2011年04月23日

対水戸ホーリーホック@Ksスタ

◎Jリーグ2部第8節 2011年4月23日13時キックオフ
 (ケーズデンキスタジアム水戸)観衆1,273人

水戸ホーリーホック  2(0−1)1  徳島ヴォルティス
            (2−0)

得点:水=岡本(61分)、常盤(90+4分)
   徳=島田(12分)
警告:水=保崎(50分)
   徳=島田(45+2分)、エリゼウ(53分)

(水戸ホーリーホック)
GK 本間1
DF 岡田2
   加藤5
   塩谷20
   保崎3(→72分、鶴野18)
MF 小池7
   西岡6
   ロメロ・フランク24(→65分、村田8)
   小幡22
FW 遠藤10
   岡本13(→83分、常盤11)

(徳島ヴォルティス)
GK オ・スンフン21
DF 島村22
   エリゼウ4
   三木2
   西嶋6
MF ディビッドソン純マーカス27
   濱田14
   衛藤17(→82分、杉本19)
FW 島田10(→89分、平島25)
   柿谷13
   佐藤18(→71分、徳重7)


今日はケーズデンキスタジアム水戸へ乗り込み、Jリーグ再開初戦となる水戸ホーリーホック戦。関東は朝から断続的に強い雨の降るあいにくの天気で、風が強いのでやや寒く感じられる。

水戸へ向かう途中の常磐自動車道には、道路にひび割れが見られたり、道路自体が波打っている箇所があったりと、震災の爪痕が残っている。また、水戸市内にはおそらく地震で屋根が壊れたのだろう、ブルーシートをかぶせた住宅も散見された。

ブルーシートで覆われた屋根

開門前にスタジアムに到着し、まずはヴォルティスのサポーター有志で水戸へクリスタルガイザーなどの支援物資を届けた。

水戸に贈られた支援物資の一部

水戸はスタジアム自体も損傷しており、照明設備が曲がってしまったメインスタンドは当分の間、開放されないことになっている。

開放されないメインスタンド

メインスタンドの屋根の上に立っている避雷針が3本ほど、折れ曲がっていたが、これも震災の影響だろうか。

使用できないメインスタンド

アウェイ側の入場口そばには、道路が陥没した箇所があり、近づけないようにロープなどで囲われていた。

アウェイ側の陥没箇所

また、アウェイゴール裏の敷地と公道を隔てた金網の土台にも損傷があり、コンクリートが剥がれ落ちていた。

コンクリートが剥離した金網の土台

オーロラビジョンの裏は土の部分が大きく割れており、道路にもひびが入っていた。

オーロラビジョン裏の被害状況

スタジアムの向かいにある水城高の野球部は先月、選抜高校野球大会に出場し、被災地からの出場ということで大きな声援を受けた。

水城高の選抜出場記念横断幕

入場前には、ヴォルティスサポーター有志で水戸を勇気づける手書き横断幕を作成。「水戸と共に、仲間と共に、最後まで戦うぞ!」というメッセージだった。

水戸へ向けた手書き横断幕

アウェイゴール裏へ入場すると、芝生席の一番上にあるコンクリートの通路が立ち入り禁止となっており、通路と柵の間に細い溝ができていた。

ゴール裏最上段通路の被害

また、雨をしのごうとオーロラビジョンの下へ行ったが、そこにもロープが張られ、立ち入り禁止となっていた。

オーロラビジョンの下も立ち入り禁止

メインスタンドの席を購入している観客は、バックスタンドの中央に臨時に設けられた席へ案内されていたが、屋根がなく、スタンドの高さも低いので、気の毒だった。悪天候で屋根がないとなれば、来場者が少ないのもやむを得ないか。

バックスタンド

入場口には水戸のボランティアが作成している情報紙「ホリスポ」が貼られていた。「この町とともに」という見出しに思いが込められている。

入場口に貼られた「ホリスポ」

ホーム側の入場口前では風評被害に悩む茨城県の農産物の直売が行われており、少しでも復興の助けになればと多くのヴォルティスサポーターがイチゴやトマト、アスパガラスを購入していた。

茨城県産農産物直売所

昨年11月に訪問した際は入れてもらえなかったホーム側の売店だが、今日は問題なく入れた。いばらく乳業のブースには牛のミニチュアも登場。

いばらく乳業のブース

土浦市で人気のカレー屋「ドラゴンカレー」のブースも出ており、今回はキーマカレーライスに舌鼓を打った。

土浦のドラゴンカレー

アウェイ側の入場口前にも飲食ブースが並んでおり、茨城のB級グルメ「水戸ちゃあしゅうバーガー」などが売られていた。

アウェイ側の飲食ブース 飲食ブースに貼られた「WITH HOPE」のボード

水戸には今シーズンから徳島県出身のDF塩谷司選手が加入。大塚サッカースクールジュニアユースの出身ということで、ヴォルティス戦は古巣との対戦と言えなくもない。

ビジョンに映し出されたDF塩谷

アウェイサポーターは昨シーズンは見やすいバックスタンドで応援していたが、今日はメインスタンド閉鎖に伴ってバックスタンドの応援エリアが狭まったこともあり、ゴール裏に移動していた。このスタジアムのゴール裏がどんなに見づらいか、この機会に体感してほしいものだ。ゴール裏の中央には、「がんばろう日本!」ということで、大きな日の丸を振っているサポーターもいる。

アウェイゴール裏

キックオフに先立ち、両チームの選手たちがセンターサークル上に並び、スタンドの観客も含めた全員で東日本大震災の犠牲者に黙祷が捧げられた。

ヴォルティスのスタメンは以下の通り。
GKはオ・スンフン。DFは右から島村、エリゼウ、三木、西嶋。MFはボランチにディビッドソンと濱田、二列目に右から島田、衛藤、柿谷。FWは佐藤のワントップ。

前半は立ち上がりからほぼヴォルティスのペースで進み、11分にMF衛藤が正面左寄りでDF塩谷に倒されてFKを得ると、これを12分にMF島田が直接ゴール左上隅へ叩き込んで先制した。

その後も風上のヴォルティスがボールを支配し、決定機こそないものの、押し気味に試合を進める。守ってもフィジカルで上回るMFディビッドソンや最終ラインの選手たちが水戸の攻撃を潰していく。

25分には島田の右クロスにゴール正面でFW佐藤が頭で合わせたが、GK本間の正面を突いた。26分にもMF衛藤が正面左寄りからドリブルで攻め込み、ミドルシュートを放ったが、これもGK本間の正面へ。31分には正面からDF島村がドリブルで攻め込み、グラウンダーのシュートを放ったが、ポストの左へ外れた。

キックオフしてからはほぼ止んでいた雨が、30分過ぎに再び降り出した。すると32分、それまで全くシュートを打てていなかった水戸は、左スローインをペナルティエリア内でFW岡本が落とし、正面へ走り込んだMF西岡がミドルシュートを放った。しかしこれはDFに当たり、こぼれ球を拾ったFW遠藤のシュートもブロックされた。さらにそのこぼれ球を正面へ走り込んだ塩谷が拾ってミドルシュートを放ったが、これもクロスバーを大きく越えた。

そのまま1-0で前半終了。ヴォルティスは追加点こそ奪えなかったが、危ない場面もほとんどない内容で前半を終えた。ハーフタイムには水戸のマスコット「ホーリーくん」がアウェイゴール裏へ挨拶にきた。

アウェイゴール裏でポーズを取るホーリーくん

雨の上がった後半も立ち上がりはヴォルティスのペースが続き、3分には正面右寄りでクリアボールを拾ったディビッドソンがグラウンダーのミドルシュートを放ったが、相手DFに当たってわずかに角度変わり、GK本間にセーブされた。

さらに4分には島田の左CKからこぼれ球をゴールの左で拾った佐藤がシュートを放ったが跳ね返され、もう一度佐藤が放ったループ気味のシュートもGK本間にキャッチされた。

その後は次第に風上の水戸がリズムをつかみ、11分には右サイドから攻め込むと正面右寄りでルーズボールを拾ったMFロメロ・フランクがグラウンダーのミドルシュートを放ったが、ポストの左へ外れた。

それでも水戸は16分、遠藤がフリーで上げた右クロスにゴール前の岡本が頭で合わせ、ゴール左隅へ同点ゴールを決めた。岡本にはDFエリゼウと島村がついていたが、対応が中途半端になってしまった。

その後も水戸が押し気味に試合を進め、20分には西岡が正面左寄りからミドルシュートを放ったが、ポストの右上へ外れた。さらに24分には正面で縦パスを受けた遠藤がフリーでシュートを放ったがポストの左へ。ヴォルティスも25分、佐藤が左寄りへ抜け出してシュートを放ったが、DFに当たったボールはGK本間にキャッチされた。30分頃からはまた雨が降り出し、風も強くなってきた。

そして試合はそのまま終盤へ。水戸は45分、途中出場のFW常盤の縦パスをやや左寄りで受けたMF小幡がドリブルで正面へ入ってシュートを放ったが、わずかにポストの右へ外れた。ロスタイム3分には右寄りで得たFKを途中出場のMF村田がゴール前へ送り、塩谷が頭で合わせたが、ポストの左へ外れた。

なおも攻める水戸は後半ロスタイム4分、村田の縦パスを受けた常盤が正面右寄りからフリーでグラウンダーのシュートを放つと、これがエリゼウに当たって角度が変わり、GKオ・スンフンも反応できずにゴール左隅へ決まった。場内に発表された後半のロスタイムは4分間だったので、まさに土壇場での勝ち越しゴールだった。

それでもヴォルティスはロスタイム5分、正面右寄りでFKを得ると、これを途中出場のFW徳重がゴール前へ蹴り込んだが、ゴール前の混戦を抜けてファーサイドへ流れたボールはわずかにポストの左へ外れ、その直後に試合終了の笛が鳴った。

前半は押し気味に試合を進めたヴォルティスだったが、後半はほとんど攻撃の形を作れなかった。とくにワントップの佐藤をベンチに下げてからはどう攻めるのかの意図すら伝わってこなかった。また、守備でも後半はプレスが緩くなる場面が目立ち、前半に挙げた1点を守り切れなかった。課題はたくさんあったと思うが、次節までに少しでも立て直したい。

徳島ヴォルティス、痛い逆転負け
体格生かし攻守に活躍、水戸の徳島市出身・塩谷
徳島のサポーター有志、横断幕で水戸を激励

それゆけ水戸! 徳島から水戸へ支援の手(Jリーグ公式サイトより)

『チカラをひとつに』(「ヴォルティス日記」より)

J's GOAL | ゲームサマリー
posted by ナカヲ at 16:16| 徳島 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | Soccer 2011-1/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。m(__)m
土曜日は震災後初のリーグ再開ということで試合レポート・応援ご苦労様でした。
また『せっかく先制したのにリードを守れない』という昔からの悪い習慣が…。
(´・ω・`)ショボーン
そして私のtotoも日曜日でことごとく外しまくり大分銀行ドーム遠征費がオシャカに…(土曜日に「イィィヤッホォゥー!三等候補だぁぁ!!」とヌカ喜びしたのが悲劇の始まりでした)
┏第498回(1)━┓
清水-福岡 [1--]今回『魔の1枠』はないと思いました(キリッ
鹿島-横マ [--2]そして『魔の2枠』がシングル的中ヒーハーwwwwwwww
大宮-柏 [--2]同じ過ちを繰り返さないのがネルシーニョと美濃部の違いwwwwwwww
甲府-神戸 --2 節子、それ三浦俊也互助会や。by火垂るの墓
札幌-湘南 [-02]同じドームで試合しても『持ってる男』に話題をかっさらわれる札幌wwwwwww
川フ-仙台 1-- 楽天さん待ってけさいwwwwww
山形-セ大 --2 仙台さん置いてかねぇでけろwwwwww
広島-ガ大 --2 ACL優先でJリーグを捨てゲームにするガンバなんて、どうかしてるぜっwwwww
浦和-名古 [1-2]マルシオ・レールキャノン炸裂でヒーハーwwwwwwwwwww
大分-草津 1-- 大分銀行さん、ぜひとも徳島にも勝ち点融資をwwwwwwwww
新潟-磐田 [10-]ドローが本命、でもヨンチョル・マシンガンも来ると思ってましたwwwwww
富山-栃木 [--2]先制した後複数の攻撃手段を用意するのが松田、ワンパターンなのが美濃部wwwwwww
千葉-FC東 --2 自称エリート(笑)、早くもガス欠wwwwwww
・・・ 最終結果 ・・・
成績:7試合正解
┗━━toto┛
購入金額 800円


次こそは当ててキャリーオーバー分も取り返してアウェー遠征費が当たりますように…(-人-;)

Posted by ナオキ at 2011年04月26日 00:44
>ナオキさん
再開後は各地ともなかなか予想しづらい結果が続いていますね。
被災地パワーも発揮される場合とされない場合があったりして、
なかなか予想が難しいです。
Posted by ナカヲ at 2011年05月02日 18:47
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