2011年05月07日

吉野川、2試合連続完封勝ち

今日は香川県営サッカー・ラグビー場へ四国U-15クローバーリーグの第2節を見に行った。今日の高松は素晴らしい晴天で、日なたにいるとかなり暑いが、メインスタンド2階の屋根の下は日が当たらないので風が吹くと肌寒く感じられる。

ゴールデンウィーク最終日の前日ということで渋滞も心配されたが、高速道路、一般道ともに全くと言っていいほど混んでおらず、肩透かしを食らってしまった。

第一試合は、3月末に行われたJFAプレミアカップの四国予選を制して今大会の優勝候補にも挙げられながら、開幕戦で徳島ヴォルティスジュニアユースに2-3と競り負けたFCコーマラント(香川)と、開幕戦で高知中を5-0の大差で下し、得失点差で首位に立っている愛媛FCジュニアユースの対戦。

コーマラントはつい3日前まで堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンターでJFAプレミアカップの全国大会を戦っており、疲労の蓄積が心配されるが、この試合に負けると優勝が絶望的となるだけに、疲れたなどとは言っていられない。対する愛媛は先月行われた四国クラブユース新人大会の準決勝でコーマラントにPK合戦の末に敗れており、その雪辱を果たしたいところ。

コーマラントのスタメンは以下の通り。
GKは12番。DFは右から5番、2番、3番、4番。MFは右から9番、23番、6番、8番。FWは10番と11番。

対する愛媛FCのスタメンは以下の通り。
GKは1番。DFは右から3番、4番、5番、2番。MFはボランチに6番と17番、二列目に右から11番、7番、18番。FWは19番のワントップ。

両チームのスタメン

前半の立ち上がり5分頃まではコーマラントが攻め込んだものの、決定機を作るには至らず、その後は愛媛FCが攻勢に転じる。8分にはロングボールに反応したMF11番が右寄りへ走り込み、相手DFに競り勝つと、飛び出してきたGK12番の頭上を越すループシュートを放ったが、ポストの右へ外れた。

10分にもロングボールにFW19番が左寄りへ抜け出し、グラウンダーのシュートを放ったが、力なくGK12番の正面へ。11分にはバイタルエリア中央でパスを受けたMF7番がうまく相手をかわしてミドルシュートを放ったが、惜しくもクロスバーの上を叩いた。

コーマラントも愛媛FCに負けじと裏を狙ったパスを送るが、こちらは愛媛FCの守備を崩せない。愛媛FCは17分、MF18番が左CKを蹴り、クリアボールを再び拾って左からドリブルでゴールに迫ると、そのままシュートを放ったが、GK12番にセーブされた。

その後も愛媛FCがパスをしっかりとつないで試合の主導権を握り、28分にはMF6番の縦パスをバイタルエリアの中央で受けた7番がまたもミドルシュートを放ったが、これもクロスバーを越えた。30分には正面右寄りでパスをつないで攻め込み、最後は19番がグラウンダーのシュートを放ったが、GK12番にキャッチされた。

そしてついに32分、愛媛FCは右サイドで相手ボールを奪った7番からのパスを正面右寄りで受けた19番がゴール右隅へシュートを決めて先制した。7番は正確なパスと力強いシュートを持ち合わせた、なかなかいい選手だ。

愛媛19番にラストパスを送る7番

その後も愛媛FCが攻め込むが、コーマラントは何とかしのぎ、逆にパスをつないで反撃に転じようとするものの、前線へボールが入る前につぶされてしまう。それでも39分、カウンターからMF8番が左サイドをドリブルで攻め上がり、そのままシュートを放ったが、GK1番の脇を抜けたシュートはゴールライン直前でカバーに入ったDFにクリアされてしまった。結局、愛媛FCが1-0とリードして前半終了。

コーマラントFW10番と愛媛MF17番

後半に入り、まずはコーマラントが5分、途中出場のFW16番が右サイドから送ったパスに正面右寄りへMF23番が走り込み、ミドルシュートを放ったが、クロスバーを越えた。

逆に愛媛FCは8分、ペナルティエリアの左寄りへドリブルで侵入した11番が倒されてPKを獲得すると、9分にこれを7番が蹴ったが、惜しくもクロスバーに跳ね返された。しかし跳ね返ったボールをつないで再び攻めると、右寄りでフリーでパスを受けた11番がシュートを決めて2点目を奪った。

その後も愛媛FCがセカンドボールを拾って攻め続け、11分にはDF3番の右クロスがファーサイドへ流れ、折り返しのパスを受けた19番が正面からシュートを放ったが、ポストの右へ外れた。

20分頃からはコーマラントも反撃するが、ラストパスが通らず、シュートまで持ち込めない。逆に愛媛FCは29分、正面でこぼれ球を拾った19番がシュートを突き刺して3-0とリードを広げた。さらに32分には右クロスに正面で19番が相手と競りながら合わせ、シュートをゴール左寄りへ決めてハットトリックを達成した。

ゴールを決めた愛媛19番を祝福する7番

一矢を報いたいコーマラントは36分、相手にプレスをかけて正面でボールを奪ったFW11番がミドルシュートを放ったが、クロスバーの上へ。逆に愛媛FCは40分、3番の右アーリークロスがそのままゴール左隅へ飛び込んで5点目を挙げた。

愛媛FCはロスタイムに入っても攻め続け、ロスタイム1分にはDF13番が正面左寄りからロングシュートを放ったが、クロスバーを越えた。ロスタイム3分には3番とのパス交換で攻め込んだMF10番が正面からシュートを放ったが、GK12番のセーブに阻まれた。

結局、そのまま5-0で試合終了。つい3日前まで大阪でプレミアカップの試合を戦っていたコーマラントの選手たちに疲労が残っていたことも影響しているのだろうが、それにしても予想外の大差がついてしまった。

続いて第二試合は、この大会で2年続けて3位以内に入っている強豪・シーガルFC(香川)に、今シーズン初参戦の徳島ヴォルティスジュニアユース吉野川が挑む一戦。ともに開幕戦では勝利を収めており、得失点差でシーガルが4位、吉野川が2位につけている。

シーガルのスタメンは以下の通り。
GKは1番。DFは右から13番、2番、4番、3番。MFはボランチに8番、二列目に右から5番、10番、7番。FWは9番と11番。

両チームのスタメン

対する吉野川のスタメンは以下の通り。
GKは松丸。DFは右から飯尾、藤澤、茨木、山口。MFは右から中道、板野、葭本、重本。FWは金村と久米。

円陣を組む吉野川のスタメン

前半の立ち上がりは吉野川がセカンドボールを拾って優位に試合を進め、まずは3分、MF葭本が正面からループ気味のロングシュートを放ったが、クロスバーのすぐ下を襲ったボールはGK1番がキャッチ。さらに5分にもDF茨木が正面からロングシュートを放ったが、ポストの左へ外れた。

15分過ぎからはシーガルが反撃に転じ、16分にはFW11番がフリーで上げた右クロスにファーサイドでフリーのDF3番が合わせたが、これは吉野川のDFがブロックした。さらに25分には3番の左CKを起点に、もう一度パスを受けた3番がドリブルからマイナスの左クロスを送ると、ニアサイドでフリーのDF2番が合わせたが、クロスバーを越えた。

両チームの3番の攻防

シーガルの時間帯をしのいだ吉野川は終盤に再び主導権を奪い返し、36分にはMF中道のパスにFW久米が抜け出して決定機を迎えたが、シュートはGK1番にセーブされ、そのこぼれ球を拾ったもののシュートまで持ち込めず。逆にシーガルも37分、正面左寄りでパスを受けたMF7番がシュートを放ったが、DFに当たってGK松丸がキャッチ。結局、スコアレスのまま前半を終えた。

後半に入り、吉野川は久米に代えて久米川をFW、中道に代えて井浦を左SBに入れ、山口が右SHに回った。後半はまず3分、正面でこぼれ球を拾ったシーガルの7番がフリーでシュートを放ったがミートせず、グラウンダーのボールをGK松丸が処理した。

その後は吉野川が押し気味に試合を進め、4分には相手のクリアボールを正面で拾った葭本が、相手と競り合いながらシュートを放ったが、ポストの左へ外れた。7分にはロングボールに左サイドへ抜け出したMF重本がドリブルから左クロスを送ると、FW金村がゴール正面へ飛び込んだが、GK1番と交錯してシュートは打てず。

左サイドから攻め込む吉野川MF重本

さらに13分には金村のパスにMF山口が右寄りへ抜け出し、GKと一対一になったが、飛び出してきたGK1番にシュートをブロックされた。19分にもMF板野が左寄りからドリブルで攻め込み、パスを受けた重本がシュートを放ったが、GK1番にキャッチされた。

押し気味に試合を進めながらなかなかゴールを奪えなかった吉野川だったが、ついに26分、板野が左寄りへ抜け出し、GK1番をかわすと、相手DFと競り合いながらゴール右隅へシュートを流し込んで先制した。吉野川はさらに27分にも葭本が正面からミドルシュートを放ったが、これはGK1番がキャッチ。

決勝ゴールを決めた吉野川MF板野

先制を許したシーガルはラスト10分を切って反撃に転じる。35分にはシーガルのロングボールをワンバウンドでキャッチしようとしたGK松丸が頭上を越されて転倒し、そこへシーガルの選手が走り込んだが、無人のゴールへシュートを決められる前にDF飯尾がよく戻ってクリアし、決定的なピンチを逃れた。

逆に吉野川はロスタイム6分、金村が裏へ抜け出してGK1番と一対一になったが、シュートはポストの左へ外れた。さらにロスタイム7分にも板野が左寄りからドリブルで攻め込み、正面からシュートを放ったが、GK1番の正面を突いた。

決定機を決めきれなかった吉野川FW金村

結局、7分にも及ぶ長いロスタイムをしのぎ切った吉野川が1-0で勝利を収めた。吉野川はクローバーリーグ初参戦でいきなり2試合連続の完封勝利。先月行われた四国クラブユース新人大会では守備陣に故障者が続出したこともあって失点を重ねたが、主力選手の復帰とともにきっちりと立て直してきた。

次節は来週末の14日に行われ、吉野川は徳島市陸上競技場で徳島ヴォルティスジュニアユースとの「ヴォルティスダービー」を戦う。トップチームの「四国ダービー」と重なっているので残念ながら観戦はできないが、吉野川も力をつけてきているだけに、どんな試合になるのか実に興味深い。

◎四国U-15クローバーリーグ第2節 2011年5月7日11時キックオフ
 (香川県営サッカー・ラグビー場)=40分ハーフ

FCコーマラント 0(0−1)5 愛媛FCジュニアユース
          (0−4)

得点:愛=19番(32分、69分、72分)、11番(49分)、3番(80分)

(FCコーマラント)
GK 12番
DF 5番
   2番
   3番
   4番
MF 9番(→67分、10番)
   23番(→67分、24番)
   6番(→74分、11番)
   8番
FW 10番(→HT、16番)
   11番(→51分、7番)

(愛媛FCジュニアユース)
GK 1番
DF 3番
   4番
   5番
   2番(→74分、13番)
MF 6番
   17番(→56分、20番)
   11番(→72分、15番)
   7番
   18番(→56分、10番)
FW 19番

◎四国U-15クローバーリーグ第2節 2011年5月7日13時キックオフ
 (香川県営サッカー・ラグビー場)=40分ハーフ

シーガルFC 0(0−0)1 徳島ヴォルティスジュニアユース吉野川
        (0−1)

得点:吉=板野(66分)

(シーガルFC)
GK 1番
DF 13番
   2番
   4番
   3番
MF 8番
   5番(→62分、19番)
   10番(→72分、6番)
   7番
FW 9番(→76分、12番)
   11番(→54分、17番)

(徳島ヴォルティスジュニアユース吉野川)
GK 松丸1
DF 飯尾3
   藤澤23
   茨木7
   山口13
MF 中道25(→HT、井浦9)
   板野16
   葭本17
   重本21
FW 金村5
   久米12(→HT、久米川10)


posted by ナカヲ at 23:16| 徳島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Soccer 2011-1/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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