2007年12月08日

京都、守りきってJ1昇格

今日は広島広域公園陸上競技場(広島ビッグアーチ)へJ1・J2入れ替え戦の
第2戦を見に行った。広島市街から長いトンネルを抜けた先にあるビッグアーチは
その名の通り、アーチ状の屋根がかかった非常に大きなスタジアムだ。

正面から見たビッグアーチ

ビッグアーチでは、広島の選手を乗せたバスがスタジアムに到着するのに合わせて
サポーターがフラッグを振り、チャントを歌ってお出迎えをするイベントがある。
メインもゴール裏も関係なく一緒に盛り上がれるので、ヴォルティスでもやりたい。

サポーターによるバスのお出迎え スタジアム内からは「共に闘う」の幕が

ビッグアーチは陸上競技場なので、それほどピッチが近いわけではないが、
そこそこ傾斜があって割と見やすいスタジアムだ。

ビッグアーチのバックスタンド ビッグアーチのメインスタンド

今日は入れ替え戦のうえ、全席自由で入場料一律1,000円ということもあり、
スタンドには大勢のサポーターが集まった。通常の試合では空席の目立つ
バックスタンドを隠すように席貼り幕が設置されると聞いていたのだが、
今日はそのスペースも少ない(上段席のみ)。

ゴール裏の声出しサポーターエリアでは、コンコースで決起集会が開かれ、
観戦ではなく「参戦」を呼びかける横断幕も掲げられていた。

ゴール裏ではサポーターによる決起集会も

愛嬌をふりまくマスコットたちも、今日はとくに気合が入っている(?)

マスコットのサンチェ君 こちらはフレッチェちゃん

アウェイ側には京都サンガFCのサポーターが大挙してやってきた。
京都と広島は新幹線で一本だから、比較的行きやすい。

アウェイゴール裏にもたくさんのサポーターが

もちろんカラービジョンがあり、スタメン紹介はカラー写真入り。
うらやましい限りだ。

カラービジョンで選手紹介

試合は前半から、勝たなければ降格が決まってしまう広島がボールを支配し、
京都ゴールを脅かす。まずは14分、MF駒野の右クロスにFW佐藤が
頭で合わせたがシュートはクロスバーを叩いた。19分にも駒野の右クロスに
DF槙野が頭で合わせたがポストの右に外れた。

32分のMF柏木のシュートもポストの右へ。35分にはまたも駒野の右クロスから、
今度はFWウェズレイがシュートを放ったが京都GK平井がよく抑えた。
その後も駒野のサイドを起点に攻撃を続ける広島だが、慎重になりすぎて
攻撃が遅くなるシーンも目に付いた。それでもシュート数では9対1と圧倒した。

ほとんどチャンスのなかった京都は前半終了間際の43分、FWパウリーニョが
抜け出してGK下田と一対一になったが、下田が果敢な飛び出しで防いだ。
0-0で前半終了。

京都は後半からシステムをより攻撃的な4バックに変更。
対する広島もMF服部をベンチに下げてMF李漢宰を右サイドに入れ、
駒野を左サイドへ持ってきた。

1分、まずは広島・駒野の左クロスに李漢宰が飛び込んだが、わずかに届かず。
京都も5分、右CKを起点に左から惜しいシュートを立て続けに放ったが、
これは広島DF陣が何とか跳ね返した。6分にもパウリーニョが相手の
マークを振り切り、遠目からシュートを放ったがGK下田が弾き出した。

14分、京都は相手ゴール前右寄りでFWアンドレがフリーでボールを受けたが、
シュートはDFストヤノフにブロックされた。16分にはパウリーニョから
緩い右クロスがゴール左のアンドレに渡ったが、シュートをミスしてしまい、
さらにこぼれ球を拾ったFW田原のシュートも左に外れた。

押され気味だった広島は24分、右サイドで槙野が粘って柏木にパスを送り、
柏木が左からシュートを放ったがクロスバーに跳ね返された。
32分には駒野が自ら中へ切れ込んでシュートを放ったがわずかにポストの右。
37分には柏木の左クロスに佐藤が走り込むが、シュートは京都MF中谷に
ブロックされてしまった。

そのまま時間が経過し、ロスタイム4分にはDFストヤノフの左クロスから
DF槙野がオーバーヘッドシュートを放ったが、無情にも右ポストに当たって
外へ転がっていった。もしフィールド内へ跳ね返っていたら、詰めていた佐藤が
難なく残留決定の決勝ゴールを決めていただろう。勝負は本当に紙一重。
結局、広島は最後までゴールを奪えず、0-0で試合終了。

その瞬間、京都の選手はガッツポーズし、お互いに抱き合って喜びを爆発させた。
一方、広島の選手たちはピッチに倒れこんでしばらく立ち上がれなかった。
サポーター席にも涙を流している人が大勢いた。

間の悪いことに、試合後、サンフレッチェのシーズン最終戦セレモニーが行われ、
声出しエリアにはフロントを批判するたくさんの横断幕が掲げられた。
「結果を出さない監督の続投は許さない」「地元から愛される魅力あるクラブに」
しかし、声出しエリア以外のサポーターからは逆に「横断幕を下ろせ」という
反対の声が飛び、ゴール裏の雰囲気は非常に悪かった。

京都サンガFCの選手、関係者、サポーターの皆さん、おめでとうございます!
3度目のJ1昇格、今度こそすぐに落ちないチーム作りをしてください。

そして来年、ヴォルティスはサンフレッチェ広島と対戦することになった。
サンフレッチェとは前身のマツダ時代にJSL2部で対戦したことがあるが、
その後は公式戦での対戦がなく、もっとも長い間対戦していないJクラブだ。
18シーズンぶりの対戦で、このカードの初勝利を挙げたい。

[ J's GOAL ]ゲームサマリー

◎J1・J2入れ替え戦第2戦 2007年12月8日
 (広島広域公園陸上競技場(広島ビッグアーチ))観衆23,162人

サンフレッチェ広島 0(0−0)0 京都サンガFC
           (0−0)

得点:なし
警告:広=盛田(6分)、森崎和(11分)、ウェズレイ(22分)
   京=石井(89分)、平井(89分)

(サンフレッチェ広島)
GK 下田
DF 槙野
   ストヤノフ
   盛田
MF 駒野
   森崎和
   服部(→45分、李漢宰)
   森崎浩
   柏木
FW ウェズレイ(→71分、平繁)
   佐藤

(京都サンガFC)
GK 平井
DF 渡邉
   角田
   森岡
   手島
MF 石井
   斉藤(→56分、アンドレ)
   中谷
FW 中山
   パウリーニョ(→89分、秋田)
   田原(→67分、徳重)


posted by ナカヲ at 19:04| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Soccer 2007-2/2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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