2011年09月17日

関西L残留をかけた大一番

今日は滋賀県の甲賀市水口スポーツの森多目的グラウンドへ関西リーグ2部の第13節、ルネス学園甲賀SC対OKFCを見に行った。 朝から晴れたり曇ったり雨が降ったりの変わりやすい天気で、とても蒸し暑いが、幸いにも試合中には雨はほとんど降らなかった。

水口スポーツの森は旧・水口町にある総合運動公園で、NPB規格の野球場「甲賀市民スタジアム」と、来月10日にリニューアルオープン予定の陸上競技場が中核施設となっている。

甲賀市民スタジアムの正面 野球場のスコアボードに10月10日オープンの表示が

野球場では14時から甲賀健康医療専門学校と島津製作所の練習試合が予定されていたが、前日からの大雨により、グラウンドには水がたまっていたので、おそらく中止だろう。

バックネット裏からの眺め

さて、今日の試合会場は野球場と陸上競技場の間に位置する多目的グラウンド。フェンスの中に人工芝コートとクレイコートがそれぞれ1面ずつあり、今日は人工芝のほうが使用される。

多目的グラウンドのクレイコート

多目的グラウンドにはスタンドなどはなく、メイン側のピッチサイドから観戦する格好になるが、あまり高さがないうえ、両チームと審判のために建てられたテントが邪魔になってかなり見づらい。ゴール裏のフェンスの外から観戦すればテントは気にならないが、フェンスの網の目が小さいので写真を撮るのが難しい。

人工芝コートのメイン側 人工芝コートの隣にあるサッカーボールのオブジェ

関西リーグは全14節で争われるが、今週はいよいよ大詰めの第13節。ルネス学園甲賀SC、OKFCともに現在、4勝1分7敗の勝ち点13で並び、得失点差でOKFCが6位、ルネスが7位につけている。この6位と7位というのは大きな違いで、6位は自動的に2部に残留できるが、7位は関西府県リーグ決勝大会の2位チームと入れ替え戦を戦わなければならない(ちなみに最下位の8位は自動降格となるが、2試合を残してすでに神戸FC1970代表の8位が決まっている)。したがって、残留ラインを挟んで同勝ち点で並ぶ両チームにとって、この一戦の持つ意味は非常に大きい。

実はこの対戦カードは前期にも観戦しており、その時はホームのOKFCが2-0で勝利を収めた。今度はルネスのホームゲーム。ルネスが前期の対戦の雪辱を果たし、残留ラインの6位へ浮上するか、それともOKFCが返り討ちにして残留に大きく前進するか。2部リーグの下位チーム同士とはいえ、楽しみな試合だ。

ちなみに、ルネスには徳島ヴォルティスのジュニアユース、ユース、セカンドを経て加入したMF反田和宏と、ジュニアユース、ユースでプレーしていたGK津司啓太が在籍している。とくに反田はここまでチームトップの5得点を挙げ、得点ランキングはリーグ7位タイ。キャプテンとしてもチームを引っ張っている。

OKFCには声出しサポーターなどはいなかったが、ルネスは会場近くに学校があることもあって、控え選手と思われる学生たちがメガホン片手に声を合わせて応援していた。

ルネスの応援団

ルネスのスタメンは以下の通り。
GKは泊。DFは右から畠田、寺田、中野、上原。MFはボランチに反田と松本、右サイドに西川、左サイドに岡田。FWは浦谷と月城。

ルネスのスタメン

対するOKFCのスタメンは以下の通り。
GKは金景大。DFは右から和田、池端、安泰成、朴帝宣。MFはボランチに金俊和と趙栄基。右サイドに井谷、左サイドに姜星一。FWは趙尚熙と金永天。

OKFCのスタメン

前半の立ち上がりはフィジカルの強さで上回るOKFCが積極的にプレスをかけて主導権を握る。まずは5分、右サイドから斜めに入れたクロスに正面へ走り込んだFW趙尚熙が合わせたが、ポストの左へ外れた。

対するルネスはOKFCのプレスに苦しみ、前線へ長いボールを入れる攻撃に終始する。11分にはMF西川が上げた右クロスをOKFCの選手がクリアミスし、正面でこぼれ球を拾ったFW浦谷がシュートを放ったが、GK金景大のセーブに阻まれた。12分にはMF松本の左CKにファーサイドのDF寺田が頭で合わせたが、ゴール直前で跳ね返され、さらにゴール前で混戦のチャンスも押し込めなかった。

その後は互角の攻防が続いていたが、OKFCは25分、ルネスのGK金景大のキックミスを正面で拾ったMF金俊和がミドルシュートを放つと、これが豪快にゴールネットに突き刺さり、価値ある先制点を奪った。

先制ゴールを決めたOKFCのMF金俊和

思わぬ形で先制を許してしまったルネスは、半ば過ぎからパスを回してチャンスをうかがい、27分にはやや左寄りで得たFKを松本が直接狙ったが、GK金景大が弾いて自らキャッチした。しかしルネスは37分、中央でパスを受けたMF反田が大きく左サイドへ展開すると、パスを受けたDF上原がドリブルで攻め上がって左からシュートを放ち、これが豪快に決まって同点に追いついた。

同点ゴールをアシストしたルネスMF反田 同点ゴールを決めて祝福されるルネスDF上原

さらに勢いに乗るルネスは39分、松本のスルーパスに右寄りの裏のスペースへ抜け出した浦谷が正面へパスを送ると、そこへMF岡田が走り込んでGKと一対一になったが、シュートはポストの左へ外れてしまった。結局、1-1の同点で前半終了。

後半に入り、OKFCは7分、右寄りでフリーでパスを受けたMF井谷がGKとの一対一からシュートを放ったが、GK泊がうまくコースを塞いでいたため、右サイドネットへ。その後は、降格したくないという強い気持ちがぶつかり合って互角の攻防が続き、お互いになかなかいい形を作れない。

しかしOKFCは22分、ルネス守備陣の一瞬の隙を突き、正面左寄りでパスを受けたFW趙尚熙がシュートを放つと、これがゴール右隅へ決まって勝ち越しに成功した。

得点してベンチに駆け寄るOKFCのFW趙尚熙

再び1点を追いかけることになったルネスだが、なかなか前線にボールが収まらず、チャンスを作れない。逆にたびたびカウンターを食らって決定的なピンチを招く。OKFCは29分、途中出場のMF趙龍浩が左寄りからミドルシュートを放つと、これがGKの頭上を越えてクロスバーを直撃し、さらに跳ね返りを右寄りで拾った趙尚熙が粘ってシュートを放ったが、ポストの右へ外れた。

OKFCは32分にも趙龍浩が左寄りへ抜け出してシュートを放ったが、GK泊がよく飛び出してセーブした。34分には左サイドからのパスを正面で受けた井谷がシュートを放ったが、クロスバーを越えた。

なかなかチャンスを作れなかったルネスは42分、FW月城が中央から右サイドへ展開し、上原が右からシュートを放ったが、クロスバーを越えた。OKFCもAT1分、カウンターで裏へ抜け出した趙尚熙がGKと一対一になったが、シュートはGK泊がファインセーブ。

結局、そのまま2-1で試合終了。勝ったOKFCは勝ち点を16に伸ばし、6位をキープするとともに残留に大きく近づいた。逆にルネスはOKFCに勝ち点差3をつけられ、得失点差でも7点離されていることから、最終節での逆転残留がかなり厳しくなってしまった。

◎関西社会人リーグ2部第13節 2011年9月17日12時キックオフ
 (甲賀市水口スポーツの森多目的グラウンド人工芝コート)観衆50人

ルネス学園甲賀SC  1(1−1)2  OKFC
            (0−1)

得点:甲=上原(36分)
   O=金俊和(24分)、趙尚熙(66分)
警告:甲=反田(17分)、岡田(52分)
   O=金俊和(25分)、梁泰雄(65分)、趙栄基(70分)

(ルネス学園甲賀SC)
GK 泊1
DF 寺田3
   中野4(→86分、村井14)
   畠田24
   上原25
MF 松本6
   反田10
   月城9
   岡田22
FW 西川16(→80分、池川13)
   浦谷28(→63分、梶原11)

(OKFC)
GK 金景大13
DF 池端3
   安泰成24
   朴帝宣23
   和田15
MF 金俊和4
   趙栄基8
   井谷21
   姜星一11(→63分、趙龍浩9)
FW 趙尚熙10
   金永天29(→43分、梁泰雄14)


posted by ナカヲ at 20:11| 徳島 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Soccer 2011-2/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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