このブログは2004年の12月からスタートしたので、もう5年以上、毎日欠かさずに記事を書いているが、実はオリンピックの記事を書いたのはたったの一度だけ(ちょうど4年前の昨日だった)。別に興味がないわけではないのだが、これまでオリンピックの開催時期は不思議と仕事が忙しく、TVにかじりついて見ることもあまりなかった。
ところが今回は珍しくTV観戦する時間的余裕に恵まれ、冬季オリンピックの競技の中では個人的に一番面白いと思っているカーリングを毎晩、毎朝のように見ていた(私はやはり団体球技系のスポーツに興味が湧く人種のようだ)。
マイナー競技であるカーリングは、かつては最終エンドの最終投くらいしか放送されなかったものだが、前回のトリノオリンピックで人気が出たこともあってか(私は前回はほとんど見られなかったので当時の状況をよく知らないのだが)、今回は最終戦のデンマーク戦を除いて毎試合、日本女子チームの試合がほぼ完全に放送されていて大いに楽しめた。やはりリードの第一投をまずどこに置くか、から見ていかないと、カーリングの面白さは満喫できない。
日本チームが決勝トーナメントに進めなかったのは残念だが、それ以上にカーリングの面白さをTVを通して日本中に伝えてくれたことに価値がある。スイス戦やスウェーデン戦では強豪国とのレベルの差をはっきりと見せつけられたが、その経験がまた今後のレベルアップにもつながるだろうし、5人の選手たちには心からありがとうと言いたい。
また、TV中継された全試合で解説者を務めた元日本代表監督・小林宏氏の分かりやすく、なおかつ愛情あふれるコメントも、カーリングという競技の魅力を余すことなく伝えていて、素晴らしかったと思う。小林氏の解説のおかげでカーリングが好きになったという人も多かったはずで、大いに感謝したい。
それにしても、こんなに面白いスポーツが4年に一度しかTVで見られないのは残念だ。カーリング以外にも、やはりオリンピックの時しかTVで見られない競技がたくさんある(当然、試合会場へ行けば見られるのだが、ウィンタースポーツの多くはなかなか西日本では見られないし、ましてや世界レベルの大会などほぼ皆無だ)。
普段サッカーばかり見ている私が言うのも変かもしれないが、もっといろいろなスポーツがオリンピック以外の時期にも見られるようになれば素晴らしいことだ。そしてそれもまた、スポーツが文化として根付くということなのだと思う。
スキップの目黒さんのショットにしびれました^^
はじめまして。コメントありがとうございます。
ヴォルティスのブログで「ヒッキー」と名乗ると某選手をイメージされてしまうわけですが(笑)
カーリング、面白いですよね!
ぎりぎりのコースをピンポイントで攻める目黒さんのショット、しびれましたね〜。
英国戦の5点も凄かったし、勝つか負けるか紙一重だったロシア戦の最終投も見事でした。
私は本橋選手より近江谷選手のプレーで(*´Д`)ハァハァしていまし…
あっ、いえ、『氷上のチェス』と言われるだけに一投ごとに戦略も駆け引きも変わってしまうスリリングな種目だと改めて感心してしまいましたwwwwwwwwwwwwwwww
(ノ∀`) アチャー
徳島県にはカーリングする場所はおろかアイススケート場さえないので(スキー場はあるようですが)冬季オリンピックを見てると、こういうときに雪国の地域がうらやましいです…。
いくら戦略が良くても狙った通りに投げられない意味ないですから、難しいですよね。
近江谷さんは日本カーリング界の将来を担う素材ということで抜擢されたのに
本番では全く調子が上がらず、相当つらい思いをしたと思います。
この悔しさをバネに、世界で通用する選手へと成長してほしいです。