2010年02月28日

人生初のバレーボール観戦

今日は大阪府枚方市のパナソニックアリーナへバレーボールの国内トップリーグ、V・プレミアリーグ男子の2試合を見に行った。

パナソニックアリーナの正面 関係者入口前のアーチ

バレーボールの有料試合を観戦するのは生まれて初めてだったが、観客の大半が女性だったり、企業チーム同士の第二試合では都市対抗野球のような大音量の応援合戦が繰り広げられたり、とにかく知らなかったことばかりで、カルチャーショックの連続だった。

会場の正面に各チームがファンクラブ会員用と思われるブースを出しているのは野球やラグビーなど他の企業スポーツと同じだ。今回はパナソニックアリーナということでパナソニックパンサーズのブースのみが突出して大きく、グッズ類も豊富に用意されていた。

パナソニックのブース グッズをたくさん買うとサイン入り色紙がもらえる

リーグ自体のブースはテントが1つだけ。そして遠征してきた3チームのブースは机のみで、グッズの販売等も行っていなかった。

Vリーグのブース 遠征してきた3チームのブース

パナソニックアリーナは、かつての松下電器体育館が社名変更に伴って改称した施設で、バックスタンド側にあるステージの右横にはパナソニックの創業者、松下幸之助氏の大きな写真が掲げられている。また、天井が低いのも特徴的で、とくにパワフルなサーブの多かった第二試合ではレシーブしたボールがたびたび天井に当たってアウトになっていた。

メインから見て左側の観客席 メインからバックスタンドを見る メインから見て右側の観客席

第一試合はFC東京対大分三好ヴァイセアドラー。FC東京は同名のJリーグクラブのバレーボールチームで、ユニフォームもJリーグのFC東京によく似ている。そしてサッカーとかけもちのサポーターが試合前には「You'll never walk alone」を歌い、試合中もチャントやコールで盛り上げる。

メインスタンド。左上に「La 7」の横断幕も見える

現在の順位は東京が7位、大分が8位だが、両チームは勝敗もセット率も同じで、わずかに得点率の差で東京が上にいるだけ。ほぼ互角の力関係と言っていい。

コート中央に集まる大分のスタメン

第一セットは一進一退。前半は東京が先行気味、半ば過ぎからは逆に大分が先行し始めたが、どちらもリードを3点以上に広げることができない。大分は城東高(徳島)出身の長江がスパイクにサービスに大活躍を見せて優位に試合を進めていたが、リードしてもリードしてもすぐ追いつかれ、勝負はデュースにもつれこんだ。そして東京は26-26からカナダ代表のブリンクマンのサービスエースで勝ち越し、最後は鎌田がブロックを決めて28-26でこのセットをモノにした。

スパイクする東京の鎌田

第一セットが終わると、両チームのベンチのスタッフや選手がぞろぞろと移動を始めたので、何かと思ったら、セットごとにベンチが入れ替わる仕組みのようだ。タイムアウトのたびに選手がコートと反対側のベンチへ戻るのはおかしいので、よく考えたら当たり前なのだが、他の球技ではあまり見かけない光景なので新鮮だった。

さて、第二セットは大分が長江やケニア代表のオンテレのスパイク、さらには徳丸らのブロックポイントでじわじわと先行する展開となり、一時は17-12とリードを5点差まで広げた。東京も追い上げたが、すぐに大分が突き放し、最後は長江のスパイクが決まって25-22でこのセットを取り返した。

第三セットも立ち上がりは大分が先行していたが、すぐに東京が加賀の活躍などで逆転、さらに前田がサービスエースを決めるなどいいサーブを連発して7連続ポイントを挙げ、一気に10-3とリードを広げた。たまりかねた大分はセッターを安田から浜崎に代えて流れを変え、じわじわと点差を詰めて一時は19-21と2点差まで詰め寄ったが、最後は東京が25-22で逃げ切り、勝利まであと1セットと迫った。

いい活躍を見せた東京の加賀

第四セットは序盤こそ一進一退が続いたが、6-6の同点から大分が一気に7連続ポイントを奪って抜け出し、13-6と大量リードを奪った。これでファイナルセットまでもつれ込むのは濃厚と思われたが、東京も途中から投入された三上のジャンプサーブなどで追い上げ、同じく途中出場の野中が立て続けにスパイクを決めて、ついに21-20と逆転に成功。その後もリードを保った東京が、最後は阿部のスパイクが大分のブロックに吸い込まれたことで25点目を奪い、25-23の逆転でこのセットを取った。セットカウント3-1、東京は嬉しい今シーズン4勝目で7位の座をキープした。

ファイナルスコア

ヒーローインタビューは加賀。常に上段席に陣取ったサポーターの方を向いてインタビューに応えていたのが印象的だった。また、インタビュー後には試合終盤に大活躍を見せた野中がトラメガでサポーターに呼びかけ、一緒に東京ブギウギで盛り上がった。

ヒーローインタビューは加賀 サポーターに呼びかける野中

引き続き15時30分から第二試合のパナソニックパンサーズ対東レアローズが始まった。パナソニックはホームでの試合ということでたくさんの応援団が来ており、東レの応援団とともにシンセサイザーとチアスティックを使った大音量の派手な応援を繰り広げた。

チアスティックを使ったパナソニックの応援

パナソニックは現在首位、対する東レは3位だが、最近10試合ではどちらも9勝1敗という圧倒的な好成績を収めており、現時点での日本男子バレーボール界最強チーム同士の対戦と言っても過言ではない。ちなみに東レは昨年、パナソニックは一昨年の優勝チームであり、アリーナ内にはパナソニックが前回優勝した時の優勝ペナントが掲げられていた。

2007-2008シーズンの優勝ペナント

第一セットの序盤は一進一退の攻防が続き、どちらも2点以上のリードを奪えなかったが、東レが10-10からセルビア代表のボヨビッチの連続バックアタックなどで一気に5連続ポイントを挙げ、15-10とリードを奪った。パナソニックも清水のサービスエースなどで追い上げて17-17の同点に追いついたが、東レもすぐさま米山がスパイクやブロックを決めて3連続ポイントで突き放し、結局、25-21でこのセットを取った。さすがに第一試合に比べると非常にレベルが高い。

第1セットを取って喜ぶ東レの選手たち

セットとセットの間には子どものチアリーダーが登場し、きれいにそろったダンスやアクロバティックな大技を披露してくれた。さすがにアメフトでも日本トップクラスのパナソニックだけあってレベルが高い。

「ガ・ン・バ」大阪? アクロバティックな大技 

第二セットも立ち上がりは互角だったが、5-5から東レが今田のアタックなどでじわりと抜け出し、一時は16-12と4点のリードを奪った。しかしパナソニックは粘り強く追い上げ、16-20から清水がサービスエースを決めるなどして連続ポイントを奪い、一気に20-20の同点に追いついた。さらに勢いに乗るパナソニックは22-21と逆転、東レも追いすがったが最後はパナソニックが福澤のスパイクで25-23としてこのセットを取り、タイに追いついた。

豪快なスパイクを決めるパナソニック

第三セットは立ち上がりに東レが2点を先行したものの、パナソニックは1-3から清水の強烈なサーブで相手のペースを乱し、5連続ポイントで一気に逆転した。これで主導権を握ったパナソニックは、15-11から清水がまたも素晴らしいサーブを連発して5連続ポイントを奪い、リードを広げた。東レはすっかり勢いを失い、このセットはパナソニックが25-15の大差でモノにした。

サービスエースを連発した清水

第四セットの前には今度は大人のチアリーダーが登場。こちらはさらにレベルの高い演技を披露してくれた。

パナソニックのチアリーダー パナソニックのチアリーダー

第四セットは序盤こそ東レがやや先行気味だったが、パナソニックも福澤がスパイクにサーブに大活躍を見せて追いつき、逆にリードを奪った。パナソニックはさらに12-12の同点から福澤と清水が相次いでスパイクを決めて一気にリードを広げ、18-13と5点差をつけた。ライン際のきわどいところへしっかり決めてくるあたりはさすが首位のチームだ。東レもボヨビッチのスパイクなどで追い上げたが、最後は福澤のスパイクが決まってパナソニックが25-18でこのセットを制し、セットカウント3-1で勝利を収めた。

勝利を決めて喜ぶパナソニックの選手たち

パナソニックはこれで今シーズンの成績を18勝4敗とし、上位4位チームが進めるセミファイナルラウンドへの一番乗りを決めた。ヒーローインタビューは清水だったが、サービスエースを何と5本も決める素晴らしい活躍で、バレーボール初観戦の素人である私にも強い印象を残した。

○V・プレミアリーグ男子 2010年2月28日13:05開始
 (パナソニックアリーナ)観衆1,850人

       (28−26)
FC東京  3(22−25)1  大分三好ヴァイセアドラー
       (25−22)
       (25−23)

○V・プレミアリーグ男子 2010年2月28日15:30開始
 (パナソニックアリーナ)観衆2,400人

         (25−21)
東レアローズ  1(23−25)3  パナソニックパンサーズ
         (15−25)
         (18−25)


posted by ナカヲ at 19:18| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Other Sports Events | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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