2011年01月04日

完封でシーガルズ4度目のV

昨日、東京ドームでアメリカンフットボールの日本一決定戦「ライスボウル」が行われ、社会人代表のオービック・シーガルズが学生代表の立命館大学パンサーズに24-0で勝ち、5年ぶり4度目の日本一を達成した。

ライスボウル優勝4度は日本大、京都大と並ぶ最多タイ記録で、社会人代表としては史上最多。また、ライスボウルでの完封勝ちは1998年に鹿島ディアーズが法政大を39-0で破って以来、13年ぶり2度目の快挙だった。

前半は両チームの守備が相手の攻撃を上回り、お互いにスリーアンドアウトに終わるシリーズが多かったが、シーガルズは第1Qの12分3秒、2度目の攻撃シリーズの最初のプレーでQB菅原からWR萩山への49ヤードのTDパスが決まって7点を先制した。

立命館大も4thダウンギャンブル成功などで敵陣へ侵入すると、第2Qの13分34秒にK松山が40ヤードのFGを狙ったが、左へ外してしまった。

立ち上がりから調子の上がらなかったシーガルズの菅原は、第2Qの半ばからようやくパスが決まるようになり、萩山やRB古谷拓への短いパス、さらには古谷拓のランも出始めて63ヤードのロングドライブを完遂、最後は5分2秒にパスラッシュをかわしてスクランブル発進した菅原が11ヤードを走りきってTDを決めた。

シーガルズは次のドライブでも萩山のレシーブ、菅原のスクランブル、古谷拓のランで敵陣へ攻め込み、前半終了と同時にK金親が27ヤードのFGを決めて17-0で前半を折り返した。

前半は得意のランではなくあえてパスを多用しながら、それがほとんど失敗に終わって全く攻撃を組み立てられなかった立命館大は、後半最初のドライブでようやくラン主体の攻撃を見せ、RB高野橋やRB川端のランで敵陣へ攻め込んだが、シーガルズもしっかりと対応してパントに追い込む。

その後は再び両チームの守備陣が踏ん張ってパント合戦が続いたが、シーガルズは第3Qの終盤にPR古谷晋が何と74ヤードのパントリターンを見せて一気に敵陣1ヤードまで攻め込み、最後は1分13秒、古谷拓がダイブで1ヤードを押し込んだ。これでスコアは24-0。

第4Q、点差を広げられた立命館大はパスを多用せざるを得ない状況に追い込まれ、4thダウンギャンブル失敗やパスインターセプトでターンオーバーを繰り返した。守備陣はよく奮闘してシーガルズに追加点を許さなかったものの、結局、24-0のまま試合終了。

スコア通りの完勝でシーガルズが日本一に輝いた。攻撃面では菅原の不調もあってやや物足りない印象が残ったが、守備は本当に強く、守備で勝ち取った日本一と言っても過言ではないと思う。なお、MVPにはパスとランで1本ずつTDを決めたQB菅原が選ばれた。

対する立命館大は、許したTD3つのうち、最初の1本は一発のパスで抜かれたもの、3本目はパントリターンで敵陣1ヤードから攻撃されたものであり、ある程度ドライブされて許したTDは2本目のみ。守備陣がよく踏ん張ってシーガルズの攻撃を抑えていただけに、攻撃面でもう少し工夫が欲しかった(工夫しても歯が立たなかったのかもしれないが)。


posted by ナカヲ at 19:37| 徳島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | American Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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