2006年12月21日

観戦者調査報告書

Jリーグは昨日、今シーズンの8月から11月にかけて実施された、
スタジアム観戦者調査の報告書を公開した。
2006Jリーグ スタジアム観戦者調査報告書(PDF)

徳島ヴォルティスの試合では、9月30日の愛媛戦が調査対象試合となっており、
当日は私も回答用紙を渡されたので、協力させていただいた。
(ちなみに、愛媛FCの調査対象試合は、9月2日のヴォルティス戦だった。)

そういった経緯もあって、結果が出るのを楽しみにしていたのだが、
残念ながら期待したほど面白いデータは多くなかった。
「ふーん」という程度の感想だ。

その理由は2つ。

まず、調査日が「四国ダービー」という特別な試合だったため、
鳴門の「一般的な観戦者」像を現わした数字が得られなかったこと。
リピーターの比率、観戦回数などにかなりの影響が出ているはずだ。

次に、集計対象を「ホームクラブ応援者」に限定しているにもかかわらず、
実際にはアウェイクラブを含めた集計結果になってしまっていること。
(私も答えに迷ったので覚えているが、設問が分かりにくかったのが原因だろう。
だいたい、徳島ヴォルティス応援者の15.8%が愛媛県在住であったり、
愛媛FC応援者の20.3%が徳島県在住であったりするわけがない。)
その結果、アクセス時間や費用の集計はほとんど意味をなさなくなってしまった。

来シーズンの調査では、十分に気をつけてほしいものだ。

とは言いながら、いくつか面白いデータもあった。

まず、「同伴者」の設問。
「家族」が61.3%を占めており、J2では2番目に多かった一方、
「友人」は26.6%でこちらは2番目に少なかった。
年齢分布で22歳以下の観戦者が3番目に少なかったことと併せて、
アクセス手段がほぼマイカーに限られてしまっていることの現われだろう。

「徳島はクルマ社会だから」で済ませるのではなく、
中学生、高校生がアクセスしやすくなるような対策を講じるべきだ。
彼らは将来、ヴォルティスサポーターの中心になる可能性が高いのだから。

また、「チケットの入手方法」は、シーズンチケットとファンクラブで47.5%。
つまり、CLUB VORTISの会員が約半数を占めていた。
「四国ダービー」でこれだから、通常はもっと高い比率のはずだ。

これは、一部の熱心なサポーターに支えられている、ということだが、
裏を返せば、関心度の低い県民は呼び込めていないということでもある。
観客動員数を増やすためには、ライト層にもっとアピールする必要があろう。

最後に、「観戦動機」についての前年度比較。
「好きなクラブの応援に」と答えた人が去年より3.2%増えたのは好ましいが、
「好きな選手の応援に」は1.0%しか増えておらず、Jリーグ全体で下から4番目。
「魅力のある選手がいない」という見方もあるかもしれないが、
私は、選手の魅力を伝え切れていない、という捉え方をしたい。

日本代表(経験者)がいるかどうかなど関係ない。
同じ設問で、草津は7位に入っているのだ。要は売り方だと思う。
選手の個性をどんどん売り込んで、「徳島のスター」を作ってほしい。


posted by ナカヲ at 22:06| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Soccer 2006-2/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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