(徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場)観衆3,146人
徳島ヴォルティス 3(0−1)2 ザスパ草津
(3−1)
得点:徳=石田(62分)、鎌田(87分)、小林(89分)
草=佐藤正(35分、56分)
警告:草=小田島(41分)
(徳島ヴォルティス)
GK 島津
DF 谷池
小峯(→57分、冨士)
谷奥
大森
MF 鎌田
石川(→79分、片岡)
岡本
秋葉
FW 石田(→79分、小林)
羽地
(ザスパ草津)
GK 岩丸
DF 小川
小田島
籾谷
MF 小久保
櫻田
後藤
佐藤大(→89分、御給)
佐田
FW 樹森(→72分、樋口)
佐藤正
朝方まで断続的に降り続いていた雨も昼前には上がったが、客足は鈍い。
インフォメーション横には、来年度「CLUB VORTIS」の先行入会受付用の
テントが出ており、入会者には特製ステッカーが配布されていた。
その両脇には、ヴォルティスパークのアトラクションが並び、
前回の京都戦では中止となった新アトラクション「サッカーゲーム」も初登場。
スタジアムに入ると、この試合に向けて作られた、気持ちのこもった横断幕が並ぶ。
バックスタンドには「全力に悔いなし」の横断幕も。
そしてウォームアップ時には、バックスタンドのサポーターたちが
選手に近いゴール裏までチャントを歌いながら行進して来てコールを送る。
確実に気持ちは伝わったはずだ。
また、メインスタンドのホーム側の端には新たなサポーター集団
「AWA EDGE」が初お目見え。立ってコールしているサポーターは10人くらい。
そしてその周りの観客も、座って手拍子を合わせていた。
スタメン発表。噂されていた通り、かなり驚きのスタメンだった。
GKは古田に代わって、Jリーグデビューとなる島津がつとめる。
DFは今シーズンの公式戦では初めて4バックを採用し、谷奥がCBで復帰。
そしてなんと石川がボランチに入り、秋葉はトップ下に近い前目の位置。
岡本は左サイドに回り、MF片岡がベンチスタート。
試合前の整列時に、秋葉のJ1・J2通算300試合出場を祝って花束が贈られた。
そして試合開始。
ヴォルティスは立ち上がりから引き気味のカウンターサッカーを展開。
しかし、中盤が機能していないのでひたすら攻め込まれる苦しい状況だ。
2分、草津はスルーパスからFW樹森がDFラインの裏を取ったが、
右からのシュートは島津の正面へ。
10分にはMF小久保の右からのクロスに佐藤正が頭で合わせたが、右に外れる。
13分にメインスタンド側の副審が負傷し、バックスタンド側の副審が
メイン側に移って、第4の審判がバック側の副審に入るという珍事が発生。
18分、草津はMF櫻田の左CKからDF小田島がヘディングシュートを放つが、
これも左に外れる。
一方のヴォルティスは24分までシュートなし。
お互いにキックミスも多く、JFL時代を思わせるレベルの試合だ。
24分、DF谷池のロングボールにFW羽地が抜け出し、DFをかわして
GK岩丸と一対一の状況を作るが、自らシュートを打たずに、
ゴール正面へ走りこんだMF鎌田へパス。
しかし鎌田がダイレクトで放ったシュートは左に外れた。
さらに25分には、左サイドからの折り返しのボールが流れたところへ
MF石川が走りこみ、ゴール正面からミドルシュートを狙うが、バーの上。
33分、草津DF小川が放り込んだロングボールが流れ、
それをMF佐藤大が拾って、飛び出してきた島津をかわし、
右からフリーでシュートを放つ決定的な場面があったが、
谷池がよく戻ってスライディングでゴール寸前ナイスクリア。
しかし35分、草津はFW佐藤正が自陣やや右からドリブルで敵陣に侵入し、
中央で樹森にパス。樹森がタメを作って前線へ浮き球を放り込むと、
そこへ佐藤正が走りこむ。島津もあわてて飛び出したが間に合わず、
佐藤正のヘディングシュートが無人のゴールへと吸い込まれた。
なかなかチャンスを作れないヴォルティスは、36分に羽地が左から
ミドルシュートを放ったが、枠を外れた。
草津も37分、佐藤正が右サイドで粘った後、
右クロスに樹森が頭で合わせたが、シュートは左に外れた。
39分、ヴォルティスは敵陣やや右寄りの位置でFKをもらい、
これを秋葉がふわりと浮かせてゴール前へ放り込んだが、
そこへ飛び込んだ羽地のヘディングシュートはクロスバーの上。
41分、今度は左寄りからの秋葉のFKにニアのFW石田が頭で合わせるが、
これもゴール左へ外れる。
そのまま前半終了。
システムを変えて確かに失点は減ったが、得点チャンスも減っている気がする。
後半はもっと積極的に行ってほしい。
しかし後半に入ってもヴォルティスの調子は上がらない。
5分、DF籾谷が左サイドをドリブルで上がり、ニアサイドの樹森へパス。
しかし樹森のシュートは島津が跳ね返した。
7分、草津の中途半端なクリアボールを拾った鎌田が、
ペナルティエリアの右外からミドルシュートを放ったが、
ゴール右上隅をかすめて枠の外へ。
10分、オフサイドぎりぎりのところから佐藤正がペナルティエリア右へ
タイミングよく飛び出し、これを止めようとした島津が佐藤正を倒してPKを献上。
11分にこれを佐藤正にゴール右へ決められ、2点のビハインドを負ってしまった。
13分、ヴォルティスはたまりかねて4バックをあきらめ、
DF小峯を下げてMF冨士を投入。冨士が左サイドに入り、
岡本がトップ下、そして秋葉がボランチに戻っていつものシステムに。
15分には浮き球パスを受けたMF後藤が右からダイレクトでシュートを
放ったが、島津がセーブ。
すると17分、冨士の左からのアーリークロスに反応した石田が
DFを振り切ってゴール前へ走りこみ、飛び出した岩丸をかわして
ゴール右隅へJリーグ初ゴールを決めた。これで1点差。
しかし、その後はやや攻めあぐね、残り時間がどんどん少なくなっていく。
29分には左サイドでパスを受けた草津FW樋口がペナルティエリア内まで
ドリブルで持ち込み、シュートを放ったが、島津がナイスセーブ。
さらに小久保の右CKから小田島がフリーでダイビングヘッドを放つが、
これはポストの右へ。
ヴォルティスは32分、冨士が左サイドを駆け上がってグラウンダーの
クロスを入れ、そのクリアボールを拾った岡本がシュート。
しかしDFに当たってしまった。さらにそのクリアボールを石川が拾い、
グラウンダーのミドルシュートを放ったが、大きく左へ外れた。
34分、ヴォルティスは最後の切り札として、MF片岡とFW小林を同時に投入。
これでようやく流れが変わる。
37分、佐藤大の左からのシュートは島津が跳ね返す。
38分、距離のあるFKを小久保が直接狙ったが、これはクロスバーのはるかに上。
そして39分、岩丸がペナルティエリア内でボールを6秒以上保持する反則で
間接FKのチャンスを得る。これを秋葉と羽地が触って片岡がシュートするが、
時間がかかりすぎてDFに跳ね返される。
42分、片岡が右ゴールラインぎりぎりのところから折り返し、
DFのトラップからヴォルティスの選手が4人続けてシュート。
すべてDFに当たって跳ね返されるが、そのこぼれ球を拾ったDF大森が
左からクロスを入れると、ファーサイドの鎌田の頭にどんぴしゃ。
チームJ通算50ゴール目は劇的な同点ゴールとなった。
しかも鎌田はこれがJリーグ初ゴール。
同点に追いつかれた草津も42分、佐藤大がスルーパスで抜け出したが、
島津が見事な飛び出しでシュートをはじき返し、そのこぼれ球を拾った
小久保のループシュートも島津がクロスバーぎりぎりではじき出した。
そしてロスタイム0分、片岡の右CKからのこぼれ球を小林が拾い、
ゴール正面からシュート。これがDFの間を抜けてゴールに突き刺さり、
劇的な逆転ゴールとなった。
ロスタイム2分には、敵陣左コーナー際でボールキープに入った片岡に
草津の小川がラフプレーを働くという残念なシーンもあったが(カードは出ず)、
そのまま試合終了。ヴォルティスが鮮やかな逆転勝ちで連敗をストップした。
4バックの時間帯はいいところなしだったが、
最後は勝利への執念、徳島のプライドを見せてくれたと思う。
スタメンの選手(というよりシステム)が機能しなかったのは采配ミスだが、
交代した選手がことごとく結果を出したのは、見事な采配と言えるだろう。
次は天皇杯の清水エスパルス戦。劇的な逆転勝利の勢いで波乱を起こしたい。
徳島、後半に2点差を逆転 5試合ぶり白星
【J2:第38節】徳島 vs 草津:ハーフタイムコメント
【J2:第38節】徳島 vs 草津:手塚聡監督(草津)記者会見コメント
【J2:第38節】徳島 vs 草津:田中真二監督(徳島)記者会見コメント
【J2:第38節】徳島 vs 草津:試合終了後の各選手コメント
【J2:第38節 徳島 vs 草津 レポート】
徳島、ホームで草津に意地の逆転勝利!連敗を4でストップ




結果が出せてよかったです。
4バックは、VORTISのカラー(?)には馴染まないのかもしれませんね。
私は9時過ぎに現地入り。
→まず久能山で三河のタヌキ閣下を参拝。
→日本平でバモバモ
→ちびまる子ちゃんミュージアム
の予定です。
皆さんバスツアーでしょうか?
・・・家に帰るまでが応援です(ボソ
あのやり方だとバレーみたいな1人だけでもゴールをもぎ取る外人がいないと攻撃のしようがないんじゃないですか?
どうせなら小山・羽地・石田の3トップで4−3−3にして草津の守備陣を掻きまわした方が前衛が楽できたかもしれませんよ。
失点をなくすためには「いかに護るか」ではなく、「いかに相手の攻撃回数を減らすか」が重要だと思います。
最後の方は凄まじい攻勢に出た結果、草津が攻撃もできずにダジダジ(前半のヴォルティスのような状態)になったから逆転できたのだと思います。
あまりに絶望的な内容に、ハーフタイムにはいろいろ考えましたよ。
(選手にかける言葉とか、ブログに書くコメントとか)
とにかく勝ててホッとしました。
>MOKUBAさん
土日ならMOKUBAさんみたいにいろいろ回れたんですが、
平日に挟まれた祝日なので、味気なく新幹線で日帰りです。
まあ、何年かしたら同じカテゴリで対戦することもあるでしょうし、
そのときまで待ちます。
>モキエルさん
同感です。守るっていうのは引きこもることとは違うはず。
中盤を支配して相手の攻め手を奪うのが一番の防衛手段だと思います。
(同時に攻撃にもつながりますし。)