2011年06月11日

ユース惜敗、全国に届かず

今日は徳島スポーツビレッジ天然芝グラウンドBへ日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会四国予選の第2戦を見に行った。朝から雨が降り続き、昼前にはいったん小やみになったが、試合開始前にはまた小粒の雨が降り始めた。梅雨時なので雨は仕方ないとはいえ、これで週末は4週続けて降られており、そろそろ勘弁してほしい。

会場に着くと、隣の人工芝グラウンドでは全日本高校女子サッカー選手権大会四国大会の1回戦第二試合、城東高(徳島)対松山東雲高(愛媛)が行われていた。城東は、卒業生に女性ロックバンド「チャットモンチー」のメンバーが2人いることもあり、応援チャントに同バンドの楽曲を使用していたが、こういうオリジナリティは素晴らしい。

ちなみに、試合は松山東雲が1-0で勝ち、第一試合に勝った鳴門高(徳島)とともに全国大会への出場権を獲得した。

城東高対松山東雲高

さて、日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会は高校生年代のクラブチーム日本一を決める大会で、ここ数年、四国には高校生年代のクラブチームが2つしかない状態が続いているため、徳島ヴォルティスユースと愛媛FCユースがホーム&アウェイで四国代表の座を争っている。

とは言っても、ヴォルティスが本大会への出場権を獲得したのは過去に一度だけ。2年前の大会で2試合とも引き分けに終わり、アウェイゴールルールでヴォルティスが優勝したことがあるが、その年以来は常に愛媛FCの後塵を拝しており、まだ愛媛FCから白星を奪ったことは一度もない。

今シーズンは先月末に鳴門・大塚スポーツパーク球技場で第1戦が行われる予定だったが、台風の影響で今日に延期となり、先週末に愛媛県の愛フィールド梅津寺で行われた試合が第1戦となった。そして、この試合は愛媛FCが4-0の大差で勝ち、今日の第2戦を前に大きなアドバンテージを得ている。ヴォルティスは今日の試合に5点差以上で勝つか、4-0で勝ってその後に行われる延長戦(延長戦でも決着がつかなければPK合戦)でも相手を上回らなければならず、かなり厳しい状況だ。

ヴォルティスのスタメンは以下の通り。
GKは大本。DFは右から窪田、増矢、武岡、巽。MFはボランチに梅田と中川、右サイドに矢野、左サイドに桑島。FWは大西と西岡田。

対する愛媛のスタメンは以下の通り。
GKは山本。DFは右から曽根田、岡原、増谷、藤原。MFはボランチに垂水と黒瀬、右サイドに藤、左サイドに野町。FWはトップ下に近藤、ワントップに林。

両チームのスタメン

前半は、大量点を取って勝つしかないヴォルティスが積極的に敵陣へ入り込むが、愛媛の守備を崩せず、いい形をほとんど作れない。逆に愛媛は3分、FW近藤が正面右寄りで相手ボールを奪ってドリブルでゴールに迫り、GKとの一対一からシュートを放ったが、GK大本のセーブに阻まれた。愛媛は24分にも左クロスに近藤が正面へ飛び込んだが、シュートはポストの左へ外れた。

両チームのエース、FW近藤とMF桑島の競り合い

半ば過ぎからはヴォルティスもようやく反撃を開始し、27分にはMF桑島の左CKにニアサイドのFW西岡田が頭で合わせたが、ポストの右へ外れた。さらに29分には正面左寄りでフリーでパスを受けたDF巽がシュートを放ったが、GK山本にセーブされた。その後もヴォルティスが押し気味に試合を進めるが、決定機は作れない。

すると雨が弱まってきた40分、愛媛はDF曽根田が右クロスを上げると、ファーサイドのMF野町が頭で合わせ、これをGK大本が弾いたものの、雨でボールが塗れていたこともあってか、きっちりと跳ね返すことができず、そのままゴールマウスへ飛び込んだ。

愛媛はさらにロスタイム1分にも正面左寄りで得たFKをDF増谷が直接狙ったが、GK大本のセーブに阻まれて追加点はならず。結局、愛媛が1-0とリードして前半を折り返した。これでヴォルティスは後半だけで相手より6点以上多く取らなくては勝ち上がれないことになり、いっそう厳しい状況になった。

前半の終わり頃から弱まってきた雨は、ハーフタイムには完全に上がり、後半は曇り空の下での試合となった。後半の立ち上がりはまず愛媛が攻め込んだが、次第にヴォルティスも反撃に転じ、互角の攻防が続く。無理に点を取りに行く必要がない愛媛は自陣で時間をかけてパスを回し、ヴォルティス守備陣の隙をうかがう。

ヴォルティスは10分、中川に代えて牛田をトップ下に入れた。15分には正面右寄りの距離のある位置でFKを得ると、DF増矢がゴール前へ蹴り込んだボールにファーサイドの西岡田が頭で合わせたが、ポストの右へ外れた。

ドリブルで攻め込むFW西岡田

さらにヴォルティスは30分、MF矢野が右サイドをドリブルで突破してクロスを送り、ニアサイドでFW大西がつぶれて、こぼれ球を正面で拾った桑島がシュートを放ったが、惜しくもクロスバーを越えた。32分には矢野に代えて林を投入。直後の32分には右サイドからのFKに正面で西岡田が頭で合わせたが、GK山本の正面を突いた。

逆に愛媛は34分、右サイドから攻め込んでフリーで上げたクロスにファーサイドのFW小野が頭で合わせ、ゴール右隅へ貴重な追加点を決めた。小野はつい7分前に林に代わってピッチに入ったばかりだったが、いきなり大仕事をやってのけた。

予選敗退が濃厚となったヴォルティスは35分、GKを大本から三好に代えた。すると直後の36分、左サイドで得たFKを桑島がゴール前へ蹴り込み、ニアサイドの混戦から増矢がゴール左隅へシュートを決めて1点を返した。2試合合計では大勢に影響はないが、この試合だけの勝敗で言えば、どうなるか全く分からない状況だ。

突き放したい愛媛は38分、右サイドから攻め込むと、MF黒瀬が右からシュートを放ったが、GK三好のセーブに阻まれた。ヴォルティスも40分、左寄りで得たFKを桑島が直接狙ったが、惜しくも左サイドネットへ。

さらに44分にはMF牛田の左クロスをGK山本が弾き、こぼれ球を左寄りで拾った桑島がシュートを放ったが、クロスバーを越えた。愛媛もロスタイム2分、正面右寄りで得たFKを途中出場のDF菅が直接狙ったが、ゴール右隅を襲ったシュートはGK三好にセーブされた。

結局、そのまま2-1で試合終了。ヴォルティスは終盤になって意地の反撃を見せたが、全国大会出場はもちろん、今大会初勝利にも届かなかった。率直に言えば、実力的にはやはり愛媛のほうが一枚上手だったと思う。この差を少しでも縮めるべく、今後もいっそう練習に励んでほしい。

◎第35回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会四国予選
 2011年6月11日14時キックオフ(徳島スポーツビレッジ天然芝グラウンドB)

徳島ヴォルティスユース 1(0−1)2 愛媛FCユース
             (1−1)

得点:徳=増矢(81分)
   愛=野町(40分)、小野(79分)
警告:徳=増矢(42分)、矢野(45分)、林(90+2分)
   愛=山本(62分)、黒瀬(64分)

(徳島ヴォルティスユース)
GK 大本12(→80分、三好1)
DF 窪田2
   増矢3
   武岡4
   巽16
MF 梅田7
   中川8(→55分、牛田18)
   矢野5(→77分、林13)
   桑島10
FW 大西9
   西岡田11

(愛媛FCユース)
GK 山本1
DF 曽根田6(→81分、菅4)
   岡原5
   増谷13
   藤原3
MF 垂水7
   黒瀬23(→86分、北岡8)
   藤10(→77分、高島11)
   野町14
FW 近藤22
   林9(→72分、小野20)


posted by ナカヲ at 23:58| 徳島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Soccer 2011-1/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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