2011年12月02日

悔いを残さず最後まで戦おう

明日はいよいよ今シーズンの最終戦。J1昇格という大きな目標に向かって戦ってきたこの一年の集大成とも言うべき最後の大一番だ。

明日の対戦相手はファジアーノ岡山。第1クールは6月にホームで土砂降りの大雨の中、対戦し、0-1で迎えた後半にFWドウグラスとFW津田のゴールで逆転したものの、勝利を目前にした後半AT3分に同点ゴールを許して引き分けた。ちなみに津田は昨シーズンの2度の対戦でも勝ち越し、あるいは先制のゴールを決めており、岡山戦では3試合連続ゴール中と非常に相性がいい。

Jリーグでの対戦成績は3勝1分2敗。勝ち越してはいるものの、白星の数は一つしか違わず、さほど相性がいいわけではない。とくにアウェイでは1勝1敗と全くの五分だ。

また、明日はシーズン最終戦だが、ヴォルティスの過去6年間のシーズン最終戦の成績は1分5敗。2008年まで4年連続で完封負けを喫し、2009年は初めて先制したものの逆転負け、そして昨シーズンは連敗こそ止めたものの、勝利まであと少しと迫りながら、後半AT5分に同点ゴールを許して引き分けた。今シーズン、数々の苦手を払拭してきたヴォルティスだけに、最後は「最終戦未勝利」の歴史にも終止符を打ちたい。

さて、岡山は現在、12勝9分16敗の勝ち点45で14位につけており、最終節の結果次第で13位から16位までの可能性がある。今シーズンは開幕戦で0-5の大敗を喫すると、その後も下位に低迷していたが、10月後半から徐々に調子を上げ、前々節は6連勝中だった京都サンガFCを逆転で下すなど、ここ8試合で4勝2分2敗の好成績を残している。

岡山のフォーメーションは3−4−2−1。攻撃はチームトップの8得点を挙げているFWチアゴのポストプレーから、シャドーストライカーのMF妹尾とMF金民均がゴールを狙うスタイルだ。ただし明日はチアゴが左足肉離れのために欠場する見込みで、ゼロトップの布陣も予想される。また、セットプレーでは10月末の横浜FC戦で「世界最長ヘディングゴール」を決めたDF植田の頭にも要注意。

一方、スリーバックの守備には不安を抱えており、総失点58は最下位のFC岐阜(80失点)に次ぐリーグワースト2位の数字。ただ、最近はようやく守備が改善されてきており、ここ8試合中7試合は1失点までにとどめている(直近8試合で計7失点)。

明日の試合は岡山にとってホーム最終戦であると同時に、今シーズンの最終順位が決まる試合、さらには「PRIDE OF 中四国」初代王者のタイトルをかけた試合でもある(岡山は勝てば優勝、勝てなければヴォルティスの優勝)。J1昇格をかけたヴォルティスに負けじと高いモチベーションで臨んでくるはずだ。

対するヴォルティスは現在、19勝8分10敗の勝ち点65、51得点37失点の得失点差+14で4位。前節、ホーム最終戦で2位のサガン鳥栖に0-3の完敗を喫し、コンサドーレ札幌に勝ち点で並ばれるとともに得失点差で抜かれ、J1昇格圏外の4位に後退してしまった。

鳥栖戦は気持ちが入りすぎて空回りしたのか、攻守にミスを連発し、いいところなく敗れた。しかも攻撃の軸となるFW佐藤が今シーズン4枚目の警告を受け、明日の最終戦は出場停止。厳しい状況へ追い込まれたが、逆に開き直って今まで築き上げてきたサッカーを存分に披露すれば、おのずと道は開けるだろう。

今シーズンのヴォルティスは強いリバウンドメンタリティを備えており、昇格争いが大詰めを迎えた9月以降、負けたり引き分けたりした後の試合は6戦全勝。また、明日はアウェイでの試合だが、アウェイでは今シーズン、10勝4分4敗とJ2の全20チーム中最高の成績を残している。逆境や不利な状況に立ってもそれを跳ねのける力が今シーズンのヴォルティスにはある。

さて、ヴォルティスは現時点で、J1昇格を争う3位の札幌とは同勝ち点で並び、得失点差で2点下回っている。したがって、明日は札幌よりも多くの勝ち点を獲得するか、同じ勝敗であれば得失点差の差を埋めなければならない(得失点差でも並べば総得点で上回るヴォルティスが逆転できる)。

わかりやすく書けば以下の通りだ。

・徳島が勝った場合
 札幌○−●FC東京 →徳島は札幌より2点多い点差で勝てば昇格
            (つまり徳島は少なくとも3点差で勝つことが必要)
 札幌△−△FC東京 →徳島昇格
 札幌●−○FC東京 →徳島昇格

・徳島が引き分けた場合。
 札幌○−●FC東京 →札幌昇格
 札幌△−△FC東京 →札幌昇格
 札幌●−○FC東京 →徳島昇格

・徳島が負けた場合
 札幌○−●FC東京 →札幌昇格
 札幌△−△FC東京 →札幌昇格
 札幌●−○FC東京 →徳島は札幌より2点少ない点差で負ければ昇格
            (つまり札幌が少なくとも3点差で負けることが必要)


他力本願とはいえ、可能性はゼロではない。引き分け以下では苦しいが、勝てば望みが出てくるし、点差をつければつけるほど昇格の可能性が高まる。後で悔いが残ることのないよう、試合終了の笛が鳴るまで全力でゴールを狙い、1点でも多くの差をつけて試合を終えたい。

2005年にJリーグに参入して以降、これまでにヴォルティスが戦ってきたJ2リーグの試合は306試合。明日の試合が307試合目となる。3年連続最下位という、経験した者にしか分からない本当に苦しい時期を経て、ついにここまでやってきた。夢のJ1まであと一歩。

これまでヴォルティスでプレーしてきたすべての選手、それを支えてきたすべてのスタッフ、試合会場で声援を送ったすべてのサポーター、そしてヴォルティスの勝利を期待するすべての徳島県民。皆の思いをカンスタのピッチで戦う選手たちに送り届け、「J1のある街・徳島」を実現させたい。

皆で行こう、J1へ!

ヴォルティス、3日岡山戦

今季最終戦飾れ 徳島戦 3日12時半キックオフ

【J1昇格への道:J2第38節】昇格争いも最終章。真冬に春が訪れるのは札幌。それとも四国初の徳島か。
【徳島】最終節(岡山戦)直前の練習後コメント<美濃部監督、倉貫、ペスンジン、斉藤、柿谷、徳重>
【J2:第38節 岡山 vs 徳島】岡山側プレビュー:KY? いいえ。 岡山は、昇格のかかった徳島に対しても、やるべきことをやるだけ
【J2:第38節 岡山 vs 徳島】徳島側プレビュー:自分たちのために、そしてクラブを愛し支えてくれる全ての人たちのために。徳島は神様が残してくれたラストチャンスに賭ける!
posted by ナカヲ at 19:33| 徳島 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | Soccer 2011-2/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます( ノ゚Д゚)
ちゃーっと出発するぞー!!
By 今週の名古屋弁・人形劇の場合

あっ、ネタ元は昔名古屋ローカル番組で放送されたとある名古屋弁講座です。
Posted by ナオキ at 2011年12月03日 06:03
>ナオキさん
名古屋弁はわかりませんが、意味は分かります!
Posted by ナカヲ at 2011年12月08日 19:32
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