2010年01月03日

四強は関東1、関西2、九州1

今日は東大阪市の近鉄花園ラグビー場へ全国高校ラグビーフットボール大会の準々決勝を見に行った。朝から曇りがちだったが、時折陽射しも出て、元日に比べるとやや気温が高かった。

ベスト8のうち5チームが関西、3チームが大阪のチームで、しかも最も観客動員力のある大阪朝鮮高級学校が第一試合に登場するということで、第一試合が始まってまもなくバックスタンドはほぼ満員になり、メインスタンドやゴール裏スタンドも大半が埋まった。

ほぼ満員のメインスタンド

第一試合は流通経済大学附属柏高(千葉)対大阪朝鮮高級学校。
前半の立ち上がりはお互いにキックが安定しなかったが、出足の良さで優位に立った柏が8分にFWで押し込み、最後はラックからNo.8高森が持ち出して先制のトライを決めた。その後は大阪朝鮮が敵陣へ攻め込む時間帯が続いたが、肝心なところでミスを重ねて得点を奪えない。しかしついに26分、ゴール前のラックから粘り強くサイドを突き、No.8朴鐘圭がトライ。ゴールも決まり、7-5と逆転して前半を折り返した。

ラインアウトの攻防

後半はまず大阪朝鮮が攻め込んだが、あと数メートルのところでボールを失って追加点は奪えなかった。その後は一進一退が続いたが、大阪朝鮮は22分、スクラムから左へ展開して最後はWTB金尚浩が左隅にトライを決め、12-5とリードを広げた。柏も終盤、ドライビングモールで敵陣深くまでボールを持ち込むと、ラックサイドを執拗に攻めたが、大阪朝鮮の粘り強い守備を破れないまま試合終了。大阪朝鮮が逃げ切り、初のベスト4進出を決めた。

第二試合は東海大学付属仰星高(大阪)対東福岡高(福岡)。
東福岡は開始1分にいきなり敵陣の左寄りで相手の反則を誘ったが、PGを右へ外してしまった。しかし4分に再び正面で反則を得ると、今後はしっかりPGを決めて3点を先制した。さらに6分には密集でボール奪うと左へ展開し、完全に余ったWTB川原田がトライ。21分にはモールからFL木村が押し込んでトライを決め、13-0とリードを広げた。仰星もロスタイムに入ってWTB小原が左サイドを駆け上がり、敵陣深くまで攻め込んだが、最後は守り切られて無得点のまま前半終了。東福岡は攻守ともに集散が早く、局面局面で常に数的優位に立っているように感じられる。

パスを出す東福岡

後半はまず仰星が敵陣へ攻め込み、9分にはゴールラインまでボールを運んだが、グラウンディングする前に押し戻されてトライは奪えなかった。それでもようやく21分、スクラムからブラインドサイドを突いてFB安岡が左隅にトライを決めると、難しい位置からのキックも決めて7-13とし、1トライ1ゴールで逆転できる6点差に詰め寄った。しかしこれで東福岡も気合いを入れ直したか、24分にラックから持ち出して大きく右へ振ったパスをWTB友尾がフリーで受けてそのままトライを決めると、ロスタイム4分にも逆襲からボールをつないで最後はPR垣永がトライを決め、そのまま試合終了。終わってみれば23-7というスコアで東福岡が快勝した。仰星も決して弱くはなかったと思うが、全体的に東福岡が上回っていた。

第三試合は常翔学園高(大阪)対桐蔭学園高(神奈川)。
前半から桐蔭が優位に試合を進め、まず12分、ラインアウトからバックスがつないでCTB藤近が左中間へ先制のトライを決めた。さらに14分に常翔のFL庄村が危険なタックルでシンビンとなり、数的優位に立った桐蔭は22分、ラックからSH辰野のパスを受けたSO小倉がギャップを走り抜けて右寄りへトライを決めた。しかし常翔も庄村がシンビンから戻った26分にラックから右へ展開してWTB松井が右隅へトライを決め、5-14で前半を終えた。

パスを出す桐蔭学園

後半は常翔が敵陣へ攻め込みながらもバックス陣がなかなかゲインラインを突破できず、逆に桐蔭は12分、ラインアウトからモールを作って攻め込むと、WTB竹中が突破してトライ。桐蔭はさらに19分、22分にもラックからバックスへ展開してトライを重ね、ほぼ勝負を決めた。常翔もロスタイム2分にFWの縦への突進で攻め込み、CTB市原が意地のトライを決めたが、10-31で試合終了。バックスの力量で上回った桐蔭が意外な大差でAシード対決を制した。

第四試合は御所実業高(奈良)対京都成章高。
序盤はお互いにキックの応酬となったが、徐々に京都がペースを握り、ほぼ敵陣で試合を進める。6分にはゴール正面で反則を得たが、簡単なPGをポストに当てて失敗し、その後も御所の守備を破れない。しかしついに21分、京都はFWが押し込んで先制トライを決めると、25分にはラックからバックスに展開し、CTB佐藤が防御網を突破してトライを決めた。そのまま12-0で前半終了。ここまではノーシードの京都が昨年準優勝の御所をほぼ自陣にくぎ付けにするという意外な展開だ。

ラインアウトの攻防

後半に入っても京都が主導権を握り、いきなり1分に正面のラックから右へ展開して、最後はCTB山上が右隅へトライを決めた。なかなか自分たちのラグビーを披露できなかった御所はようやく28分、ラックから右へ展開してWTB森田が右隅へトライを決めたが、反撃もここまで。京都が17-5で勝利を収め、ノーシードから見事にベスト4進出を果たした。

試合後には準決勝の組み合わせ抽選が行われ、5日の準決勝の対戦カードが決まった。
第一試合:東福岡高×京都成章高
第二試合:大阪朝鮮高級学校×桐蔭学園高

組み合わせ抽選の結果


posted by ナカヲ at 23:57| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Rugby Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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