2011年11月18日

J1昇格への気持ちで上回れ

明日の対戦相手は湘南ベルマーレ。第1クールは6月にホームで対戦し、前半開始早々にDF島村の古巣への恩返しとなるゴールで先制すると、後半にはFW佐藤がクラブ史上初のハットトリックを達成して4-0で快勝した。

Jリーグでの通算対戦成績は8勝5分6敗と勝ち越しており、ヴォルティスサポーターなら誰もが感じているように相性はいい。ただ、アウェイでは4勝1分4敗と五分の成績で、勝ち試合も多いが負け試合も多い。

湘南は現在、12勝9分14敗の勝ち点45で13位に沈んでいる。J1からの降格組の中では唯一、開幕2連勝と好スタートを切り、6月初めには2位につけていたが、そこからまさかの5連敗で昇格争いから脱落し、現在も4連敗中と苦しいシーズンが続いている。

今月初めに昇格の可能性が消滅した時点で反町監督が退任の意思を表明、クラブ側は慰留する方針だが、一昨年はJ2で3位に入り、昨年は11年ぶりにJ1で戦ったクラブが、今シーズンこれほど苦戦を強いられるとは予想もできなかった。

現在4連敗中だが、完敗というべき試合は一つもなく、4敗はすべて1点差。しかも4試合中3試合はシュート数では相手を上回っていた。とくに前節の「神奈川ダービー」横浜FC戦は、終盤まで2-1とリードしながら、後半41分に追いつかれると、ATのラストプレーで逆転ゴールを許して敗れた。あと一歩のところで勝ちきれない試合が続いている。

要注意選手は何と言ってもFW田原。京都パープルサンガ/京都サンガFC時代と湘南時代を合わせてこれまでにヴォルティスから計6ゴールを挙げており、これはサガン鳥栖のFW新居と並んで最多タイ。まさに「ヴォルティスキラー」と呼ぶべき選手だ。

そのほかにも中盤で攻撃の起点となるMFアジエルやベテランのMF坂本、さらにはルーキーながらチームトップの9ゴールを挙げているFW高山など、警戒すべき選手は多いが、ヴォルティスにとって幸いなことに、湘南は前節の横浜FC戦の後、中2日で福岡大との天皇杯3回戦を戦っており(しかも延長戦を含めて120分間)、そこからさらに中2日となる明日の試合では疲労が完全には回復していないはずだ。

対するヴォルティスは現在、18勝8分9敗の勝ち点62で3位。2位の鳥栖とは勝ち点差3、4位のコンサドーレ札幌とは同勝ち点で得失点差も1点しか違わず、3チームによる熾烈な昇格争いが続いている(首位のFC東京は残り3試合で勝ち点を1でも挙げれば昇格決定)。

前節の栃木SC戦では、DFペ・スンジン、DF三木、MF柿谷と主力3人を出場停止で欠いたうえ、開始早々に守備の要のDFエリゼウが故障で退くというアクシデントに見舞われたが、Jリーグ初出場がまさかのスクランブル発進となったDF石川をはじめ、試合に出られる選手たちが身体を張って栃木の攻撃を跳ね返し(クロスバーにも助けられたが)、FW津田がワンチャンスをモノにして決めた1点を最後まで守りきった。

栃木戦だけでなく、最後には追いつかれた「四国ダービー」愛媛戦も、そして1-0で勝ったジェフユナイテッド千葉戦も、内容的には相手に押し込まれる時間が長く、決して納得のいく試合をできているわけではないが、そんな中でもきっちりと勝ち点を積み重ねているのは頼もしい限り。

明日は津田が警告累積で出られないが、柿谷が戻ってくるうえ、最終ラインにもペ・スンジンと三木が復帰する。また、前回の対戦でハットトリックを決めたFW佐藤は、平塚にほど近い座間市の出身であり、出られない津田の分までゴールを決めてくれることだろう。

前節の試合を見ても分かる通り、ここまで来たらもうサッカーの内容は関係ない。明暗を分けるのは気持ちだ。湘南も連敗を止め、退任を表明した反町監督に一つでも多くの白星を贈りたいという強い気持ちで明日の試合に臨んでくるだろうが、ヴォルティスはJ1昇格への強い気持ちでこれを上回りたい。

ヴォルティス 19日、湘南戦

【J2:第36節 湘南 vs 徳島】プレビュー:湘南が迎え撃つは昇格争いの渦中にある3位徳島。連敗を止めるか、昇格に近づくのか。


posted by ナカヲ at 21:27| 徳島 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Soccer 2011-2/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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