(徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場)観衆3,008人
徳島ヴォルティス 2(1−1)1 ザスパ草津
(1−0)
得点:徳=伊藤(26分)、小山(70分)
草=籾谷(43分)
警告:草=小川(68分)
(徳島ヴォルティス)
GK 高橋
DF 谷池
挽地
大森
MF 秋葉
筒井
金(→75分、鎌田)
伊藤
片岡
FW 小山(→82分、大島)
羽地
(ザスパ草津)
GK 小島
DF 小川
斎藤
籾谷
MF 酒井
鳥居塚
山口
氏家(→79分、高須)
寺田
FW 吉本(→72分、佐藤)
樹森(→86分、小田島)
今日の鳴門は雨が降ったり止んだりの天気で、スタンドの埋まりは遅い。
開場時は、屋根の下の席を狙う客で長い行列ができたのだが、
その後は客足が伸びなかった。
入場口の階段の下には、発光ダイオードのオブジェが飾られていた。
阿南商工会議所からの貸し出しらしい。
入場時にエコスタジアムについてのアンケート用紙を配布していた。
やはり今のシステムに問題があることは認識しているのだろう。
最終的にどういう形に落ち着くのか、行方を見守りたい。
さて、今日からオープンのビアガーデンは、あいにくの天気に加えて
雨で気温が下がったことも影響してか、あまり繁盛していなかった。
ビアガーデンがオープン 鳴門、試合前とハーフタイムに
おつまみの販売メニューは、以下の通り。
・小松島のフィッシュかつ(ひとつ200円)
・半田流しそうめん(1カップ500円)
・小松島の竹ちくわ(ひとつ200円)
・枝豆(ひと盛り400円)
・阿波尾鶏の串焼き(3本500円)
すべて徳島産だから、アウェイ客には喜ばれそうだ。
(実際、今日もザスパのレプリカユニフォームを着た客がちらほら)
また、「ヴォルティスパーク」のアトラクションが、天候の影響か、
「千本つり」「ヨーヨーつり」と新アトラクションの「昆虫すくい」だけに
減っていた(場所が変わって気づかなかっただけかもしれない?)
試合前のスタジアム内イベントは「応援メッセージ叫び大会」。
天候のせいもあってか参加人数も少なかったし、
応援メッセージも平凡なものが多くてもうひとつだった。
というか、しゃべってるだけで叫んでないし・・・。
次のホームゲームのイベント告知、ハーフタイムショーは「七夕ショー」らしい。
7月7日ではなく13日の試合なのだが、相手がベガルタ仙台ということで、
「仙台=七夕祭り」というつながりのようだ。
(試合前イベント「花火キャッチ」って、何だろう? 火傷に注意か?)
さて、試合は立ち上がりから、ヴォルティスにバスミスが多く出て、
ザスパ草津のペースで進む。ピッチが濡れているためか
(試合中は雨は降らなかったが、試合前の雨でピッチは濡れていた)、
気合いが入りすぎているせいか、どうもリズムに乗れないヴォルティス。
しかし9分に、FW羽地が相手GKの小島をかわしてフリーでシュート。
これはゴール寸前で草津DFに掻き出されるが、
徐々にヴォルティスがペースをつかみ始める。
11分には相手のヘディングシュートをGK高橋がはじき出すという
危ないシーンもあったが、それを除けば一方的なヴォルティスのペースに。
ロングボールで幾度となくDFの裏を取ってチャンスを作る。
16分、羽地がDFラインの裏に抜けてGKと一対一になるが、
GKをかわしたところでバランスを崩し、シュート・チャンスを逃す。
20分にはMF金が抜け出すが、DFをかわそうとして内に切れ込んだ瞬間、
濡れた芝生に足を取られてシュートできず。
そして、観客がじりじりし始めた26分、
右サイドからのスローインを受けたMF伊藤がドリブルで中央へ入り込み、
最後は倒れかけながら左足でシュート。
これが見事に決まり、待望の先制点が入った。
周りにいたFW陣に、草津のDFが気を取られたこともあるが、
伊藤自身も相手のプレスを力強くはねのけてフィニッシュに結びつけた。
先制点の直後にピンチを迎え、一度は跳ね返したボールを草津の選手に拾われて
フリーでミドルシュートを打たれたが、復帰したDF挽地が体で跳ね返す。
その後もヴォルティスは攻め続けるが、なかなか追加点が奪えない。
一方、草津のチャンスは39分の吉本のヘディングシュートシーンくらい
(クロスバーを越えてゴールならず)。
これだけ押しているのだから、今日こそ課題の追加点を奪って快勝したいと
思っていたら、前半終了間際に落とし穴が待っていた。
43分、左のFKからファーサイドへフリーで飛び込んだDF籾谷に
鮮やかなヘディングシュートを決められ、同点に追いつかれてしまった。
内容では圧倒しているのに追加点が取れず、一瞬の隙をつかれて失点。
これまで何度も経験してきた引き分けのパターンだ。
(今シーズン先制して追いつかれたのは18試合中なんと6試合。
追いつかれた試合の最終結果は1敗5分で、まだ勝ちがない。)
後半はゴールラッシュで草津を圧倒し、観客のイライラを解消してほしい。
さて、ハーフタイムショーはチアダンスの予定だったが、
ピッチ状態が悪いため中止。代わりというわけではないだろうが、
チア数人が「エコスタジアム実施中」の横断幕を持って場内を一周していた。
後半も立ち上がりはやや草津に押し込まれたが、すぐにペースを取り戻し、
6分には羽地がGKと一対一になるが、シュートはGK小島に弾かれた。
その後、前半同様にヴォルティスが怒濤の攻撃を見せるが、
不可解な判定もあり、なかなかゴールにまでは至らない。
14分にはMF小山がDFラインの裏に抜けたが、シュートはGKに弾かれる。
16分にはクロスの折り返しから羽地がシュートを放つが、枠を外す。
19分、MF秋葉のミドルシュートもGKがはじき出す。
24分、ペナルティエリアすぐ外のFKは、MF片岡が蹴ると見せかけて
DFの壁がジャンプしたところをねらって、
伊藤が壁の下を抜く低いシュートを放つが、惜しくもポストの左。
GKは全く反応できていなかっただけに、惜しいシュートだった。
しかしその直後、ついに歓喜の瞬間が訪れる。
25分、細かいパス回しから最後に伊藤が出したボールを、
小山が左足で豪快にミドルシュート。
これが鮮やかにゴール左隅に突き刺さった。
小山にとっては記念すべきJリーグ初ゴールだ。
どんなゴールでも1点は1点なのだが、本当にきれいなゴールだった。
さらにその後も追加点を狙って攻めるが、決定力不足は解消されず。
残り時間が少なくなってからは、CKの場面でベテラン秋葉が
ショートコーナーで時間を稼ぐなど勝負に徹したプロ魂を見せた。
(サポーターとしては追加点を取りに行ってほしい場面だったが、
得失点差より勝ち点3を優先するという判断は間違いではない。)
そして、そのまま2-1で試合終了。
横浜FC戦以来、約1ヶ月ぶりの勝利をおさめた。
今シーズン、鳴門のナイトゲームは2勝1分と相性がいい。
この調子で10月までに勝ち星を積み上げたいところだ。
ヒーローインタビューは先制ゴールの伊藤と決勝ゴールの小山。
2人とも見事な活躍だった。羽地もシュート以外は良かったし、
前3人の攻撃ユニットはしっかりと形になってきている。
FW大島が完治しても先発に戻れるかどうか、うれしい悩みだ。
それにしてもすばらしい内容の試合だった。
得点こそ2点だが、試合を圧倒的に支配していた。
ホーム初勝利の横浜FC戦も今日と同じくらいのワンサイドゲームだったが、
あのときは相手が2人少なかった。
今日は11人対11人で同じくらい圧倒できたのだから、自信を持っていいだろう。
ただし、もちろん反省材料もある。
これだけ攻めていて2点しか取れない決定力のなさは、
得失点差に影響するだけでなく、上位チームと対戦したときに致命傷になりかねない。
(というか、今まで実際に何度も勝ち点を落としてきている。)
とくに、セットプレーを得点に結びつけられていないのが気になる。
今日もゴール正面でのFKがいくつかあったし、CKは14本もあった。
しかし、いずれもゴールには結びつかなかった。
(今シーズン、FKで奪った得点は開幕戦の石川の1点だけ、
CKからの得点はまだ1点もない。)
また守備陣も、相変わらずマークが甘くなったところで失点している。
2試合連続無失点の後、3試合続けて集中力の欠如から失点したことは
大いに反省すべきだろう。
まあ、課題の修正は明日以降にして、今日は勝利の美酒に酔いしれよう。
飲めない人はヴォルティスロールをどうぞ。
(試合終了後、売場には行列ができていた。)
徳島ヴォルティス、草津に雪辱 2−1、ホーム2勝目
【J2:第19節】徳島 vs 草津:ハーフタイムコメント
【J2:第19節】徳島 vs 草津:手塚聡監督(草津)記者会見コメント
【J2:第19節】徳島 vs 草津:田中真二監督(徳島)記者会見コメント
【J2:第19節】徳島 vs 草津:試合終了後の各選手コメント
【J2:第19節 徳島 vs 草津 レポート】
勝利への強い気持ちを見せた徳島が雪辱を果たす。
草津は攻守ともに課題の残った敗戦。



