2007年09月17日

ユース、あと一歩及ばず

今日は高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会を観戦するため、
茨城県のひたちなか市総合運動公園陸上競技場へ行ってきた。
昨日までの四国、九州とは違って、素晴らしい晴天に恵まれた。

陸上競技場の正面

同じ総合運動公園内にはNPBの一軍公式戦も開催できる立派な野球場があり、
中に入って見学したかったが、入口が閉まっていたので入れなかった。

外野席とスコアボード 市民球場の内野スタンド ひたちなか市総合運動公園市民球場の正面

また、隣の体育館もバレーボールのVリーグやバスケットボールのJBL
(日立サンロッカーズのホーム)で使用されており、かなり立派な施設らしい。

ひたちなか市総合運動公園体育館の正面

それらに比べると、陸上競技場はいささかグレードが落ちる。
メインスタンドの屋根は小さいし、バックスタンドとゴール裏は
申し訳程度の狭い芝生席で、高さもほとんどない。

ひたちなか市総合運動公園陸上競技場のメインスタンド メインスタンド中央最前列からの眺め アウェイゴール裏からの眺め

1次ラウンドもいよいよ最後の第3戦。今日で決勝ラウンド進出チームが決まる。
第一試合はグループEの京都サンガFC U-18対横浜F・マリノスユース。
京都のサポーターは少なかったが、マリノスのサポーターは大勢来ていた。

京都サンガFCの横断幕 大勢駆け付けたマリノスのサポーター

京都はここまで2連敗で勝ち点0、マリノスは1勝1敗の勝ち点3だ。
京都は3点差以上で勝たないと決勝ラウンドには進めない可能性が高いが、
マリノスは勝てば決勝ラウンド進出決定で、引き分けでも進出濃厚。
地力ではもちろんマリノスが一枚も二枚も上手だ。

京都サンガFC U-18のスタメン 横浜F・マリノスユースのスタメン

3連敗を阻止して意地を見せたい京都は前半、前から積極的にプレスをかけ、
カウンターでチャンスを作る。そして11分、DF山田が裏へ放り込むと
MF桐山がこれに反応して抜け出し、GKとの一対一を決めて先制した。

西日本に比べれば風があって涼しいのだが、陽射しが強いためか、
前半と後半の半ばには給水タイムが設けられた。

リードされたマリノスは前半の半ば過ぎからひたすら攻め続けるが、
京都もしっかりと守って得点を許さない。このまま前半を終えたら
面白いことになるのでは? と思われたが、38分、マリノスはFW端戸が
右から崩してMF斉藤がシュート、これは京都GK寺石が跳ね返したが、
そのこぼれ球を再び斉藤が押し込んで同点に追いついた。

そしてロスタイム2分、京都は敵陣でセットプレーのチャンスを得たが、
マリノスはGKがこれをクリア。そしてクリアボールを斉藤が拾って
一気にカウンター攻撃に転じ、攻め上がってきたDF岡にパス。
岡はGKをかわして逆転ゴールを決めた。直後に前半終了の笛が鳴った。

先制ゴールを決めた京都MF桐山 好セーブを見せたマリノスGK佐藤峻 ドリブルで同点ゴールをアシストしたマリノスFW端戸

後半もマリノスが優位に試合を進めるが、20分にはループシュートが
クロスバーを叩き、21分にはMF水沼がGKとの一対一を止められるなど、
どうしても追加点が奪えない。しかし京都も少ないチャンスを生かせず、
2-1のまま試合終了。マリノスがグループ2位で1次ラウンドを通過した。

スコアボードと45分計は即席

試合後に気がついたのだが、京都のU-18のコーチはかつて大塚FCで
DFとして活躍した古川毅氏だった。ヴォルティスユースの関口コーチとは
ともに戦った仲であり、きっと旧交を温めたことだろう。

第二試合は名古屋グランパスエイトU-18対徳島ヴォルティスユース。

両チームのスタメン

名古屋は勝ち点4でグループ首位、すでに決勝ラウンド進出が決まっている。
一方のヴォルティスは、決勝ラウンドに進むためには勝つ以外に方法がない。
名古屋に勝つのは容易ではないが、高校生同士、やってみなければ分からない。
試合前の円陣でも「勝ちたいか!?」「おー!」と声が飛んでいた。

試合前のミーティング

スタメンはGK阿部、DFは右から宮前、堀河、都築、中島、
MFは右から小林、中村、尾形、谷脇。FWは林と岡。
中島の左SBと谷脇の左SHは初めて見るので新鮮だ。

ベンチ裏にメンバーを表示 スタメンの記念撮影

前半は名古屋が押し気味に試合を進めたが、ヴォルティスもよく守った。
16分にはペナルティアーク内でFKを与えたが、壁に当たってことなきを得る。
34分に小林が退いて田中が右SHに入った。時間帯から考えて負傷だろうか?
39分にはGK阿部が一対一を跳ね返し、決定的なピンチを防いだ。
劣勢ではあるが、0-0での折り返し。ここまでは計算通りだ。

給水をとるヴォルティスユースの選手たち

そして後半、ヴォルティスの選手たちがようやく積極性を見せ始める。
開始0分、FW林が右からグラウンダーのクロスを入れるが、
ゴール前のMF中村にはわずかに合わず。触っていれば1点だった。
さらに7分、今度は林が個人技でゴール前の混戦から抜け出したが、
シュートはGK鈴木規之にセーブされてしまった。

惜しくもゴールを逃したMF中村雄太

その後は、名古屋が再び攻勢に転じ、ヴォルティスは必死で守る時間が続く。
ヴォルティスはとにかく勝たなければならず、そのためには点を取らないと
いけないのだが、焦りからかロングボールを放り込んでは高さのある
名古屋のDF陣に跳ね返されてチャンスを作れない。

そしてロスタイム寸前の44分、名古屋はDF中田の右CKから長身DF三宅が
ヘディングシュートを放つ。このシュートはGK阿部がはじき返したが、
そのこぼれ球をMF磯村に押し込まれ、ヴォルティスはついに失点してしまった。
もはや反撃の時間はほとんど残っておらず、0-1のまま試合終了。

終了間際に決勝ゴールを決めた名古屋MF磯村

決して勝てない試合ではなかったが、惜しくもあと一歩、及ばなかった。
ただ、選手たちは本当によくやったと思う。胸を張って帰ってきてほしい。
そして、来月からスタートするサハラカップJリーグユース選手権大会では、
今大会で果たせなかった「全国大会1勝」をまずは達成してほしい。

◎高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会1次ラウンドEグループ第3戦
 2007年9月17日11時キックオフ
 (ひたちなか市総合運動公園陸上競技場)観衆296人

京都サンガFC U-18 2(1−1)1 横浜F・マリノスユース
            (1−0)

得点:京=桐山(11分)
   横=斉藤(38分)、岡(44分)
警告:横=西脇(47分)、斉藤(88分)

(京都サンガFC U-18)
GK 寺石
DF 高木
   西川
   雨森(→76分、岡本)
   山田
   武田
MF 長福
   菅原(→84分、沖)
   桐山
   日高
FW 吉留

(横浜F・マリノスユース)
GK 佐藤峻
DF 岡(→68分、加藤忠)
   成田(→76分、舩橋)
   金井
   樋川
MF 西脇
   高久
   水沼
   斉藤
   佐藤優(→63分、荒井)
FW 端戸

◎高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会1次ラウンドAグループ第3戦
 2007年9月17日13時20分キックオフ
 (ひたちなか市総合運動公園陸上競技場)観衆347人

名古屋グランパスエイトU-18 1(0−0)0 徳島ヴォルティスユース
               (1−0)

得点:名=磯村(89分)
警告:名=岸(34分)、磯村(63分)
   徳=岡(16分)、尾形(37分)、宮前(78分)

(名古屋グランパスエイトU-18)
GK 鈴木規
DF 三宅
   津田
   矢田(→61分、三島)
MF 磯村
   岩田(→45分、中田)
   西部
FW 岸
   太田
   アルベス・デリキ(→73分、安藤)
   鈴木崇

(徳島ヴォルティスユース)
GK 阿部
DF 都築
   宮前
   中島
   谷脇
   堀河
MF 小林(→34分、田中)
   尾形
FW 林
   中村
   岡


posted by ナカヲ at 15:25| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Soccer 2007-2/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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