2010年05月14日

高松最下位も岡田快挙達成

日本プロバスケットボールリーグのbjリーグは先週末、レギュラーシーズンの全日程を終了し、高松ファイブアローズは13勝39敗の成績で、参入4年目にして初の最下位に終わった。

今シーズンのアローズは、メインスポンサーの穴吹工務店の撤退で開幕前はリーグ参戦自体も危ぶまれる状況だったが、個人スポンサーの募集や経費削減によって何とか参戦に漕ぎつけた。

しかし、開幕当初は日本人選手のみで戦わざるを得ず、1試合最多失点記録を更新するなど大敗が続いた。その後、外国人選手が加わって少しずつ勝ち星も増えてきたが、選手層の薄さはいかんともしがたく、新加入の京都ハンナリーズに4.0ゲーム差をつけられてウェスタンカンファレンス最下位に終わった。

ただ、薄い選手層で戦ったこともあって、個人タイトルは2選手が受賞した。Gガーデナーは、浜松・東三河フェニックスに所属していた昨年度に続き、2年連続で最多アシスト賞を受賞。1試合平均7.0アシストは、2位に2.0本もの大差をつける抜群の好成績だった。また、Cブロキシーも2.9ブロックをマークし、最多ブロックショットのタイトルを獲得した。
2009-2010シーズン、個人賞発表

日本人選手では、参入初年度からアローズでプレーするSG岡田が、1試合平均得点19.0で、得点ランキングの10位に入った。今シーズンで5年目を迎えるbjリーグだが、これまでに日本人選手が得点ランキングのトップ10に入ったことはなく、過去の最高順位は2005-2006シーズンの埼玉ブロンコスSG清水の15位、そして最多得点は2007-2008シーズンの東京アパッチPG青木の15.81点だった。岡田はそれらの記録を大きく塗り替え、快挙ともいえるトップ10入りを達成した。
日本人初の“隠れた”快挙 bjリーグ高松の岡田

また、岡田はスティール部門でも1試合平均2.3本をマークしてリーグ2位に入った。こちらも今シーズンのトップ10には他に日本人選手はおらず、素晴らしい成績だ(過去には琉球ゴールデンキングスのPG澤岻がタイトルを獲ったことがある)。

なお、岡田は4月30日〜5月5日の週間MVPも獲得している。チームは4日、5日とライジング福岡に連敗したものの、岡田はそれぞれチームトップとなる19得点、33得点をマーク。とくに5日はスリーポイントシュートを14本中7本決める活躍を見せた。アローズの選手の週間MVP受賞は今シーズン初めてで、昨年2月のPG中川以来だった。
サークルKサンクス週間MVPは高松・岡田選手

こうした活躍が評価され、一昨日発表された今シーズンのアワードにおいて、岡田はコミッショナー特別賞を受賞した。ちなみに、アローズとしては他に、経営難の中でホームゲームの運営に尽力した「アローズプロジェクト」がチームアシスト賞を受賞している。
2009-2010シーズン、アワード受賞者発表

チームとしては残念な成績に終わったが、岡田の活躍はアローズにとっても、そして日本のバスケットボール界全体にとっても非常に明るい話題だと思う。来シーズン以降、さらなる飛躍を期待したい。


posted by ナカヲ at 02:31| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Basketball | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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