2009年12月31日

2009年回顧(2) サッカー編

2009年に見たサッカーの試合は全部で255試合。もちろん自己最多記録だ。
昨年は164試合だったから、55%増になる(実は昨年も55%増だった)。

チーム別の内訳では、徳島ヴォルティスのトップが67試合(J2が51試合、
天皇杯1試合、サテライト8試合、練習試合7試合)で当然ながら最も多く、
次いでジュニアユースが32試合(プレミアカップ予選、JリーグU-14、
JリーグU-13が各4試合、高円宮杯、プレミアカップが各3試合など)、
ユース(プリンスリーグ7試合、Jユースカップ、天皇杯予選が各4試合、
クラブユース選手権が3試合など)とジュニアユース吉野川(県U-15リーグ
7試合など)が24試合と続き、わずか1試合のみ観戦のチームも含めて、
観戦チーム数は全部で159チームとなっている。

また、観戦した会場(スタジアム、グラウンド)は28都道府県の計76ヶ所。
一番多く観戦したのは徳島スポーツビレッジの人工芝グラウンドで48試合、
以下、鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムの31試合、
同球技場の17試合、徳島スポーツビレッジ天然芝グラウンドBの12試合、
同グラウンドAの10試合と続いている。

これらの試合の中からベストゲームを選ぶが、ヴォルティス絡みの試合は、
サポーターとして良かった試合、感動できた試合という基準でトップ5試合、
下部組織5試合の計10試合を選び、ヴォルティス以外の試合については、
客観的に見て面白かった試合という基準で3試合を選びたい。

まずはヴォルティス絡みでない試合から。
第3位に挙げるのは11月21日に高知県立春野総合運動公園球技場で観戦した
全国地域サッカーリーグ決勝大会の1次ラウンド初戦、ヴォルカ鹿児島対
三洋電機洲本だ。前半は互角だったが、38分に鹿児島が元神戸MF豊滿の
ゴールで先制した。しかし三洋は後半42分、FKに頭で合わせて土壇場で
同点に追いつき、勝負はPK合戦へもつれ込んだ。PK合戦は両チームとも
7人目まですべて決めたが、8人目で三洋が失敗。鹿児島が8-7で勝った。
[観戦記]

続いて第2位には、10月24日に日立柏サッカー場で観戦したJ1リーグの
柏レイソル対モンテディオ山形を挙げる。この試合の前までの両チームの
勝ち点差は3。そして残留と降格の境界線はちょうどこの両チームの間に
引かれていた。つまり、残留争いの天王山というわけだ。

前半は山形がペースを握り、何度か惜しい場面を作ったが、オフサイドも
あって無得点のまま終えた。後半は立ち上がりから柏が攻め込んできたが、
逆に山形は12分、守備を固めてカウンターからMF宮沢が先制点を決めた。
その後は柏が猛攻を仕掛けるが、山形のGK清水が神がかり的なセーブを
連発してゴールを割らせない。結局、山形が1-0で貴重な勝ち点3を挙げた。

最終的な順位は山形が15位、柏が16位。たらればを言っても仕方ないが、
もしこの試合で柏が勝っていれば(計算上は)最終順位が逆転していた。
[観戦記]

そして第1位は、全国地域サッカーリーグ決勝大会の決勝ラウンド最終日、
12月6日に松本平広域公園総合球技場で観戦したYSCC対ツエーゲン金沢。
YSCCが90分以内で勝てば3位浮上、それ以外の結果なら金沢が3位以内を
決めるという試合だったが、YSCCは前半14分に幸先よく先制点を奪うと、
その後も試合をコントロールし、勝利は時間の問題かと思われた。

しかし後半41分にペナルティエリア内で痛恨のハンドを犯し、43分にPKを
決められて同点に追いつかれてしまった。YSCCは終了間際に猛反撃を
仕掛けたが、同点のまま90分を終了。この時点でJFLへの昇格が消えた
YSCCだったが、PK合戦では意地を見せて金沢と2巡目までもつれ込む
壮絶な戦いを展開、最後はGK浜村が止めて12-11で勝利した。[観戦記]

続いて、ヴォルティスの下部組織のベストゲームだが、第5位には5月3日に
Jヴィレッジで観戦したJFAプレミアカップのグループリーグ第1戦を挙げる。
徳島ヴォルティスジュニアユース対柏レイソルU-15の一戦は、前半から
ヴォルティスが主導権を握り、FW小泉のゴールで2点のリードを奪った。
後半に入ってもヴォルティスの優位は動かず、結局、2-0のまま試合終了。
関東の強豪・柏に最後まで自分たちのサッカーをさせなかった。[観戦記]

第4位は、9月26日に徳島市球技場サブグラウンドで観戦した高円宮杯U-15の
徳島県予選準決勝、藍住東中対徳島ヴォルティスジュニアユース吉野川だ。
勝てば初の四国大会出場が決まる吉野川は、前半から昨秋の新人大会王者・
藍住東に攻め込まれる場面が目立ったが、何とかしのいで後半の半ば頃まで
0-0で耐え抜いた。そして残り時間が約15分になってから反撃に転じると、
後半34分に先制、38分にも追加点を挙げ、2-0で勝って初の四国大会切符を
手中に収めた。[観戦記]

第3位は、台風一過の10月8日に香川県営サッカー・ラグビー場で行われた
四国リーグの天王山、カマタマーレ讃岐と徳島ヴォルティス・セカンドだ。
勝った方が優勝、引き分けならヴォルティス・2ndが優勝という大一番は、
引き分けでも優勝できるヴォルティスが守備的な戦いを展開していたが、
後半33分にFW石島が2枚目のイエローカードを受けて退場してしまった。
しかし何がどう転ぶかは分からないもので、ヴォルティスは37分にCKから
野口が先制ゴールを決め、1-0で勝って2年ぶりの優勝を決めた。[観戦記]

第2位には、1月25日に徳島スポーツビレッジ人工芝グラウンドで観戦した
T1リーグの首位攻防戦、徳島市立高対徳島ヴォルティスユースを挙げたい。
プリンスリーグ復帰のためには絶対に負けられない大一番、ヴォルティスは
前半3分にDF藤本のチャンスメイクからキャプテンのMF尾形が先制の
ゴールを決めた。しかし11分にFKを直接叩き込まれ、1-1で前半を終了。
後半に入ってもスコアは動かず、このまま引き分けかと思われた後半31分、
ヴォルティスは藤本がドリブルで仕掛けてPKを獲得すると、これを32分に
尾形が決めて勝ち越し、そのまま2-1で勝利を収めた。この勝利がなければ
その後のユースの華々しい大活躍(日本クラブユース選手権全国大会出場、
天皇杯県予選決勝進出、Jユースカップ勝ち越し、トップ昇格選手輩出)も
あったかどうか分からない。[観戦記]

第1位もユースから。6月21日に南海放送サンパーク運動ひろばで観戦した
日本クラブユース選手権大会の四国予選第2戦、愛媛FCユース戦を挙げる。
ホームでの第1戦をスコアレスドローで終え、1点以上奪って引き分ければ
アウェイゴールルールによって初の全国大会行きが決まるヴォルティスは、
前半を1-0とリードして終えると、後半9分にも追加点を奪って全国切符を
大きく手繰り寄せた。ところが、愛媛も14分、17分と立て続けにゴールを
決めてあっという間に同点に追いついた。流れは完全に愛媛に傾いている。

この苦しい状況の中で、ヴォルティスは19分、MF小笠が値千金のゴールを
決めて再び勝ち越した。ベンチが小笠を交代させようと準備していた中での
ゴールだった。その後、ヴォルティスは43分に再び愛媛に追いつかれたが、
ロスタイムの猛攻を何とかしのぎ切り、クラブユース選手権出場を決めた。
この試合は引き分けであって勝ち試合ではないし、初めてということなら
Jユースカップ初勝利のホーム・愛媛FCユース戦も印象に残ってはいるが、
やはり興奮の度合いで言えばこの試合が一番だった。[観戦記]

そしていよいよトップチームのベストゲームだが、第5位には10月12日に
グリーンフィールド中池で観戦したJサテライトリーグの名古屋戦を挙げる。
この試合には、ユースの選手としてクラブ史上初めてFW岡がスタメンに
名を連ねた。いや、そればかりか、決勝点をアシストするクロスを上げた。

ヴォルティスは元名古屋のDF筑城、DF藤田、MF井上の活躍もあって
前半34分までに2-0とリードしながら、その後、2-2の同点に追いつかれて
後半43分を迎えた。そして43分、岡の右クロスにMF片岡が頭で合わせて
決勝ゴールを叩き込んだ。岡のアシストはもちろん初めて。そして片岡は
これが現役最後のゴールとなった。サテライトとはいえ、ユースから初の
トップ昇格選手となった岡のアシストで、大塚FC時代からの最古参である
片岡の最後のゴールが生まれるとは、素晴らしいドラマだった。[観戦記]

第4位は、5月28日にポカリスエットスタジアムで行われたセレッソ大阪戦。
1-2と1点を追いかける後半ロスタイムに美濃部監督がレフリーへの抗議で
退席処分となり、スタジアム全体が異様な雰囲気に包まれる中、MF麦田の
クロスにFW石田が頭で合わせて同点ゴールを決めた。勝ち試合ではないが、
興奮度では勝ち試合に匹敵する、とても劇的な試合だった。[観戦記]

第3位は、10月17日にコンサドーレ札幌を迎えて行われたホームゲームだ。
相手に体調不良などによる戦線離脱者がいたとはいえ、地力のある札幌を
わずかシュート1本に抑えて3-0の完勝を収めた。内容的には今シーズンの
ベストゲームと言ってもいいかもしれない。ただ、この試合以降、ひとつも
勝てないままシーズンを終えたのは残念だった。[観戦記]

そして第2位には、8月1日にポカリスエットスタジアムで行われた愛媛との
四国ダービーを挙げる。この試合は、相手が前半のうちに2人も退場者を
出してしまったため、6-0というスコアの評価はなかなか難しいところだ。
同じ6-0でも、11人対11人で記録した9月20日のホーム熊本戦の方が価値は
高いかもしれない。ただ、ダービーという特別な試合に6-0で勝ったこと、
そしてその試合にクラブ史上最多の13,473人を集めたことを加味するなら、
やはりベストゲームの上位には入れたくなる。[観戦記]

栄えある第1位は、5月2日にニッパツ三ツ沢球技場で観戦した横浜FC戦。
はっきり言って内容的にはとてもベストゲームに推薦できる試合ではない。
ただ、試合展開があまりにも劇的過ぎた。前半は、ロスタイムに入るまで
枠を捉えるシュートが1本もなかったが、ロスタイムにFW羽地がゴールを
決めて先制した。そして後半も攻め込まれ、7分に同点に追いつかれたが、
このまま引き分けに終わるかと思われたロスタイム1分、神奈川県出身の
ルーキーFW佐藤がJリーグ初ゴールとなる決勝ゴールを決め、そのまま
2-1で勝利を収めた。ヴォルティスにとっては、Jリーグ参入5年目にして
初めてとなるロスタイム決勝ゴールだった。[観戦記]

以上が今シーズンの観戦ベストゲームだ。
他にも、第2位のところで触れた9月20日の熊本戦や、アウェイ1年ぶりの
勝利に歓喜した4月5日のアウェイ富山戦など、今までならほぼ間違いなく
ベストゲームに選ばれていたはずの試合がいくつかある。どれを選ぶべきか
迷うほど、喜べる試合が多かったということだ。来シーズンはさらに多くの
勝ち試合、そして感動できる試合に出会いたいものだ。

それでは皆様、良いお年をお迎えください。


posted by ナカヲ at 23:26| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | Soccer 2009-2/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。m(__)m
では規制がかかる前に、今年もいろいろと有り難うございました。
来年こそは夢にまでみたJ1昇格が出来ますように。
(-人-;)
Posted by ナオキ at 2009年12月31日 23:56
>ナオキさん
あけましておめでとうございます。
昨年はこちらこそいろいろお世話になりました。
今年もよろしくお願いいたします。

今年は3位を目標に頑張りましょう!
Posted by ナカヲ at 2010年01月06日 18:50
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