2011年01月27日

NFC Championship

NFLは現地時間の23日にカンファレンス・チャンピオンシップが行われ、スーパーボウルに出場する2チームが出そろった。シカゴのソルジャーフィールドで行われたNFCチャンピオンシップは、第2シードのシカゴ・ベアーズと第6シードのグリーンベイ・パッカーズという北地区のライバル同士の直接対決となった。

ベアーズはディビジョナルプレーオフでシアトル・シーホークスを一時は28-0とリードするなど圧倒し、終盤に猛烈な追い上げを受けたものの、35-24で逃げ切って、4年ぶりのスーパーボウル進出に王手をかけた。対するパッカーズは地区2位でワイルドカードに回ったものの、プレーオフに入ってRBスタークス、QBロジャースの好調もあり、2連勝。とくにロジャースはここ2試合で134.5という驚異的なQBレーティングを叩き出している。ちなみに、両チームのレギュラーシーズンの対戦成績は1勝1敗だ。

第1Q、パッカーズは最初の攻撃シリーズでロジャースが好調ぶりを見せつける。いきなりWRジェニングスへ立て続けに22ヤード、26ヤードのパスを通して敵陣へ侵入すると、スタークスのランとパスレシーブ、さらにはWRネルソンへの22ヤードのパスであっという間に敵陣2ヤードまで前進し、10分50秒、ロジャースがプレイアクションから自ら1ヤードを走りきって先制TDを決めた。

対するベアーズは、相手がリーグ最高のリターナーであるKRへスターを避けてキックオフを蹴ってきたこともあり、自陣37ヤードから攻撃シリーズをスタートさせたが、QBカトラーからの短いパスを受けたRBフォーテイがランアフターキャッチで24ヤードのゲインを見せたものの、結局はパントに追い込まれる。

パッカーズは次の攻撃シリーズでもスタークスやRBジャクソンのラン、WRジョーンズへのパスなどでテンポよく前進したが、さすがに失点数リーグ4位を誇るベアーズの守備陣も黙ってはおらず、パッカーズはそこから3連続のパス失敗でパントに終わった。パッカーズは先週のアトランタ・ファルコンズ戦で一度もパントを蹴る機会がなく、Pマッセイは2試合ぶりにパントを蹴った。

しかしベアーズも次の攻撃シリーズでカトラーがDEジェンキンスにQBサックを食らうなどしてスリーアンドアウトに終わる。対するパッカーズは自陣49ヤードから攻撃を開始すると、ジェニングスへの21ヤードのパスなどで一気に敵陣へ攻め込んだが、FG圏内を目前にしてロジャースがLBアーラッカーのQBサックを受け、またもパントに終わってしまった。

パッカーズはこのパントをマッセイがエンドゾーンの手前ギリギリのところへ落とし、CBブッシュのナイスカバーと相手のホールディングもあってベアーズを自陣2ヤード未満という苦しい位置へ押し込んだ。第2Qに入り、ベアーズはあわやセイフティかという苦境を何とかしのいで自陣1ヤードからパントを蹴ったが、ボールはハーフラインまで届かない。

敵陣44ヤードという絶好の位置から攻撃を開始したパッカーズは、スタークスのランやジャクソン、ネルソンへのパスなどで簡単に攻め込むと、11分13秒、スタークスがエンドゾーンへ飛び込んで4ヤードのTDランを決めた。これでスコアは14-0。

これ以上離されるわけにはいかないベアーズはカトラーがWRノックスへ24ヤードのパスを通して敵陣へ攻め込むと、RBテイラーへのスクリーンパスなどでさらに前進したが、FG圏を目前にして1stダウン更新にあと1ヤード届かず、またもパントに追い込まれた。しかしパッカーズもロジャースの25ヤードのスクランブルなどで攻め込みながら、FG圏を目前にして1stダウン更新にあと1ヤード届かず、パントに終わる。

守備陣の頑張りに応えたいベアーズ攻撃陣だったが、次の攻撃シリーズでもカトラーがCBシールズにQBサックを食らうなどしてパントに追い込まれる。さらに次のパッカーズの攻撃シリーズで、ロジャースがWRドライバーへ投げたパスがドライバーの足に当たって跳ね上がり、これをLBブリッグスがインターセプトしたものの、ベアーズも敵陣41ヤードからカトラーが投じたロングパスをエンドゾーン目前でシールズにインターセプトされ、0-14のまま前半終了。

第3Qに入っても、ベアーズの攻撃は機能せず、最初の攻撃シリーズはスリーアンドアウトに終わる。一方のパッカーズはロジャースがネルソンへ21ヤードのパス、ジェニングスへ20ヤードのパスを立て続けに通し、さらにはジョーンズへのロングパスが相手のパスインターフェアを誘って敵陣8ヤードまで攻め込んだ。

ここでパッカーズが3本目のTDを奪えば勝利を大きく手繰り寄せることになると思われたが、TDを狙ったロジャースのパスをアーラッカーがインターセプト。そのまま自陣45ヤードまでリターンした。最後はロジャースのタックルにバランスを崩して倒れたが、もしロジャースをかわしていたらそのまま100ヤード近くのインターセプトリターンTDを奪っていたかもしれない。

このインターセプトでモメンタムを引き寄せたいベアーズだったが、前半にカトラーがひざを負傷していたようで、ここでQBがベテランのコリンズに代わった。しかしコリンズのパスは3本続けて失敗に終わり、あっさりとスリーアンドアウト。その後もパッカーズ、ベアーズとも有効な攻撃を仕掛けられず、お互いにパントを蹴り合う展開が続く。

ベアーズは全く1stダウンを更新できないコリンズに見切りをつけたか、第4Qに入る直前に三番手QBのヘイニーを起用する。これが当たって、フォーテイのランやパスキャッチ、ヘイニー自身のランで前進すると、ヘイニーからノックスへの32ヤードのパスが通って一気に敵陣1ヤードまで攻め込み、12分2秒、テイラーが1ヤードのTDランを決めて7-14と7点差に詰め寄った。

この勢いで一気に追いつきたいベアーズは、次のパッカーズの攻撃シリーズを相次ぐ反則で後退しながらも何とかパントに追い込んだが、スリーアンドアウトの応酬の後、6分4秒にヘイニーが投じたパスをNTラジにインターセプトされ、そのまま18ヤードのリターンTDを決められてしまった。これでスコアは7-21。

これで勝負はほぼ決したかと思われたが、あきらめないベアーズはヘイニーがTEオルセンやフォーテイへパスを通して敵陣へ攻め込み、4分43秒、WRベネットへの35ヤードのTDパスが決まってすぐに14-21と7点差に戻した。

さらにベアーズは次のパッカーズの攻撃をスリーアンドアウトに抑えると、2分53秒を残して自陣29ヤードから最後の望みをかけた攻撃を仕掛ける。ヘイニーは最初の3rdダウンコンバージョンの危機はオルセンへのパス、次の4thダウンギャンブルもテイラーのランで切り抜け、さらにはフォーティへのパスも決めてドライブを続けたが、2度目の4thダウンギャンブルからのパスはシールズに今日2度目のインターセプトを喫し、万事休す。

パッカーズが同地区ライバル対決を制して13年ぶりのスーパーボウル出場を決めた。第6シードからのスーパーボウル出場はNFL史上5年ぶり2度目の快挙で、NFCでは初めて。第3シードのフィラデルフィア・イーグルス、第2シードのベアーズ、そして第1シードのファルコンズをすべて撃破したのだからその力は本物だろう。

対するベアーズは守備陣がよく粘ったものの、カトラーの不調もあって攻撃が機能せず、ホームでライバルにアップセットを食らってしまった。ただ、ヘイニーの頑張りでラスト37秒まで勝利の可能性を残したことは来シーズンへ向けての好材料。来シーズンのヘイニーの活躍が楽しみだ。


posted by ナカヲ at 07:15| 徳島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | American Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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