2006年06月17日

対柏レイソル@鳴門陸

◎Jリーグ2部第22節 2006年6月17日
 (徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場)観衆2,028人

徳島ヴォルティス  1(1−0)0  柏レイソル
           (0−0)

得点:徳=玉乃(33分)
警告:徳=玉乃(9分)、大島(61分)、天羽(89分)、秋葉(89分)
   柏=小林祐(29分)

(徳島ヴォルティス)
GK 島津
DF 金位漫
   天羽
   秋葉
   尾上
MF 挽地
   伊藤
   石田
   玉乃(→89分、小山)
FW 大島(→83分、小林)
   羽地

(柏レイソル)
GK 南
DF 小林亮
   鎌田
   岡山
   小林祐
MF 谷澤(→45分、ドゥンビア)
   山根
   ディエゴ
   平山(→76分、蔵川)
FW 李忠成
   フランサ(→68分、宇野沢)


天気予報では曇りだったが、昼前からあいにくの雨が降り始め、
いっこうに止む気配がない。当然、客足も非常に鈍い。

スタジアムの外では「トクシマフレンドイツフェスティバル」が
開催されていたのだが、せっかくの催しもこの天気では人が集まらない。

トクシマフレンドイツフェスティバルのテント

「新線なっとくしま号」のステージには
ドイツの民族衣装や「バルトの楽園」バージョンのすだちくんも登場。

060617-2.jpg

隣の「ドイツのグルメ」コーナー(ドイツとグルメはあまり結びつかない)では、
ドイツビールやソーセージが販売されていた。

ドイツソーセージとパンのセット

スタメンは『徳島新聞』の前日予想とは違うが、かなりのサプライズだ。
天羽が久々に復帰してCBに入り、ボランチから移った秋葉とコンビを組む。
そして左SBには尾上が復帰。思ったより早い復帰で何よりだ。
尾上の復帰で石田がボランチに上がり、伊藤、挽地とコンビを組む。
そしてツートップは大島と羽地。
主力欠場?試練の一戦 17日の柏戦、大幅なポジション変更も

羽地が出られるのはよかったが、井手口の離脱は痛い。
また、岡本がベンチにも入っていないのも気になる。
サブメンバーには辻本が復帰。そして、一番の驚きは昨年の開幕以来となる
FW林のベンチ入り。Jリーグ参入後、まだ鳴門ではプレーしていないので
出番があれば期待したい。

柏からは多くのサポーターが来場し、アウェイ応援エリアを埋めてくれた。
ありがたいことだ。おかげで、応援の声では完全に負けていた(苦笑)
人数的にはヴォルティス・サポーターの方が多かったのだが、
柏サポは太い声の持ち主が多く、人数以上の迫力があった。

柏のアウェイ・サポーター

大雨の中でビッグフラッグを掲げ終わり、ピッチに目を向けると、
秋葉が愛娘から花束を受け取っていた。今日でJ2通算250試合出場らしい。
山形の高橋に次ぐ歴代2位の偉大な記録だ。おめでとうございます!
そしてこれからも期待しています。

さて、試合はヴォルティスがしっかりした守備で前半からリズムをつかむ。
まずは4分、やや距離のある右寄りのFKをMF玉乃がゴール前へ放り込み、
ファーサイドでFW羽地が競り合いながらヘッドで折り返すと、
ゴール前でフリーになっていたFW大島がヘディングシュート。
しかしポストの左へ外れる。

さらに12分には、大島が前線でボールを奪ってミドルシュートを放つが、
柏のGK南がポストの左へ弾き出した。
13分にもクリアボールを拾ったDF金位漫の放ったループシュートが
クロスバーの下ぎりぎりのところへ飛んだが、南がジャンプして跳ね返した。

劣勢の柏は16分、右からのアーリークロスに反応したMF谷澤が
ゴール前へ飛び込んだが、わずかに届かず。

逆にヴォルティスは22分、右寄りのFKを玉乃がゴール前へ放り込み、
そのこぼれ球を金位漫がボレーシュート。しかしこれもポストの右へ外れた。
27分にはMF石田の右クロスをゴール前で受けたFW羽地が、
粘ってDFをかわしてシュートを放ったが、GKの正面へ。
さらにこぼれ球を石田がシュートをしたが、ポストの右へ外れた。

そして29分、やや距離のある右寄りのFKを玉乃がゴール前へ放り込むと、
大島の飛び出しに付いていけなかった柏DF小林祐三が大島を引っ張って倒し、
ヴォルティスは願ってもないPKを獲得した。

しかし31分、ゴール左を狙った羽地のキックは南に完璧に読まれ、
止められてしまう。もったいない、と思ったところでレフリーの笛が鳴り、
GKの動き出しが早かったか、PKはやり直しになった。
33分、今度は玉乃がゴール右へ落ち着いて決め、ヴォルティスが先制。

前節の札幌戦の悔しい判定を取り戻した感じだ。
前々節の東京V対仙台でも同じようなプレーがあり、これで3節連続のやり直し。
おそらく、レフリーに対してそういう通達が出ているのだろう。
ただ、GKが動けないのではPKの成功率は100%に近くなり
(転ぶか、真正面に蹴るか、枠を外した場合くらいしか失敗しないだろう)、
駆け引きの醍醐味がなくなってしまうから、個人的には賛同できない。

その後もヴォルティスは自分たちのペースで試合を進める。
前半ロスタイムには羽地がスルーパスに反応して抜け出したものの、
岡山の粘り強い守備にシュートまで持っていけなかった。
そのまま前半を終了。

日立台で対戦したときもそうだったが、前半は柏相手によく戦えていた。
問題は、後半もこのペースを維持できるかどうかだ。

ハーフタイムにはドイツ国旗を使ったチアリーディングショーが行われたが、
ヴォルティスの青とは色が全くかみ合わないので微妙だ。

ドイツ国旗を使ったチアリーディング。手前には復活したFW林の姿も

後半は雨がさらに激しくなり、濡れたピッチのせいでスルーパスが
流れるシーンがしばしば。これもヴォルティスにはラッキーだった。

柏は後半の立ち上がりからFWドゥンビアを投入してリズムをつかみ、
まずは1分、左CKにニアサイドの岡山が頭で合わせたが、ポストの左へ。
3分にはドゥンビアが抜け出したが、石田がよく身体を寄せて自由にさせず、
シュートは島津が足で止めた。

ヴォルティスも6分、DF尾上の左クロスから羽地がヘディングシュートを
試みたがヒットせず。7分には玉乃のスルーパスに大島が走りこんだが、
先に南に抑えられた。

柏は16分、ディエゴの右寄りからのFKにゴール前のMF平山が
頭で合わせたが、シュートはクロスバーを越えた。
20分には、ヴォルティスのクリアミスに島津が飛び出したところを、
ドゥンビアにループ気味のヘディングシュートを狙われるが、
わずかにポストの右へ外れた。
さらに26分、ディエゴのグラウンダーのミドルシュートも島津が右へ弾き出した。

ヴォルティスは29分、羽地が相手DFと一対一となるが、
シュートコースを探している間に戻ってきたDFにつぶされてシュートできず。
今日の羽地は、せっかくシュートチャンスを迎えても打つのが遅く、
その間に相手に抑えられてしまうケースが目立った。

一方の柏は30分、右CKにファーサイドの岡山が頭で合わせたが、
左ポストに当たって跳ね返り、そのままクリアされた。

一方的に攻められていたヴォルティスは、38分にFW小林を投入。
すると40分、前線左サイドで玉乃が相手のボールをカットし、
そのこぼれ球を拾った小林が正面やや左からシュート。
しかし南がなんとかポストの左へ弾き出した。

柏は41分、右CKにドゥンビアが頭で合わせたが、ポストの右へ。
44分にはゴール右へ抜け出した宇野沢がいいクロスを入れるも、島津がキャッチ。
45分には、右CKからゴール前で混戦となり、危ない場面があったが、
島津がシュートを止めるなどしてかろうじて防ぎきった。

同点に追いつこうと怒涛の攻めを見せる柏はロスタイム2分、
右スローインから流れたボールを蔵川がゴール正面からシュート。
しかし、これも島津がポストの左へとよく弾き出した。

そしてロスタイム3分、ようやくヴォルティスがボールを奪い返し、
あとは島津が遠くへ蹴って時間をつぶせば試合終了というところで、
島津がボールから手を離すのが遅れ、6秒ルールを適用されて
ゴール正面やや右のペナルティエリアすぐ内側で間接FKを与えてしまう。
ここで失点したら痛恨の極みだ。しかし、全員が守備に戻って
(さらにはイエローカードを2枚ももらって)FKを壁で跳ね返し、
大きくクリアしたところで試合終了。耐えに耐えて勝利をもぎ取った。

これで、なんとホームでJ1降格組3チームをすべて撃破したことになる。
しかも、1-0での勝利はJリーグ参入後初めてだ。
また、首位のチームに勝ったのもJ参入後初めてのこと。
この勢いを次の四国ダービーにつなげたい。

徳島、首位柏を完封 玉乃が移籍後初ゴール

【J2:第22節】徳島 vs 柏:ハーフタイムコメント
【J2:第22節】徳島 vs 柏:田中真二監督(徳島)記者会見コメント
【J2:第22節】徳島 vs 柏:石崎信弘監督(柏)記者会見コメント
【J2:第22節】徳島 vs 柏:試合終了後の各選手コメント
【J2:第22節 徳島 vs 柏 レポート】首位・柏から大金星を挙げた徳島。勝利への執念に勝り、「勝ち点3」以上の価値ある1勝。


posted by ナカヲ at 18:30| ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | Soccer 2006-1/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
素晴らしいです!
BRAVO!!
次の愛媛にも勝って上昇気流に
乗りましょう!
Posted by 遠くから応援してます。 at 2006年06月17日 20:01
金星おめでとうございます!首位チームからの勝利というのは徳島の歴史でも初めてかもしれない(違ったらゴメンナサイ)ので大きな自信になると思います。ホームで勝つことはファン拡大にも欠かせないことなので嬉しいです。
Posted by O@西田辺  at 2006年06月17日 22:52
>遠くから応援してます。さん
首位に勝ったので、どこにでも勝てそうな気がしますね。
油断は禁物ですが、自信を持ってほしいです。

>O@西田辺さん
ありがとうございます。Jでは初ですね。JFLでは結構あると思います。
ホームでは強いんですが、お客さんが少ないので・・・。
Posted by Φ at 2006年06月18日 00:03
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