2010年08月01日

大西、岡本決め讃岐全社へ

今日は徳島市のリベリモグラウンドへ徳島県U-15リーグを見に行こうかと思ったが、会場が急に変更になってしまったので、こちらも急きょ予定を変更して徳島市球技場へ全国社会人サッカー選手権大会の四国代表決定戦を見に行った。朝から日射しが強く、とても暑い。

徳島市球技場のメインスタンドには屋根がかかっているが、朝のうちは前から陽射しが射し込んでくる形になるので、最上段のベンチシートしか日陰にならず、少ない観客はほとんどが最上段に陣取っていた。

全国社会人サッカー選手権大会は、全国の地域リーグ以下のカテゴリに属する1種(社会人)チームによって争われる大会で、四国からは2チームが全国大会へ出場できるのだが、今日はその代表決定戦2試合が行われる。

フェアプレーフラッグと連盟旗

第一試合は愛媛FCしまなみ対カマタマーレ讃岐の四国リーグ上位対決。この大会を勝ち抜いて全国大会の決勝まで勝ち進めば、四国リーグの結果にかかわらず全国地域サッカーリーグ決勝大会への出場権が得られるため、JFL入りを狙う讃岐にとっては絶対に負けられない一戦だ。

アウェイゴール裏スタンド前の横断幕 バックスタンド前の横断幕

愛媛FCしまなみのスタメンは以下の通り。
GKは土井。DFは右から稲田、植村、斉藤、中島。MFは右から柏木亨、山口、北森、有田。FWは小笠原と柏木健。

愛媛FCしまなみのスタメン

対する讃岐のスタメンは以下の通り。
GKは家木。DFは右から下松、神崎、波夛野、斎藤。MFはボランチに綱田と中島、二列目は右から大西、吉澤、飯塚。FWは岡本のワントップ。ただし、二列目の3人は柔軟にポジションを入れ替えていた。讃岐には徳島ヴォルティスから期限付き移籍中のFW大西、元ヴォルティスのFW岡本を含め、ヴォルティス・2nd出身者が4人も在籍しており、今日はそのうちの2人がスタメンに名を連ねた。

カマタマーレ讃岐のスタメン

前半は風上に立った讃岐がボールを支配して押し気味に試合を進めるが、しまなみもゴール前の守備は安定しており、決定的な場面を作らせない。半ば過ぎまではむしろしまなみの方がチャンスを作れていたと思う。

しまなみはまず3分、FW柏木健が左からシュートを放ったがクロスバーの上へ。さらに15分には左サイドでのパス交換からMF山口がゴール前左へ抜け出してシュートを放ったが、GK家木がセーブし、こぼれ球も自ら押さえた。しまなみは20分にも敵陣ペナルティエリアで倒されてあわやPKかというプレーがあったが、判定はノーファウル。31分には右クロスにファーサイドでフリーのMF有田が合わせたが、ボレーシュートはクロスバーを越えた。

なかなかしまなみの守備を崩せなかった讃岐は33分、正面左寄りでFKを獲得すると、これをキャプテンのDF下松が直接ゴール左隅へ決めて先制した。さらに34分には左サイドで相手ボールを奪うと、MF飯塚の左クロスに正面でフリーになっていたMF大西が合わせて2点目。

2点目を決めた讃岐のFW大西

そして36分には下松が左サイドから送ったサイドチェンジのグラウンダーパスが右サイドへ流れ、これを深い位置で拾った飯塚がゴールラインに平行にグラウンダーのクロスを送ると、ファーサイドへFW岡本が走り込んで3点目を決めた。つい4分前まで0-0だったのが信じられないような集中攻撃が決まり、讃岐は3-0と大きくリードして40分ハーフの前半を終えた。

後半の頭からしまなみは選手を2人入れ替え、守備の修正を図ると同時に反撃態勢を整える。讃岐は6分、大西がセンターサークル付近からドリブルでペナルティエリア内まで攻め込んだが、正面左寄りから放ったシュートはクロスバーを越えた。

逆にしまなみは8分、後半から投入されたMF山本が正面左寄りからフリーでループ気味のミドルシュートを放つと、これがGK家木の頭上を越えてゴール右上隅へ決まり、1点を返した。残り時間を考えれば2点差は十分に追いつける範囲だ。

ミドルシュートを決めたしまなみのMF山本

讃岐は13分、飯塚が左サイドからドリブルで中央へ入り込み、正面左寄りからフリーでシュートを放ったが、GK土井の正面へ。飯塚は先日、JFLのFC町田ゼルビアから期限付き移籍してきたばかりだが、昨シーズン、町田でレギュラーを務めていただけのことはあって随所に好プレーを見せていた。

そして20分、試合の流れを大きく変える出来事が起こった。しまなみは有田がプレー後にピッチの外で相手選手を突き倒して退場となってしまったのだ。おそらくそれ以前にも何かいざこざがあり、堪忍袋の緒が切れてしまったのだろうが、数的不利のチームが2点差を追いつくのは難しく、これで試合の趨勢はほぼ決まってしまった。

讃岐は23分、右サイドからのパスをペナルティアーク付近で受けた大西がフリーでシュートを放ったが、クロスバーの上へ。大西は30分にも右クロスに正面でフリーで合わせたが、MF柏木亨の正面を突いてしまった。32分には左サイドで得たFKを下松がゴール前へ蹴り込み、DF波夛野が頭で合わせたが、GK土井のセーブに阻まれた。

一方的に攻め込みながらも決定力を欠いて追加点が奪えなかった讃岐は、終盤になって人数の少ないしまなみに反撃を食らう場面もあったが、最後はコーナー際で巧みに時間を稼いで逃げ切り、3-1で勝利を収めた。

これで讃岐は昨年に続いて今年も全国社会人サッカー選手権大会への出場権を確保した。昨年は準々決勝で現JFLのツエーゲン金沢に敗れたが、今年は決勝まで勝ち進み、全国地域サッカーリーグ決勝大会の出場権を確保してほしい。

なお、引き続き第二試合の三洋電機徳島対久枝FC(愛媛)が予定されていたが、私はヴォルティスのサポーターズカンファレンスに参加するため、スタジアムを後にした。後で結果を聞いたところ、延長戦まで戦っても両チーム得点が奪えず、結局、PK合戦の末に三洋が2年ぶりの全国大会出場を決めたとのこと。
カマタマ全国切符/社会人サッカー四国予選

◎第46回全国社会人選手権大会四国代表決定戦 2010年8月1日11時キックオフ
 (徳島市球技場)=40分ハーフ

愛媛FCしまなみ  1(0−3)3  カマタマーレ讃岐
           (1−0)

得点:愛=山本(47分)
   讃=下松(33分)、大西(34分)、岡本(36分)
警告:愛=山口(31分)、有田(59分、60分)、斉藤(72分)
   讃=飯塚(76分)
退場:愛=有田(60分=警告2枚)

(愛媛FCしまなみ)
GK 土井1
DF 斉藤2
   稲田3
   中島5(→HT、中原8)
   植村22
MF 有田6
   柏木亨9
   北森24
   山口28(→70分、尾花25)
FW 小笠原10
   柏木健26(→HT、山本17)

(カマタマーレ讃岐)
GK 家木32
DF 下松8
   神崎22
   波夛野27
   斎藤14
MF 吉澤10
   綱田15
   中島5
   飯塚23
FW 大西9
   岡本21(→80+2分、脇坂18)


posted by ナカヲ at 13:52| 徳島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Soccer 2010-2/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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