2011年02月04日

AFC Championship

もう10日以上が過ぎてしまったが、NFLのAFCチャンピオンシップは現地時間の先月23日にピッツバーグのハインツフィールドで行われ、第2シードのピッツバーグ・スティーラーズが第6シードのニューヨーク・ジェッツを迎え撃った。

スティーラーズはディビジョナルプレーオフで同地区のライバル、ボルティモア・レイブンズに前半終了時点で14点のリードを奪われながらも31-24の逆転勝ちを収めた。ダラス・カウボーイズに並ぶ史上最多タイの8度目となるスーパーボウル出場を狙う。

対するジェッツはプレーオフに入ってインディアナポリス・コルツ、ニューイングランド・ペイトリオッツといった近年のNFLをリードしてきた強豪を連破し、スターQBジョー・ネイマスを擁した1969年以来、実に42年ぶりのスーパーボウル出場に王手をかけた。

過去に第6シードからスーパーボウル出場を決めたのは、5年前のスティーラーズと今シーズンのグリーンベイ・パッカーズのみだが、ジェッツもスーパーボウルに出場することになれば、パッカーズとの第6シード同士のスーパーボウルという前代未聞の珍事が実現することになる。ちなみに、両者はレギュラーシーズンの第15週にこのスタジアムで対戦し、ジェッツが22-17で勝っている。スティーラーズにとっては雪辱戦ということになる。

第1Q、スティーラーズはKRブラウンの好リターンで自陣34ヤードから攻撃を開始し、スリーアンドアウトの危機を相手の反則にも助けられて切り抜けると、RBメンデンホールのランを中心に敵陣へ侵入した。さらにQBロスリスバーガーからTEミラーへの20ヤードのパスはジェッツのコーチズチャレンジによって不成功に終わったものの、ロスリスバーガーのスクランブルやWRウォードへのパスなどで敵陣1ヤードまで攻め込むと、5分54秒、メンデンホールの1ヤードTDランで7点を先制した。

対するジェッツもQBサンチェスからWRコチェリへのパスや相手の反則で何度か1stダウンを更新したが、RBグリーンやRBトムリンソンのランを完璧に抑えられ、結局はパントに追い込まれる。

再び攻撃権を得たスティーラーズは、メンデンホールがランにパスキャッチに大車輪の活躍を見せ、第2Qへかけて前進を続けたが、敵陣32ヤードまで攻め込んだところで4thダウンインチズを迎えた。ここでスティーラーズは4thダウンギャンブルを試みたが、ロスリスバーガーの短いパスをメンデンホールが弾き、これをジェッツのLBトーマスにインターセプトされてしまった。

しかしジェッツは次のシリーズでも攻撃が全く機能せず、あっさりとスリーアンドアウトに終わったうえ、Pウェザーフォードのミスパントもあってスティーラーズに自陣38ヤードからの攻撃権を与えてしまう。このチャンスにスティーラーズはメンデンホールの35ヤードのランやRBレッドマンのランなどであっという間に敵陣2ヤードまで攻め込み、TDこそ奪えなかったものの、6分51秒、Kスイシャムが20ヤードのFGを決めて10-0とリードを広げた。

ジェッツは次の攻撃シリーズを、相手のキックオフミスもあって自陣40ヤードという好位置からスタートしたが、あっさりとスリーアンドアウトに終わる。逆にスティーラーズはミラーへの24ヤードのパスやWRサンダースへの21ヤードのパスにメンデンホールのランとパスキャッチを絡めてあっという間に敵陣2ヤードまで攻め込むと、2分ちょうどにロスリスバーガーが2ヤードTDランを決めて17-0とさらに差を広げる。

ジェッツは次の攻撃シリーズでもサンチェスがいきなりLBウッドリーにサックを食らうと、1分13秒、今度はCBテイラーにサックを食らってファンブルを犯し、これをスティーラーズのCBゲイが拾って19ヤードのファンブルリカバーTDを決めた。スティーラーズはわずか47秒間で2本のTDを奪い、24-0と一方的にリードした。

反撃に転じたいジェッツはサンチェスがケラーやWRスミスへミドルレンジのパスを通し、さらにはレシーバーに対する相手の反則も誘ってようやく敵陣へ攻め込んだが、1stダウン更新に必要なあと1ヤードが奪えず、残り9秒、Kカンディフが42ヤードFGを決めて3点を返すにとどまった。結局、24-3という一方的なスコアで前半を終了。ジェッツはランが全く進まず、前半のラッシングヤードはスティーラーズの135ヤードに対してジェッツはわずか1ヤードというありさまだった。

しかし第3Qに入るとジェッツも反撃に転じ、前半は全く出なかったグリーンのランがいきなり出て23ヤードをゲインする。さらにWRホームズへのミドルレンジのパスで敵陣へ攻め込むと、12分13秒、サンチェスがホームズへ45ヤードのTDパスを通して10-24と点差を縮めた。

スティーラーズの後半最初の攻撃シリーズは、Pカピノスのパントがラフィング・ザ・キッカーの反則を誘うなどして1stダウンを二度更新したが、ロスリスバーガーがパスラッシュをかわして投じたロングパスをジェッツのFSプールにインターセプトされてターンオーバー。しかしジェッツの次の攻撃シリーズも簡単にスリーアンドアウトに終わり、攻撃権は再びスティーラーズへ。

スティーラーズは3rdダウンコンバージョンを二度続けてロスリスバーガーのスクランブルで乗り切ったが、ロスリスバーガーがLBペイスとDEプライスに相次いでQBサックを受けてパントに終わった。一方のジェッツはWRエドワーズへのパス、さらには第4Qに入ってケラーへのパス、グリーンのランなどで敵陣1ヤードまで攻め込んだが、中央突破を試みた4thダウンギャンブルは失敗に終わり、7点どころか3点も奪えずにターンオーバーとなった。

しかしスティーラーズは自陣1ヤードからの攻撃でいきなり痛恨のエクスチェンジミスを犯し、7分38秒、ロスリスバーガーが自らファンブルリカバーしたものの、そこはエンドゾーン内でセイフティが成立。12-24とジェッツが点差を縮めた。

ジェッツはさらに自陣42ヤードから攻撃を開始すると、エドワーズへのパスなどで攻め込み、4thダウンギャンブルの危機もエドワーズのパスキャッチで乗り越えて、3分6秒、サンチェスがコチェリへ4ヤードのTDパスを通して19-24とついに5点差まで迫った。

それでもスティーラーズは、次の攻撃シリーズの要所でロスリスバーガーがミラーとWRブラウンへ相次いでパスを通して1stダウンを更新し、あとはランとニーダウンで時間を潰して試合終了。

24-19で逃げ切ったスティーラーズが、カウボーイズに並ぶ史上最多タイの8度目のスーパーボウル出場を決めた。現地時間の2月6日、リーグ最多記録を更新する7度目の優勝をかけ、第6シードからNFCを制したグリーンベイ・パッカーズとのスーパーボウルに挑む。レギュラーシーズンの失点数1位と2位の激突であり、締まった好ゲームが期待できそうだ。


posted by ナカヲ at 12:19| 徳島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | American Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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