2011年02月11日

対ヴァンフォーレ甲府@小田爪陸

今日は宮崎県へ徳島ヴォルティスの二次キャンプを見に行った。まずは朝からヴォルティスのキャンプ地、宮崎県総合運動公園ラグビー場へ向かった。ヴォルティスが宮崎県総合運動公園でキャンプを行うのも、私がヴォルティスの宮崎キャンプを見学に行くのも、5年連続5度目だ。

恒例のキャンプ会場の看板

宮崎市中心部や総合運動公園では、雨上がりということもあってか、火山灰の影響は全く感じられない。空は薄曇りで白く霞んでおり、そこから薄日が射してくる。ただ、強い陽射しが当たらないためか、気温はそれほど高くはない。

街中の掲示板にも降灰発生の表示が

ラグビー場には午前10時頃に到着したが、誰もおらず、あわてて公式サイトのトップチームのスケジュールをチェックしたところ、午前中はオフになっていた。

ラグビー場前に設置された歓迎の看板 無人のラグビー場

たまたま、近くの武道館で別メニュー組がトレーニングを行っているという話を聞いたので、少しだけ覗いてみると、数人の選手がランニングマシーンで汗を流していた。

宮崎県武道館の正門

仕方がないのでいったん市街地へ戻り、チキン南蛮の元祖「おぐら本店」で腹ごしらえをすることにした。2年に一度のペースで食べているような気がするが、いつ食べてもここのタルタルソースは絶品だ。

おぐらのチキン南蛮

午後からは宮崎市の隣、綾町にある小田爪陸上競技場へヴァンフォーレ甲府と徳島ヴォルティスの練習試合を見に行った。ヴォルティスにとっては二次キャンプ最後の練習試合ということになる。

綾町役場近くの小さなバスターミナルでバスを降りると、綾町でキャンプを行うヴァンフォーレ甲府、カターレ富山、Honda FCなどを歓迎する看板や、キャンプ地までの誘導看板などが目に入った。

キャンプを歓迎する看板が並ぶ キャンプ地への誘導看板

小田爪陸上競技場へ向かう途中で、少し寄り道をして「てるはふれあい広場」を見に行った。ここでは富山がキャンプを行っているが、私が訪問した時はちょうど練習時間外だったので、誰もいなかった。

てるはふれあい広場 富山を歓迎する看板 富山を応援する幟

ちなみにふれあい広場のすぐ隣には多目的屋内スポーツ施設「綾てるはドーム」がある。先日、降灰の影響でキャンプを打ち切ることになった川崎フロンターレが、屋内トレーニングの会場として急きょ、使用していた施設だ。

綾てるはドームの外観

綾町は宮崎市の北西部に位置し、爆発的噴火を繰り返す新燃岳に比較的近い。川崎がキャンプを打ち切ったこともあって、降灰の影響は大きいのではないかと心配していたが、実際に行ってみると全く気にならないレベルだった。ちなみに、新燃岳は周囲を高い山々に囲まれているため、綾町からは見えないが、立ち上った噴煙は見えるらしい。

綾町から新燃岳の方角を望む

小田爪陸上競技場は綾町サイクリングターミナルに隣接した施設で、甲府のキャンプ地になっている。サイクリングターミナルは「綾てるはの森の宿」という宿泊施設でもあり、宿舎と練習場が非常に近い点はキャンプを張るチームにとって大きなメリットと思われる。

甲府のキャンプを歓迎する看板 甲府を応援する幟 綾てるは森の宿の正面

同じ公園内には天然芝の多目的広場があり、こちらも宮崎県社会人リーグの試合などでは使われているようだが(陸上競技場と名称が混同して使用されているケースも多く、実際の使用状況はよく分からない)、今回は陸上競技場の方が会場だ。

綾町小田爪多目的広場

陸上競技場は綾北川の北岸に位置し、山側がメインスタンド、川側がバックスタンドにあたる向きに設置されているが、スタンドなど高さのある観覧設備は一切なく、ほぼピッチレベルでの観戦になる。

バックから見たホーム側 バックから見たアウェイ側

正確に言えば、山側の道路の上から観戦すればピッチを俯瞰することができるが、樹木やクラブハウスのような建物が邪魔になって全体を見渡すことができない。

山側から見た陸上競技場のピッチ 川側から見た陸上競技場ピッチ

甲府のスタメンは以下の通り。
GKは背番号のないユニフォームを着用していたが、風貌から見て荒谷のようだ。DFは右から石原、ダニエル、冨田、内山。MFはボランチに伊東と養父、二列目に右からパウリーニョ、フジネイ、金信泳。FWはハーフナー・マイクのワントップ。

対するヴォルティスのスタメンは以下の通り。ユニフォームが甲府と同じ青色なのでビブスを着用しており、背番号が見えない。
GKは榎本。DFは右から島村、エリゼウ、登尾、西嶋。MFはボランチに濱田と練習生、二列目に右から杉本、衛藤、柿谷。FWは佐藤のワントップ。

前半の立ち上がりは互角で、どちらも決定機を作れない。ヴォルティスはDFエリゼウを中心とした最終ラインが甲府の攻撃をしっかりと跳ね返し、裏へのボールもオフサイドトラップで封じている。

ボランチを任された練習生

そして22分、ヴォルティスはカウンターからGK榎本がロングボールを右サイドへ送り、MF杉本が競り合って落としたボールをMF衛藤が素早く前線へ送ると、FW佐藤が裏へ抜け出してGKとの一対一を決めて先制した。さらに24分にはエリゼウからのロングフィードを左サイドで受けたMF柿谷がドリブルから中央へパスを送り、最後は衛藤がグラウンダーのミドルシュートを放ったが、ポストの左へ外れた。

トップ下で攻撃を活性化させたMF衛藤

ヴォルティスは26分にも左サイドからパスをつないで、最後は正面右寄りでフリーでパスを受けたDF島村が右からシュートを放ったが、惜しくも右ポストに嫌われた。ゴールこそ決まらなかったが、おそらく狙い通りの攻撃ができていたのではないかと思う。

甲府のCBは冨田とダニエル

対する甲府はパスを回すものの、ヴォルティスのプレスに苦しみ、なかなかチャンスを作れなかったが、30分頃からようやく反撃に転じ、敵陣で攻撃を続ける。35分にはDF石原の右クロスを正面でFWハーフナー・マイクが落とし、右寄りからMF金信泳がボレーシュートを放ったが、ポストの左へ外れた。

さらに38分には正面右寄りで得たFKをMF養父が直接狙ったが、ゴール左上隅を襲ったシュートはGK榎本が右手一本で弾き出した。その後は試合がやや荒れ出し、両チームに立て続けにイエローカードが出た。

MF養父のFKをセーブするGK榎本

ヴォルティスは前半終了間際の45分、杉本が右サイドからドリブルでゴールに迫ろうとしてDF冨田に倒され、FKを得ると、これをMF濱田がグラウンダーのパスでニアサイドヘ送り、最後は島村がシュートしたが、ポストの右へ外れた。結局、ヴォルティスが1-0とリードして前半終了。

前半終了時のスコアボード

前半の終わり頃からは曇り空に変わり、やや寒くなってきた。後半に入り、ヴォルティスは濱田に代えて倉貫、杉本に代えて徳重、衛藤に代えて島田を投入。対する甲府もGKと両SH以外の8人をすべて入れ替え、メンバーを大幅に変えてきた。

甲府は2分、MF片桐が正面右寄りからフリーでシュートを放ったが、コースに入ったDF西嶋がゴールラインへ跳ね返した。逆にヴォルティスは8分、MF島田の右CKに正面でエリゼウが頭で合わせて追加点を奪った。

CKでゴールをアシストしたMF島田

ヴォルティスは11分、西嶋の左クロスにファーサイドへ佐藤が飛び込んだが、甲府のGKに跳ね返された。その後は甲府がやや押し気味に試合を進め、17分にはMF堀米が左からドリブルで攻め込み、そのままシュートを放ったが、ポストの右へ外れた。

甲府は21分、金信泳に代えて再びハーフナー・マイクを入れてきた。ヴォルティスも24分、柿谷に代えて六車をボランチに入れ、倉貫が右SH、徳重が左SHへ回った。甲府は27分、右サイドで得たFKを片桐がニアサイドヘ放り込み、ハーフナー・マイクがゴールの右へ抜け出したが、シュートはミートせずポストの右へ抜けた。

故障から復帰のMF倉貫

ヴォルティスは29分、エリゼウに代えて平島を右SBに入れ、島村がCBに回った。すると33分、正面左寄りで相手ボールを奪った徳重からのパスに佐藤が裏へ抜け出し、GKと一対一になると、左寄りからゴール上部のネットへ突き刺す豪快なシュートを叩き込んだ。

活躍が光ったFW佐藤とMF徳重

33分、ヴォルティスは佐藤に代えて輪湖を左SHに入れ、徳重がFWに上がった。37分には相手の最終ラインからボールを奪った徳重が裏へ抜け出したが、GK荒谷に押さえられてシュートは打てず。ヴォルティスは37分、西嶋に代えて橋内を右SBに入れ、平島が左SBに回った。

優位な試合展開に笑顔を見せるDF西嶋

意地を見せたい甲府は44分、片桐の右クロスに正面へ飛び込んだハーフナー・マイクが頭で合わせたが、シュートはポストの右へ外れた。結局、3-0のまま試合終了。ヴォルティスが二次キャンプ最後の練習試合を最高の結果で飾った。対する甲府は富山戦に続いてまたもJ2相手に完封負けと、厳しい状況が続いている。

試合後、取材を受けるDF島村 試合後、記者に囲まれる甲府FWハーフナー・マイク

試合後は再び宮崎市内へ戻った。繁華街の百貨店などではすべての入口に消毒マットが置かれており、噴火だけでなく鳥インフルエンザも依然として大きな問題であることをうかがわせる。

店舗の入り口に敷かれた消毒マット

災難続きの宮崎県の経済に少しでも貢献できるようにと、夜は宮崎地鶏の炭火焼、刺身、串焼きなど、地元の名物料理を堪能した。どれも美味しかったが、とくにレバーは絶品だった。

地鶏の炭火焼 地鶏の刺身 地鶏の串焼き

◎練習試合 2011年2月11日14時キックオフ
 (綾町小田爪陸上競技場)

ヴァンフォーレ甲府 0(0−1)3 徳島ヴォルティス
           (0−2)

得点:徳=佐藤(22分、78分)、エリゼウ(53分)
警告:甲=ダニエル(5分)、?(43分)、冨田(45分)
   徳=西嶋(30分)、杉本(39分)

(徳島ヴォルティス)
GK 榎本23
DF 島村22
   エリゼウ4(→74分、平島25)
   登尾5
   西嶋6(→82分、橋内26)
MF 濱田14(→HT、倉貫8)
   練習生27
   杉本19(→HT、徳重7)
   衛藤17(→HT、島田10)
   柿谷13(→69分、六車15)
FW 佐藤18(→78分、輪湖3)

(ヴァンフォーレ甲府)
GK 荒谷
DF 石原7(→HT、井澤28)
   ダニエル5(→HT、津田17)
   冨田3(→HT、小林2)
   内山13(→HT、犬塚29)
MF 伊東27(→HT、内田15)
   養父8(→HT、保坂30)
   パウリーニョ10(→25分、阿部26)
   フジネイ11(→HT、片桐20)
   金信泳19(→66分、ハーフナー・マイク14)
FW ハーフナー・マイク14(→HT、堀米24)
posted by ナカヲ at 18:54| 徳島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Soccer 2011-1/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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