(フクダ電子アリーナ)観衆10,015人
ジェフユナイテッド千葉 0(0−0)1 徳島ヴォルティス
(0−1)
得点:徳=西嶋(69分)
警告:千=久保(25分)
徳=徳重(8分)、柿谷(11分)
(ジェフユナイテッド千葉)
GK 岡本1
DF 渡邊27
青木良4
マーク・ミリガン5
山口13
MF 伊藤20
村井19
佐藤7
米倉11(→74分、ファン・ゲッセル6)
FW 久保22(→67分、オーロイ8)
深井9
(徳島ヴォルティス)
GK オ・スンフン21
DF ペ・スンジン20
三木2
エリゼウ4
西嶋6
MF 倉貫8
斉藤16
徳重7(→85分、島村22)
FW 柿谷13
津田11(→76分、衛藤17)
佐藤18(→90分、ドウグラス9)


今日はフクダ電子アリーナに乗り込んでジェフユナイテッド千葉とのアウェイ戦。最寄りのJR蘇我駅はコンコースや通路の床、壁、さらには駅ナカ店舗など、いたるところにジェフの装飾が施されている。JR東日本がスポンサードしているのが大きいのだろうが、これはうらやましい。


スタジアム前の広場には、いつも通りインドカレーのサマナラやソーセージ盛りの喜作などのブースが出ており、アウェイサポーターにとって大きな楽しみの一つだ。


午前中はいい天気だったが、昼過ぎから曇り空に変わり、開門後は細かい雨が降り始めた。フクアリの観客席は屋根に覆われているので、雨に降られても濡れる心配はないと思っていたが、下段席では最後列以外は雨が降り込んでくる。

試合前のピッチのチェックの際、関係者に渡された傘はジェフカラーのものだった。こういうさりげないアピールはさすが長年J1で戦ってきたクラブだけのことはある。

試合前のイベントとして、ホームゴール裏スタンド前ではジェフの下部組織出身の歌手・光永亮太さんがミニライブを行った。


また、ジェフィとユニティの秋田犬兄弟のマスコットに加えて、先月お披露目された新マスコットの「みなちゃん」も登場。みなちゃんはFrom AQUAマーメイドとともにイベントに参加していた。




さらにチアパフォーマンスチーム「ジェット・スフィーン」も登場し、マスコットたちと一緒にチアダンスを披露した。

ヴォルティスのスタメンは前節から榎本に代わってオ・スンフン、濱田に代わって徳重が入った以外は変更なし。前節の終了間際に負傷した三木は無事だったようで何よりだ。また、リザーブにはキム・ジョンミンに代わってドウグラスが復帰した。

千葉のスタメンはもちろん顔写真入りの豪華版だったが、ピッチサイドにある帯状のビジョンには選手の顔の代わりに目の部分だけが表示されていたのには笑ってしまった。


前半はまず2分に千葉がチャンスを迎える。右寄りでMF伊藤が倒されて得たFKをMF村井がゴール前へ蹴り込み、ゴール正面で全くのフリーになっていたDFミリガンが頭で合わせたが、ポストの右へ外れた。いきなりの決定的な場面だった。
その後は10分頃までヴォルティスがボールを支配して押し気味に試合を進める。6分には自陣でパスを受けたDFエリゼウが右寄りをドリブルで攻め上がり、そのままミドルシュートを放つと、GKの前でバウンドしたボールをGK岡本がキャッチしきれずに前へこぼしたが、詰めていた津田はこぼれ球に追いつけなかった。
対する千葉は裏へ蹴り込んでMF米倉、MF深井、FW久保のスリートップを走らせる作戦を採り、次第に主導権を握り始める。そして19分、千葉は自陣ゴール前からの久保の大きなクリアボールを前線で深井がDF三木、MF倉貫と競り合い、3人が交錯して転倒したものの、その中から真っ先に立ち上がった久保がこぼれ球を拾ってゴールに迫ると、追いかけてきたMF斉藤を切り返してかわし、再びペナルティエリアのやや左寄りをドリブルで前進しようとしたものの、バランスを崩して転倒した。しかしレフリーは斉藤が後ろから倒したという判定を下し、千葉にPKが与えられた。
直前にヴォルティスの選手が2人倒れていたことも含めて、ヴォルティスの選手たちはレフリーに執拗に抗議したが、もちろん判定は覆らない。しかし21分に深井がゴール左隅を狙って蹴ったキックはGKオ・スンフンが右手一本でファインセーブ。さらにこぼれ球を正面のMF佐藤がオーバーヘッドでシュートしたが、これもポストの右へ外れた。プレーが切れた後、DF西嶋やエリゼウ、斉藤らがオ・スンフンに駆け寄り、抱き合っていた。
その後は千葉がボールを支配して押し気味に試合を進めるが、ヴォルティスもしっかりとブロックを形成してチャンスを作らせない。対するヴォルティスも時折、敵陣に攻め込むが、こちらもほぼノーチャンス。28分には倉貫のパスを正面でフリーで受けたMF徳重がミドルシュートを放ったが、GK岡本が弾き、こぼれ球も自ら押さえた。結局、スコアレスのまま前半終了。
後半は立ち上がりから徳島が仕掛け、サイドからクロスを入れて崩しにかかる。7分には右サイドで徳重のパスを受けたDFペ・スンジンがドリブルからクロスを送ると、ニアサイドのFW津田が相手と競りながら頭で合わせたが、ふわりと浮かせたシュートはクロスバーを越えた。
対する千葉は依然としてヴォルティスの守備を切り崩せず、ボールを持ってもチャンスを作れない。10分過ぎからはヴォルティスもいい形が作れなくなり、膠着した展開が続いた。そして22分、千葉は状況を打開しようと久保に代えて身長204cmのFWオーロイを投入し、高さ勝負を挑んてきた。
しかしヴォルティスは24分、津田が左サイドから送ったクロスはゴール正面のFW佐藤と徳重には合わずにファーサイドへ抜けたが、これをファーサイドで拾ったペ・スンジンがフリーで強烈なグラウンダーのシュートを放つと、DF渡邊の足に当たり、さらにDF青木良の右腕にも当たってゴールラインを割った。
直後の24分、徳重の右CKに正面へ走り込んだ西嶋が伊藤と競りながら頭で合わせ、ゴール右寄りを襲ったシュートはゴールライン上で千葉のDF山口がクリアしようとしたものの、跳ね返しきれずにゴールマウスへ飛び込んだ。ニアサイドにいたオーロイは佐藤がしっかりブロックし、ファーサイドのエリゼウもおとりに使った、してやったりのセットプレーだった。
リードを許した千葉はハイボールを前線に放り込んでヴォルティスのゴールをこじ開けようとする。26分には深井の左クロスにゴール正面のオーロイが頭で合わせようとしたが、前に入った三木がヘディングでクロスバーのすぐ上へ何とかクリア。
千葉は29分、オーロイに続いて身長192cmのMFファン・ゲッセルも投入し、さらに高さを加えてきたが、ヴォルティスもしっかりと跳ね返し続ける。38分には伊藤の左CKにニアサイドのオーロイが頭で合わせたが、左サイドネットへ。これに肝を冷やしたヴォルティスは41分、徳重に代えて島村を投入し、オーロイのマンマークにつけた。
そして試合はATへ突入。昨年の最終戦、この場所で今日と同じスコアでリードを奪いながらATに追いつかれただけに、同じ過ちは繰り返したくない。千葉はAT4分、渡邊が左サイドからロングボールを放り込むと、競り合いからこぼれたボールをペナルティエリア右寄りで拾ったミリガンがシュートを放ったが、ゴール前を通過してわずかにポストの左へ外れた。
結局、そのまま1-0で試合終了。ワンチャンスをモノにしたヴォルティスが堅い守りで千葉を完封し、3位・コンサドーレ札幌との勝ち点差1をキープして昇格争いに踏みとどまった。残り5試合、一つずつ勝ち続けて札幌にプレッシャーをかけたい。

ヴォルティス、快勝4位キープ
J's GOAL | ゲームサマリー
今日は昇格圏内再浮上のため、また札幌を追撃するにはどんな相手でも勝利を収めなければ昇格を逃してしまうという厳しい状況のなか、 アゥェー ・フクアリ初勝利を目指した一戦、試合レポート・応援ご苦労様でした。(私は自分の車の車検の都合で鳴門市民会館のパブリックビューイングで見ておりました)
西嶋レールキャノン炸裂で最終節奇跡の滑り込み昇格クル━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!
あぁ神様仏様西嶋様...
。・゚・(ノ∀`)・゚・。
そして 今回の私のminitotoA組は札幌が勝って、東京ダービーが引き分けた時点で終了してしまいました。
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \/ \
あっ、私事ですがこの度携帯をauにMNPで買い換えましたのでメールアドレスはこの欄に書いたのでよろしいかと思います。
さ、ポンジュース買ってこよ。
踏みとどまりました。
スリルあります。
2〜3位の2チームはどこかでコケるでしょうから、
今後の試合で巻き返しです。
パワーと気力勝負ですね。
絶対J1っ!!
いやー、何とか生き残りましたね。この調子で一戦ずつ勝ち続けるしかありません。
メールアドレスの件、了解です。登録しておきますね!
>遠くから応援しています。さん
少し雨が降っていましたけど、気になるほどではなかったです。
他力本願なので、とにかく勝ち続けて上がコケるのを待つしかないですからね。
J1行きましょう!