2005年05月24日

高校野球発祥の地?

毎年夏に甲子園で開催されている全国高等学校野球選手権大会の
第1回大会が行われた場所は、甲子園ではなく豊中球場である。
しかし、その豊中球場は今ではもう取り壊され、球場跡地には
メモリアルパークが建てられているのみだ。

その場所から南へ2kmほど下った場所に、豊中ローズ球場という野球場がある。
正式名称は「豊島公園野球場」という。オープンしたのが1997年だから、
まだ新しい球場だ。しかし、球場内の事務所前(正面入口を入ったところ)には、
「高校野球 豊中に始まる」と書かれたプレートが飾られている。
確かに、全国高校野球選手権大会(当時は中学野球)の第1回大会は豊中市で
開催されたのだが、別にこの球場で行われたわけではない。紛らわしい表現だ。
(そもそも、「高校野球=全国大会」という発想自体がおかしい。)

高校野球発祥の地?

さて、この豊中ローズ球場は、アクセスは便利なのに(阪急宝塚線の
曽根駅から徒歩で10分かからない)、なかなか観戦に行けない球場である。
というのも、ここで高校や大学の公式戦が行われるのは、平日のみなのである
(休日は市民の草野球に使われているらしい)。つまり、普通の社会人は
休みを取らないとここで試合を見られない。

球場自体は、両翼95m、中堅115mとかなり小さいが、照明塔を備えているし、
スタンドには屋根もあるし、なかなか立派である。まともな球場の少ない
大阪府内にあっては、間違いなく上位にランクする。ただし、外野席がなく、
内野の一部(ベンチとポールの間)も芝生席になっているため、収容人員は
かなり少ない(人気のない大学野球のリーグ戦には十分な器だが)。

ネット裏には屋根があるので、夏でも快適

トータル的にはいい球場だと思うが、残念な点がふたつ。ひとつは、
すぐそばに伊丹空港があるため、しょっちゅう飛行機の爆音が響き、
場内アナウンスが聞きとりにくいこと。ここに建てた以上、避けては
通れない課題だ。もうひとつは、スタンド内が禁煙ではないこと。
いまどき、公共の球場でそんなところは少ない。行政(豊中市)の
健康に対する意識の低さが伺える。

照明灯より機体が大きく見えるほど近い

今日のカードは近畿学生野球リーグの入れ替え戦。生きるか死ぬかの戦いだから、
ある意味、通常のリーグ戦より盛り上がる。私が球場に到着すると同時に
第一試合(2部と3部の入れ替え戦)が終了した。スタンドに入った時には
もうスコアボードが消されていたので、どこが勝ったのかは分からなかった。

続く第二試合は、1部最下位の大阪教育大と2部優勝の奈良大による入れ替え戦。
大阪教育大は、香川オリーブガイナーズで守護神として活躍している松尾が
昨年までエースとしてがんばってきたが、彼が抜けたとたんに最下位へ転落した。
一方の奈良大は、徳島インディゴソックス・大形投手の母校だが、4年前の秋に
入れ替え戦に敗れて2部に落ちて以降なかなか2部で優勝できず、7季目の挑戦で
ようやく入れ替え戦に駒を進めた。

今日の第1戦は、大阪教育大・紙原、奈良大・中川の両左腕の投げ合いとなり、
5安打で2点を奪った奈良大が、わずか2安打の大阪教育大を完封で下した。
明日以降、奈良大はあと1勝すれば1部復帰、大阪教育大は連勝で1部残留が決まる。
とくに好き嫌いはないので、両チームとも頑張れ!

○2005年5月24日・近畿学生野球春季リーグ戦・1部2部入れ替え戦1回戦
奈 良 大|110000000|2
大阪教育大|000000000|0

大阪教育大の紙原は5安打2失点の好投も、味方の援護なし 奈良大・中川は140球の熱投で2安打完封勝利


posted by ナカヲ at 18:50| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Baseball 2004-2005 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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