2006年09月11日

初の対話集会開催

徳島ヴォルティスは今夜、サポーターとフロントとの対話集会を開催した。
会場の鳴門総合運動公園体育館2階の視聴覚室には、満員とまでは行かなかったが、
多くのサポーターが集まり、関心の高さをうかがわせた。

対話集会は、メール等でとくに意見の多かった件について
最初にフロント側から説明があり、続いて質疑応答という形で進められた。

前半は主に尾上の退団、秋葉の移籍、田中監督の解任について、
後半はクラブの将来的なビジョンについて話し合われたのだが、
クラブ側は最初に、こういう2部構成になっていることを説明すべきだった。

おそらく後半のテーマの方に関心のある人が多かったと思われるのに、
全体の構成が見えなかったために前半は70分、後半は50分という時間配分になり、
最後に時間が足りなくて質問しきれない人が続出してしまった。
(私も、後半のテーマでいくつか聞きたいことがあったのだが、聞けずじまい。
前半で一度発言したので、未発言の人に遠慮して手も挙げられなかった。)

フロントの説明を簡単にまとめると、尾上の退団、秋葉の移籍の件は、
ともに本人の希望によるもので、尾上については理由を公表しないことを
本人とも約束したために、ああいう発表になったとのこと。

また、田中監督については、成績不振は監督だけでなくフロントや選手にも
責任があるので、解任するつもりはない。むしろフロントとして
バックアップしていきたいとのこと。

チーム状態について、今はパフォーマンスが低下しているというより、
自信をなくして悪循環にはまってしまっているだけであり、
今後、低迷から抜け出す兆しはあると感じている。
悪循環から抜け出すために人(監督)を変えるべきとは思っていない。
残りの13試合を捨てたわけではなく、全部の試合に勝ちに行く。
そのためには田中監督で行くのが最適と考えている、とのこと。

後半のテーマ、ビジョンについては、四国で最初にJ1に上がるつもりで、
また将来J3やJFLとの入れ替え戦が実施されることになった場合でも
J2から落ちることのないように、土台作りに力を入れている。
具体的には、環境整備(板野に建設中の新施設をクラブの売りにしたい)、
強化(ヴォルティスアマを2010年までにJFLへ上げ、若手を育成)、
普及(県内の小学生年代にサッカーと触れる機会を提供)
営業(今年、個人会員は減ったが、法人とスポンサーは増えた)。

経営規模6億円でJ1を狙うのは難しいので、営業活動として
法人への訪問を増やしたり、個人に対してはヴォルマガを増やすなどしている。
また、マーケティングリサーチの仕組みもできているのでこれを活用したい。
といった感じの内容だった。

また、定期的開催と議事録の公開も約束された。
(個人的にはこれが最重要と考えていたので、まずは良かった。)

具体的な数値目標があまり聞かれなかった点など、
やや責任感、危機感が足りない印象も受けたが、すべては始まったばかり。
まずはこういった集会が開催され、今まで聞けなかったような話を
いろいろと聞けたことが一番の収穫だと思う。

さて、次回の開催は、社長がちらっと「来シーズンの開幕前」と言っていたが、
それでは遅いだろう。今シーズン終了のタイミングでサポーターの意見を聞き、
それを来シーズンに生かすという形を取ってほしい。
(もちろん、来シーズンの開幕前にも「今シーズンはこういう目標を立てて
こんな戦い方をする」といった説明の場を設けてほしいが。)


posted by ナカヲ at 23:11| ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | Soccer 2006-2/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
質問はされましたか?
私は『バランスシート』の質問をさせて頂きました。
監督の話に関しては、実際は高原代表の質問が聞きたかった事で、その部分では社長とチームの方向性も聞けてよかったと思っています。

大切なのは、これを続けて行く事だと思います。
まずはその確約が出たという点でもよかったのではないでしょうか。
Posted by sion at 2006年09月11日 23:31
まずはお疲れ様でした。
今日がやっと本当のプロサッカークラブとしてのスタートになるかもしれませんね。
Posted by AWAN渦帝 at 2006年09月11日 23:41
尾上君の件は・・・自身の意思なんですね。
HPでの発表を待つことにします。
今日はお疲れ様でした。
Posted by 小羽 at 2006年09月12日 00:35
大変ご苦労さまでした。
予想以上に多くの発表があったように感じます。
現在の戦力分析が甘いと感じるのはしょうがないでしょう。もし厳しい見方をしていたら、然るべき施策を打っていただろうし、そうすれば批判も出ず対話集会も生まれなかったかもしれないし。
定期開催が決まったことは、本当によかった。
今後は監督、選手も対話集会に出席して欲しいですね。
お忙しい中有難うございました。
Posted by やまもも at 2006年09月12日 01:51
>sionさん
お疲れ様でした。
私は最初のほうで議事録の要望を出しただけです。
発言したい方が大勢いらっしゃったので、二度は手を挙げづらくて・・・。
高原さんの質問に対してはもっときっちり答えてほしかったですよね。
まあ、今回は最初の一歩。これからですね。

>AWAN渦帝さん
そうですね。歴史的な第一歩だと思います。

>小羽さん
本人と、理由は公表しないという約束をしたようです。

>やまももさん
なるほど。そういう考え方もありますね。
定期開催も決まったし、これから進歩していけばいいわけですよね。
p.s.
ご連絡が遅れましたが、やまももさんのお手紙、社長に直接手渡しました。
Posted by ナカヲ at 2006年09月14日 21:01
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