2010年06月26日

ドゥンビアがW杯デビュー!

日本時間の昨夜から今朝にかけて、南アフリカのネルスプロイトでFIFAワールドカップのグループリーグ第3戦、朝鮮民主主義人民共和国代表対コートジボワール代表が行われ、コートジボワールの元徳島ヴォルティスFWドゥンビア・セイドゥは後半34分にMFロマリックとの交代でピッチに入り、待望のワールドカップ初出場を果たした。徳島ヴォルティスでプレーしたことのある選手がワールドカップの試合に出場するのは史上初めてのこと。

1分1敗の勝ち点1でグループリーグ最終戦を迎えたコートジボワールは、まずこの試合に勝って、なおかつ勝ち点4のポルトガルがすでに決勝トーナメント進出を決めているブラジルに敗れ、さらに現時点で9点も下回っている得失点差でポルトガルを逆転しなければ決勝トーナメントへは進めない。仮にポルトガルがブラジルに0-1で敗れたとするなら、コートジボワールは8点以上の差をつけて勝たなければならず、厳しい状況に置かれていた。

大量得点を奪っての勝利が必須のコートジボワールは立ち上がりから一方的にボールを支配し、北朝鮮ゴールに襲い掛かる。14分にDFボカの左クロスからDFトゥーレ・ヤヤが先制ゴールを決めると、20分にはボカのクロスを受けたエースFWドログバのシュートがクロスバーを叩き、跳ね返りをMFロマリックが押し込んだ。

しかしその後は北朝鮮の粘り強い守備に苦しめられてなかなかチャンスを作れず、FWケイタとFWジェルヴィーニョに代えてFWカルーとFWディンダンを投入した後半19分以降も流れは変えられない。いよいよ残り時間が少なくなってきた後半34分、コートジボワールは最後の交代のカードとしてロマリックに代えてドゥンビアを投入。すると直後の37分、ボカの左クロスにニアサイドへ走り込んだカルーが合わせて3点目を奪った。ドゥンビアもファーサイドで待ち構えていたが、仕事をするには及ばなかった。

さらに41分には左サイドからのFKにゴール前へ飛び込んだドゥンビアとディンダンがもつれ合うようにして合わせ、ゴールネットを揺らしたが、飛び出しが早く、判定はオフサイド。44分にもドログバのFKに合わせたカルーのヘディングシュートがオフサイドと判定される場面があったが、この時もオフサイドポジションへ真っ先に飛び出して行ったのはドゥンビアだった。

その後はとくにドゥンビアがチャンスに絡むこともなく試合終了。わずか11分、ロスタイムを含めても15分強という短い出場時間で、実力をほとんど発揮できなかったが、世界一を争うワールドカップの舞台に立ったことだけでも大きな一歩と言えるだろう。

なお、コートジボワールはこの試合で勝ち点3、得失点差+3を積み上げたが、1位のブラジルと2位のポルトガルが0-0で引き分けたため、順位を3位から上げることはできず、前回大会に続いてのグループリーグ敗退が決まった。決して2位のポルトガルより劣るチームだったとは思わないが、対戦順がコートジボワールにとってはアンラッキーだった。

ブラジルで行われる4年後の大会では、コートジボワールの中心選手としてチームを引っ張り、ゴールを量産して母国を初の決勝トーナメント進出へと導くドゥンビアの姿を見たいものだ。デビューおめでとう! そして夢と感動をありがとう、ドゥンビア!


posted by ナカヲ at 09:15| 徳島 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | Soccer 2010-1/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
新聞を見て、「おお、ついに出場したか!」
ヴォルティスにとっても名誉なことですよ。

あ、大分のキム・ボギョンは、忘れてました。アウェーだったし、見てないし...。
Posted by 元野球応援団 at 2010年06月26日 16:48
>元野球応援団さん
ホンマにちょっとだけでしたし、それほどいいシーンも作れませんでしたが、
まずはピッチに足を踏み入れたということで、偉大な第一歩だと思います。
まだ若いので、4年後は主力として活躍してほしいです。
Posted by ナカヲ at 2010年06月30日 12:13
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