2011年05月05日

関西学生LのユースOBたち

今日は高槻市立総合スポーツセンター陸上競技場へ関西学生サッカーリーグ1部を見に行った。今日の関西は曇り空から薄日が射す天気で、朝のうちは肌寒かったが、雲が晴れて陽射しが強まってきた午後はかなり暑くなってきた。

高槻市立総合スポーツセンター陸上競技場はその名の通り高槻市の陸上競技場で、同じ高槻市内にある萩谷総合公園サッカー場とともに平成18年度の全国高校総体のサッカー競技会場にもなった施設だ。

ちなみにこの総合スポーツセンターのある場所は「芝生町」といい、まさにサッカーにぴったりの地名だが、「しばふ」ではなく「しぼ」と読む。「芝生遺跡」という弥生時代前期から後期にかけての遺跡がこのあたりにあったようだ。

総合スポーツセンター前の看板 バックスタンド側の入口 芝生遺跡の説明板

同じ総合スポーツセンター内には総合体育館や、「青少年運動広場」と名付けられた多目的グラウンドがあり、陸上競技場のバックスタンドの裏側に体育館が、メインスタンドの裏側に青少年運動広場がある。

総合体育館の正面 陸上競技場のすぐ隣にある青少年運動広場

ただ、市街地の真ん中にあるためか総合スポーツセンターの敷地自体が非常に狭く、それぞれの施設は窮屈そうに隣接している。

メインスタンド前の狭い通路

陸上競技場のメインスタンドは高さ、傾斜とも申し分ない上、中央部にはそこそこ大きい屋根までついており、非常に快適だ。また、メインスタンドからピッチまでの距離も陸上競技場にしては比較的短いのでとても見やすい。ただ、ピッチの芝生が全体的に剥げかかっているのは残念だ。

メインスタンド最上段からの眺め メインスタンド

一方、バック側にも数段のスタンドがあるが、こちらは高さがないのであまり見やすくはなさそうだ。今日は学生応援席になっていたが、観客をメインスタンドで収容しきれない時以外は開放する必要もないかもしれない。

バックスタンドからの眺め バックスタンド

また、ゴール裏は高さのない芝生になっており、簡単な柵がついているものの、基本的にはここで観戦することはないと思われる。

ホームゴール裏

バックスタンド中央のフラッグポールには両校の校旗が掲げられていたが、半旗でないフラッグを見たのは久しぶりな気がする。

フラッグポールに掲げられた校旗

さて、第一試合は立命館大とびわこ成蹊スポーツ大の対戦。立命館は現在、3勝1分1敗の3位、対するびわこ成蹊は3勝2敗の4位で、上位に踏みとどまるためにはどちらにとっても負けられない一戦だ。ちなみに、メインスタンドの入場口そばには前節終了時点の手書きの順位表が貼られており、こういう気配りには好感が持てる。

前節終了時点の順位表

一般の観客はメインスタンドから観戦しているが、両チームの応援団はバックスタンドに陣取り、応援チャントなどを歌って盛り上げていた。立命館の応援団は徳島ヴォルティスの応援チャント「ロクセット」の代え歌も歌っていた。

立命館の応援団 びわこの応援団

立命館のスタメンは以下の通り。
GKは岸上。DFは右から篠原、武本、藤原、山田。MFはボランチに垣根と村上、二列目に右から雨森、藤田、淵本。FWは坂本のワントップ。

立命館のスタメン

立命館には2007年にヴォルティスユースでプリンスリーグ四国初優勝に大きく貢献した4年生のDF都築が在籍しているが、開幕戦で途中出場した後はベンチに座ったまま出番のない試合が続いており、今日もベンチスタートとなった。

対するびわこのスタメンは以下の通り。
GKは柴田。DFは右から中村謙、但馬、石橋、二戸。MFは右から加藤、中井、河村、浅津。FWは松田と湯田。

びわこのスタメン

前半は立ち上がりからほぼ互角の攻防が続き、まずは3分、立命館はDF山田の左クロスにゴール正面でFW坂本が頭で合わせたが、クロスバーを越えた。対するびわこはMF浅津が左サイドから崩そうと試み、9分にはMF河村の左CKにニアサイドへ飛び込んだFW松田が合わせたが、ポストの左へ外れた。

立命館は16分、MF村上のパスを受けた坂本が正面左寄りからミドルシュートを放ったが、左ポストを叩いて左へ外れた。びわこも17分、DF中村謙のロングフィードに右寄りへ抜け出した松田がダイレクトでシュートを放ったが、GK岸上にキャッチされた。

さらにびわこは24分にもMF加藤が正面からドリブルで攻め込み、左寄りからシュートを放ったが、GK岸上の正面へ。すると立命館は27分、左サイドのやや距離のある位置で得たFKをMF藤田がゴール前へ送り、ファーサイドのDF藤原が頭で合わせて先制ゴールを決めた。

びわこも失点直後の29分から30分にかけて右サイドから攻め込み、ゴール前で波状攻撃を仕掛けたが、シュートを打ちきれない。立命館は34分、ペナルティエリアの右でFKを得ると、藤田がゴール前へ蹴り込み、クリアされたボールを正面で拾ったMF垣根がミドルシュートを放ったが、クロスバーを越えた。

びわこは39分にも河村の右CKからゴール前で松田がヘディングシュートを放ったが跳ね返され、さらにゴール前で混戦のチャンスが続いたものの、ゴールマウスへ押し込むことはできなかった。

終盤は立命館が攻め込み、45分には坂本のパスを受けたMF淵本が右寄りからシュートを放ったが、びわこの選手にブロックされた。さらにロスタイム1分にも藤田の左CKに正面で坂本が頭で合わせたが、クロスバーの上を叩いて外れた。結局、立命館が1-0とリードして前半を終了。

後半の立ち上がりはどちらも攻めきれない展開が続いたが、徐々に立命館が主導権を握り始める。13分には坂本が正面右寄りからドリブルで攻め込み、正面からシュートを放ったが、相手DFに当たって角度の変わったシュートはGK柴田がよくセーブした。

2アシストの活躍を見せた立命館FW坂本

立命館は16分にも藤田の左CKをファーサイドで折り返し、ゴール前左寄りからDF武本がヘディングシュートを放ったが、GK柴田にキャッチされた。びわこも17分、ペナルティエリアの右へ走り込んで右スローインを受けたMF中井が、角度のない位置からフリーでシュートを放ったが、GK岸上にキャッチされた。

その後は立命館の攻勢が続き、19分には正面左寄りから淵本がミドルシュートを放ったが、惜しくもクロスバーを叩いた。同じく19分、今度は左サイドでフリーでパスを受けた山田がドリブルから低いクロスを送ると、ニアサイドへ相手と競りながら走り込んだ坂本が合わせたが、GK柴田のセーブに阻まれた。

さらに22分には藤田が右寄りからミドルシュートを放ったが、ポストの左へ外れた。そしてついに26分、左寄りの距離のある位置で得たFKを山田がゴール前へ送ると、ファーサイドの坂本が頭で落としたボールを正面やや右寄りから淵本が決めて貴重な追加点を奪った。

2点目を決めた立命館MF淵本

なおも攻める立命館は35分、藤田のスルーパスに右寄りへ抜け出した坂本からの右クロスに淵本が合わせ、GK柴田に弾かれたボールを右寄りで拾った坂本が村上へマイナスのパスを送ると、村上が右寄りからシュートを叩き込んで決定的な3点目を奪った。

立命館MF村上とびわこMF河村

立命館は37分、ここまで2アシストの大活躍を見せていた坂本をお役御免とばかりにベンチへ下げ、昨年の高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会とJユースカップでFC東京U-18の準優勝に貢献した1年生FW前岡を投入。ロスタイム2分には藤田の右CKにファーサイドの武本が頭で合わせたが、GK柴田がキャッチ。

終盤に投入された立命館の1年生FW前岡

対するびわこは後半に入ってチャンスらしいチャンスを作れないまま試合終了。結局、立命館が3-0の快勝を収め、勝ち点を13に伸ばした。立命館のDF都築は、残念ながら今日も出場機会には恵まれなかった。

続いて第二試合は同志社大対姫路獨協大。同志社は現在2勝2分1敗の6位、対する姫路獨協は1勝4敗の11位。とはいえ、姫路獨協は今シーズン3年ぶりに1部リーグに昇格したにもかかわらず、優勝候補の一角・阪南大を破ったり、前節は昨シーズンのインカレ王者である関西大を相手に終盤までリードを奪うなど、健闘が光っている。

同志社の応援団 姫路獨協の応援団

同志社のスタメンは以下の通り。
GKは大杉。DFは右から三浦、野地、早坂、竹田。MFはボランチに矢野と村上、右サイドに東矢、左サイドに鈴木。FWは杉山健と石津。

同志社のスタメン

対する姫路獨協のスタメンは以下の通り。
GKは佐藤。DFは右から渡辺、日向、権代、進藤。MFは右から小西、中坂、伊藤、武井。FWは廣利と河野。

姫路獨協のスタメン

姫路獨協には、ヴォルティスユースで立命館の都築とともにプリンスリーグ四国優勝に大きく貢献した4年生のDF今津や、昨シーズンまでヴォルティスユースでプレーしていた1年生のMF友成が在籍している。

今津は開幕から2試合にフル出場した後、怪我で戦列を離れていたが、今日は4試合ぶりに復帰してリザーブメンバーに名を連ねた。また、友成は1年生ながら今シーズンすでに先発2試合を含む計3試合に出場しているが、今日はベンチからのスタートとなった。

故障から復帰の姫路獨協DF今津

前半の立ち上がりは姫路獨協が攻め込み、いきなり開始14秒にFW廣利が右寄りへ抜け出してシュートを放ったが、相手DFに弾き返された。しかし同志社は8分、MF東矢のパスを受けたFW石津が正面から力のないグラウンダーのシュートを放つと、ちょうどDFの陰になっていたのか、これに姫路獨協のGK佐藤が反応できず、ゴール左隅へ決まって先制した。

先制ゴールを決めた同志社FW石津

姫路獨協も失点直後の9分、GK佐藤からのロングボールをFW河野が相手と競りながら落とし、これを正面右寄りで拾った廣利がシュートを放ったが、ポストの左へ外れた。同志社は13分、MF村上が正面からフリーでミドルシュートを放ったが、クロスバーを越えた。

その後は同志社が主導権を握り、姫路獨協はクリアボールをことごとく拾われて苦しい時間帯が続く。また、ボールを奪ってもパスコースを作る動きがうまくできておらず、ボールを持った選手がパスの出しどころに困る場面が目立つ。そして相手陣内へ攻め込んでもシュートを放つ前につぶされてしまったり、裏へのパスが前線の選手に合わなかったりと、どうにもうまくいかない。

15分には姫路獨協の自陣からのロングボールを同志社のGKとDFがお見合いし、これを左ポストの前で拾った姫路獨協の廣利がシュートを放ったが、GK大杉に跳ね返された。同志社は20分、左寄りでフリーでパスを受けた東矢がドリブルで中へ入ってシュートを放ったが、ポストの左へ外れた。

囲まれながらも突破を試みる同志社MF東矢

同志社はさらに28分、左サイドで得たFKをファーサイドのDF三浦が折り返し、正面でMF鈴木がつないだボールを左からDF早坂がシュートしたが、クロスバーを越えた。31分には石津の右アーリークロスにFW杉山健が正面で相手と競り合いながら頭で合わせたが、ポストの右へ外れた。

堅守を見せた同志社のキャプテンDF早坂

劣勢だった姫路獨協は35分、中央をドリブルで攻め上がった河野のスルーパスにMF小西が右寄りへ抜け出したが、飛び出してきたGK大杉と激突しながら放ったシュートはポストの左へ外れた。結局、押し気味に試合を進めた同志社が1-0とリードして前半終了。

後半は立ち上がりから姫路獨協が攻め込み、まずは2分、MF武井の左クロスをファーサイドで小西が落とし、廣利がシュートを放ったが、ミートせずGK大杉にキャッチされた。同志社も10分、左サイドの東矢からパスを受けた石津が正面からフリーでシュートを放ったが、相手DFに跳ね返された。

姫路獨協はさらに11分、DF進藤の左クロスをゴール正面で河野が相手DFと競り合ったが、シュートは打てず、さらにこぼれ球もシュートまで持ち込めなかった。逆に同志社は14分、相手の最終ラインのパスミスを奪った杉山健が正面からフリーでシュートを放ったが、これはGK佐藤に弾かれた。しかしこぼれ球を右寄りで拾った途中出場のMF堤がシュートを決つと、これが決まって同志社は貴重な追加点を挙げた。

姫路獨協も16分に左サイドから攻め込むと、廣利が左寄りへ抜け出したが、シュートはミートせず、跳ね返された。その後は同志社が主導権を握り、19分には右サイドから鈴木がドリブルで攻め込み、そのままシュートを放ったが、惜しくも右サイドネットへ。

26分には途中出場のFW松田がハーフウェイライン付近で相手ボールをインターセプトし、そのままドリブルで独走したが、GKとの一対一から放ったシュートはGK佐藤の正面を突いた。同志社は27分にも左サイドでフリーでパスを受けた東矢がドリブルで中へ入り込み、シュートを放ったが、ポストの右へ外れた。

30分には正面右寄りでMF矢野の縦パスに抜け出した三浦がシュートを放ったが、これはGK佐藤がキャッチ。37分には杉山健が正面やや左寄りからミドルシュートを放ったが、クロスバーを越えた。41分には堤の左クロスにニアサイドの杉山健が頭で合わせたが、ポストの右へ外れた。

試合はそのままロスタイムへ。同志社はロスタイム3分、途中出場のMF山崎が正面からフリーで放ったシュートが相手DFに当たり、こぼれ球に矢野が飛び込んだが、GK佐藤にセーブされた。さらにロスタイム4分、シュートのこぼれ球を拾った杉山健のシュートもポストの左へ外れた。

一方の姫路獨協は半ば以降は全くチャンスを作れず、試合はそのまま2-0で終了。スコアでも試合内容でも上回った同志社が2試合ぶりに勝利を収め、4位へ浮上した。姫路獨協は4試合ぶりの完封負けで2勝目はならなかった。

ファイナルスコア

姫路獨協のヴォルティスユース出身選手では、DF今津は出身機会を得られなかったが、MF友成は後半37分に最後の交代選手として2試合ぶりに出場。2点を追いかける状況ということもあり、スリートップの一角のようなポジションだったが、ファーストタッチで洒落たヒールパスを出したり、相手のロングフィードにチャージに行って頭に当てたりと、短い時間ながら元気のいいところを見せてくれた。

途中出場の姫路獨協MF友成

◎関西学生サッカーリーグ1部第6節 2011年5月5日11時30分キックオフ
 (高槻市立総合スポーツセンター陸上競技場)観衆311人

立命館大 3(1−0)0 びわこ成蹊スポーツ大
      (2−0)

得点:立=藤原(27分)、淵本(71分)、村上(80分)
警告:立=坂本(68分)
   び=浅津(33分)、二戸(35分)、湯田(48分)、但馬(70分)、
     石橋(79分)

(立命館大)
GK 岸上1
DF 山田2
   藤原4
   武本25
   篠原5
MF 垣根16
   村上6
   藤田10
   淵本8(→88分、双木26)
   雨森7(→77分、加藤40)
FW 坂本11(→82分、前岡32)

(びわこ成蹊スポーツ大)
GK 柴田37
DF 中村謙29
   石橋5
   但馬15
   二戸33
MF 加藤27(→78分、三輪32)
   河村6(→81分、竹内18)
   中井22
   浅津7
FW 湯田10(→65分、大村13)
   松田11

◎関西学生サッカーリーグ1部第6節 2011年5月5日14時キックオフ
 (高槻市立総合スポーツセンター陸上競技場)観衆120人

同志社大 2(1−0)0 姫路獨協大
      (1−0)

得点:同=石津(8分)、堤(59分)
警告:同=矢野(53分)

(同志社大)
GK 大杉21
DF 三浦3
   早坂6
   野地19
   竹田33
MF 矢野20
   村上57(→57分、堤17)
   鈴木32
   東矢7(→80分、山崎18)
FW 杉山健9
   石津15(→67分、松田11)

(姫路獨協大)
GK 佐藤21
DF 進藤11(→71分、小野33)
   権代5
   日向40
   渡辺2
MF 武井6(→55分、小原36)
   中坂22
   伊藤35
   小西29
FW 廣利17(→81分、友成37)
   河野9


posted by ナカヲ at 19:29| 徳島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Soccer 2011-1/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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