2006年02月24日

オリンピックについて

世の中はトリノ冬季オリンピックで盛り上がっているようだが、
私は仕事が忙しすぎてほとんど見ていない。

昔からなぜかオリンピックには縁がなく、
テレビにかじりついて観戦できたのは1984年のロサンジェルス大会くらいだ。

サッカーのワールドカップは、1998年のフランス大会以降、
ある程度観戦できているのとは対照的。

別にオリンピックが嫌いだとか、球技以外は見ないとか、
そういうわけではないのだが、とにかく不思議なほど縁がない。

今回の大会で日本での人気が急上昇したカーリングも、
リレハンメル大会で初めて見て(当時は公開競技だった)
「面白いな」「やってみたいな」と思ったものだが、
私のカーリングについての知識も今ではすっかり世間並み以下だ。
(余談だが、日本は近い将来、この競技の強豪国になれると思う。)

ところで、オリンピックを見ていていつも違和感を感じるのが、
報道する側のメダルへの異常な執着。
本来なら、1位>>>>>>2位>>>>3位>>4位>5位...
となるべきところが、
1位>2位>3位>>>>>>>>>>>>4位(以下ほとんど差はなし)
になってしまっている。

世界で1番というのと2番というのとでは大きな違いがあるが、
3番目と4番目にはそれほど大きな差はないはず。
3という数字にこだわる意味が分からない。

今大会で4位になった日本人選手は何人かいたが、
マスコミの報道姿勢は「不振が続く日本勢」「惜しくもメダル逃す」。
1位になれなかったのは残念だが、世界で4番目。立派なものではないか。

今朝、フィギュアスケートで荒川選手が金メダルを獲得したらしい。
1位と2位は明確に違う。1位は世界の頂点だ。心からおめでとうと言いたい。


posted by ナカヲ at 12:24| ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | Other Sports Events | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

表彰台に立ってメダルを授与されるという「儀式」があり、
各国とも取得したメダルの総枚数で争っている以上は、
1位〜3位と4位以降の間には大きな差があって当然だと思います。
J2におけるJ1昇格圏内の3位までと4位との差ぐらいの
価値はあると、少なくとも私はそう思いますよ。

また、オリンピックの前哨戦ともいえるそれぞれの大会で、
日本人選手が好成績を収め、なまじメダル候補と呼ばれる
選手が多かっただけに「不振が続く日本勢」と報道されても
仕方がないし、コンマ何秒の差で4位になったり、3位決定戦で
転倒して負けたりしたのだから「惜しくもメダル逃す」という
報道をされても仕方がないことではないでしょうか?
Posted by モキエル at 2006年02月25日 03:29
3位と4位の差は「表彰台という儀式」。
なるほど。それは確かにそうかもしれませんね。
そして、メダルは表彰式という儀式に出たことの証拠の品なのでしょう。
でも、世界で戦うアスリートにとって大事なのは、儀式に出ることではなく、
最高の舞台でひとつでも上の順位(究極的には1位)に入ることのはず。

J2の3位以上と4位以下の間には、翌年参加するリーグが違うという
決定的な差があります(3位は入れ替え戦に勝たないとダメですが)。
それは儀式ではありません。日本最高レベルのリーグに参戦する権利を
持つか持たないかという、はっきりとした違いです。
オリンピックの3位と4位の差は、決してこれと同等ではないはず。
次の大会でカテゴリが違うということはありませんから、
むしろJ1の3位と4位の差と同等ではないか、と私は思うわけです。
(ところで、オリンピックってメダルの総数を争う大会だったんでしょうか?)

「不振が続く日本勢」や「惜しくもメダル逃す」という表現については、
モキエルさんが書かれているような背景を踏まえての表現なら、
全く異論はありません(私はむしろ3位や4位に入れるほど強くないと思っていたので)。
Posted by Φ at 2006年02月25日 20:51
優勝候補が勝てなったというのは色んな分析があって、こんなのも出ていました。

前哨戦となる大会の賞金が少ないから、他の国の優勝候補は別の大会に出ていた。
そして本大会であるトリノにはその優勝候補たちが出てきた。

……なんかこういうのって報道されると逆に癪ですよね?


フィギュアスケートについてですが、フリーだけの得点でもコケた上位2名(コーエン、スルツカヤ)よりも村主の方が低かったというのが納得できないところです。
あれほど素晴らしい演技をして何故に!?
ショートプログラムの点数が響いての4位ならわかるんですが、フリーで点が低いのは……。
どんなに派手にコケても1回につき減点1という採点方式が響くんでしょうか。
演技の美では圧倒的に村主が勝っていたはずなのに。

安藤は15位と残念でしたが、四回転サルコーに挑戦したことを素直に評価したいです。
これからも実戦で跳んで跳んで跳びまくって、いつかは完璧にこなせるようになってほしいです。
Posted by モキエル at 2006年02月26日 00:09
メディアにとってメダリストと入賞では絵づら的に大きな違いがありますからね。仕方ないでしょうね。特に日本みたいに民放キー局が多くてみんなトリノにタレントまで連れてくるのですから、報道しやすい(取り上げやすい)こと考えるとメダルは大きいのでは。

村主選手は荒川選手の後で、同じ日本人だったことも大きかったのでは。そう思えるほど、荒川選手の演技は素晴らしかったですし、持ち味が違うこの後の村主選手の演技は審査員にはどう見えたかですが。村主選手の順番が先だったらどうなっていたでしょう。
 
カーリングというと昔「チョッとヨロシク」という主人公達がマイナーなスポーツに挑戦する漫画でカーリングをしていたのが印象に残っています。ルールもこの漫画を読めば一発理解かも。

Posted by AWAN渦帝 at 2006年02月26日 16:55
皆さん、熱いですね。

>モキエルさん
実は私、荒川選手以外の演技は見ていないんですよ。だから比較できません。
まあ、一般的な話をすれば、美の採点に絶対的な尺度はないですよね。
採点競技に常について回る問題です。

>AWAN渦帝さん
はじめまして(もしかしてゴール裏でお会いしているかも?)
ブログ、ときどきのぞかせてもらっています。

いつも思うのですが、マスコミはスポーツを文化として
捉えていないですよね。それが残念です。
「スポーツ後進国」というのは、メダルを取れない国のことではなく、
スポーツ(観戦含む)が文化として根付いていない国のことだと思うのです。
Posted by Φ at 2006年02月27日 11:16
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