藤、菅、河野。MFはボランチに宮本と山本、
トップ下に北岡。FWは右に森、左に村上耕、ワントップに高橋。
正確には宮本はベンチスタートで、スタメンは大塚と発表されていたが、
アクシデントがあったようで、キックオフの時点ですでに交代していた。

愛媛のスタメン(すでに大塚はいない)

対する岐阜のスタメンは以下の通り。
GKは谷。DFは右から野川、石黒、佐藤、長尾。MFはボランチに青井、
右に丹羽、左に山本、トップ下に藤橋。FWは荒木と伊藤。

両チームのスタメン

前半は愛媛が風上に立っていたが、立ち上がりから岐阜が一方的に攻める。
14分にはFW荒木が入れた右クロスを愛媛のGK濱村がファンブルしたが、
こぼれ球を拾ったシュートはゴール寸前でかろうじて愛媛の選手が跳ね返し、
さらに続けて放ったシュートもクロスバーを越えた。

岐阜は22分、DF野川の右クロスにファーサイドでMF山本が合わせたが、
クロスバーの上に当たってゴールならず。23分にはマイナスの右クロスを
ゴール正面でつないでMF藤橋がシュートを放ったが、GK濱村がセーブ。
24分には荒木が中央から右へ展開し、MF丹羽の右クロスにゴール正面へ
FW伊藤が飛び込んだが、合わせる前にGK濱村がキャッチした。

防戦一方だった愛媛は30分前後にようやく反撃に転じ、31分にはDF菅が
やや距離のある正面からFKを直接狙ったが、クロスバーのわずかに上へ。

すると直後の32分、岐阜は山本のスルーパスに伊藤が正面左寄りへ完璧に
抜け出すと、GKとの一対一を決めてついに先制した。そのまま前半終了。
スコアは1-0だが、それ以上の差を感じる内容だった。

後半に入っても岐阜ペースの試合展開は変わらず、まずは1分に藤橋が
右寄りからシュートを放ったが、GK濱村がセーブした。同じく1分、伊藤が
右CKを蹴り、ファーサイドの丹羽が頭で合わせたが、ポストの左へ外れた。
さらに9分には、右クロスをゴール正面で落として最後は山本がシュートを
放ったが、クロスバーを越えた。

一方的に攻めながら愛媛の粘り強い守備に苦しめられていた岐阜は17分、
右サイドからのFKを起点にゴール前へ攻め込むと、伊藤が荒木とパスを
交換して攻め込み、右寄りから綺麗なグラウンダーのシュートを決めた。

岐阜はさらに21分、DF長尾が左から入れたクロスがファーサイドへ流れ、
右から丹羽がシュートを放ったが、ポストの左へ外れた。

ドリブルで攻め込む岐阜のMF丹羽

32分には右クロスがファーサイドへ流れ、山本が左からフリーでシュートを
放ったが、GK濱村がセーブ。しかし直後の伊藤の左CKにファーサイドへ
飛び込んだDF佐藤がどんぴしゃのヘディングで合わせて3点目。

34分には左サイドで山本の縦パスに反応して抜け出したFW福島が中央へ
パスを送ると、このパスを正面で受けた伊藤がDFを背負ってうまく反転し、
シュートを決めた。伊藤はこのゴールでハットトリック達成。アシストも含め、
4得点すべてに絡む大活躍だ。

岐阜は37分にもグラウンダーの右CKにニアサイドで丹羽が合わせたが、
ポストの右へ外れた。

愛媛は防戦一方でシュートもほとんどなかったが、後半ロスタイム1分、
岐阜のGK谷がキックをミスしてボールを自ら押さえる反則を犯したため、
間接FKを得た。しかし、同2分にFKからDF曽根田が放ったシュートは
壁に跳ね返されてしまった。

ボールを奪いに行く愛媛のMF村上雄

結局、そのまま試合終了。岐阜が4-0というスコア以上の快勝を収めた。
愛媛のシュートはわずか3本。しかも3本すべてDFが放ったものであり、
攻撃陣が全く相手に脅威を与えられなかった。

岐阜は選手個々が一対一で愛媛の選手に勝っていた。ときどき驚くような
ミスをするなど、非常に粗削りではあるが、なかなか魅力のあるチームだ。

第一試合終了後は、同じ運動公園内のポカリスエットスタジアムへ移動し、
第二試合のアビスパ福岡U-15対徳島ヴォルティスジュニアユースを観戦。
第一試合は柏レイソルU-15がクレフィオ山口FCを2-0で破っていた。

ポカリスエットスタジアムに掲げられた大会幕

福岡のスタメンは以下の通り。
GKは大西。DFは右から江崎、福澤、徳市、茅野。
MFは右から銀島、西村、川上、三島。FWは中島と前田。

対するヴォルティスのスタメンは以下の通り。
GKは大本。DFは右から窪田、若山、真杉、夏目。
MFは右から武田、小出慈、八毛、中川。FWは西岡田と大西。

両チームのスタメン

前半の立ち上がりは互角だったが、福岡は10分に、FW中島が右クロスを
ゴール前へ送ると、混戦からMF西村がシュートを放ち、これはGK大本が
弾いてクロスバーに跳ね返されたが、こぼれ球をFW前田が左から決めた。

ヴォルティスも11分にMF中川が左サイドを駆け上がってクロスを入れたが、
ニアサイドへ走り込んだFW大西のシュートはポストの左へ外れた。

その後は福岡にボールを支配される苦しい時間帯が続き、ヴォルティスは
なかなか前線で攻撃の起点を作れない。

前線でのハイボールの競り合い

ヴォルティスは21分、DF窪田の右からのクロスに大西が頭で合わせたが、
ポストの左へ外れた。しかし33分、DF若山が相手のGKとDFラインの間へ
ロングボールを放り込むと、そこへ大西が走り込んでGKとの一対一を決め、
同点に追いついた。

電光掲示板には得点者の表示も

これでヴォルティスは勢いを取り戻し、その後は互角の攻防が続いたが、
お互いに勝ち越しゴールは奪えず、1-1で前半を終えた。

前線へパスを送るMF小出慈

後半は立ち上がりからヴォルティスが攻勢をかけ、いきなり開始25秒に
MF武田が右サイドを駆け上がって右クロスを入れると、ファーサイドの
大西が頭で合わせたが、ポストの右へ外れた。

福岡も1分、DF茅野からの左クロスに合わせてゴールネットを揺らしたが、
判定はオフサイド。ヴォルティスは3分にも大西が正面でこぼれ球を拾い、
ドリブルから左の中川へパスを送ると、中川が左からシュートを放ったが、
ゴール寸前で掻き出されてしまった。

ヴォルティスは12分、小出慈をベンチに退けて表原を右SHとして起用し、
武田をボランチへ移した。福岡は12分に右スローインを起点に攻め込み、
前田が右からシュートを放ったが、ポストの左へ外れた。

ヴォルティスは15分、大西が中央で福岡のパスをカットして右へはたき、
これを受けたMF表原が右からシュートを放ったが、福岡の選手が足か
身体に当てて弾き、こぼれ球をGK大西にキャッチされた。

その後は再び、福岡が押し気味の展開に変わり、18分には右クロスに
ゴール正面で前田がボレーで合わせたが、GK大本の正面を突いた。
福岡は19分にも右からグラウンダーのシュートを放ったが、GK大本が
ファインセーブ。ヴォルティスは20分、窪田に代えて河野を投入した。

しかし福岡は25分、ヴォルティスのクリアボールを拾った西村のパスに
前田が裏へ抜け出すと、DF河野を振りきり、さらにGKも右へかわして
勝ち越しのゴールを決めた。

対するヴォルティスも30分に大西がドリブルで正面左寄りへ抜け出すと、
そのままシュートを放ったが、GK大西がキャッチ。31分には足を攣った
大西に代わって福井が右SHに入り、表原がFWへ上がった。

福岡は33分、右クロスにニアサイドのMF銀島がボレーで合わせたが、
クロスバーを越えた。ヴォルティスは38分には西岡田をベンチに退けて
田中をFWに入れた。39分には武田の左CKからファーサイドへ流れた
ボールをシュートしたが、GK大西のファインセーブに阻まれた。

逆に福岡はロスタイム3分、前田がゴール正面でGKと一対一になったが、
シュートはポストの左へ外れ、ハットトリックはならなかった。

結局、そのまま試合は終わり、ヴォルティスは惜しくも1-2で競り負けた。
勝てる試合だったと思うが、全国大会に慣れていないせいもあったのか、
持てる力を発揮しきれなかった。

これで決勝ラウンド進出のためには少なくとも残り2試合に連勝したうえ、
なおかつ福岡がどこかに負けるのを待つしかなくなった。他力本願だが、
残り2試合、とにかく一戦必勝で行くしかない。

◎高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会1次ラウンド グループE第1戦
 2009年12月19日11時キックオフ
 (鳴門・大塚スポーツパーク球技場)観衆150人=40分ハーフ

愛媛FCジュニアユース 0(0−1)4 SC岐阜VAMOS
             (0−3)

得点:岐=伊藤(32分、57分、74分)、佐藤(73分)
警告:愛=武村(66分)
   岐=伊藤(5分)、谷(79分)

(愛媛FCジュニアユース)
GK 濱村1
DF 佐藤4
   菅5
   河野9
   曽根田10
MF 北岡6(→60分、武村15)
   山本14
   大塚18(→0分、宮本17 →69分、村上雄13)
FW 高橋3(→57分、高山12)
   村上耕8
   森11(→66分、岡田16)

(SC岐阜VAMOS)
GK 谷1
DF 長尾2
   石黒4
   野川5
   佐藤12
MF 山本7
   青井8
   藤橋9
   丹羽15
FW 荒木10(→70分、福島20)
   伊藤11(→78分、杉本18)

◎高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会1次ラウンド グループH第1戦
 2009年12月19日13時20分キックオフ
 (鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム)観衆200人=40分ハーフ

アビスパ福岡U-15 2(1−1)1 徳島ヴォルティスジュニアユース
          (1−0)

得点:福=前田(10分、65分)
   徳=大西(33分)
警告:福=西村(29分)

(アビスパ福岡U-15)
GK 大西1
DF 徳市2
   茅野3(→42分、勝本14)
   福澤5
   江崎6
MF 川上7
   西村8
   銀島11(→77分、野村17)
   三島19
FW 中島9(→53分、高田13)
   前田10

(徳島ヴォルティスジュニアユース)
GK 大本1
DF 窪田3(→60分、河野2)
   真杉4
   若山14
MF 小出慈6(→52分、表原25)
   武田7
   八毛8
   夏目23
FW 西岡田9(→77分、田中13)
   中川10
   大西11(→70分、福井17)


posted by ナカヲ at 23:59| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Soccer 2009-2/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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