2011年05月13日

上へ行くため、勝利あるのみ

明日の対戦相手は愛媛FC。昨シーズンの対戦成績は1分1敗だった。第1クールはホームで対戦したが、相手の堅い守備を崩せず、スコアレスドローに終わった。そして第2クールのアウェイ戦も、MF内田に鮮やかなFKを決められて0-1の完封負けを喫した。

Jリーグでの通算対戦成績は6勝3分7敗(アウェイでは3勝1分4敗)。昨年の第2クールの敗戦により、トータルでもアウェイでも黒星が一つ先行してしまった。今シーズンは明日を含めて2度の対戦機会があるので、2試合とも勝って初の勝ち越しを実現したい。

さて、愛媛は現在、2勝1分2敗の勝ち点7で10位につけている。開幕2連勝と好スタートを切ったものの、先月末のギラヴァンツ北九州戦で0-3という衝撃的な大敗を喫し、相手に13ヶ月ぶりの白星、そしてJ参入2年目にして初のアウェイ勝利を献上してしまった。

その後も勝ち星に恵まれず、3試合でわずか勝ち点1という残念なゴールデンウィークに終わったが、北九州に敗れた後、ジェフユナイテッド千葉にはアウェイで試合終了間際まで1-1の同点という接戦を演じ、さらに湘南ベルマーレにもアウェイで引き分けるなど、J1昇格候補の強豪クラブを相手に善戦が目立っており、決して状態は悪くない。

昨シーズン、優勝した柏レイソルに次ぐリーグ2位タイの失点の少なさを誇った守備陣は、DFアライール、DF小原のCBコンビがそろってチームを去った影響からか、ここまでワースト4位タイの7失点と結果が出ていないが、それでも前節は湘南をわずかシュート5本に抑えるなど、改善の兆しが見える。

また、攻撃に関しても、3月末にポカリスエットスタジアムで行われたヴォルティスとの練習試合で巧みなドリブルを見せるなど一人気を吐いていたFW斎藤が、J2でもここまで2ゴールを挙げる活躍を見せており、FWジョジマールやFW福田を押しのけて早くもエースの座を勝ち取りつつある。そしてもちろん、前回の対戦で決勝点となったMF内田のFKにも十分に注意したい。

対するヴォルティスは現在、3勝1分1敗の勝ち点10で4位につけている。前節はJ1から降格してきた京都サンガFCをわずかシュート5本に抑え、2-1で競り勝った。失点はバイタルエリアでフリーにした相手FWにミドルシュートを打たれたもので、まだまだ守備面の課題は払しょくできていないが、1点リードのロスタイムの逃げ切り方に関しては改善が見られた。

一方、攻撃面ではここまで全試合で得点を挙げ、全試合でリードを奪っているのは評価できるが、相変わらずセットプレーからの得点が大半を占めており、流れの中から相手を崩しての得点はほとんどない。昨シーズン不調だったMF島田のCKやFKが大きな得点源となっているのは喜ばしいが、それ以外の得点パターンも確立させておきたいところだ。

幸いにも、昨シーズンJ2得点ランキング2位の16ゴールを挙げたFW津田が、開幕直後に受けた左膝の手術からいよいよ復帰するようで、すぐにスタメンに入るかは分からないが、攻撃の幅を広げるという意味ではチームにとって大きなプラスとなる。津田自身の活躍はもちろんのこと、津田の復帰に刺激された佐藤をはじめとする他の攻撃陣の活躍にも期待したい。
徳島ヴォルティス、エース津田が14日復帰

今シーズンの愛媛はここまで先制した試合はすべて勝っており、逆に先制された試合は一度も勝てていない。過去のヴォルティスと愛媛の対戦でも、先制したチームが負けたことは一度もないだけに、先制点が大きな意味を持つのは間違いない。昨シーズンの愛媛との対戦で一度もゴールを奪えなかったヴォルティスとしては、明日は早い時間帯に2年ぶりのゴールを奪い、自分たちのペースに持ち込みたい。

また、ヴォルティスは今シーズンここまで3勝を挙げているが、すべてホームでの白星であり、アウェイではまだ勝ち点3を奪えていない。しかも、水戸ホーリーホックには後半ロスタイムに勝ち越しゴールを許し、大分トリニータには後半ロスタイムに同点ゴールを許すという、悲劇的な結末が続いている。さらに言えば、昨シーズンの最終戦(対千葉)もアウェイでロスタイムに同点ゴールを決められて引き分けており、そろそろアウェイでの悪い流れを断ち切りたい。

そしてもう一つ。ヴォルティスは昨シーズン、愛媛戦前の5試合を4勝1敗、3勝1分1敗といずれも好成績で乗り切りながら、愛媛戦で勝てなかったことを契機として調子を落としている。今シーズンもここまで3勝1分1敗と着実に勝ち点を積み重ねてきているだけに、ここでしっかりと愛媛を叩いて、昨シーズンとは違うところを見せたい。

J1昇格を目標に掲げるヴォルティスにとって、明日の試合は38試合のうちの単なる1試合に過ぎないが、おそらく愛媛にとってはそうではなく、例年同様、他の試合より高いモチベーションで挑んでくるだろう。それはお互いの目指すステージが違う以上、仕方のないことだ。しかし、だからと言って愛媛の気迫に押されるようでは、J1昇格に挑戦する資格などない。その程度のチームがJ1になど上がれるはずがない。

ダービーフラッグのためでも、プライドのためでもなく、ただJ1昇格のために。高い志を持って勝利をつかみ取りたい。

ヴォルティス14日愛媛戦、今季初の連勝なるか
四国ダービー 徳島ヴォルティス、14日に愛媛戦

【J2:第12節 愛媛 vs 徳島】徳島側プレビュー:17戦目の四国ダービー。徳島はスムーズさを増した連動をもってこの決戦を制したい。
【J2:第12節 愛媛 vs 徳島】愛媛側プレビュー:信頼を取り戻すために戦う四国ダービー。愛媛らしさを貫き、ダービー連勝を目指す。


posted by ナカヲ at 20:01| 徳島 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | Soccer 2011-1/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わがFC岐阜は、次のホームゲームでヴォルティスを迎えるわけですが、ご存知の通り、最下位であります。おそらく、創設以来初めてではないか?と思われます。
こんな順位、「不服でおます!」
間もなく、アウェーで横浜FCと最下位脱出争いですが、さてどうなりますか。
ヴォルティスとしては、「三位以内」に入っておきたいところですね?
昨年、鳴門へお邪魔してからもう一年経った。ほんまに早いもんです。
Posted by 元野球応援団 at 2011年05月14日 01:37
>元野球応援団さん
ご無沙汰しております。
最下位脱出をかけた一戦は共倒れ(?)になってしまいましたね。
しかももったいない失点で追いつかれたようで。野田くんは大丈夫ですか?
まだ長良川で勝ったことがないので、今年こそお土産持たせてくださいm(_ _)m
Posted by ナカヲ at 2011年05月17日 12:15
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