2010年06月27日

セカンド、後期初戦は7得点

今日は香川県営サッカー・ラグビー場へ四国社会人リーグの第9節を見に行った。昨日とはうって変わって日射しが強く、時々雲がかかって日が陰ることもあるが、雨上がりということもあって非常に蒸し暑い。

第一試合は最下位の南クラブ(香川)と5位の三洋電機徳島の対戦。開幕から8連敗中で降格の危機にある南クラブが、初勝ち点と初勝利をかけて、ここまで3勝2分3敗の三洋電機徳島に挑むという構図だ。

南クラブのスタメンは以下の通り。
GKは古笹原。DFは右から富永、高畑賢、毛利、石川。MFはボランチに増富、二列目に右から大住、小出、斎藤、小山。FWは高畑洋のワントップ。

初勝利を目指して円陣を組む南クラブ 南クラブのスタメン

対する三洋電機徳島のスタメンは以下の通り。
GKは藤川。DFは右から坪井、朝日奈、井上、山本。MFはボランチに多賀と山側、右サイドに井川、左サイドに高磯、トップ下に上原。FWは新田のワントップ。

前半の立ち上がりは互角の攻防が続き、南クラブは7分、中央のMF斎藤からのパスにMF小山が左へ抜け出し、左からフリーでシュートを放ったが、ポストの右へ流れた。その後は三洋がボールを支配して攻め込む時間が増えてきたが、なかなか決定機は作れず、そうこうしているうちに次第に手詰まりになってきて南クラブの反撃を許す。

そして南クラブは32分、左サイドからのパスをゴール正面で受けたMF大住がDFをかわしてシュートを放ったが、惜しくも右ポストを叩き、跳ね返りを別の選手が押し込んだもののこれはオフサイド。しかし38分、南クラブはMF小出が中央から前線へロングパスを送ると、小山が俊足を飛ばしてゴール左へ完全に抜け出し、GK藤川との一対一からループシュートを決めて先制した。そのまま1-0で前半終了。

ボールを保持する南クラブのMF小出

後半は開始と同時に三洋が攻め込み、43秒にFW新田が右サイドを駆け上がってクロスを送ると、これをニアサイドで受けたMF井川がゴール右の角度のない位置から同点ゴールを叩き込んだ。さらに三洋は3分、MF高磯が左からDFをかわしてシュートを放ったが、惜しくも左サイドネットへ。

このまま一気に逆転されそうな雰囲気になっていた南クラブだが、10分、右サイドからのスルーパスにMF高畑誠がゴール正面へ抜け出してGKと一対一になり、ヒールで後ろへパスを送ると、そこへ走り込んだ小山が正面からフリーで勝ち越しゴールを決めた。

これで勢いを取り戻した南クラブはさらに攻勢を強め、12分には小出の右クロスをファーサイドでフリーで受けた高畑誠がGKとの一対一からシュートを放ったが、これはGK藤川にセーブされた。

三洋も21分、ペナルティエリアの左角後方で得たFKをMF山側が直接狙ったが、GK古笹原にセーブされた。さらに27分には井川の右クロスにニアサイドの高磯が頭で合わせたが、地面へ叩きつけたシュートはGK古笹原が足下でよく押さえた。28分には正面左寄りで得たFKをMF上原が直接狙ったが、惜しくも右ポストに嫌われた。

南クラブも37分、DF石川が左サイドからゴール前へアーリークロスを送ると、MF松原が正面へ抜け出してシュートを放ったが、GK藤川の正面を突いてキャッチされた。そして逆に39分、三洋にまたもや右サイドから攻め込まれ、井川に同点ゴールを許してしまった。

何とか勝ち点3がほしい南クラブは45分、MF藤島が正面からGKの頭上をふわりと越えるシュートを放ったが、ポストの右へ外れた。三洋もロスタイム2分に決定機を迎えたが、南クラブの必死の守りの前にシュートを打つことができず、2-2のまま試合終了。互角の戦いは勝ち点1ずつを分け合う結果に終わった。

続いて第二試合は7位のR.VELHO(香川)と暫定3位の徳島ヴォルティス・セカンドの対戦。R.VELHOは今シーズンから四国リーグに昇格したクラブ。前期は南国高知FCと引き分けるなど健闘したが、わずか1勝で7位にとどまっている。

R.VELHOのスタメンは以下の通り。
GKは川尻。DFは右から川村、清水、竹内、熊野陽。MFは右から吉井、今井、西口、毛利。FWは浮田と長谷部。

対するヴォルティス・2ndのスタメンは以下の通り。
GKは福岡。DFは右から二瓶、立田、武内、野口。MFは右から佐藤、古山、須貝、中川。FWは河村と宮山。

円陣を組むヴォルティス・2ndの選手たち

立ち上がりはヴォルティス・2ndがボールを支配するものの、R.VELHOもカウンターで反撃し、互角の攻防が続く。R.VELHOは5分、カウンターからMF毛利が中央をドリブル突破してGKと一対一になったが、シュートはGK福岡が弾き返した。

いきなり冷や汗をかいたヴォルティス・2ndだったが、次第に落ち着きを取り戻し、敵陣に攻め込んで優位に試合を進め始める。そして13分、DF野口がゴールの左へ抜け出すと、角度のない位置からゴールマウス左上隅へ精度の高い鮮やかなシュートを突き刺した。

さらに19分にはDF二瓶のパスを受けたMF佐藤が右からドリブルで攻め込み、フリーでシュートを決めた。22分にはMF古山の右CKに正面でDF武内が頭で合わせたが、GK川尻の足下を襲ったシュートは足でセーブされた。23分にも古山の右CKに武内が頭で合わせたが、今度はクロスバーに跳ね返された。

しかし27分、ヴォルティス・2ndはFW宮山がペナルティエリア内でパスを出した後にレイトタックルを受けてPKを獲得し、これを28分に野口がゴール右隅へ落ち着いて決めた。R.VELHOも29分、正面左寄りのかなり距離のある位置からのFKにゴール前で合わせたが、ゴール左隅を襲ったシュートはGK福岡が見事にセーブした。

PKを決めるDF野口

ヴォルティス・2ndはさらに42分、佐藤の右CKにニアサイドへ走り込んだ武内が頭で合わせて4点目を奪うと、44分にも佐藤の右CKからショートコーナーをMF須貝が戻して再び佐藤が右クロスを送り、これに宮山が頭で合わせて地面に叩きつけたシュートがカバーに入った相手DFの頭上をワンバウンドで越えて5点目。結局、5-0で前半を折り返した。

初のFW起用でいい働きを見せた宮山

後半に入ると、ヴォルティス・2ndは武内に代えて高櫻をCBに入れた。さらに15分には宮山に代えて高田をFWに入れた。しかし後半は気持ちを入れ直したR.VELHOの守備を崩せず、なかなか決定的な場面を作れない。17分には正面やや右寄りで間接FKを得たが、壁に跳ね返された。

23分には佐藤に代えて松本を右SHに、28分には古山に代えて筒井をボランチに入れた。そして37分、ヴォルティス・2ndは高田が正面からドリブルで攻め込むと、そのままグラウンダーのミドルシュートをゴール左隅へ決めて、ようやく6点目を挙げた。

しかしR.VELHOも41分、カウンターからロングボールを左サイドで受けたFW長谷部がマイナスのクロスを上げると、これに正面へ走り込んだMF今井が頭で合わせ、GK福岡の頭上を抜いてゴールネットを揺らした。ヴォルティス・2ndにとっては隙を見せた残念な失点だった。

完璧なクロスでアシストを決めたFW長谷部

それでもヴォルティス・2ndは44分、高田が左サイドをドリブルで駆け上がり、中央へパスを送ると、ゴール正面でFW河村が合わせて7点目を奪った。ロスタイム2分には正面右寄りでこぼれ球を拾ったMF松本がフリーでシュートを放ったが、GK川尻の好セーブに阻まれた。

そのまま試合終了。ヴォルティス・2ndが7-1の大差で後期の初戦を飾った。後半は終盤までいい形が作れなかったり、得点した直後にもったいない失点を喫したりと、反省材料は多かったが、初めてFWとして起用された宮山が前線をかき回して攻撃にアクセントをつけるなど収穫もあったので、今後の躍進に期待したい。

サポーターに挨拶する選手たち 勝利のダンスとバック転

◎四国社会人リーグ第9節 2010年6月27日13時キックオフ
 (香川県営サッカー・ラグビー場)

南クラブ  2(1−0)2  三洋電機徳島
       (1−2)

得点:南=小山(37分、55分)
   三=井川(46分、84分)
警告;三=井川(53分)

(南クラブ)
GK 古笹原25
DF 富永5
   高畑賢4
   毛利14
   石川8
MF 増富18
   大住13(→71分、松原9)
   小出7
   斎藤21(→83分、藤島30)
   小山31(→67分、田鍋28)
FW 高畑洋22(→HT、高畑誠29)

(三洋電機徳島)
GK 藤川21
DF 坪井3
   朝日奈25
   井上24
   山本22
MF 多賀13
   山側18
   井川8
   高磯7(→76分、坂辺27)
   上原16
FW 新田17

◎四国社会人リーグ第9節 2010年6月27日15時キックオフ
 (香川県営サッカー・ラグビー場)

R.VELHO  1(0−5)7  徳島ヴォルティス・セカンド
       (1−2)

得点:R=今井(86分)
   徳=野口(13分、28分)、佐藤(19分)、武内(42分)、宮山(44分)、
     高田(82分)、河村(89分)

(R.VELHO)
GK 川尻27
DF 川村24(→71分、藤田58)
   清水19
   竹内14
   熊野陽16
MF 吉井13(→58分、熊野直20)
   今井10
   西口22
   毛利4
FW 浮田9
   長谷部25

(徳島ヴォルティス・セカンド)
GK 福岡1
DF 二瓶3
   立田2
   武内6(→HT、高櫻8)
   野口5
MF 佐藤14(→68分、松本26)
   古山24(→73分、筒井16)
   須貝15
   中川10
FW 河村9
   宮山29(→60分、高田17)


posted by ナカヲ at 19:14| 徳島 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | Soccer 2010-1/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
暑いなか、二試合観戦お疲れさまでした!
ヴォルティス・セカンドは、派手にやってくれましたね。やはり、取れるときに取っとかなあかんわね。
この日、岐阜経済大学にて東海2部リーグに昇格したFC岐阜セカンドの試合がコニカミノルタを迎えて行われました。2対1で勝利!
先頃、小島宏美氏が岐阜セカンドにFWとして現役復帰しまして、この試合にも後半42分頃、交代で登場しました。背番号はもちろん20。練習着スポンサーの会社に勤務していますが、セカンドの練習に度々参加していたそうです。2008年度第23節、0−1で岐阜が「勝たせていただいた」試合でゴールを決めた、あの小島宏美ですよ〜。
東海リーグでは、1部・2部共、交代枠三人ですが、四国リーグは、四人代えられるんですか?
この日の岐阜セカンドは、「ベンチ外」になる選手がおらず、また、コニカミノルタも控えが二人だけ。しかもその二人共後半に登場しました。「仕事の都合で...」ということらしいです。
Posted by 元野球応援団 at 2010年06月29日 00:18
>元野球応援団さん
まあ、反省材料もいっぱいありましたが、蒸し暑い中、よく頑張ったと思います。
四国リーグは4人まで代えられますよ。控えの選手がいないどころか、
3年くらい前には9人のチームと戦ったこともあります(そこはもう降格しました)。
Posted by ナカヲ at 2010年06月30日 12:13
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