2007年11月04日

対ヴァンフォーレ甲府@小瀬陸

◎第87回天皇杯全日本選手権大会4回戦 2007年11月4日
 (山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場)観衆4,963人

            (1−0)
ヴァンフォーレ甲府  3(0−1)1  徳島ヴォルティス
            (0−0)
            (2−0)

得点:甲=石原(9分)、羽地(107分)、木村(119分)
   徳=大島(75分)
警告:甲=石原(42分)、杉山(74分)
   徳=青葉(39分)、ダ・シルバ(89分)、小林(115分)

(ヴァンフォーレ甲府)
GK 鶴田
DF 杉山
   池端
   秋本
   山本(→76分、大西)
MF 林
   宇留野(→90分、木村)
   保坂
   石原
FW 茂原
   アルベルト(→63分、羽地)

(徳島ヴォルティス)
GK 鈴木
DF 挽地(→58分、塩川)
   青葉
   丹羽
   西河
MF アンドレ
   ダ・シルバ
   熊林
   片岡(→67分、大島)
   長谷川(→45分、石田)
FW 小林


天皇杯と言えば日本一。日本一と言えば富士山。富士山と言えば山梨県。
山梨県と言えばヴァンフォーレ甲府。というわけで甲府にやってきた。
富士山がよく見えるのではないかと期待していたが、甲府市街からは
高い山が遮る形になってあまりよく見えないのだと現地の方に聞かされた。

見上げると快晴に近い空模様なのに、富士山はかろうじて頂上付近が
霞んで見える程度。これにはがっかりだ。

そして甲府の秋の観光名所と言えば昇仙峡。きれいな紅葉が見られるかと
楽しみにしていたが、まだ本格的な紅葉にはほど遠かった。残念。

昇仙峡の仙娥滝

小瀬スポーツ公園を訪れるのは2年ぶり。2年前の5月には改修工事中だった
ゴール裏のスタンドがきれいに完成しており、バック寄りに甲府サポが集結。

甲府のゴール裏

天皇杯らしく(?)メインスタンドはガラガラだったが、バックスタンドは
それなりに多くの観客が入っていた。

バックスタンド

アウェイゴール裏にはヴォルティスサポが50人くらい?
天皇杯はお祭りなので、通常のリーグ戦よりは多く集まった。
長谷川や青葉、島津を応援する甲府サポもアウェイ側に来てくれたようだ。

アウェイゴール裏

スタメンは右SBが塩川に代わって挽地、FWは石田に代わり小林。
石田は今日が27歳の誕生日なので、なるべく早い時間帯に投入して、
バースデーゴールの可能性を少しでも高めてほしい。

27歳の誕生日を迎えたFW石田

メンバー発表時には、青葉、長谷川に甲府サポから大きな拍手が送られた。
GK島津もサブに入っていたが、なぜかサブメンバーの発表はなし。

試合は前半から甲府のペース。ヴォルティスは甲府のテンポの良いパスに
翻弄されて苦しい試合運びを強いられる。そしてさっそく前半9分、
自陣ゴール正面でDF青葉が反則を犯して甲府にFKを与えてしまった。
甲府はポイントをずらしてFWアルベルトがシュート、これはGK鈴木が
よく弾いたものの、ヴォルティスの選手たちはこぼれ球への反応で後れをとり、
いち早くボールを拾った甲府MF保坂がシュート、さらにそのこぼれ球を
MF石原がシュート。これが決まってあっさりと先制点を許してしまった。

その後も甲府に何度か危ないシーンを作られたが、何とか守りきって前半終了。
攻撃では少ないながらもチャンスはあるので、それを確実にモノにしたい。

そして後半、ヴォルティスは開始と同時に今日が誕生日のFW石田を投入。
積極的な動きでリズムを作ると、セカンドボールをどんどん拾って前線へ運び、
パスを受けた石田や小林が何度か惜しい場面を作った。

さらに22分には、FW大島を投入して同点ゴールへの執念を見せると、
30分にとうとうそれが実を結んだ。甲府DF杉山のファウルで得たFKを起点に
MF熊林が左からダイレクトでクロスを放り込み、これに反応した大島が
逆サイドから同点のダイビングヘッドを決めた。

Jリーグ参入3年目でJ1クラブから初ゴール、そしてリーグ戦を含めて
6試合ぶりのゴールにアウェイゴール裏は大盛り上がり。

ヴォルティスは同点に追いついた後も勝ち越しを狙って攻め続けたが、
自分たちがリズムをつかんでいる時間帯に追加点を取れないのは相変わらず。
90分間で決着をつけることはできず、勝負は延長戦へと持ち込まれた。

同点で90分を終えたスコアボード

徳島ヴォルティスとしてJリーグに参入して以降、延長戦を戦うのは初めて。
サポーターにとっても未知の領域だが、気持ちの高揚が疲労を忘れさせる。

延長に備える選手たち

延長前半は一進一退の攻防が続き、ともにゴールは奪えず。
交代枠を使い果たしているので足をつったMFアンドレもプレーを続ける。
こうなったら気力と意地の戦いだ。

しかし延長後半2分、甲府は途中出場のFW羽地のポストプレーから
これまた途中出場のFW木村がシュート。そのこぼれ球を羽地が遠目から
鮮やかに決めて勝ち越し点を奪った。羽地はこれが甲府での初ゴール。
今年の7月に「J1でやりたい」と徳島を去ったのに、よりにもよって
古巣のヴォルティス戦で決めなくてもいいのに・・・。

もう一度追いつきたいヴォルティスだが、すでに疲労はピークに達しており、
ほとんどの選手の足が止まってしまって、反撃もままならない。
さらに延長ロスタイムにカウンターからFW木村に決められて万事休す。
1-3で試合終了。

ヴォルティスの選手たちは本当によく戦ったと思うが、最後は地力の差で
甲府に押し切られたような感じだった。ただ、下を向く必要は全くない。
今日の善戦を自信に、残り3試合を戦ってほしい。今日のプレーができれば
残り試合をすべて勝つことだって不可能ではないから。

徳島、16強ならず 天皇杯サッカー4回戦、甲府戦延長後半に2失点

【第87回天皇杯4回戦 甲府 vs 徳島】大木武監督(甲府)記者会見コメント
【第87回天皇杯4回戦 甲府 vs 徳島】今井雅隆監督(徳島)記者会見コメント
【第87回天皇杯4回戦 甲府 vs 徳島】試合終了後の各選手コメント
【第87回天皇杯4回戦 甲府 vs 徳島】
レポート:120分間の戦いの末に徳島を突き放した甲府。
羽地、木村の初ゴールがチームにフレッシュなパワーをもたらせる


posted by ナカヲ at 16:19| ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | Soccer 2007-2/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。m(__)m
今日は天皇杯、そして『J1いじめ』のうえ2005年度に出来なかった甲府での勝利という厳しくスリリングな一戦での応援・試合レポートご苦労様でした。

…今日の収穫は2005年度に出来なかった”小瀬で得点”ができたということでよろしいでしょうか?
(´・ω・`)ショボーン

もし来年度甲府と対戦するとなったら相当苦戦しそうですな、こりゃ。
('A`)
Posted by ナオキ at 2007年11月05日 02:28
羽地に勝ち越しゴールを奪われてしまったのですね。。。
リーグ戦では延長の制度がなく、延長戦で足が止まったのは残念ですが、
もともと慢性体力不足のチームにとっては過酷だったのでしょうか。
気持ち切り換えて残り試合全勝で!!
Posted by 遠くから応援してます。 at 2007年11月05日 17:26
>ナオキさん
バレーが抜けて、藤田が故障ということもありますが、2年前ほど強くなかったです。
そして、それ以上にヴォルティス選手たちの気持ちが見えたいい試合でした。
(技術の差は見せつけられましたけど。)

>遠くから応援してます。さん
J2で6連敗、6試合無得点のチームがJ1からゴールを奪ったうえ、
90分間では負けなかったわけですから、よくやったと思います。
残り試合もああいう気持ちの入ったプレーを見せてほしいですね。
Posted by ナカヲ at 2007年11月05日 19:15
>ナカヲさん
90分だけを見ると、アッパレ♪でした(^。^)v
あの気持ちで残りのリーグ戦を戦い抜いてほしいですね。
オオシ、やるときはやります!
話は変わりますが、大塚FC時代にセレッソから
1点(オウンゴール)取った記憶があります。
オウンゴールなので偉そーに言えませんんが。。
このあたりのアーカイブってありますか?
Posted by 遠くから応援してます。 at 2007年11月07日 01:12
>遠くから応援してます。さん
大塚FC時代の歴史を紐解きますと、J1クラブからの得点は、2000年の天皇杯3回戦、
セレッソ大阪戦@長居の84分(オウンゴール)以来。
また、延長戦は同じく2000年の天皇杯2回戦、筑波大戦@入田でPK勝ちして以来です。
Posted by ナカヲ at 2007年11月07日 19:22
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