2010年02月21日

対浦和レッズ@鳴門大塚

今日はいよいよJ1の浦和レッズをポカリスエットスタジアムに迎えてのJリーグプレシーズンマッチ。朝から青空が広がり、申し分のない天気だ。

電光掲示板に両チームのロゴが 青空にはためくレッズとヴォルティスのフラッグ

入場開始前に横断幕の事前搬入でスタジアムに入ったが、メインスタンドとバックスタンドに以前はなかったはずの「ポカリスエットスタジアム」のロゴがついていた。

メインスタンドのスタジアムロゴ バックスタンドのスタジアムロゴ

メインスタンドにあたるA席のチケットが18日の時点で完売となり、当日券の販売はB席のみ。そしてアウェイ側の入場口には昨夜からシート貼りによる待機列ができたとのことで、多数の来場が期待された。開門時点でメインスタンド、ホームゴール裏、アウェイゴール裏、いずれの入口にも長蛇の列ができ、開門が10分繰り上げられるほど。観客の出足はなかなかいい。

メインスタンドの入場列はアミノバリューホールまで伸びた

スタジアム前の広場にはレッズのグッズ売店が登場。アウェイゴール裏の入場口前に飲食の売店が出るのも異例のことだ。そしてサポーターエリアの端には相手サポーターの通行を禁止する掲示も貼りだされた。

レッズのグッズ売店 浦和サポはこの先には入れない

スタジアム内外では開幕へ向けての準備も進行中。コンコースでは「挑戦」と書かれた幕にサポーターが選手へのメッセージを書き込んでいた。また、ホームゴール裏入場口の前では折り鶴の回収も行われていた。

「挑戦」幕にメッセージを書くサポーター 万羽鶴の折り鶴を回収中

選手たちはいつも通りメインスタンド前でウォーミングアップを行った後、ピッチ内アップへ。いよいよ新加入選手たちがヴォルティスのユニフォームを着てサポーターの前でプレーをする。

ウォーミングアップ ピッチ内アップ

スタメン発表。浦和のスタメンは故障者を除けばほぼベストに近く、DF坪井、MF阿部、FW田中ら、日本代表経験者が並んでいる。FW高原がサブに回るほどの豪華メンバーだ。

浦和MF阿部の選手紹介

対するヴォルティスのスタメンは以下の通り。
GKは日野。DFは右からペ・スンジン、登尾、三木、平島。MFは右から倉貫、濱田、青山、島田。FWはトップ下に柿谷、ワントップに津田。

キャプテンDF三木の選手紹介

A席が完売したメインスタンドは、キックオフの頃には両端を除いてほぼ席が埋まり、バックスタンドもセンターライン付近を中心に大勢の観客が陣取っていた。

バックスタンドの客入り メインスタンドの客入り

アウェイゴール裏は思ったほど入っていないように見えたが、浦和のサポーターはかなり密集していたので、見た感じ以上に入っていたかもしれない。

アウェイゴール裏

前半、浦和はいきなり開始18秒に左サイドでFWエジミウソンのパスを受けたMF宇賀神がドリブルで中へ入り込み、正面でパスを受けたFW田中がヒールで逆サイドへ流すと、右からMFエスクデロがフリーでシュートを放ったが、これはクロスバーを越えた。

ヴォルティスも5分、右サイドでDFペ・スンジンのパスを受けたFW津田がドリブルで攻め込み、グラウンダーの右クロスを送ると、ニアサイドへ走り込んだペ・スンジンが前へトラップして右からシュートを放ったが、GK山岸のセーブに阻まれた。さらに5分、MF島田の右CKにゴール正面でDF登尾が頭で合わせ、ゴールを決めたかに思われたが、ファウルがあったという判定で取り消された。

浦和は10分、エジミウソンが左サイドをドリブル突破してマイナスのクロスを送ったが、正面で合わせた田中のシュートはポストの右へ外れた。16分にはダイレクトの素早いパス回しの後、宇賀神が正面からグラウンダーのミドルシュートを放ったが、GK日野の正面へ。宇賀神は18分にも正面でこぼれ球を拾ってミドルシュートを放ったが、クロスバーを越えた。その後も浦和が攻め込むが、DF三木のベテランらしい巧みな守備もあり、ゴールは奪えない。

31分に浦和はエスクデロの左CKからニアサイドの田中が頭で角度を変え、正面でMF阿部がヘディングシュートを放ったが、クロスバーの上へ。ヴォルティスも35分、島田の左CKにニアサイドの津田が頭で合わせたが、GK山岸が足でセーブし、さらにクリアボールを拾ったDF平島のロングシュートもポストの左へ外れた。

36分に浦和は右クロスをニアサイドで受けた阿部が反転してシュートを放ったが、惜しくもクロスバーを叩いた。さらに38分にはゴール前でパスを回した後、田中が正面からシュートを放ったが、これもGK日野の正面へ。

そのまま前半終了。ヴォルティスは押し込まれながらも何とか守りきり、スコアレスで前半を終えた。攻撃陣ではFWとして起用された柿谷が全く目立たないのが気になる。

ハーフタイムには飯泉嘉門徳島県知事が挨拶し、はるばる徳島まで来てくれた浦和レッズのチームとサポーターに歓迎の言葉を述べた。

後半に入ってまずは5分、浦和はエジミウソンのスルーパスにエスクデロが反応し、DFをかわして正面右寄りからシュートを放ったが、惜しくもポストの右へ外れた。ヴォルティスはさらにピンチが続いたが何とかしのぎ、その後はお互いに攻守が目まぐるしく入れ替わるスリリングな展開が続いた。

そして浦和は9分、宇賀神が左サイドを突破してクロスを送ると、正面へ走り込んだエスクデロが頭で合わせて豪快な先制ゴールを決めた。さらに浦和は10分にも宇賀神からパスを受けた阿部が正面やや左寄りからミドルシュートを放ったが、これはクロスバーを越えた。

ヴォルティスは12分、登尾に代えて輪湖を左SBに入れ、平島が右SB、ペ・スンジンがCBへと移った。さらに15分には、倉貫に代えて平繁をFWに入れ、柿谷が右SHへ回った。この交代がはまったのか、1点をリードした浦和が自陣でボールを回し始めたのが悪かったのか、その後は徐々にヴォルティスがいい形を作り始める。

ヴォルティスは22分、DF輪湖が左サイドから前線へロングフィードを送ると、津田がDF山田暢に競り勝って正面左寄りへ抜け出し、GKと一対一になったが、シュートはGK山岸にキャッチされてしまった。26分には柿谷の右クロスをファーサイドで受けたFW平繁がドリブルでゴール左へ攻め込み、マイナスのクロスにニアサイドへ津田が飛び込んだが、シュートはポストの左へ外れた。

浦和も28分、宇賀神のパスを中央で受けた阿部が前線へスルーパスを送ると、DF岡本が右へ抜け出し、岡本の右クロスにニアサイドへ走り込んだFW高崎が合わせたが、シュートをはクロスバーを越えた。さらに32分にはエスクデロの左CKにファーサイドのDF堀之内が頭で合わせたが、GK日野の正面へ。

31分に柿谷に代えて徳重を左SHに入れ、島田を右SHへ回していたヴォルティスは33分、島田の右クロスをペナルティマーカー付近で受けた津田が堀之内に倒されてPKを獲得。このビッグチャンスを34分にMF徳重がゴール左隅へきっちりと決めて、ヴォルティスは1-1の同点に追いついた。

その後、場内に入場者数が発表されたが、その数は6,713人。スタンドの埋まり具合を見た感じではもっと入っていると思ったのだが、案外伸びなかった。

入場者数の発表

ヴォルティスは39分、平島に代えて橋内を右SBに入れた。42分には輪湖が左サイドを駆け上がってクロスを送ると、ファーサイドでMF徳重が落とし、MF濱田が正面からシュートを放ったが、大きくクロスバーを越えた。

浦和は44分、FW原口の左CKにニアサイドで合わせたが、これはGK日野が何とか押さえた。そしてヴォルティスはロスタイム突入寸前、輪湖が左サイドから前線へロングフィードを送ると、津田がDFスピラノビッチを抜き去って正面左寄りへ抜け出し、GKとの一対一からゴール左隅へシュートを決めて土壇場で逆転に成功。そのまま2-1で逃げ切り、J1の強豪を相手に見事な勝利を収めた。

ファイナルスコア

浦和のサポーターは、プレシーズンマッチとはいえ、J2相手にまさかの敗戦を喫し、アウェイゴール裏で茫然としながら選手を出迎えていた。

選手を出迎える浦和サポーター

対するヴォルティスサポーターはバックスタンドもゴール裏もメインスタンドも皆、惜しみない拍手を選手たちに送った。とくに2得点すべてに絡む活躍を見せたFW津田には盛んに声援が飛んでいた。

試合後、スタンドに一礼する選手とスタッフ 声援に応えるFW津田

リーグ戦の試合ではないとはいえ、チームが昨年からさらにレベルアップしていることを開幕前にアピールできたのは大きい。2週間後のJ2開幕戦へ向けて弾みのつく、いい試合だった。

「進化の証明を」 Jプレシーズンマッチ、21日鳴門で浦和戦
徳島、浦和を撃破 鳴門でJリーグプレマッチ
「J1も夢じゃない」 逆転劇にファン酔う
「今年こそJ1」 サポーターら、横断幕に寄せ書き
攻撃活発、開幕へ弾み J1浦和に逆転勝ち

【Jリーグプレシーズンマッチ 徳島 vs 浦和】プレビュー:徳島にとっては願ってもない一戦。Jリーグきってのビッグクラブ浦和に今季の攻撃的サッカーを全力でぶつけ、開幕までに解決すべき問題をしっかりと確かめたい。
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【Jリーグプレシーズンマッチ 徳島 vs 浦和】試合終了後の各選手コメント
【Jリーグプレシーズンマッチ 徳島 vs 浦和】レポート:どちらもが自分たちの現状を把握できたであろう一戦。徳島も浦和も、ここで確認したことを活かし開幕までの準備をさらに進めたい。

◎Jリーグプレシーズンマッチ 2010年2月21日14時キックオフ
 (鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム)観衆6,713人

徳島ヴォルティス  2(0−0)1  浦和レッズ
(Jリーグ2部)   (2−1)   (Jリーグ1部)

得点:徳=徳重(79分)、津田(89分)
   浦=エスクデロ(54分)
警告:徳=青山(36分)
   浦=堀之内(78分)

(徳島ヴォルティス)
GK 日野23
DF 平島25(→84分、橋内26)
   登尾5(→57分、輪湖3)
   三木2
   ペ・スンジン20
MF 島田10
   青山15
   濱田14
   倉貫8(→60分、平繁19)
FW 柿谷13(→76分、徳重7)
   津田11

(浦和レッズ)
GK 山岸1
DF 岡本31(→74分、堀之内20)
   山田暢6
   坪井2(→67分、スピラノビッチ4)
   堤12
MF 阿部22
   細貝3(→62分、鈴木13)
   エスクデロ15(→80分、原口24)
   宇賀神35
FW 田中11(→62分、高崎16)
   エジミウソン17(→80分、高原19)


posted by ナカヲ at 16:57| ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | Soccer 2010-1/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すご。
新戦力の大活躍でした。
開幕が楽しみです。
Posted by 遠くから応援しています。 at 2010年02月22日 10:43
こんばんは。m(__)m
昨日は二年ぶりのプレシーズンマッチ、結果もそうですが内容も重視されるという今後のチームの仕上がりが興味深い試合、なおかつ相手はJ1で実力も人気もトップクラスの浦和との一戦、試合レポート・応援お疲れ様でした。


徳重ゴールで『お家芸の大物食い』キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!


津田逆転ゴールでJ1昇格への快進撃クル━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!

あぁ神様仏様徳重様津田様…
。・゚・(ノ∀`)・゚・。

…と、喜びたいところですがやはり連携不足な場面が何回かあったので開幕までの課題は連携不足を直さないといけませんよね。
しかし浦和のサイドチェンジの正確なパスといい、攻守の切り替え(カウンターアタック)の速さはさすがJ1レベルのサッカーは違うなと思ってしまいました。

あんなサイドチェンジ一回でいいからヴォルティスの試合で見てみたい…(´・ω・`)
Posted by ナオキ at 2010年02月22日 20:12
>遠くから応援しています。さん
輪湖、島田、そしてもちろん津田と、新加入組が挨拶代わりのアピールを見せてくれましたね。
短い時間でしたけど平繁も良かったと思います。開幕戦も楽しみですね!

>ナオキさん
お疲れ様でした。内容的にはレッズが上でしたが、三木がよく守ってくれましたね。
相手が疲れてきた時に一気にたたみかけて得点するのは大事なことですので、
シーズンが始まってからもそんな試合を見せてほしいです。期待しましょう!
Posted by ナカヲ at 2010年02月25日 22:53
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